青海波柄の紫苑色に菊や紅葉の小振袖【hou44】

【完全ガイド】青色着物レンタル|初心者向けスタイルと着こなし

はじめに

日本の伝統衣装である着物は繊細な美しさで人気がありますが、中でも訪問着は、年齢の制限がない上に既婚未婚の区別なく着られることから、さまざまなフォーマルな場で重宝されています。この記事では、特に青色の訪問着に焦点を当て、それらがどのようにしてイベントに華を添えるかを探ります。青色の着物は、穏やかな印象と清潔感があることから、多くの方々に愛されています。この記事が、着物の存在をより身近に感じていただけるきっかけになればと思います。

結婚式での青色の訪問着コーディネート

結婚式は、人生で最も記憶に残る瞬間の一つです。その晴れの日に、青色の訪問着を着用して祝意を表現するのは素晴らしいアイデアと言えます。青色には、水色、藍色、紺、浅葱色、瑠璃色などのように、さまざまなバリエーションがあります。ここでは、結婚式のお呼ばれに青色の訪問着選ぶ際のポイントと、それに合わせるアクセサリーの選び方について解説します。

結婚式で映える青色の訪問着の選び方

結婚式にゲストとして参列する際に青色の訪問着を選ぶ時のいくつかのポイントをお伝えします。

  • 色の濃淡の選択:濃い青色は冷たさを感じさせることがあるため、色合いによっては結婚式には向かない場合もあるので注意が必要です。水色系の淡い青色であれば、明るい色の柄が映え、結婚式にふさわしい華やかさが表現できます。
  • 柄とその配置:小さな花柄や文様が施された青色の訪問着は、上品で洗練された印象を与えます。柄がある場合は、その配色や配置、柄の大きさなどが式の雰囲気に調和するものを選ぶと良いでしょう。
  • 季節感の表現:着用する季節に合わせた花柄を選ぶことで、季節感を表現することができます。吉祥文様など、四季を通して使用できる柄も活用しましょう。

青色の訪問着を選ぶ際にこれらのポイントを考慮すると、結婚式での装いがさらに美しく映えることでしょう。

青色の訪問着に合う和装小物の選び方

青色の訪問着にぴったりの和装小物を選ぶことで、全体のコーディネートを完成させることができます。和装小物を選ぶコツは、以下のようになります。

  • 帯のスタイル:訪問着に合わせる帯は「袋帯」、結び方は「二重太鼓」が一般的です。金や銀の装飾が施された豪華な帯が結婚式には定番です。
  • 草履・バッグ:結婚式では、礼装用の草履やバッグを使用します。礼装用の草履はかかとが高いのが特徴で、色は金、銀、白の中から一つを選びます。バッグは草履と合わせたデザインのものが、セットで用意されていることが多いです。
  • 扇子(末広):和装のアクセサリーとして欠かせないのが扇子です。結婚式では「末広(すえひろ)」と呼ばれる祝儀扇を、自分から見て左側の帯と帯揚げの間に差します。儀礼的なものなので、開いてあおぐのはNGとされています。

和装小物を選ぶ際には、全体のバランスを見ながら自分自身のスタイルに合ったアイテムを選ぶことで、結婚式の日を美しく彩りましょう。

入学式・卒業式での紺色の訪問着スタイル

入学式卒業式は、お子さまが人生の新たなステージへと踏み出す記念すべき日です。お子さまの付き添いの際には紺色の訪問着が、深みのある色合いで学校行事の厳かな雰囲気にぴったりです。ここでは、紺色の訪問着式典に参列するための着こなしのポイントおすすめの小物使いをご紹介します。

学校行事にふさわしい紺色の訪問着のポイント

入学式や卒業式などの学校行事に紺色の訪問着を選ぶ際のポイントを、以下に挙げます。

  • 色の深みに注目:紺色は多様なシーンに適応できる色ですが、特にフォーマルな場では濃い紺が好まれます。紺の地色に合わせて柄の色合いや大きさなどを選ぶことで、式典にふさわしい華やかさを出すことができます。
  • 柄の選び方を楽しむ:紺色の地に桜や梅などの花柄や伝統的な文様が施された訪問着は、春の卒業式や入学式にぴったりです。柄の選び方によって、着る人の個性やスタイルを表現することができます。

