黒留袖イメージ

【婚礼】結婚式に参列する母親必見! 黒留袖と着物レンタルの活用法

はじめに

結婚式に参列する母親の役割とは

結婚式は、新郎新婦の大切な一日となることは言うまでもありません。しかし、それだけでなく、親族や友人たちにとっても、心に残るシーンが多いものです。特に、母親にとってはお子さまの成長や新しい門出を祝う大事な日となります。そのため、母親として結婚式に参加する際、どのような役割を担うのか、またその役割にふさわしい服装は何か、詳しく知っておくと安心ですね。

母親は、結婚式の中で重要な役割を持っています。新郎新婦のサポートをしつつ、他の親族やゲストとのコミュニケーションも大切にする必要があります。その役割を果たす上で、和装や洋装、選ぶ衣装や小物には気を使いたいもの。きっと、多くの方が「どんな着物を選べばいいのかな?」と考えることでしょう。

結婚式での母親の服装の重要性

結婚式の服装は、ただの装いではありません。参列者の気持ちやその場の雰囲気、そして何よりも新郎新婦への気配りが表れるものです。特に母親としての立場であれば、その選び方はさらに大切です。

  • 華やかさを持つ衣装
    結婚式は華やかな場です。そこにふさわしい、花や鳳凰、鶴など縁起のいい柄の黒留袖を選ぶと、場の雰囲気に合った装いとなります。
  • ふさわしい価格の衣装
    高級なものからリーズナブルなものまで、さまざまな価格帯のレンタル衣装が存在します。予算に合わせて、最も好みのものを選んでください。
  • サイズ感の確認
    着物は、サイズや身長によって選び方が異なります。特に、40代、50代、60代と年齢を重ねるごとに体型が変わることも。試着の際には、自身のサイズに合ったものを選ぶことが大切です。
  • 必要な小物の確認
    着物だけではなく、足袋や草履、帯や末広など、和装の際の小物も忘れずに準備しましょう。

結婚式に参加する母親として、自身の立場や役割を理解し、その上で適切な服装を選ぶことが求められます。今回の情報を参考に、一生の思い出となる結婚式にふさわしい服装選びをしていただければ幸いです。

このように、結婚式に参列する母親の服装選びは、単に見た目の美しさだけでなく、その場の雰囲気や参列者の気持ち、相手方への礼節が必要となります。そして何よりも新郎新婦への気配りとお祝いの心を大切にしなければなりません。

アンティークきものレンタルゆめやでは、振袖は大正から昭和に作られたアンティークを中心に多彩な黒留袖をご用意しています。着物の仕入れからお直しまで、すべて当店のスタッフが手掛けて「本物の着物の素晴らしさ」をリーズナブルな価格でお届けします。帯や草履、バッグといった小物類もこだわりの逸品を取り揃え、フルセットでレンタルしていただけます。

結婚式での母親の立場とは

結婚式は新郎新婦が主役の日ではありますが、その背後には支える家族の存在があります。特に母親はその中心的な存在として、多くの役割を担う存在です。母親の役割をしっかりと果たすためにも、きちんとした衣装選びや、コーディネートを心がけましょう。

新婦の母と新郎の母の違い

新婦の母親と新郎の母親、この二人の存在は結婚式で非常に重要です。では、その違いとは何でしょうか。

衣装の選び方

新婦の母親は、黒留袖を選びます。華やかな刺繍や金彩が施された高級なものを選ぶのが一般的です。新郎の母親も、黒留袖で出席する人が多数派でしょう。大切なことは、「両家で衣装の格を揃える」こと。両家の衣装を同格にする必要があります。例えば新婦の母が黒留袖という第一礼装を纏っているときに、新郎側の母が訪問着や色留袖を着ていると、格の差が生じます。

結婚式の場で格の違いがあると、相手方に対して礼を失する、失礼にあたる行為となるのです。その点、第一礼装である「黒留袖で出席」と両家で納得していれば、問題なく当日を迎えられます。

役割の違い

新婦の母親は、結婚式の主要な準備や進行、ゲストとのコミュニケーションなど、多くの役割を担います。新郎の母親は、新婦の家族と協力し、新郎側のゲストとのコミュニケーションや式の流れをサポートします。

