着付け小物イメージ

振袖に必要な着付け小物一覧!成人式前に確認【きものプロ監修】

はじめに

振袖と着付けの魅力

成人式や卒業式、結婚式などの特別な日は、日本の伝統的な民族衣装である振袖を着る絶好の機会です。振袖は未婚女性の第一礼装であり、最も格式高い装いといえるでしょう。華やかな振袖は、日本の美と伝統を体現し、着る者に厳かさと華やかさを与えます。着物と同様に、振袖も豊富な色と柄から選ぶことができ、その一枚一枚が世界に一つだけの美を持つアートワークです。この記事では、そんな振袖と着付けの魅力を紹介していきます。

まず、振袖の魅力から紐解いていきましょう。振袖は、通常、ひざ下まで届く長い袖と、鮮やかな色彩が特徴で、豪華な柄が全体に繋がるように描かれています。全体に繋がるように描かれた柄は絵羽模様と呼ばれ、一枚の絵画に例えられる美しさです。色彩は、華やかな赤や朱、黄や緑など、豊富な染料が贅沢に使われます。特に、赤地の振袖は命の喜びや幸福を象徴する色として、古来より尊ばれてきました。また、振袖に描かれる柄は、季節を寿ぎ、お祝い事を表現する吉祥文様です。例えば、桜柄は春や若さを、鶴や亀は長寿を象徴します。

アンティークきものレンタル ゆめや は、大正時代から昭和初期にかけての着物を中心に取り扱っているレンタルショップです。お蚕さんが紡いでくれた上質な絹糸を100%使用して織られた正絹は、ぬめぬめとした光沢に満ち、熟練の職人さんが、構図から下絵・絵付け・手刺繍などの一連を作業を施した絵柄で埋め尽くされた逸品ばかりです。

ゆめやの振袖の中から、絵羽模様の「桃花色に花車の振袖」をご紹介しましょう。昭和初期の五つ紋付色振袖で、花車の絵羽模様が描かれています。ピンクや赤で華やかな中に、ブルー・グリーン・グレーなどの寒色が挿し色として入れられ、安定感のある絵柄です。

さらに、振袖の着付けには特別な技術が必要です。小物の使い方、紐の結び方、衿元の整えや帯結びなど、多くのステップを踏むことで初めて完成します。振袖の着付けは、その繊細な手順の一つ一つが美しい振袖姿を作り出す大切な作業なのです。また、着物の着付けは、着用者の体型や好みに合わせて補整、調整するため、一人一人にフィットした美しい着姿を作り出すことができます。これら一連のプロセスが、振袖と着付けの魅力の一部です。

成人式やイベントでの振袖の役割

振袖は、特別な日の装いとして、あなたを晴れ舞台で一層際立たせます。第一礼装であるため、結婚式など冠婚葬祭の場で多く着用されてきました。特に成人式では、社会人として新たな第一歩を踏み出す若者たちが、自らの個性や美しさが引き立つよう、自分に最も似合う最高の振袖を選ぶのです。これは、自分自身の成長を親御さんに感謝し、大人としての自分を表現する一つの手段となります。

また、卒業式では袴と合わせ、学びの修了を表現する衣装として定着しました。振袖を着ることは、単なる装い以上に、自分の美しさや個性、そして晴れ舞台を尊重する表現となるでしょう。幸福な未来を祈る、希望の象徴でもあります。そのため、誰もが慎重に振袖を吟味し、大切な一日への思いを込めるのです。

振袖を着る際には、正しい着付けが不可欠です。振袖一式には、長襦袢、帯など多くのアイテムが含まれており、これらを適切に組み合わせて着ることで、振袖の美しさを最大限に引き立てられるでしょう。また、帯の結び方や小物の使い方など、細部まで気を配らなければなりません。

振袖の着付けは、一見すると複雑そうに思えますが、適切な指導や準備があれば、誰でも挑戦することができます。また、自分で着付けをすることで、振袖に対する愛着や自信は、より一層深まるでしょう。振袖を着る際は、自分自身で着付けに挑戦してみるのも良いですね。

振袖は、特別な日を彩る装いです。振袖の美しさや華やかさ、着付けの手間と時間が作り出す完成形は、自分自身の成長と、大人としての一歩を象徴します。また、それぞれのアイテムや手順が持つ意味や役割を理解することで、理想の着姿に近づき、着る喜びや満足感も一層深まるでしょう。この記事が、振袖と着付けの魅力を感じ、振袖を楽しむ一助となれば幸いです。

