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【東京で探す】結婚式用着物レンタル完全ガイド!安心の着付けサービス付き

はじめに

東京での結婚式において、着物レンタルは特別な日をさらに華やかに彩る選択肢の一つです。東京には、伝統的な留袖や振袖、華やかな訪問着を始め、細やかな柄や色彩の違いを楽しめる多種多様な着物が揃っています。また、専門の着付け師によるプロフェッショナルなサービスや、細部にまでこだわったアクセサリーのレンタルも可能で、結婚式のスタイルに合わせて完璧な和装を選ぶことができます。この記事では、結婚式で着用する着物について解説していきます。

なぜ結婚式に着物レンタルが選ばれるのか

結婚式に着物レンタルが選ばれる理由は、その格式高い装いと、日本の伝統を感じさせる美しさにあります。特に、東京のような都市では、新旧の文化が交差する場所での結婚式に、和装は独特の趣を加えてくれます。着物は、結婚式の格式を高めるだけでなく、個性や家族の歴史、地域の文化を表現する手段としても用いられます。また、レンタルを利用することで、高価な着物を購入することなく、お手頃な価格で多様なスタイルや色、柄の中から選ぶことができ、一生の記憶に残る装いを実現することが可能です。さらに、結婚式の参列者も異なる立場や役割に応じた和装を選ぶことで、結婚式全体の調和と美しさを高めることができます

結婚式での着物選びの基本

結婚式における和装は、その日の記憶を美しく彩る重要な要素です。東京での結婚式に着物をレンタルする際には、主役である新郎新婦からゲストまで、その立場や役割に応じた着物を選ぶことが大切です。ここでは、結婚式での着物選びの基本について詳しく解説していきます。

結婚式の主役とゲストのための着物スタイル

結婚式において、主役とゲストでは着られる着物の種類が異なります。

  • 新婦の着物:新婦は通常、結婚式では白無垢を、披露宴では色打掛振袖を選ぶことが多いです。白無垢は新婦の純潔を象徴し、新しい家族の色に染まる意味があります。色打掛は華やかさを加え、結婚式の喜びを表現します。
  • 新郎の着物:新郎は黒紋付が一般的で、格式高い結婚式にふさわしい装いです。紋付は家紋を入れることができ、家族の伝統を感じさせます。
  • ゲストの着物:女性ゲストは訪問着色無地を、男性ゲストは紋付や礼装用の着物を選びます。参列者の立場や関係性によって、装いの格式を考慮することが重要です。

留袖、振袖、訪問着の違いとは

女性のゲストが着られる着物にも、下記のような種類があります。

  • 留袖:結婚式において、比較的大人の女性が着用する礼装で、「黒留袖」「色留袖」の二種類があります。黒留袖は既婚女性のみが着用し、白地に黒の上着を重ね、裾や袖に家紋と共に華やかな柄が入ります。一般的に、結婚式では親族のみが着用し、格式を重んじる装いです。一方、色留袖には、黒以外のさまざまな色があり、比較的カジュアルな場面でも着用しやすいものです。
  • 振袖未婚女性の礼装として、結婚式や成人式などのお祝いの場で着用されます。袖が長く、色鮮やかな柄が特徴で、若々しさと華やかさを表現します。
  • 訪問着:略式の場でも使える女性の着物で、結婚式のゲストやパーティーなどで着用されます。訪問着は柄の入り方や色使いが控えめで、幅広い年代の女性に適しています。

結婚式における着物レンタルでは、これらの基本を押さえつつ、個人のスタイルや結婚式のテーマに合わせた和装を選ぶことが可能です。

アンティークきものレンタル ゆめや は、大正時代から昭和初期にかけての着物をメインに取り扱うレンタルショップです。上質な絹糸100%の正絹に、職人が手掛けた絵付けや手刺繍が光る逸品ばかりを取り揃えています。結婚式にゲストとして参列する際の振袖も、ぜひご相談ください。

ブルーラベンダーの束ね熨斗と菊花が踊る色振袖【fui51】は、熨斗目模様に上品な藤色と紺色で、菊や七宝などが描かれた総絞りの色振袖です。40年ほど前のきものですのでアンティークとは言えませんが、たいへんきれいな状態で保存されていました。グリーン系の七宝柄の帯を結び、安定感のある着こなしに仕上げました。

落ち着いたピンク地に花唐草が描かれた色振袖【fui57】は、紗綾型が織り出されたピンクの地に、金泥と手描きで花唐草がデザインされたレトロな色振袖です。きものに使われた寒色を活かして、深みのあるブルーグリーンに金糸の手刺繍がほどこされた帯を合わせました。成人式にもおすすめです。

東京の着物レンタル店舗の選び方

東京で結婚式用の着物レンタルを検討する際には、数多くの選択肢から最適なサービスを見つけることが重要です。着物のスタイル、予算、サービス内容を考慮しながら、理想に合ったレンタル店を選ぶためのポイントをご紹介します。

