若草色に薬玉・貝桶・牡丹の三歳祝着【kod97】

【七五三】3歳児の着物をモダンな装いに|着こなし術とレンタル活用法

はじめに

七五三は、子どもたちの成長を祝う大切な日本の伝統行事です。それぞれ、3歳の男の子と女の子、5歳の男の子、7歳の女の子が祝われる対象となります。七五三では年齢によってさまざまな衣装が選ばれますが、その中でも人気のある衣装の一つが着物です。

3歳の子どもたちにとっては、七五三が生まれて初めて着物を着る機会になるかもしれません。だからこそ、3歳の子どもたちのために、美しい着物を選ぶことは、その記念すべき日をさらに特別なものにしてくれるでしょう。しかし、多くの親御さんにとって、どのような着物を選べばよいか、またレンタルを利用するべきかなど、多くの疑問があるはずです。

本記事では、特に3歳女の子の七五三にふさわしいモダンな着物選びから、レンタルの利用方法までをわかりやすく解説していきます。あたたかみと美しさを兼ね備えた着物で、大切な一日をさらに輝かせましょう。

七五三:子どもの成長を祝う美しい伝統

七五三は、子どもたちの成長と健康を祝い、願う日本独自の伝統的な祭りであり、数百年にわたって受け継がれてきました。ここでは、七五三がどのようにして日本の文化に深く根ざし、家族の絆を強化する重要な行事となったのかを掘り下げていきます。

七五三の歴史と意義

七五三の行事は平安〜室町時代に成立しました。当時は貴族の子どもたちを対象に、3歳、5歳、7歳といった節目の年齢において儀式が執り行われていました。これが七五三の起源とされています。時代が下るにつれて、この風習は庶民にも広まり、江戸時代には現在に近い形の七五三として定着しました。

昔は現代と比べて子どもたちの死亡率が非常に高かったため、節目の年齢で儀式が行われました。そのため、七五三には子どもたちが無病息災で健やかに育ってほしいという親の強い願いが込められているのです。

七五三で女の子は何歳で祝う?

七五三で女の子が祝われるのは、3歳と7歳の時です。3歳の時には「髪置き」と呼ばれる儀式が行われ、これまで短く切っていた髪を伸ばし始めることを意味します。この儀式は、子どもたちがこれまで健康に成長してきたことを感謝し、今後も健やかに育つことを願う親心から来ています。

7歳の時には、「帯解き」と呼ばれる儀式で、女の子が大人と同じ帯を締められるようになるほど成長したことを祝います。七五三では、これらの年齢になった女の子が、伝統的な着物や被布を着用して、家族と共に神社での参拝を行います。

モダン着物で3歳の女の子の七五三を華やかに

3歳の女の子の七五三をより特別なものにするには、モダンな着物がおすすめです。伝統と現代性が融合したモダンな着物は、特別な日をさらに美しく演出します。ここでは、3歳の女の子に最適なモダンな着物の選び方をご紹介します。

現代風にアレンジされた着物の魅力

モダンな着物は、伝統的なデザインに現代的な要素を取り入れたものです。明るい色使いや、洗練された柄、ユニークな素材を使用することで、古典的な着物の美しさを保ちつつ、新鮮な印象を与えてくれます。これらの着物は、3歳の女の子の七五三にも適しており、子どもたちの無邪気な魅力とともに、家族の喜びを一層引き立ててくれます。また、モダンな着物は写真映えもするため、記念撮影にもぴったりです。

選び方の秘訣:3歳女の子に似合うモダンな着物

3歳の女の子に似合うモダンな着物を選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮しましょう。まず、色選びが非常に重要です。例えば、明るいピンクや黄色、水色など、お子さまの明るい性格を反映する色を選ぶとよいでしょう。また、花柄や動物柄など、お子さまが喜ぶポップなデザインもおすすめです。サイズ選びも大切で、成長の早いこの時期には少し余裕を持たせたサイズを選ぶことで、七五三当日に快適な着心地の着物になります。最後に、髪飾りや小物選びも含めて、全体のコーディネートを完成させます。

レンタル着物:手軽さと豊富な選択肢

3歳の女の子を美しく、そして華やかに着飾る機会となる七五三。特別な日だからこそ、着物選びには特に気を使うものです。お気に入りの着物を選ぶ上で活用できるのが、レンタル着物のサービスです。レンタルでは、伝統的な美しさと現代のデザインが融合したモダンな着物や、さまざまなスタイルの着物が手軽に利用できるため、親御さんにとってもお子さまにとっても、七五三の準備を一層楽しむことができます。