振袖着付けの基本

振袖着付けの流れとポイント

振袖の着付けは、独特の順序と手順を要します。一見複雑に見えますが、基本的な流れとポイントを理解すれば、着付けの際に迷うことは少なくなるでしょう。ここでは、振袖の着付けの流れとそのポイントを紹介します。

着付けの前に、振袖の衿には伊達衿を着け、長襦袢の半衿には衿芯を通しておきましょう。伊達衿は、衿元に色を添えるもので、平安時代の十二単衣が元になっています。長襦袢の衿に衿芯を入れておくと、衿元がきれいに整い、衣紋(首の後)を調度良く抜く(空間をあける)ことができるでしょう。

まず、足袋を履き、肌襦袢と裾よけを着ます。肌襦袢は長襦袢の下に着るもので、肌着としての役割を果たします。裾よけは腰に巻き、裾捌きをよくする下着です。肌襦袢と裾よけが一体になったワンピースタイプのものもあります。

肌襦袢、裾よけの上に、長襦袢を着ます。振袖の丈、形状に合わせた長襦袢を用意してください。

次に、振袖を着ます。振袖を羽織り、袖を通し、衿を合わせて、背中心をきめます。紋入りの振袖の場合は、紋の位置がずれないように注意しましょう。衿は自分の右側(右手側)を下に、左側(左手側)を上に重ねましょう。この衿重ねを右前と呼び、正しい衿元となります。着丈は床すれすれにきめてください。次に、腰ひもを締め、おはしょりを取ります。胸下に伊達締めをしめます。帯板(前板)がベルト付きのタイプであれば、ここで巻きます。

全体の着姿が満足いくものになれば、次は帯を結びます。ベルト無しの帯板(前板)は、1周目と2周目の間、または折りたたんだ帯の間に入れて使います。帯を変わり結びにする場合には、後板を使うこともあります。

振袖に使う帯は主に金糸、銀糸をふんだんに使った袋帯です。帯の結び方は多数ありますが、結婚式には古典的でおめでたい「文庫結び」や「立て矢結び」が良いでしょう。成人式には個性を尊重した、独創的な結び方をおすすめします。「ふくら雀」「胡蝶の舞」「花結び」などをアレンジして、オンリーワンの帯結びを楽しんでください。

ゆめやでも、振袖の帯は存分に遊んで結んでいます。着物と合わせてご覧くださいね。

帯を結ぶ際には、帯揚げと帯締めを使います。帯揚げを帯の上部、または帯枕にかけ、正面で結びます。帯締めは、帯結びの最後に帯の上からきっちりと締めることで帯の形を保つ組紐です。

このように、振袖の着付けは独特の手順を踏みますが、それぞれのステップが振袖の美しさを引き立てる大切な要素です。また、着付けの際には体型や着心地に合わせて補整、調整を行い、自分だけの着姿を演出します。これら一連のプロセスが、振袖と着付けの魅力の一部です。

振袖着付けに必要な基本アイテム

振袖を着る際には、振袖だけでなく、多くのアイテムが必要です。ここでは、その基本アイテムを一覧で紹介します。

まず、肌襦袢です。これは、着物を着る際の下着として着用します。できれば素肌には和装ブラジャーを着け、胸の膨らみを押さえましょう。肌襦袢にはタオルやパッドをつけて、体型を補整します。

次に長襦袢です。振袖の下に着るアイテムで、全体の着姿を整えるものです。振袖の長い袖を整えるには、振袖の寸法に合わせた長襦袢が必要となります。

振袖着付けのための準備

振袖着付けの事前準備とチェックリスト

振袖を美しく着るためには、事前の準備が必要です。振袖を着る当日から逆算し、数日前から着付けに必要なアイテムを揃え、事前に準備をしておきましょう。ここでは、振袖着付けの事前準備とその際のチェックリストを紹介します。

まずは、振袖と一緒に必要な着付け小物を確認しましょう。振袖は長襦袢、帯、帯揚げ、帯締め、伊達衿、半衿など多数のアイテムと一緒に着用します。これらのアイテムは、着付けの際に必要となるため、準備をしておきましょう。