親族・姉妹・祖母などの女性親族のコーディネート

結婚式では、姉妹、祖母など女性親族の服装にも気を配りたいものです。姉妹の振袖を準備したり、祖母の留袖を確認したり、といった作業も母親の重要な役割となるでしょう。

姉妹の振袖
姉妹や従姉妹がいる場合、振袖を着る女性が多いです。振袖を着た若い女性は、式場の花。長時間の着物でも快適に過ごせるよう、気を配ってあげてください。

祖母のコーディネート
祖母は、高級な正絹の着物や古典的な柄の黒留袖を選ぶことが多いです。年齢や立場を考慮し、その他の女性親族よりも格の高い装いで出席します。孫をお祝いしたい、というおばあ様のお気持ちを大切にしてあげましょう。

女性親族のコーディネートのポイント

  • 母親、伯母、叔母は黒留袖、その他の女性親族は色留袖、訪問着、色無地を選び、立場や役割の違いを明確にします。
  • 華やかな柄や古典的な柄、モダンな柄など、多様な中から選び、全体のバランスを考慮します。親族間で統一感を出したいときは、挙式の季節に合わせた色柄を選ぶとよいでしょう。

上段左より黒留袖・色留袖、下段左より訪問着・色無地です。ゆめやでは黒留袖のほかに、格式やシーンに合わせてお召しいただける着物を取り揃えています。着物選びに迷った場合は、熟練のスタッフがふさわしい装いをご提案いたします。まずは店舗にお越しいただき、お気軽にご相談ください。

結婚式における衣装選びやコーディネートは、新郎新婦を最も輝かせ、ゲストにとっても楽しい一日とするための重要な要素の一つです。各親族の立場や役割を理解し、それに見合った着物を選ぶと、結婚式はさらに華やかなものとなるでしょう。

結婚式の季節に合わせた和服の選び方

夏の結婚式にふさわしい「絽」や「夏物」の特徴

夏の結婚式に参列する際、爽やかで涼しげな着物を選びたいものですね。そんな時にぴったりなのが「絽」「紗」など夏物の着物。夏着物は、夏の日の陽射しの下華やかで上品な姿を引き立て、涼やかに過ごせます。母親として出席する結婚式では、絽の黒留袖をおすすめします

絽の特徴
絽は、涼しげな印象を持つ薄手の織物です。透け感があり、夏に着る着物の中でも特に人気があります。の最大の特徴は、細かな空気の隙間が多いため、通気性が良く涼しいという点です。結婚式のシーンでの暑さも、絽ならば楽に乗り越えられるでしょう。

  • 素材: 正絹、ポリエステル
  • デザイン: 涼しげでさりげない柄が多く、上品さを引き立てる

ゆめやの黒留袖から、夏の結婚式におすすめの一枚をご紹介します。「横絽に波、舟、花々の夏用五つ紋付黒留袖」正絹の横絽が涼し気な雰囲気を醸し出す、夏用の黒留袖です。波に浮かぶ船と菊・桔梗・撫子などの花々が、清涼感を漂わせます。軽く柔らかな着心地で、暑い季節でも快適にお召しいただけます。

また、絽の留袖は、夏の花や波、扇などをモチーフとしたものが多く、夏の結婚式にふさわしい華やかさを持っています。さまざまな色や柄の中から、お母様の好みに合った一着を見つけるのも楽しみの一つです。

紗の特徴
紗の着物は、絽と同じく夏向けのものですが、さらに少ない糸で織られています。少ない糸で織られているので、「紗(しゃ)」と呼びます。普段着クラスの位置付けで、カジュアルシーンからセミフォーマルに着用する着物です。

  • 素材: 綿や麻など、夏向けの涼しい素材(正絹もあり)
  • デザイン: 爽やかな色合いや柄が多い

絽や紗の着物に合わせる小物や足袋、草履も夏向けのものを選び、全体の季節感を統一します。涼しげな色合いの帯締め、帯揚げ、足袋やバッグを合わせると、一層夏らしい装いになるでしょう。ただし、夏着物は透け感があるため、襦袢が透けて見えるのが難点。襦袢にしわやずれがないよう、きれいに着付けます。