レンタルで解決!七五三準備のストレス軽減

レンタル着物の魅力は、何と言ってもその手軽さと経済性です。今日では着物はあまり着る機会がないため、七五三で一度しか着用しない可能性を考えると、高価な着物を購入する代わりにレンタルを選ぶことで、大幅なコスト削減が可能になります。さらに、着物の保管や管理に必要な環境を整える心配も不要です。特に、成長が早いお子さまのための衣装は、すぐに着られなくなってしまう懸念があるため、レンタルは非常に合理的な選択と言えます。

また、レンタルサービスでは、専門のスタッフが着付けはもちろん、ヘアセットから小物選びまで、トータルでコーディネートをサポートしてくれる場合があります。これにより、準備に伴うストレスが軽減され、当日をより楽しく迎えることができるでしょう。レンタルショップによっては、七五三当日のみならず、前撮りなどの撮影サービスも提供しており、家族での大切な記念を美しく残すお手伝いをしてくれます。

利用を希望する人は、事前にオンラインや店舗で着物のデザインを選び、サイズや希望するアクセサリーを指定するだけ。レンタルショップによっては、事前に選んだ着物の試着ができるサービスも提供しています。レンタル当日は、予約した時間に店舗に訪れ、プロの手で着付けとヘアセットを受けることができます。レンタルした店舗で着付けやヘアセットが受けられない場合には、これらのサービスを提供している美容院などをあらかじめ予約しておきましょう。

このように、レンタルを利用することによって、七五三の準備にかかる時間と手間を大幅に削減し、家族でリラックスして七五三を迎えることができるのです。

レンタル着物を選ぶ際のチェックリスト

3歳の女の子の七五三に最適なレンタル着物を選ぶためには、以下の3つのポイントを特に注意して選びましょう。

  • 素材と色選び:七五三は秋に行われることが多く、この季節に合わせた暖色系の着物が人気です。その際、素材にも注目しましょう。例えば、秋口でも日中は暑くなることがあるため、通気性の良い素材を選ぶことが大切です。また、女の子には、ピンクや赤、水色など、明るく華やかな色がよく似合います。色や柄がお子さまの明るい性格を引き立てるものを選びましょう。

ゆめやの明るい緑色の着物は、3歳のお子さまの明るさを引き立てるぴったりな着物です。

若草色に薬玉・貝桶・牡丹の三歳祝着【kod97】
若草色の錦紗縮緬に、薬玉、貝桶、見事な牡丹が手描きされた、アンティークお子さま用着物です。黄色い帯と、赤い絞りの帯揚げで、元気にコーディネートしました。寒い季節には被布もご用意しています。

  • サイズの正確性:子どもたちの成長は早く、特に3歳児は急激に身長が伸びることがあります。レンタルを申し込む際は、最近のお子さまの身長や体重を測定し、レンタルショップに正確なサイズを伝えましょう。多少のサイズ調整は可能ですが、あまりにも大きすぎたり小さすぎたりすると、お子さまが着用する際に不便を感じることがあります。
  • セット内容の確認:着物だけでなく、足袋や草履、帯などの小物もセットに含まれているかを確認しましょう。また、着付けに必要な小物(腰紐や伊達締めなど)がすべて揃っているかも重要です。これらのアクセサリーが完璧に揃っていることで、当日の準備がスムーズに進みます。

これらのチェックリストを参考にしながら、お子さまにとって最適なレンタル着物を選んでください。

小物で差をつける:七五三のスタイリング

七五三は、3歳の女の子の人生において最初の大きなイベントの一つです。この特別な日の主役は子どもたちです。子どもたちのかわいらしさを最大限に引き出すためには、細部にまでこだわったスタイリングが必要。ここでは、小物選びの重要性と、それをどのように選ぶべきかについて解説します。

着物を引き立てる小物類の選び方

七五三において、着物を一層引き立てる小物類はたくさんあります。例えば、帯揚げ、被布、巾着などが挙げられます。これらの小物類の選び方は、以下の3つのポイントに注意してください。