ゆめやの振袖レンタルなら、必要な小物は全てセットでお届けいたします。ご安心ください。

次に、振袖のサイズを確認します。振袖は基本的に身長に合わせて誂えますが、大量生産されたプレタ着物はフリーサイズで販売されています。アンティーク着物の場合は、かつての所有者の寸法で作られているので、現代人の体型に合うよう、お直ししているものがほとんどです。そのため、場合によっては身丈や袖丈が自分に合わない着物もあるでしょう。着物のベストサイズは身丈=自分の身長のプラスマイナス5cm以内であれば調整次第できれいに着られます。レンタルの場合は、早めに試着を行い、必要であれば調整を依頼する時間を確保することが大切です。

また、振袖を着る際には、下着も大切なポイントとなります。通常の下着ではなく、着物専用のブラジャーや肌襦袢を選び、着物のシルエットをきれいに見せることが重要です。肌襦袢は直接肌に触れるので、快適に着られるものを選びましょう。

さらに、振袖を着る日の髪型も考えておく必要があります。振袖には華やかな髪飾りを合わせるのが一般的ですが、自分で髪を結うのが難しい場合は、事前に美容院への予約を入れると安心です。また、メイクも振袖に合わせて考えておくと、当日がスムーズに進みます。前もって、振袖と帯の画像を美容師に見せてヘアスタイルを相談しておけば安心ですね。

最後に、足元の草履やバッグも忘れずに準備しましょう。草履は振袖の色や柄に合わせて選び、足袋とのコーディネートも楽しむことができます。よくわからないときは、帯の色と草履の色を合わせると、ちくはぐな印象になりません。バッグは小物を入れるためのものですが、振袖と同じように華やかなデザインのものを選びます。

これらの準備を進めていく中で、振袖を着る日の流れや、着付けをする時間なども考えておくと安心です。また、着付けが初めての人や自信がない人は、専門の着付け教室でのレッスンを受けるか、プロに着付けを依頼することも選択肢の一つです。しっかりと準備をして、振袖を美しく着る日を迎えましょう。

振袖着付けの際の下着選び

長襦袢、振袖と重ねて着るのだから、下着は何でもよい、と思っていませんか? 振袖着付けの際は通常の下着ではなく、着物専用の下着を着用します。ここでは、振袖を着る際の下着選びについて紹介しましょう。

着物を着る際には着物専用の下着、和装ブラジャーを選びましょう。和装ブラジャーは、胸の膨らみをおさえ、胸元ををきれいに見せます。どうしても必要な下着ではありませんが、より美しい振袖姿のために、あると便利なアイテムです。

次に肌襦袢と裾よけです。これは、和装ブラジャーの上に着るもので、着姿の土台作りになります。肌襦袢にパッドをつけたり、タオルを巻いたりして、体型を補整するのです。着物は体の凹凸が少ないほうが美しく仕上がるため、肌襦袢と補整具が重要な役割を果たします。肌襦袢もサイズや素材を選び、自分の体型に合ったものを選びましょう。裾よけは着物の裾から見えてはいけません。自分の身長に合わせ、適切な長さに折り返して身に着けてください。

また、下着の一部として重要なものが「補整用のベルト」です。タオルやパッドによる体型補整が不十分な人は、ベルトとパッドが一体化した、補整用ベルトを試してみましょう。補整腰パッド、着物ファンデーション、ウェストパッドなど呼び方はさまざまです。これは、身体のラインを整えるために着用するアイテムで、特に胴回りを平らに見せることで、着物の美しさを際立たせます。補整用のベルトにはゴムやクリップが付いているものも多く、初心者でも簡単に装着することができます。

下着選びのポイントとしては、一つは「フィット感」です。着物は体型によらず、どなたでも美しく着ることができますが、そのためには下着選びが重要となります。サイズが合わない下着を着用すると、体に必要以上の力がかかり、きものが着崩れしやすくなるため、自分の体型に合った下着選びをすることが大切です。「少しでも細く見せたい、着崩れを防ぎたい」との思いから、下着類の紐をきつく結ぶ人がいますが、これはNGです。振袖を長時間身に着けていると、下着の締付けが苦痛になる場合があります。せっかくの晴れの日に、苦しい思いをしないよう、下着類の紐は適度に結んでください。