絽の黒留袖を着用したコーディネートをご覧ください。「御所車と舟に柳の夏絽の五つ紋付き黒留袖」手刺繍で御所車・舟・柳・千鳥を描いた、絽の黒留袖です。絽に虫かごが織り出された帯、金色と白色の帯締め、白い絞りの帯揚げで涼し気にまとめました。真珠の帯留めが、落ち着いたコーディネートのアクセントです。

冬の結婚式での「袷」の魅力

冬の結婚式には、暖かさを求めるもの。そんな時にぴったりなのが「袷」の着物です。袷は、二枚の布を合わせた着物で、冬の寒さから身を守るのに適しています。10月から5月まで着用します。

袷の特徴
袷の最大の特徴は、表地と裏地の布を合わせて縫っているため、保温性が非常に高いこと。また、見た目にも厚みがあり、格式のあるシーンにふさわしい上品な印象を与えます。

  • 素材: 二枚の布を縫い合わせており、保温性が高い
  • デザイン: 豪華な柄や色合いが多い。裏地のお洒落も楽しめる

冬の結婚式では、袷の暖かさとその上品な見た目が大変重宝します。寒い季節にも、華やかで暖かい袷の着物で結婚式を楽しんでいただきたいですね。

袷の黒留袖を着用したコーディネートです。「御簾に芙蓉と菊の大彦、五つ紋付黒留袖」深い黒地に御簾や芙蓉、菊を描いた大彦の黒留袖です。たっぷりと手刺繍が施された豪華な意匠は立体感があり、光や動きに合わせて御簾の金糸がキラキラと輝きます。薄い緑地に金糸が煌めく龍村の帯を合わせて、格調高く装いました。

袷に合わせる小物や足袋、草履も冬向けのものを選ぶと、より一層の暖かさを感じられます。冷えが気になる方は、防寒用の足袋も市販されているので、お試しください。また、色や柄が豊富な草履やバッグは、袷の華やかさを引き立てるアイテムとして欠かせません。

夏も冬も、季節に合わせた着物選びで、結婚式をより一層楽しんでください。

留袖・黒留袖の特徴と選び方

黒留袖の基本知識:柄や色の意味

留袖は、特に結婚式や正式な場でのお母様やおばあ様、近しい親族の女性たちが纏う格式高い着物として知られています。特に黒留袖は、その名の通り主に黒を基調とした色彩が魅力の一つです。では、その色や柄にはどのような意味が込められているのでしょうか。

黒色の意味
黒は最高の格式を示す色です。結婚式などフォーマルな場においては、黒留袖が中心となります。黒は堂々とした態度や高貴さを感じさせる色で、周囲に安心感や信頼感を与えるでしょう。

柄の意味
留袖の柄は多種多様ですが、一部の代表的なものにはそれぞれ意味があります。多くがおめでたい吉祥文様、格調高い有職文様と呼ばれる古典柄です。

結婚式におすすめの留袖の柄:鶴、梅、花車など

結婚式には、お母様や親族の女性が留袖を選ぶ際、どんな柄がおすすめなのでしょうか。流れやシーンに合わせて、以下のような柄の選択が考えられます。


鶴には、長寿や夫婦円満を願う意味が込められています。特に金彩を施された鶴の柄は、華やかな結婚式の雰囲気にぴったりです。


梅は長い冬を耐え抜き、美しい花を咲かせるので、女性の美徳の象徴とされています。春の結婚式には、梅の柄が特におすすめです。

花車
花車は、神を招く、神を寄せるという意味があります。つまりは福を招き、福が続きますように、との願いが込められているのです。花車の柄は、四季を通じてさまざまな花々が織りなされています。そのため、花車柄の留袖は結婚式の季節を問わずに着用できる便利な着物です。

正絹とその他の材質の違い

留袖にはさまざまな材質がありますが、中でも「正絹」という言葉を耳にすることが多いでしょう。正絹は、シルク100%の天然素材で、その質感や光沢が非常に美しいのが特徴です。