店舗選びで気をつけるべきポイント

  • 品揃えの豊富さ:留袖、振袖、訪問着など、結婚式のシーンに応じた着物の種類が豊富に揃っているかを確認しましょう。また、色や柄、サイズのバリエーションも重要な選択肢となります。
  • 着付けサービス:専門の着付け師による着付けサービスがあるか、またその技術レベルや経験を確認しましょう。美容室との提携がある場合、ヘアセットやメイクアップサービスも重要なポイントです。
  • 価格とオプション:レンタル料金の明確さと、予算に合ったプランの提供があるかをチェックしましょう。追加料金が発生するオプションや、パッケージプランの内容も確認が必要です。
  • 評判と口コミ:以前にサービスを利用したお客様のレビューや口コミを参考にし、サービスの質やスタッフの対応を確認しましょう。

下見と予約の流れ

  • 事前の下見:実際に店舗を訪れ、着物の質感や色を直接確認することが大切です。この時、スタッフとのコミュニケーションを通じて、サービス内容や対応の良さもチェックしましょう。
  • 試着の機会:着たいと思う着物があれば、試着を依頼してみましょう。着心地や見た目の印象を確認することが可能です。
  • 予約の手続き:希望する着物やサービスが決まったら、早めに予約を行います。特に人気のシーズンや週末は予約が埋まりやすいため、余裕を持って手配しましょう。
  • 契約内容の確認:レンタル契約を結ぶ際には、料金やレンタル期間、キャンセルポリシーなど、契約内容をしっかりと確認しましょう。

東京には数多くの着物レンタル店があるため、選ぶ際には、事前の情報収集と計画的な行動が成功の鍵となります。前もって準備をすることで、当日をゆとりを持って迎えられるようにしましょう。

着物レンタルのプランとオプション

東京での結婚式向け着物レンタルを検討する際には、さまざまなレンタルプランとオプションサービスから選ぶことができます。これらのプランやオプションを上手く活用することで、結婚式の和装をより特別なものにすることが可能です。

結婚式に適したレンタルプランの紹介

  • 基本プラン:結婚式の主役である新郎新婦向けに、留袖や黒紋付、色打掛や振袖を含む基本的なレンタルセットです。これには、着物一式に加えて、帯や草履、小物類が含まれます。
  • ゲストプラン:結婚式に参列するゲスト向けの訪問着や色無地など、少しカジュアルながらも礼装に適した着物レンタルプランです。家族や親しい友人が、結婚式にふさわしい装いで参加できるように考えられています。
  • フルセットプラン:着物に加え、着付けやヘアセット、メイクアップまで含まれた全包括的なサービスプランです。結婚式の準備に忙しい中でも、安心して準備を進めることができます。

オプションサービスの利用価値

  • プロの着付けサービス:着物の美しさを最大限に引き出すためには、プロの着付け師によるサービスが不可欠です。着崩れを防ぎ、一日中快適に過ごすことができます。
  • 美容オプション:着物に合わせたヘアセットやメイクアップは、和装の魅力をさらに引き立てます。特に、結婚式という特別な日には、プロの美容師によるサービスを利用する価値があります。
  • 小物のグレードアップ:帯締めや帯揚げ、草履やバッグなど、細部にまでこだわった小物選びが和装の印象を大きく左右します。オプションでグレードアップすることで、より一層特別感を演出することが可能です。

結婚式での着物レンタルを検討する際には、これらのプランやオプションをうまく組み合わせることで、理想の和装を実現することができます。

和装におけるコーディネートのこだわり

和装での結婚式では、着物だけでなく、それを引き立てる小物選びやヘアスタイルも重要なポイントとなります。結婚式にふさわしい和装コーディネートの秘訣をご紹介します。

着物に合わせる小物選びのコツ

  • 色と柄の調和:着物の色や柄と小物が調和するように選びましょう。落ち着いた色の着物には、控えめな色の帯締めや帯揚げを、華やかな着物にはシンプルな小物を合わせるとバランスが取れます。
  • 季節感を演出:季節に応じた小物選びもポイントです。春夏は涼しげな素材や色使いの小物を、秋冬は暖かみのある素材や色を選ぶと良いでしょう。
  • シーンに合わせた選択:結婚式の場では、よりフォーマルな印象の小物を選ぶことが大切です。高級感のある帯や、上品なデザインの草履とバッグセットを選びましょう。

和装美容室の役割と選び方

  • プロによるヘアセット:和装に合わせたヘアスタイルは、プロの美容師によるヘアセットで完成度を高めます。特に、結婚式では、着物に合わせた伝統的な髪型や、現代的なアレンジが求められます。
  • 美容室の選び方:和装のヘアセットに定評のある美容室を選びましょう。事前にポートフォリオを見せてもらうことで、その美容室の技術やセンスを確認することができます。
  • 事前のカウンセリング:和装に合わせるヘアスタイルを決める際には、事前のカウンセリングが重要です。着物の色やスタイル、結婚式のテーマに合わせたヘアスタイルの提案をしてもらいましょう。

専門のプロフェッショナルのアドバイスを受けながら、自分に合った最適な和装スタイルを見つけることができるでしょう。

着付けと美容の完全ガイド

結婚式での和装は、専門の着付け師と美容師の技術によって、その美しさが大きく左右されます。東京での結婚式における着付けと美容に関する全体的な流れと、事前に準備しておくべきポイントをご紹介します。