また、下着は着物の中でも特に肌に近い部分にあたるため、素材選びも重要となります。綿やガーゼなど肌触りが良く、吸湿性のある素材を選ぶと、長時間着物を着ていても快適に過ごせるでしょう。

以上のような事項に注意しながら下着を選ぶと、美しい振袖姿のベースが出来上がります。せっかくの成人式や結婚式ですから、十分な準備をして、自信を持って振袖を着られるようにしておきましょう。あらゆる観点からの準備が整った時に、初めて全体のバランスがとれた振袖姿を作り上げることができます。 

振袖着付けの便利グッズ

振袖着付けに役立つ便利グッズ

振袖の着付けには、見た目の美しさだけでなく、快適さも重要です。そのために、特に便利なグッズをご紹介します。

まず、着付けに必要不可欠なアイテムの一つが「着付けクリップ」です。着付けクリップは体型補整から、長襦袢、着物に帯とさまざまなシーンで活躍します。衣紋抜きや帯の巻き終わりなど、大切なポイントを着付けクリップでとめておくと、着付け中の布のずれを抑えることができるので、思いどおりの着姿に仕上がります。着付けクリップは何本あっても便利なので、十分な数を準備しておきましょう。

次に、おすすめの便利アイテムは「コーリンベルト」です。これは着物をきれいに着るために必要なアイテムで、衿合わせを整えるために使用します。着崩れを防ぎ、美しい衿元をキープできるので、着物にも、長襦袢にも使うと良いでしょう。振袖を着る際は、コーリンベルトを2本、用意してください。

また、衿元を整えるためには「衿芯」も必要です。長襦袢の地衿に硬めの衿芯を挿入し、乱れや型崩れを防ぎます。衣紋もきれいに抜けるので、長襦袢を着る前に必ず入れておきましょう。衿芯で衿元を美しく整えると、立体的な仕上がりになります。

さらに、「足袋」も着付けに必要なアイテムです。足袋には、単色のものから柄物までさまざまな種類がありますが、成人式や結婚式など、冠婚葬祭の場では、白足袋を着用します。外出中に白足袋が汚れることがよくあるので、予備を携帯しておきましょう。

着付けが楽しくなるおしゃれな和装小物

そして、振袖の着付けをより楽しく、特別なものにするためには、おしゃれな和装小物も欠かせません。

おしゃれな和装小物といえば、「帯留め」が人気ですが、残念ながら振袖には向きません。帯留めには三分紐という細い帯締めを使いますが、重く豪華な振袖帯を支えるには、細く華奢な三分紐では無理があるためです。その代わり、振袖用の帯締めにはビーズやパールなどをふんだんに使った、おしゃれなデザインが多くあります。結び方も多用で、花形やハート型など、自由にアレンジできるでしょう。

帯飾り」は振袖におすすめの小物です。これは帯の上に飾るアクセサリーで、帯締めとともにコーディネートのアクセントになります。羽織紐や金属製のもの、ビーズや糸で作られたものなど、さまざまな種類があります。和風、洋風にこだわらず「きれい!」と思うアクセサリーで、帯と自分を飾りましょう。

そして、「扇子」も忘れてはいけません。振袖を始め、留袖や訪問着などの礼装のでは、祝儀扇(しゅうぎせん)と呼ばれる扇子を帯に挿します。祝儀扇は涼をとるためのものではなく、礼を尽くすための儀礼として挿すものです。暑いからといってパタパタとあおがないようにご注意ください。涼をとるための扇子は夏扇子といって、祝儀扇とは別物となります。フォーマルな場では、挿しているだけで一層華やかな雰囲気を演出できます。物を渡すときに下にかざすなどの正式な使い方はありますが、不慣れな方は、写真撮影で持つように指示されたとき以外は、帯に挿したままのほうがよろしいでしょう。扇子にも色々な柄や色があるので、振袖や帯に合わせて選びましょう。

その他にも、「かんざし」や「」などの髪飾りも着付けを楽しくします。振袖を着る際には、ヘアスタイルにもこだわりたいものですね。髪飾りは、和装の髪型を華やかに彩るアイテムであり、コーディネートの一部として選びます。金属製や樹脂製、木製など、素材も多種多様です。つまみ細工や花飾りの髪飾りもかわいらしく、振袖との相性が良いでしょう。