正絹の魅力

  • 質感: 滑らかで柔らかな肌触りが特徴です。
  • 光沢: 独特の光沢感があり、豪華さを感じさせます。
  • 通気性: 天然素材のため、通気性が良く、季節を問わず快適に着ることができます。

その他の材質

正絹以外にも、ポリエステルやレーヨンなどの合成繊維を使用した留袖もあります。これらは、価格が手頃で、お手入れも比較的簡単なのが魅力です。ただし、正絹のような質感や光沢は得られないことも覚えておきましょう。

結婚式において、留袖は欠かせないアイテムの一つです。柄や色、材質など、さまざまな要素を考慮しながら、最も自分に似合う着物、場の雰囲気に合った留袖を選んでください。着物選びも我が子の結婚式における、大きな楽しみの一つです。

母親のサイズや体型に合わせた貸衣装の選び方

母親として、結婚式に参列する際には、自分の体型やサイズに合わせて留袖や着物を選びたいものです。そこで、母親の年代や身長に応じた着物の選び方を詳しく解説いたします。着物選びのポイントや注意点を把握していただき、より一層美しく、華やかな結婚式を迎えるお手伝いをいたします。

30代、40代、50代と年代ごとの選び方のポイント

30代の母親
30代の母親は、まだ若々しさが残る年代。そんな母親には、柄や色にアクセントを置いた、華やかな黒留袖がおすすめです。裾の模様が大きめで、高い位置まで柄が描かれているものがよいでしょう。

  • 色選び: 明るい色や柔らかな色合いの着物を選ぶと、若々しさが引き立ちます。
  • 柄選び: 花柄や刺繍が施されたデザインは、より一層華やかさを演出できるでしょう。

鹿の子紋様と古典柄の檜扇と菊の黒留袖」深い黒地の錦紗縮緬に檜扇や鼓、菊を描いた、昭和初期のアンティーク黒振袖です。随所に金銀泥や手刺繍が施された、絢爛な意匠です。着る方の若々しさを引き立て、結婚式を華やかに彩ります。

40代の母親
40代の母親は、落ち着きと若々しさのバランスが魅力。その中間を生かすような、上品でありながらも華やかな着物を選ぶと良いでしょう。

  • 色選び: 黒地に映える朱色や藤色など、古典色の落ち着いた色合いがおすすめです。柄は20代の頃より小さく、緻密な柄が上品さにつながります。
  • 柄選び: 花や熨斗、扇などの古典柄がおすすめです。柄の中には、金彩や銀彩を取り入れて華やかさを出しましょう。

桐、桔梗と鳳凰の黒留袖」錦紗縮緬に鳳凰、桐、桔梗を描いたおめでたい絵柄の黒留袖です。黒地に吉祥紋様が際立ち、華やかな雰囲気を演出します。伝統のなかに斬新さを感じるデザインで、気品に満ちた着姿をお楽しみいただけます。

50代の母親
50代の母親には、落ち着きと上品さが求められます。しかし、それだけでなく、自分らしさも大切にしたいものです。

  • 色選び: 色数を少なくして、シックな印象に仕上げましょう。少ない色数でも金彩、銀彩、刺繍などで、豪華さと上品さを追求します。
  • 柄選び: 鶴や鳳凰など、縁起の良い動物をモチーフにした吉祥柄や、金彩を取り入れた上品なデザインがおすすめです。柄の位置はやや低めで、落ち着きを表現します。

岩と流水に松と鷲の五つ紋付黒留袖」雌雄の鷲と5羽の雛が描かれた、縁起の良い絵柄のアンティーク黒振袖です。一幅の絵画のように貫禄のあるデザインに、手刺繍や相良刺繍が丁寧に施されています。纏う方の個性を引き立て、印象的な装いを叶えます。

身長170cm以上や小さいサイズの方へのアドバイス

大きなサイズの方や、小さいサイズの方でも、結婚式にふさわしい華やかな留袖や着物をレンタルすることは可能です。

身長170cm以上の方
高身長の方は、流れるような大きな柄が美しく映えます。また、帯の位置を少しだけ低めにすると、全体のバランスを取れます。

  • 大きな柄やデザインのものを選ぶ
  • 足袋や草履のサイズも確認し、しっかりとフィットするものを選ぶ

桜の花と孔雀の黒留袖」明治時代後期から大正時代にかけて作られた、アンティーク黒振袖です。ぼかしを入れた黒縮緬地に、孔雀と八重桜が華やかに描かれています。ストーリー性のある絵柄のため、上背のある方にお召しいただくとデザインが引き立ちます。