  • 色とデザインの調和:帯揚げなどの小物類は、着物の色や柄と調和するものを選びましょう。例えば、着物が落ち着いた色合いであれば、それを引き立てる明るい色の小物類を選ぶとよいでしょう。また、モダンな着物には、シンプルで現代的なデザインが適しています。

ゆめやのレンタルプランは、着物のプロが小物のコーディネートをご提案します。その着物の美しさを引き出し、お子さまのかわいらしさを引き立てる、おすすめのコーディネートをご提案します。

紫色に菊や牡丹の手描き友禅三歳祝着【kod99】
七五三の3才祝い着としてお召しいただける、アンティークのお子さま用の着物です。紫色の正絹地に、牡丹・菊・梅・桜などが、手描き友禅で描かれています。

  • サイズ感のバランス:小物類は、お子さまの小さな体に合わせて選ぶことが重要です。大きすぎる小物類は、お子さまを圧倒してしまい、バランスを崩す可能性があります。例えば、手に持つ巾着の大きさなどに気を配り、全体のバランスを整えましょう。
  • 快適さを優先する:3歳の女の子は、長時間着物を身に着けることに慣れていません。そのため、着物と共に身につける小物類は、装着感が良く、軽量で快適に着用できるものを選ぶことが大切です。

おしゃれな足元:草履と足袋の合わせ方

七五三のスタイリングにおいて、足元のコーディネートも非常に重要です。草履と足袋の正しい選び方は以下の通りです。

  • 草履のサイズ選び:草履は、足のサイズに合わせて選ぶことが最も重要です。小さすぎると歩きにくく、大きすぎると脱げやすくなります。また、草履の鼻緒が柔らかい素材でできているものを選ぶと、足の甲への圧迫感が少なく、快適に過ごせます。
  • 足袋の色とデザイン:足袋は、着物や草履と色を合わせることで、統一感のある装いになります。また、足袋にもさまざまな柄がありますので、着物のデザインに合わせて選ぶと、さらにおしゃれな印象になります。
  • 快適性の確認:足袋は、草履と同様に快適に過ごせるよう、素材やサイズ選びに注意しましょう。長時間の使用が予想されるため、肌に優しい素材を選ぶことが大切です。足袋の中には、伸縮性のある素材で作られているものもあり、これらはお子さまの足にフィットしやすく、快適性を高めてくれます。

小物一つひとつにこだわることで、七五三の装いはさらに華やかになり、子どもたちの特別な日をより際立たせることができます。着物の美しさを最大限に引き出しつつ、子どもたちが快適に過ごせるスタイリングを心がけましょう。このように細部にまで注意を払うことで、七五三は家族にとって忘れられない思い出深い一日となるはずです。

七五三でのおしゃれな髪型ガイド

七五三は、3歳の女の子が人生で初めて経験する大切な節目の一つです。この特別な日には、子どもたちを最もかわいらしく見せるために、髪型と髪飾りの選び方が非常に重要です。ここでは、3歳の女の子におすすめの髪型と、そのスタイリングを引き立てる髪飾りの選び方について解説します。

3歳女の子におすすめの髪型と髪飾り

3歳の女の子の髪型は、シンプルかつ華やかなスタイルを選びましょう。

例えば、髪の長さが肩に届くか届かないかのお子さまには、ソフトなウェーブを加えたサイドポニーテールや、トップに小さなリボンをあしらったお団子髪がぴったりです。これらのスタイルは、特別な日にふさわしい繊細さと華やかさがあります。髪がやや短めの女の子の場合、前髪を軽くカールさせてサイドに流し、小さな花のヘアピンで留めるというのも一つの方法です。これにより、顔周りに華やかなアクセントを加えることができ、着物の美しさをより一層引き立てます。

髪飾りについては、髪の長さやスタイルに合わせて選ぶことが大切です。長い髪の場合は、大きめの花飾りやビーズ、パールをあしらったかんざしを使用すると、豪華な印象になります。短い髪の場合でも、小さな花やビーズのヘアピンを使うことで、上品でかわいらしい装いになります。

重要なのは、着物の色や柄、そしてお子さまの個性に合わせた髪飾りを選ぶことで、全体のバランスを整えることです。また、お子さまが快適に過ごせるよう、重すぎずに軽やかな素材の髪飾りを選ぶことをおすすめします。これらの工夫で、3歳の女の子が七五三で最高の笑顔を見せてくれることでしょう。