これらのポイントを心に留めて選ぶことで、紺色の訪問着はより式典にふさわしいものにすることができます。

紺色の訪問着におすすめの小物使い

紺色の訪問着をさらに引き立てるための小物選びには、次のような方法があります。

  • 帯でアクセントを:帯は着物の印象を大きく変えるアイテムです。入学式や卒業式に着る紺色の訪問着には、金や銀の装飾が控えめな袋帯を合わせ、上品な華やかさを目指すのがよいでしょう。帯の結び方は二重太鼓にして、格調高い装いを完成させます。
  • バッグと草履で統一感を出す:バッグや草履は、帯と同じ色でそろえると整った印象になりますが、遊び心を加えたい時は色を変えてみるのも一つの方法です。

小物一つ一つを慎重に選ぶことで、紺色の訪問着がより美しく映えることでしょう。

「ゆめや」がご用意した青色の着物訪問着としても着ていただける深みのある紫苑色に、波、菊、紅葉などが描かれたアンティーク小振袖です。何十回も染めたであろう紫苑と、手刺繍や金駒刺繍の絵柄が美しい着物です。雪輪に蝶の一つ紋付き小振袖です。

七五三での青緑の訪問着の着こなし

七五三は、家族で神社詣をしてお子さまの健やかな成長を祝う日本の伝統行事です。この晴れの日にお母さまが着る訪問着は、主役であるお子さまより控えめな色柄のものにし、お子さまの祝着を引き立てるのが望ましいです。例えばお子さまが赤やピンク系の祝い着を着れば、お母さまの青緑の訪問着は、神社を背景にした家族の記念写真でもひときわ美しさを際立たせることでしょう。ここでは、七五三にぴったりな青緑色の訪問着の選び方と、それを引き立てる装飾のアイデアをご紹介します。

七五三におすすめの青緑色の訪問着

七五三でお母さまが着る訪問着に青緑色を選ぶ際は、以下のポイントを考慮するといいでしょう。

  • 色の鮮やかさを楽しむ:七五三の訪問着は、明るい色調の青緑を選ぶことで、落ち着いた雰囲気の中にも華やかさを出すことができます。お子さまが着る着物の色や柄とのバランスを考えて、親子でコーディネートするのがおすすめです。
  • おめでたい柄を選ぶ:七五三は11月15日前後に行われることが多いですが、訪問着の柄は、松竹梅のように縁起を担いだ吉祥文様や、四季を問わずに着ることができる花柄のものなどが適しています。

和装小物による装飾とコーディネート

青緑の訪問着をさらに美しく見せるためには、次のような和装小物による装飾やコーディネートがおすすめです。

  • 帯で表現を加える:華やかな帯は、訪問着の印象を大きく左右します。青緑の訪問着には、金や銀の織り込みが施された帯や、縁起の良い柄が描かれた帯が、より祝祭感を高めてくれるでしょう。
  • 小物でアクセントを:草履やバッグを帯と同じ色で統一することが多いですが、場合によってはアクセントとして異なる色を取り入れることも。また、シンプルで上品なアクセサリーを選ぶことで、全体のバランスを保ちながらも、特別感を演出することができます。

これらの小物装飾を選ぶ際には、全体の調和を考えながら、親子での写真映えも考慮して、美しくバランスの取れたスタイルを目指すようにします。

お茶会での水色の訪問着

お茶会は、日本の伝統的な侘び寂びの文化を味わう場であり、そこでの装いも場の雰囲気を壊さない色柄を選ぶ必要があります。お茶会で訪問着を着るのは、初釜などの格式の高い席に限ります。カジュアルなお茶会では、訪問着が向かないこともあるので注意しましょう。水色の訪問着は、その柔らかく穏やかな色合いでお茶会の落ち着いた空間にぴったりです。ここでは、お茶会にふさわしい水色の訪問着の選び方と、それに合わせる小物について詳しく解説します。