ゆめやのかんざしも、細工のかわいらしいものばかりです。たった一度の成人式ですから、思い切って主役級の髪飾りを着けましょうね。

着付けバッグ」は、あると便利なアイテムです。これは、振袖や帯、足袋、帯揚げなど、着付けに必要なアイテムをすべて収納できる便利なバッグです。この着付けバッグがあれば、必要なアイテムを一つ一つ探す手間を省くことができます。特に、外出先で着付けをする場合は、着付けバッグ一つに全てのアイテムを詰められるので、移動が楽になり、忘れ物の心配も少なくなるでしょう。

これらの便利グッズやおしゃれな和装小物を使って、振袖の着付けを楽しんでみてはいかがでしょうか。それぞれのグッズが持っている機能性やデザインを活かして、自分だけのコーディネートを楽しんでください。

振袖の着付けに役立つ便利グッズは、レンタルすることも可能です。多くのレンタル店で、振袖や帯だけでなく、着付けに必要な小物もセットでレンタルサービスしています。初めて振袖を着る方や、自宅に着付けグッズを揃えるのが難しい方は、このようなレンタルサービスを利用するのも賢い方法です。

ここまで、振袖の着付けに役立つ便利グッズと、着付けが楽しくなるおしゃれな和装小物をご紹介しました。成人式や結婚式、卒業式など、特別な日に振袖を着る際には、これらのアイテムをぜひご利用ください。また、これらのアイテムを使用すると、振袖の着付けがより楽しく、快適になること間違いありません。

振袖着付けの練習方法

振袖着付けの自分での練習方法

振袖の着付けは、多くの手順があるため、難しく感じるかもしれません。ですが、手順を理解し、基本的な流れを覚えてしまえば、自分自身で着ることが可能です。今回は、振袖の着付けを自分で行うための練習方法をご紹介します。

まず、振袖の着付けに必要なアイテムを準備します。これには、長襦袢、帯、半衿、肌襦袢、足袋、伊達締め、帯締め、帯揚げ、補正パッド、肌着、着物ベルト、前板、帯枕などがあります。これらのアイテムを一通り揃え、それぞれの役割と使い方を理解することが大切です。

次に、基本的な着付けの手順を学びます。まずは足袋を履き、和装ブラなどの下着を着けて、その上に肌襦袢と裾よけを着ます。次に長襦袢を着て、振袖を羽織りましょう。その際、衿元や袖口などがきちんと整っているかどうかを確認してください。次に、帯を締めます。帯は、自分で着る場合は前面で結びますが、人に着せてもらう場合は背面で結びます。形のできた作り帯や、改良枕を使うと、前結びで華麗な帯が自分で結べるでしょう。結び方や帯結びの形状にもいくつか種類がありますので、自分の好みや体型に合わせて選んでください。帯締めや帯揚げを適切に配置し、全体のバランスを見ながら調整します。最後に、草履を履いて完成です。

これらの手順を一つ一つ確認しながら、自分で着付けを行うと、やがて着付けに慣れることができます。また、実際に自分で着付けを行うことで、自分の体に合った調整の方法や、自分が着やすい方法、コツなどを見つけられるでしょう。

ですが、最初から完璧に着付けを行うのは難しいです。特に振袖は、着物を着る人の中でも上級者レベルの技術を必要とします。まずは普段着の街歩き用、小紋で練習を重ね、着付けの手順を覚えましょう。帯の結び方は多くの種類がありますが、自分で結ぶ場合は形が限られます。

実際に人に着付けを行う練習も有効です。自分で着付けを行うのとは違い、人に着付けることで、手順や技術を深く理解できるでしょう。友人や家族など、協力してくれる人がいれば、お互いに着付けの練習をしてみてください。

以上のように、自分で着付けの練習を行うことは、振袖を自分自身で着るための重要なステップです。ですが、もし自分で着付けることが難しく感じる場合や、特別なイベントで振袖を着る場合などは、プロの着付け師に任せるのも一つの選択肢です。成人式や結婚式など、特別な日には、自分で着付けを行うのではなく、プロに依頼すると、安心してその日を迎えることができます。

おすすめの着付け教室とその利点

独学で着付けを練習していると、自己流になってしまったり、正しい手順が分からなくなってしまったりすることがあるかもしれません。そんな時には、プロが教えてくれる着付け教室を利用するのも一つの方法です。着付け教室では、基本的な着付けの方法から応用的な技術まで、着物に詳しい講師の指導のもと、存分に学ぶことができるでしょう。ここでは、おすすめの着付け教室とその利点を紹介します。