髪飾り選びのコツ:色とスタイルで印象を変える

髪飾りを選ぶ際のコツは、着物のスタイルと全体のバランスを考えることです。例えば、モダンなデザインの着物には、シンプルで洗練されたデザインの髪飾りがよく合います。一方、伝統的な古典柄の着物には、和風の素材を使った花飾りやかんざしが相性が良いでしょう。

また、色選びも大切です。着物が淡い色合いの場合は、鮮やかな色の髪飾りをアクセントとして選ぶことで、全体の印象を華やかにすることができます。逆に、着物が色鮮やかな場合は、落ち着いた色の髪飾りを選ぶことで、洗練された印象になります。

3歳の女の子の七五三は、子どもたちの人生において記憶に残る大切なイベントです。髪型と髪飾り選びに少しの工夫を凝らすことで、その特別な日をより美しく、忘れがたいものにすることができます。

七五三当日への準備

七五三では、着物を着て神社に参拝し、家族での記念撮影を行うなど、さまざまなイベントがあります。そのため、事前の準備は非常に重要です。特に着付けと記念撮影には細心の注意を払いたいものです。ここでは、3歳の女の子への着物の着せ方の基本と、記念撮影でのポーズや表情のコツをご紹介します。

着付けの基本:3歳の女の子への着物の着せ方

3歳の女の子に着物を着せる際は、以下の簡単な手順で進めます。

  1. 下着を準備しよう:最初に、肌襦袢(はだじゅばん)という着物用の下着を身につけさせます。これで、着物が直接肌に触れるのを防ぎ、一日中快適に過ごせます。
  2. 着物を着せるコツ:着物は正面できちんと合わせましょう。右側の衿が下、左側が上になるようにします。お子さまが動きやすく、また快適に過ごせるよう、衿元はきつく締めすぎないようにしましょう。
  3. 帯を結ぶ方法:お子さま用の帯は柔らかくて結びやすいタイプを選びましょう。帯を腰の周りに巻いて、後ろでかわいいリボンや蝶々結びを作ります。

これらのステップを踏むことで、3歳の女の子を七五三の特別な日にふさわしい、美しい着姿にすることができます。着付けは少し複雑に感じるかもしれませんが、これらの基本的なポイントを押さえておけば、スムーズに進めることができるでしょう。

記念撮影のためのポーズと表情のコツ

七五三の記念撮影では、自然な笑顔やポーズでお子さまの魅力を引き出すことが重要です。より具体的な撮影のコツを以下に紹介します。

  • リラックスするための工夫:撮影前にお子さまが緊張しないように、家族みんなで和やかな雰囲気を作り出しましょう。好きな音楽を流したり、おもちゃで遊ぶことで、お子さまがリラックスできる環境を整えます。
  • 自然なポーズの提案:強制的なポーズよりも、お子さまが自然に取る動作や表情が生き生きとした写真になります。例えば、「大好きなお人形さんと一緒にね」や「お花をかわいく見せて」といった、遊び感覚で楽しめる指示が効果的です。
  • 表情を引き出すコツ:お子さまの注意を引くおもちゃや、カメラマンが面白い帽子をかぶるなど、カメラを向けられても自然な笑顔を保てるような仕掛けを用意します。また、親御さんが目の前で顔を作って見せたり、好きな話題について質問することも、リラックスした表情を引き出すのに役立ちます。

撮影時のポーズに関しては、着物の美しさを引き立てるように、正座したり、うつむき加減で微笑むなど、和装に合ったポーズを意識するとよいでしょう。また、ぬいぐるみや花などの小道具を持たせることで、手元にも自然な動きが生まれ、写真全体のバランスが整います。

これらの準備とコツを活用することで、七五三の記念撮影は、お子さまの自然な魅力を最大限に引き出すことができます。大切な一日の思い出を美しい写真として残しましょう。

まとめ

七五三は、3歳の女の子にとって特別な日。そんな特別な日にふさわしい着物を選んで、家族みんなでお祝いしましょう。モダンな着物の選択から、アクセサリーや髪型の工夫、着付けのポイント、そして記念写真のコツまでご紹介したこのガイドが役に立つことを願っています。しっかりとした準備を通して、この特別な日を一層特別なものにしましょう。家族全員でこの大切な節目を存分に楽しんでください。

〈参考記事〉
https://www.motoji.co.jp/blogs/reading/shichi-go-san
https://www.hareginomarusho.co.jp/contents/753/237/

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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