小さいサイズの方
小柄な方は、細かい柄や色の変化が豊かな着物がおすすめです。また、帯を少し高めに結ぶと足長効果があり、全体のバランスが整います。

  • 細かい柄や色の変化が豊かなものを選ぶ
  • 足袋や草履のサイズもしっかりと確認し、合ったサイズを選ぶ

水辺に菖蒲や白鷺の五つ紋付黒留袖」流れる水紋に菖蒲、白鷺と花々が浮かぶ扇面を描いた黒留袖です。コンパクトな絵柄が裾付近に配置されていることにより、縦長効果を演出します。たっぷりとおはしょりを取ってもデザインが損なわれることなく、小柄な方にもバランスよく着こなしていただけます。

結婚式は、家族にとっても大切な日。母親として、自分らしい、そして美しい着物を身に纏い、息子や娘の晴れの日を祝福したいものです。この記事を参考に、自分に合った留袖や着物を選んで、結婚式をより一層華やかに彩ってください。

結婚式の着物レンタルの流れと注意点

初めての方へ:貸衣装の予約から試着、当日までのステップ

結婚式の際の着物レンタルは、お母様やおばあ様、親族の方々にとって特別な日の一部となるもの。しかし、留袖や振袖、訪問着など、着物の種類や選び方、流れがわからない方も多いかと思います。ここでは、初めての方でも安心してレンタルできるような基本のステップをお伝えします。

予約の時点での確認事項

  • まずは、どのようなシーンで着物を着用するのか、お母様の年齢や好み、サイズなどを考慮して、留袖や訪問着などの種類を選びます。
  • お好みの柄や色、価格帯などを店舗に伝え、予約の際には詳しく相談を
  • 予算に合わせて、高級な正絹のものから、手頃な価格のものまで、幅広く選択が可能です。

試着の際の注意点

  • 試着の日には、肌着や足袋など、和装に合わせた下着を着用して行くとスムーズです。
  • 実際に身につけて確認することで、サイズや身長に合わせた調整が可能です。
  • 試着で柄の見え方を確認してください。身長や体型で柄の見え方が微妙に違ってきます。

当日のステップ

  • 当日は、事前に確認した時間に店舗に到着し、衣装の最終的な調整を行います。
  • 小物やバッグ、草履などのアクセサリーも忘れずに。
  • 着物は、店舗のスタッフの手で、きちんと着付けますので、安心してお任せください。

このような流れで、初めての方でもスムーズにレンタルを進めることができます。特に、詳しく知らない方でも、店舗のスタッフが親切に対応いたしますので、安心してお任せいただきたいと思います。

一生に一度の結婚式は、家族揃って和装で。ゆめやでは新婦様の婚礼衣装と、お母様の留袖をセットでレンタルしていただける「式場へのお持ち込みにもぴったりな新婦・母親プラン」をご用意しています。また、留袖と羽織袴がセットになったご両親用の和装プラン「セットでお得な婚礼・ご両親プラン」もおすすめです。情緒ある着物姿で、特別感のある晴れの日をお迎えください。

貸衣装の相場と予算の考え方

結婚式における貸衣装の価格は、さまざまです。素材やブランド、デザインなどによって異なるため、予算の設定は大切です。

基本的な相場

  • 一般的に、留袖や訪問着のレンタル価格は、高級なもので数十万円、手頃な価格帯のもので数万円からとなっています。
  • 振袖や袴のレンタルは、少し価格帯が下がるケースが多いです。

予算の考え方

  • まず、どのようなシーンでどの着物を着るのか、どのくらいの価格帯を考えているのかを明確にします。
  • その上で、色や柄、素材などの希望を伝えながら、店舗と相談を進めると良いでしょう。

