漆黒の夜に花々の間を舞う蝶の七歳祝着【kod33】

【2024年最新】必見! 安心の七五三レンタル:女の子用着物ガイド

はじめに

七五三は、お子さまの成長を祝う大切な日です。女の子にとって、その日は人生で初めての晴れ舞台とも言えるでしょう。そんな特別な日にふさわしい着物を選ぶことは、親御さんにとっても喜びであり、一大イベントです。しかし、着物や和装に詳しくない方にとっては、どのように準備を進めれば良いのか、何を基準に選べば良いのか、非常に悩ましいところです。

本記事では、女の子の七五三レンタルに関する疑問を解消し、お子さまにとっても親御さんにとっても満足のいく七五三を迎えるためのポイントをご紹介します。レンタルの流れや選び方、着付けの方法など、初心者でもわかりやすいように解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

七五三レンタルのメリットと店舗選び

七五三は、お子さまの健やかな成長を祝う重要な節目であり、多くの親御さんがこの特別な日に最適な衣装を選びたいと考えています。ここでは、七五三レンタルの選び方とそのメリットについてご紹介します。

なぜレンタルが今、選ばれるのか

七五三の着物を用意するとなると、多くの方はまず購入することを考える事でしょう。しかし、七五三の衣装の金額や着用機会を考えると、悩ましくなるものです。3歳の女の子が着る三つ身を購入したとして、7歳の時に着られるかと言えば無理です。結局、7歳の時には四つ身を買わなければいけません。そう考えたときに有効なのが着物レンタルです。レンタルのメリットは以下の通りです。

コストパフォーマンスの高さ
購入に比べて費用を大幅に抑えることができます。特に着用機会が限られる七五三の着物において、コストパフォーマンスの良さは大きなメリットと言えるでしょう。

多様な選択肢
年齢ごとに様々なデザイン、色、柄からお子さまにぴったりの一着を選べる豊富なオプションがあります。近年は店舗に行かなくても、自宅でじっくり選べるオンラインレンタルもあり便利です。

メンテナンスフリー
着物は湿気に弱く、虫食いにもあいやすいため取り扱いが難しい衣装ですが、レンタルなら使用後は返却するだけで済むので、クリーニングや保管の心配が不要です。着物のクリーニングは専門の業者でないとできないため、一回当たり数万円かかるのが常ですが、その代金がかからないのは助かりますね。

プロの着付けサービス
多くの着物レンタルサービスにはプロの着付け師による着付けサービスが付帯します。和装に慣れていない方でも、専門のスタッフにより安心して当日を迎えられます。

レンタルの流れと店舗選び

着物レンタルの流れは、実はシンプルですが、初めては何事も不安ですよね。まずは以下に簡単な流れを説明します。

  • 店舗の選定:まずは着物レンタルを行っている店舗を調べましょう。
  • 着物の選定:店舗が決まったら、着物を決めます。実店舗の場合は、店舗を訪れて決めていきます。可能な限り、試着をしましょう。オンラインの場合は写真を確認して決めていきます。試着が可能なサイトの場合は、最大限利用しましょう。
  • 予約:着物が決まったら予約をとります。ヘアメイクも予定している場合は、合わせて予約しましょう。
  • 七五三の当日:着付け、ヘアメイクを行い当日を楽しみましょう。
  • 返却:所定の方法で返却を行います。汚れや破損がある場合は、事前にレンタル店へ相談しましょう。

予約と店舗選びには、いくつかのコツがあります。

店舗選びのポイント
信頼と実績のあるショップを選ぶことが重要です。口コミなどを見ながら決めると良いです。

予約のコツ
希望の着物がある場合は、可能な限り早く予約しましょう。人気のアイテムはすぐに埋まってしまうことがあります。

試着と選択
サイズが合うか、またデザインがお子さまに似合うかを確認できる試着は大切です。特に、身長と裄丈に注目すると良いでしょう。

着用日と返却
着用日には余裕をもって着物を受け取り、イベント後は指定の期日までに返却します。返却方法については、レンタル契約時に確認しておくと良いでしょう。

レンタルを上手に活用し、お子さまの七五三をより華やかに、そして経済的に彩りましょう。

漆黒の夜に花々の間を舞う蝶の七歳祝着【kod33】
手描き友禅のアンティーク小紋から仕立てた、7歳用の祝着です。錦紗縮緬(きんしゃちりめん)地に、腕の確かな職人が手描き友禅で、蝶々、菊、藤の花を描いています。裏地に鹿の子模様の赤をあしらい、帯も同じ小紋の生地から仕立てています。暖色系の着物が多いなか、「玄人好み」の雰囲気ですね。七五三のお祝いだけではなく、十三参りにもおすすめの、艶やかなアンティーク祝着です。

おしゃれママ必見!3歳の女の子の着物選び

お子さまの成長はあっという間です。特に、3歳の女の子の成長は目を見張るものがあります。3歳の七五三は、お子さまを一段と輝かせる着物を選びたいものです。しかし、着物選びにはどんな点を考慮すればよいのでしょうか。ここでは、流行に左右されない着物スタイルと、色や柄の選び方に焦点を当ててご紹介します。