お茶会で映える水色の訪問着の選び方

水色の訪問着お茶会で着用する際には、以下の点に気を付けるようにします。

  • 色調の選定:水色の持つ知的で穏やかな雰囲気は、格式の高いお茶会に着て行く訪問着の色合いに向いています。特に淡い水色のものが、季節の花柄や縁起物の吉祥柄をよく映えさせてくれるはずです。
  • 柄とデザイン:水色の地に季節の花や自然の文様を施すことで、洗練された印象を与えることができます。桜や梅、竹などの自然の要素を取り入れたデザインは、季節感を演出しつつ上品さを醸し出します。吉祥柄が織り込まれた袋帯を合わせると、初釜にふさわしい華やかさを出すこともできます。
  • 素材と仕立て方:お茶会は季節感を大事にするので、着物の柄だけでなく素材や仕立て方も季節にふさわしいものを選ぶ必要があります。例えば初釜では正絹の袷の訪問着を着用しますが、6月と10月の茶会は単衣の訪問着や色無地など、夏の茶会は薄物の紬や小紋などを、茶会の格式を考慮しながら選びます。

これらのポイントに注意すれば、お茶会のマナーを守りながら水色の訪問着をすてきに着ることができます。

お茶会での和装小物の選び方

水色の訪問着お茶会でより引き立てるために、和装小物の選び方にはこだわりましょう。

  • :どんな帯を合わせるかで、訪問着の印象も決定されます。お茶会では控えめながらも品のある色柄の袋帯を選びます。柄は、季節に合った花柄か、四季を通じて使える吉祥柄を選びます。
  • 帯揚げと帯締め:帯揚げは帯の上部に着ける布で、色と柄、素材などによって、帯と着物を調和させたり、引き立てたりする装飾的な役割があります。帯締めは帯を固定するための紐で、帯の上から締めます。さまざまな素材やデザインのものがあるので、訪問着と帯に合わせて派手にならないように慎重に選びましょう。
  • バッグと草履:バッグや草履は、訪問着には礼装用のものを選びます。色柄が同じなものをセットで用いることが多いです。

アクセサリーは、茶器や道具類を傷つける恐れがあるため、お茶会では付けないのがマナーになっています。時計や指輪、ピアスなどは、お茶会が始まる前に外しておくといいでしょう。

これらの小物を選ぶ際には、全体のバランスを見ながら、お茶会の雰囲気に合うアイテムを選ぶことで、水色の訪問着の魅力を最大限に引き出すことができます。

「ゆめや」が提供する青色の着物、唐草紋様が織り出された青い地に、「花くす玉」が描かれた、大正時代から昭和にかけての、贅を尽くしたアンティーク小振袖です。NHK朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」でも使用されました。くす玉にはおめでたい花々が描かれ、牡丹の花芯には丁寧な刺繍も施されています。帯は、白地に花丸紋と宝尽くしの袋帯を結びました。

パーティーでのターコイズの訪問着

パーティーやお祝いの席では、華やかで目を引く着物を選ぶことが多いですが、ターコイズ色の訪問着はその独特の鮮やかな色合いで、他のゲストと差をつけることができます。ここでは、パーティーにふさわしいターコイズの訪問着の選び方と、それに合わせるアクセサリーについて詳しく解説します。

パーティーで注目されるターコイズ色の選び方

ターコイズは緑がかった青色のことで、この色の訪問着を選ぶ際は、以下のようなポイントを考慮すると良いでしょう。

  • 色のバリエーションを理解する:ターコイズには、明るい水色から深い青緑まで、さまざまな色合いがあります。パーティーの場の雰囲気や季節に応じて、最も適した色を選ぶことが大切です。
  • 柄やデザインを選ぶ:ターコイズの地色に映える季節の花柄や幾何学的なデザインが入った訪問着は、華やかなパーティーにふさわしい一着となります。
  • 生地の質感を考慮する:シルクや縮緬など、光沢のある生地は光を受けて美しく輝き、パーティーにふさわしい雰囲気を醸し出します。