結婚式は特別な日。しかし、無理な予算を設定することなく、お母様や親族の方々が華やかに、そして心地よく過ごせるような選び方を心掛けてください。

着物レンタルの際の「足袋」や「草履」の選び方

和装の際には、足元も大切なポイントとなります。特に、足袋草履の選び方は、快適に過ごすためのポイントとして覚えておくと良いでしょう。

足袋の選び方

  • 礼装の場合、白足袋を選びます。歩いているうちに、汚れる可能性があるので予備を用意しましょう。
  • こはぜ(足袋の留め具)は4枚のものと5枚のものがあります。礼装時には素肌を長く覆う、5枚こはぜが人気です。

草履の選び方

  • 色や柄は、礼装用の白、金、銀を選びます。
  • サイズは、少し大きめを選ぶと、長時間履いても足が痛くなりにくいです。履く前に鼻緒を伸ばし、足を慣らしておきましょう。

結婚式の場では、多くの時間を立ちっぱなしで過ごすことも多いため、足元の選び方は非常に重要です。上記のポイントを参考に、快適に一日を過ごせる選び方をしていただければと思います。

ゆめやでは黒留袖用の長襦袢や草履、バッグも全てレンタルしていただけます。着物に精通したスタッフが、黒留袖に必要な小物をトータルコーディネートしてお届けします。着物になじみがない方もコーディネートに悩むことなく、自信を持って結婚式に臨んでいただけます。

まとめ

着物の選び方で結婚式を華やかに

結婚式という一生に一度の特別な日。親族や友人たちが集まり、新郎新婦の幸せを共に喜ぶ場所です。この日、母親として華やかにその場に臨むためには、結婚式にふさわしい着物を選ぶ必要があります。

新郎新婦の母親は黒留袖を選びます。黒留袖は30代、40代、50代と、年齢に合わせた選び方が必要となるでしょう。高級な正絹のものから、手頃な価格帯のものまで、豪華で華やかなデザインが多くあります。古典的なものからモダンなものまで、選ぶ楽しみは無限大です。

着物の色と柄の選び方

着物のは、結婚式の雰囲気や母親の好み、年齢に応じて選びます。例えば、縁起の良い花や鶴、鳳凰の刺繍が施されたものや、金彩を用いた豪華なものは、特別な日の一部として非常に人気です。

  • 30代: 柄が大きく、華やかに描かれているものがおすすめです。裾模様は高い位置まで柄がある留袖を選んでください。
  • 40代: 若々しさを保ちつつ、落ち着きのある色合いのものを選びます。朱色や藤色などがおすすめ。
  • 50代: 色数を少なくして上品さを表現します。金銀糸や刺繍をあしらい、豪華さと上品さを追求します。古典的な柄を取り入れると、格が維持できるでしょう。

また、振袖は主に20代、未婚の女性が着るものですが、母親や祖母の着物を受け継いで着る方が増えています。こうした家族の絆を実感できるのも、和装の魅力の一つですね。

サイズと試着の方法

結婚式の日、最も大切なのはその日を快適に過ごすこと。それには、サイズ選びが欠かせません。身長や体型に合わせて選ぶと、長時間の立ち居振る舞いも楽になります。
また、試着は必ず行い、身につけてみての感触や柄の見え方を確認しましょう。特に、身長やサイズ感をしっかりと把握しておくと、当日の不安軽減につながります。

足元の選び方

和装の足元といえば、足袋草履。これらもまた、華やかな結婚式に欠かせないアイテムです。足袋は留袖の場合、白が基本、サイズはしっかりと足に合わせます。一方、草履は帯や着物の色に合わせて選び、サイズは少し大きめを選ぶと、長時間の立ち振る舞いも楽になりますね。

まとめ

母親としての結婚式は、華やかで特別な日。着物の選び方や足元の選び方を工夫すると、その日をより一層美しく、快適に過ごせます。結婚式を迎えるお母様、是非ともこの情報を参考に、最高の一日をお迎えください。

愛する我が子の結婚式、自分に合った最高の留袖で出席したい方は、以下のサイトも参考にしてください。

〈参考記事〉
https://rosha.jp/faq/02_about_ro-sha/ro_sha_chigai/
https://wakon-style.jp/tokyo/costume/article_03.html

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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