3歳の女の子にばっちりな着物スタイル

七五三で3歳の女の子に選ばれる着物は、トレンドを押さえつつも、時代を超えて愛されるデザインを選ぶことが重要です。この歳の女の子の衣装は、三つ身が一般的です。三つ身とは4歳位までの子供が着用する伝統的な着物です。小柄なお子さまの場合、お宮参りで利用した一つ身をお直しして3歳の七五三で利用する場合もありますが、多くは三つ身を着用します。デザイン的にもその歳に適したサイズ感となっているためです。しかし、その分着用期間が短い着物ではあります。

また、三つ身には被布と呼ばれるベストのような着物を合わせることも多いです。これもこの歳ならではの着姿ではあります。ただ、あくまで被布を合わせるかどうかは好みであり、レンタルする場合も被布はオプションであることも多いので、着せるかどうかは好みで選んでよいでしょう。

色と柄の選び方でお子さまを一段と可愛く

着物を選ぶ際に最も重要なのが、色と柄の選び方です。3歳の女の子の着物には、明るく華やかな色が好まれます。特に、赤やピンクはお子さまの健やかな成長を願う色として、多くの方に選ばれています。また、白地に細やかな花柄が施された着物も、清楚で上品な印象を与え、七五三の写真映えする選択肢として人気です。

柄に関しては、菊や桜などの花柄が定番ですが、最近では、鶴や亀など吉祥の意味を持つ動物をモチーフにしたデザインも人気。これらの柄は、お子さまの健康や長寿を願う親の気持ちを表現しています。さらに、シンプルな無地や、水色、紫、グレーといった穏やかな色味の着物も、ナチュラルな可愛らしさを演出してくれます。

一味違う7歳の女の子の着物選び

7歳の女の子にとって七五三は、その人生で初めて本格的な着物を着る機会でもあります。ここでは、着物の特徴と選び方に関して見ていきたいと思います。

7歳に最適な着物選び

7歳の着物として着用される着物は、3歳とは違い帯で着付ける本格的な着物となります。身長の4倍の長さの布で作られることから四つ身と呼ばれるこの着物は、子どもから大人への通過儀礼です。

近年は気軽に着付けができるように、作り帯という帯を結ぶ必要がない製品もあります。しかし、本来は7歳に行われる儀式は「帯解の儀」と呼ばれるように、大人と同様に帯を使って着付けることに意味があります。子どもの着物は、着物自体に紐を付けておき、その紐で着付けを行うことで着付けを簡単にしています。ですから、可能であれば、本物の帯で着付ける機会にしてあげることが、本来かなとは思います。

色や柄で選ぶ四つ身

三つ身同様、伝統的な色として好まれるのは赤や白、黒といった色です。古くから、色自体にも意味が込められており、赤は新たな始まりを祝う意味の他に魔除けの意味が込められています。白は純粋と言った意味の他にも、神聖性の意味も込められています。黒は高貴な色として古くから親しまれてきた色です。このように、上記の3色は格の高い色であり、厳格な神社で行う場合には最適です。

柄に関しても格はあり、先述の古典的な吉祥柄は洋花やモダンな柄に比べて、格が高いとされます。古典柄には一つ一つに意味が込められており、例えば、雪の結晶をデザイン化した有職文様の雪輪は豊作を意味すると言われます。このように、着物の色や柄に込められた意味にも注目すると、より日本の歴史を体感できることでしょう。

アンティーク着物で魅せる七五三

七五三でアンティーク着物を選ぶことは、お子さまにとっても親御さんにとっても忘れがたい記念になります。アンティーク着物は、その独特の風合いと歴史的価値で、七五三を一層特別なものにします。ここでは、アンティーク着物の個性と魅力、そして選び方について探求していきましょう。

アンティーク着物の個性と魅力

アンティーク着物は、100年以上も前に織られ、染められた着物で、それぞれが時代の息吹を感じさせる独自の魅力を持っています。アンティークの中には、手仕事による繊細な刺繍や染めが施されたものも多く、現代の技術では再現しにくい独特の美しさがあります。また、アンティーク着物は一点ものが多いため、他とは違う特別な装いを楽しむことができます。

アンティーク着物を七五三で選ぶメリットは、その歴史的価値や美しさだけではありません。古き良き時代の技術やセンスが息づくこれらの着物は、お子さまにとっても大切な日の記憶に深く刻まれるのです。さらに、アンティーク着物を着用することで、日本の伝統や文化をお子さまに伝える素晴らしい機会にもなります。

選び方で見せるアンティークの着こなし

アンティーク着物を選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえておくと良いでしょう。まず、お子さまの年齢や身長、そして七五三の式典に合わせて、着物のサイズやデザインを選ぶことが大切です。アンティーク着物はサイズの選択肢が限られている場合があるため、早めに探し始めることが重要です。