1つめのおすすめは、全国展開している有名な着付け教室です。大手の着付け教室では、講師が基本から応用までの技術を、とことん教えてくれます。着付けに便利な小物の使い方も、きちんと指導してもらえるでしょう。また、教室が全国各地にあるため、自宅近くで探すことも可能です。さらに、レンタル着物サービスを行っている教室もあり、自分で着物を持っていない方でも、教室で準備してある着物を使って練習することができます。

2つめのおすすめは、地元の着物店が主催している着付け教室です。地元の着物店では、その地域の伝統的な着付けの方法や、地元で人気の帯結びなどを学ぶことができます。また、店主との交流を深めると、着物に対する理解や愛着も深まるでしょう。

3つめのおすすめは、オンラインの着付け教室です。自宅で気軽に学べるため、時間や場所を選ばずに練習できます。また、リアルタイムで講師の指導を受けられるので、分からない点を質問すると、すぐに回答をもらえるでしょう。

以上のように、各種着付け教室は、自分で振袖の着付けを練習する上で、大変有効なツールです。基本的な技術を習得するだけでなく、自分のスタイルを見つけるきっかけにもなるでしょう。

振袖の着付けを自分で行うことは、成人式や結婚式などの特別な日に、自分らしさを表現する手段となります。ですが、着付けは独学で学ぶだけではなく、専門家から教えてもらうことで、より深く、より美しく着付ける知識と技術を身に付けることができます。ぜひ、この記事を参考に、振袖の着付けを楽しみながら練習してみてください。

振袖のレンタルについて

特別な日に華やかな振袖を着たいと考えているけれど、価格が高くて手が出せない、または一生に数回しか着ないであろう振袖を自宅に保管するスペースがないという方々にとって、振袖のレンタルは非常に魅力的な選択肢となります。ここでは、振袖のレンタルについて詳しく解説します。

振袖レンタルのメリットと注意点

振袖レンタルの最大のメリットは、やはりそのコストパフォーマンスです。新品の振袖と帯を購入すると、数十万円から数百万円という大金が必要となります。一方で、振袖のレンタルならば、その一部の費用で、高品質な振袖を着ることが可能です。成人式や結婚式といった特別な日のために、豪華な振袖を着たいと考えている方にとっては、非常に有益な選択肢といえるでしょう。

また、振袖のレンタルでは、一般的には振袖だけでなく帯や帯締め、草履やバッグといった小物類、さらには肌着や肌襦袢といった下着類もセットでレンタルすることができます。レンタル店によっては肌に直接着ける下着類は、レンタルできない場合があるので、注意しましょう。振袖一式は全てコーディネートが難しく、それぞれを個別に揃えるとなると手間とコストがかかりますが、レンタルならば全てが揃っているため、非常に便利です。

さらに、レンタルの場合は、自宅での保管スペースを必要としません。一般的に振袖はサイズも大きく、適切な保管をしないと虫食いや色あせの原因となるため、自宅で保管するには相応のスペースと管理が必要です。その点、レンタルならば使用後は店舗に返却すれば良いので、保管場所に困ることはありません。

ですが、振袖のレンタルにも注意点があります。一つは、レンタル品の振袖は、サイズが限られる、という点です。振袖は基本的に一人ひとりの体型に合わせて寸法を取り、誂えます。ですが、レンタルの場合は、店舗の在庫から選ばなければならないため、完全に自分の体型に合った振袖を選ぶことが難しい場合があります。

また、レンタルの振袖は、他の多くの人が着用したものであるため、新品の振袖のような状態ではないことも覚悟しなければなりません。中古品に抵抗感を持つ人もいます。レンタル店は注意深く振袖を管理し、クリーニング等を行っていますが、気になる人は実物を見る、試着をするなどして、レンタル振袖の状態を確認してみましょう。

振袖は日本の伝統的な装いであり、成人式や結婚式などの特別な日にふさわしい衣装です。ですが、購入するには高額な費用がかかるため、レンタルすることを検討している方も多いでしょう。振袖のレンタルにはメリットが多い一方、注意点もあります。自分の体型や好みに合った振袖を選び、最高の一日を過ごすために、上記の情報を活用してみてください。