これらのポイントを意識することで、パーティーで一際目立つターコイズの訪問着を選ぶことができるでしょう。

ターコイズの訪問着に合わせるアクセサリー

ターコイズの訪問着に合わせるアクセサリー選びは、全体の印象を左右する重要な要素です:

  • 帯と帯締めの選択:ターコイズの訪問着には、シンプルでエレガントな金やシルバーの帯がよく合います。帯締めには色のアクセントを加えると、洗練された印象になります。
  • バッグと草履:金銀を基調としたバッグと草履を選ぶとターコイズに調和します。また、小ぶりのクラッチバッグを選ぶと、よりフォーマルな印象にすることができます。

これらのアクセサリーを選ぶことで、ターコイズの訪問着をさらに美しくエレガントに着こなすことができます。

着物のレンタルの完全ガイド

着物を着用する機会は冠婚葬祭の日に限られる、という方が多いことと思います。そんな方が着物を着用するためには、着物のレンタルサービスが非常に便利です。ここでは、初めて着物をレンタルする方向けに、着物の選び方のポイントレンタル時の注意点について詳しく解説します。

初心者向け着物のレンタルの手順とポイント

着物をレンタルする際には、以下の手順とポイントを押さえておくとスムーズにいきます。

  • 目的に合った着物を選ぶ:結婚式、卒業式、お茶会など、着る場面の格式とどういう立場で出席するかによって、着るべき着物の種類が違ってきます。例えば結婚式のお呼ばれなどのフォーマルな場では、友人として出席する場合は独身の女性なら振袖が、それ以外の方は訪問着や色無地が適しています。また親族として出席する場合は、色留袖が主催者側の一人としてふさわしい装いになります。
  • サイズが合う着物を選ぶ:身長や体型に合った着物を選ぶことが大切です。着物はサイズが合わないと見た目にも着心地にも影響しますので、サイズを正確に測り、合う着物を選ぶことが大切です。
  • 和装小物も一緒にレンタルする:レンタル店では、帯、帯揚げ、帯締め、草履、バッグなどの和装小物も一緒にレンタルできるプランを用意している場合が多いです。フルセットでレンタルすることで、統一感のある装いに仕上げることができます。
  • レンタル期間と料金を確認する:レンタル期間や料金は店舗によって異なります。イベントの日程に対して余裕を持って予約し、返却日などの条件も事前に確認しておくと安心です。

これらのポイントを踏まえることで、スムーズに着物をレンタルすることができます。

レンタル時に確認すべき注意点

着物をレンタルする際には、以下の事項を確認しておくことが大切です。

  • キャンセルポリシー:万が一の事態に備え、キャンセルポリシーを事前に確認しておきましょう。キャンセル料が発生する期間や条件を把握しておくことで、トラブルを避けられます。
  • 損害賠償の条件:着物や小物に何らかの損害を与えてしまった場合の賠償責任についても理解しておく必要があります。保証制度があるかどうかも確認しましょう。
  • 着付けサービスと返却方法:着付けサービスが付いているかどうか、また返却方法についても確認しておくと良いでしょう。

これらを事前にチェックすることで、着物をレンタルする時の不安を減らし、楽しい一日を過ごすことができます。

まとめ

この記事では、さまざまな青色の訪問着の選び方やコーディネート方法、また結婚式、入学式、七五三、お茶会、パーティーといった多様な場面での着こなし方について解説しました。青色の着物を選ぶ際には、イベントの格式自分がどういう立場で参列するかを考慮して選ぶ必要があります。レンタルサービスを利用すれば、誰でも手軽に着物を着用することができますので、ぜひ青色の訪問着を着てみてください。

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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