和装花嫁衣裳選びのコツ・第3回 和装か洋装か?

和装花嫁衣裳選びのコツ・第3回 和装か洋装か?

和装に洋髪をご希望であれば、黒引き振袖がぴったりですね。結婚式で、色引き振袖に洋髪では、ちょっとカジュアル過ぎるかもしれません。披露宴でしたら大丈夫だと思いますが、実際に色引き振袖に洋髪で、神社で結婚式を挙げられるカップルもいらっしゃいますからね。禁止ということはないのでしょうが。洋髪にこだわるのであれば、できることなら、結婚式では黒色が多めのきものを選んで、髪飾りで工夫して花嫁らしい装いに仕上げてもらってください。

ただ、和装に洋髪ももちろんですが、教会で和装など、思い切ったことを計画されている場合は、事前にご親族と話し合われてくださいね。

3.フォトウエディング

「結婚式や披露宴はしないけど、思い出は残したい。親にも安心してほしい。いずれ子どもにも見せたい。」

そんな願いを叶えるウエディングスタイルです。神社や教会、レストラン、公園などで、きちんと衣裳を着て写真を撮ってもらいます。前撮りの豪華版ですね。しっかりとしたアルバムに納め、まるで結婚式・披露宴をおこなったかのような思い出が残ります。

陽の光を浴びながら、和装で思い出の街を歩く姿を撮ってもらうのも良いですね。結婚式 ・披露宴では撮ることができない構図や表情の写真を残すのも贅沢で幸せなことです。

結婚式・披露宴よりもたくさんの衣裳を着ることができたり、素敵な場所で写真を撮ることができたりなどメリットも多いということで、近年人気が出ているスタイルです。時間的・金銭的に余裕のある方は、両方なさるのだとか。

結婚式や披露宴を挙げない理由はさまざまでしょうが、記念として形に残したいですよね。フォトウエデォングの費用の相場は15~20万円のところが多いようです。

4.日本髪も進化しています

和装をためらう理由のひとつに、「かつらは重い、痛い」ということがあるのではないでしょうか。この点は、技術の進歩により、ずいぶん軽く、痛くないように改良されていますからご安心ください。

「かつらは取ってつけたような、浮いたような印象になるのではないか」

これも心配ですね。メイクさんの技術で、まるで地毛のように見せることはできますが、やはり地毛の自然さには敵わないかもしれません。

「地毛で文金高島田が結えるの?」

そう、結えるのです。伝統の技術は今でも受け継がれているのですね。気になる髪の長さですが、いちばん短い場合には、前髪が鼻の下、横から後ろ髪が背中の肩甲骨の下あたりであれば、結うことが可能です。いちばん理想の長さは、前髪も後ろ髪も同じ長さで、あばら骨より下あたりですね。腰まで届くほど長くなると、かえって長すぎて、少し切ることを提案される場合もあるということです。ショートカットからは2年、ボブカットからは1年で、必要な長さに届きます。地毛で文金高島田も夢ではありませんよ。

和装から洋装へのお色直しでは、文金高島田から洋髪へチェンジすることになります。文金高島田などの日本髪は、もとは「びんづけ油」という油を使って結っていました。今でもお相撲さんはこの油を使っています。

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