専属の着付け師と美容師の重要性

  • 専門技術の必要性:着物の着付けは専門的な技術を要します。特に結婚式のようなフォーマルな場では、美しい着姿を保つために、専門の着付け師に依頼することが重要です。
  • 一体感のある美しさ:美容師は、着物に合わせたヘアスタイルとメイクで、全体のバランスを整えます。和装に特化した美容師を選ぶことで、洗練されたトータルコーディネートを実現できます。

当日の流れと事前準備

  • 事前準備の重要性:結婚式当日のスムーズな準備のために、事前に着付けと美容の予約を完了させておきましょう。また、着用する着物や小物、希望のヘアスタイルやメイクのイメージも事前に確認しておくと良いです。
  • 当日の流れ:結婚式当日は、まず美容室でヘアセットとメイクを行い、その後着付けをしてもらいます。時間に余裕を持ってスケジュールを組むことが大切です。着付けは意外と時間がかかるため、式の開始時間よりも早めに準備を始めることをお勧めします。
  • 持参するもの:美容室や着付け場所へは、レンタルした着物や小物一式を持参します。また、長時間快適に過ごすための肌着や、式中に必要な個人的なアイテムも忘れずに準備しましょう。

和装での結婚式は、多くの準備と専門的な知識を要しますが、専門家のサポートを受けながら計画的に進めることで、当日は美しい和装で特別な一日を迎えることができます。

結婚式における和装の立場とマナー

結婚式における和装は、新郎新婦、親族、そしてゲストの立場によって異なるマナーがあります。東京での結婚式に参列する際の和装選びの基本と、参列者としての和装マナーについて解説します。

新郎新婦と親族の和装選び

  • 新郎新婦の和装:新婦は一般的に白無垢から始まり、色打掛へと衣装替えを行います。新郎は黒紋付や羽織袴を選ぶことが多いです。結婚式のスタイルやテーマに合わせて、和装を選びましょう。
  • 親族の和装:親族女性は留袖を、男性は紋付袴を着用するのが一般的です。ただし、親族の中でも立場に応じて微妙な違いがあるため、事前に確認しておくことが大切です。

ゲストとして参列する際の和装マナー

  • 女性ゲストの和装:訪問着や色無地などが適しています。結婚式では華やかな色や柄が好まれますが、新郎新婦よりも目立たないように配慮することが重要です。
  • 男性ゲストの和装:紋付袴やダークカラーの着物が適しています。式のフォーマリティに応じて、装いを選ぶことが求められます。

和装時の小物使いとマナー

  • 小物の選び方:和装の印象は小物使いで大きく変わります。バッグや草履、帯締めなどは、着物と調和する色や柄を選び、全体のバランスを考えましょう。
  • 美容と着付けのマナー:和装には適切なヘアスタイルとメイクが不可欠です。美容室や着付けサロンを利用する際は、予約を早めに行い、当日の流れを確認しておきましょう。

結婚式における和装は、日本の伝統と格式を象徴するものです。立場やマナーを理解し、適切な和装選びをすることで、結婚式をより一層華やかで意義深いものにすることができます。

まとめ: 着物レンタルで叶える理想の結婚式

結婚式において、主役もゲストも、着物レンタルを利用することで、様々なスタイルや伝統的な装いを気軽に試すことができます。ここでは、着物レンタルを通じて、安心して結婚式当日を迎えるためのポイントを振り返ります。

着物レンタルの利点

  • 多様な選択肢:レンタルサービスを利用することで、留袖、振袖、訪問着など、多岐にわたる種類の着物から選ぶことが可能です。結婚式のテーマや個人の好みに合わせて最適な一着を見つけることができます。
  • コストパフォーマンス:高品質な着物を購入するとなると高額になりがちですが、レンタルであれば、手頃な価格で憧れの和装を楽しむことができます。

和装で迎える結婚式の豊かな魅力

和装での結婚式は、単に美しいだけでなく、日本の伝統と文化を感じさせる深い魅力があります。留袖や振袖などの着物は、その繊細な柄や色使いで、結婚式の雰囲気を一層華やかに彩ります。また、小物選びやヘアスタイルにもこだわることで、一生の思い出となるような個性的な装いを実現することができます。

和装で迎える特別な一日への準備

和装で結婚式を迎えるにあたっては、適切なレンタルプランの選択、事前の準備、そして当日の流れを理解しておくことが重要です。東京には様々な着物レンタル店がありますが、自分たちのニーズに合ったサービスを提供している店舗を選ぶことが大切です。また、結婚式における和装の立場とマナーを理解し、主役としてもゲストとしても快適に過ごせるよう配慮することも忘れてはなりません

和装での結婚式は、新郎新婦だけでなく、参列するすべての人にとっても忘れられない美しい思い出となります。着物レンタルを上手に活用して、心に残る特別な一日を迎えてください。

〈参考記事〉
https://kimono-rentalier.jp/column/houmongi/wedding-oyobare-howtochoose/

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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