次に、アンティーク着物を着る際は、適切な小物を選びましょう。帯や髪飾り、足袋などの小物を選ぶ際にも、着物の年代やスタイルに合わせて慎重に選ぶことが重要です。一方で、アンティーク着物と現代の小物を上手く組み合わせることで、伝統的でありながらも新鮮な印象の着こなしが可能になります。

アンティーク着物で七五三を迎えることは、お子さまにとっても親御さんにとっても、忘れられない思い出を作る絶好の機会です。

サーモンピンクに扇・菊・牡丹の三歳祝着【kod108】
牡丹、七宝、雲取りなど、たくさんの絵柄が織り出されたサーモンピンクの正絹地に、扇と菊や牡丹の花が手描きされた、3歳用の祝い着です。肩上げ、腰上げをして、可愛らしく着ていただけます。お宮参りの掛け着物としてもお召しいただけます。

安心・便利なフルセットレンタル

七五三の準備は大変なものです。ですが、着物から小物まで、必要なものが一式揃っているフルセットレンタルを上手く活用することで、準備の問題を解決できるかもしれません。ここではフルセットレンタルについて解説していきます。

フルセットレンタルの内容

フルセットレンタルの基本的な内容には、着物本体のほかに、三つ身の場合でプランによっては被布、四つ身は標準セットとして帯、しごき、他に長襦袢、肌着、腰紐、足袋、草履、巾着、髪飾りなどが含まれます。このように、七五三の日に必要なものが全て揃うため、特に着物に詳しくない方や、時間に余裕がない方にとっては非常に便利です。

また、店舗によっては、提携している美容院でのヘアメイクサービスや写真館等での撮影サービスが付帯している場合もあります。本来はヘアメイクも数千円位かかりますし、撮影もカット数によって1万円以上することもありますから、それがレンタル代金に含まれていればお得ですよね。こういったサービスの有無も見比べながら選ぶとより良いプランが見つけられるでしょう。

小物選びでグレードアップするコツ

フルセットレンタルは基本の着物と帯、小物のセットです。これだけでも十分かわいい着姿に仕上がりますが、オプションを活用することで華やかさが格段に上がります。

  • 帯のグレードを上げる:オプションで帯の質を上げるだけで、着物の全体の印象は変わります。
  • 巾着や草履のグレードを上げる:草履や巾着のグレードを上げるだけでも、コーディネートの質は向上します。
  • 髪飾りのグレードを上げる:顔に近いアイテムですので、顔の雰囲気に大きく影響します。

ただ、あくまでオプションを利用する場合は追加料金がかかることが多いので、予算を決めて利用することが大切です。

七五三写真撮影のための準備とコツ

七五三は、プロのカメラマンによる写真撮影を行う家庭も多いでしょう。ここでは、撮影に家族での和装のすすめと、撮影日の流れ及び準備について詳しく見ていきましょう。

家族で和装姿の七五三撮影のすすめ

七五三は家族写真の機会でもあります。この日に、伝統的な和服姿で揃えるのも素敵なことです。

お父さま:お子さまが主役の七五三では、儀式ではあるため改まった衣装ではあるべきものの、格の高すぎる着物は避ける必要があります。略礼装である、外出着くらいが最適です。外出着とは、江戸小紋などの長着に羽織を纏ったスタイルを指します。

お母さま:お父さま同様に、準礼装から略礼装くらいが丁度良いでしょう。訪問着や附下あたりで、あまり派手じゃない色柄を選ぶと上品な印象になります。

お子さまのコーディネートと合わせて、レンタル店など着物のプロに相談して決めると間違いのない家族写真になることでしょう。

撮影日の流れと準備

撮影日がスムーズに進むように、以下の点を事前に準備しておきましょう。

  • タイムスケジュールの確認:撮影場所への移動時間を含め、当日のスケジュールをしっかりと計画しましょう。特に、着付けには予想以上に時間がかかることがあるので、余裕をもって準備を始めることが大切です。
  • 必要な持ち物の準備:撮影時に必要な小物や、着替え、飲み物などを前日までに準備しておきましょう。小さなお子さまはすぐに飽きてしまうので、お気に入りのおもちゃを持参すると良いでしょう。
  • お子さまのコンディション管理:撮影当日は、お子さまが最高の笑顔を見せられるように、前日の睡眠をしっかりと取らせるなど、体調管理に気を配りましょう。

撮影では、自然な表情を引き出すことが何よりも大切です。カメラマンと事前に話し合い、お子さまがリラックスできるような環境作りに努めましょう。また、お子さまが楽しんで撮影に参加できるよう、撮影をゲーム感覚で楽しむことも一つのコツです。

まとめ

七五三は、お子さまの成長を祝う重要な行事です。この特別な日には、適切な着物の選び方、撮影のための準備、そして当日をスムーズに過ごすためのコツが欠かせません。レンタルサービスを活用することで、準備の手間を減らし、着物選びの幅も広がります。また、写真撮影では、お子さまが自然体でいられるような環境作りが大切です。このガイドが、七五三をより豊かで思い出深いものにするお手伝いとなれば幸いです。

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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