ゆめやの振袖は、定番の赤に古典柄だけではなく、シンプルな色振袖、クールな色振袖、芯の通った黒振袖など、たくさんご用意しています。

振袖着付けに必要なもののチェックと準備

振袖着付けを成功させるためには、まず必要なアイテムをチェックし、事前に準備をしておくことが重要です。振袖は華やかな装飾が施された長袖の着物で、特に成人式や結婚式といった特別な日に着用されます。そのため、その着付けは通常の着物とは異なり、細部まで気を配る必要があるでしょう。

まず、着付けに必要な主なアイテムは以下のとおりです:

  • 振袖:本体の着物です。選び方は自分の身長や体型に合わせ、好きな色や柄を選びます。
  • 長襦袢:振袖の下に着ます。色は振袖に合わせ、主に白や紅色が選ばれます。
  • 肌襦袢:長襦袢の下に着る肌着です。肌に直接触れるため、素材や肌触りにこだわりましょう。
  • :振袖に合わせて選びます。豪華な装飾が施された袋帯が一般的です。
  • 帯枕:帯を締める際に背中に当てるアイテムで、帯の形を整える役割があります。
  • 草履とバッグ:これらも振袖や帯と色柄を合わせます。
  • 小物:帯締め、帯揚げ、半衿、伊達締め、肌襦袢、衿芯、前板、足袋などが必要です。

以上のアイテムは全て揃っていることが必須です。また、準備する際は、成人式や卒業式の日取りを確認して、時間に余裕を持って手配しましょう。レンタルの場合は特に、人気のある振袖は早めに予約が埋まることもあるため、早めの行動がおすすめです。

振袖着付けでさらに楽しむためのアドバイス

振袖を着る機会は、人生の節目であり、大切な瞬間です。だからこそ、振袖を着る日を楽しみ、思い出深いものにするために以下のアドバイスを心に留めておいてください。

  • 自分らしさを大切に:振袖選びは自分らしさを表現する絶好の機会です。人気の柄や色を追いかけるのも良いですが、自分が心から気に入ったものを選びましょう。また、振袖の古典柄は、定番柄ではありません。むしろ自分のアイデンティティーを意識するきっかけになる柄といえます。さまざまな柄を試着し、自分だけのスタイルを追求してください。
  • 着付けの練習を積む:着付けは練習を積むことで、自然と手際が良くなります。時間を見つけては練習を重ね、成人式や卒業式の日にはスムーズに着付けられるようにしましょう。
  • プロに任せるのも一つ:着付けが難しい、自信がないという方は、プロに依頼するのも一つの方法です。確かな技術を持ったプロに任せることで、美しく着こなすことができます。また、レンタルショップでは、振袖のレンタルと一緒に着付けサービスを提供しているところも多いので、そのようなサービスを利用するのも便利です。
  • 髪型や小物にもこだわる:振袖の魅力を最大限に引き立てるためには、髪型や小物のコーディネートも重要です。髪飾りや着物に合わせた帯締めなど、細部までこだわることで、より一層華やかな装いになります。
  • 快適さを忘れずに:着物は見た目だけでなく、着心地も大切です。特に振袖は長時間着用することが多いので、肌襦袢や足袋などの下着にはこだわりましょう。また、帯締めや帯枕の位置を調整し、美しい形が持続するように心掛けてください。

最後に、振袖を着る機会は特別な日であることを忘れずに。成人式や卒業式、結婚式など、人生の大切な節目で振袖を着ることは、その瞬間をより一層特別なものにしてくれます。その日を楽しむために、心地よく、そして美しく振袖を着こなしてください。

以上が、振袖着付けに必要なもののチェックと準備、そして振袖着付けでさらに楽しむためのアドバイスのまとめとなります。これらのポイントを押さえて、振袖を最大限に楽しんでください。

振袖は日本の伝統的な民族衣装であり、その美しさと格調高さは世界でも評価が高いです。振袖を着ることは、日本の伝統を我が身に纏う意味があります。ですから、振袖を着る際には、和の精神を理解し、自分自身を高める一つの機会と捉えてみてはいかがでしょうか。そして、待ちに待ったハレの日、自分が選び、自分が着付けた美しい振袖を着て、特別な日を心から楽しんでいただきたい、と願ってやみません。

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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