
【2024年最新版】成人式着物レンタル相場! 価格とお得な選び方
はじめに
この記事を読んでわかること
振袖に身を包み、大人の仲間入りをする成人式は、一生に一度だけの特別なイベントです。大切な日のために、振袖を選び、予約をする準備が始まる時期に、気になるのがその価格の相場や選び方ではないでしょうか。
今回の記事では、成人式に関する基本的な知識や振袖の選び方のポイント、さらには予算について詳しく紹介します。
- 振袖のレンタルや購入には、いくらかかる?
- 着付けや小物はどうしたらいいの?
- 成人式の当日の流れは?
など、振袖にまつわるさまざまな疑問を早めに解決し、より良い選択をしましょう。もちろん、色やデザイン、そして柄など、振袖を選ぶ際のポイントについても触れていきます。
成人式とは?
現在では18歳で成人を迎えますが、多くの自治体での「成人式」は、20歳になる若者たちが大人としての社会的な責任や義務を新たに担うにあたり、これを激励し、祝う行事です。古くは男子は元服、女子は裳着などといった儀礼によって成人になったことを祝っていました。いまの「成人式」は第二次世界大戦後に始まり、全国に広がった行事です。この日には、多くの女性が振袖を着用し、その美しさや華やかさを披露します。振袖は女性の第一礼装で、特別な日に着る、伝統的な日本の和服の一つです。
多くの地域や学校では、成人式が行われる会場に新成人たちが集まり、その地域や学校の仲間とともに一緒に成人を迎えた喜びを分かち合います。成人式は、多くの女性にとって、振袖を着る数少ない機会ともなるため、その選び方や準備にはこだわりたいもの。振袖をレンタルする場合や購入する場合のどちらにもメリットがあり、その選択は自分の予算や好みによって異なります。
成人式の日は、自分の成長を感じ、家族や友人との絆を深める大切な日です。その日のための振袖選びや準備、そして成人式当日の流れを知って、この特別な日を心から楽しんでください。
成人式の着物レンタルの現状
成人式には特別な振袖を身にまとい、成人の仲間たちとともに新たな人生のスタートを祝いたいものですよね。さて、そんな特別な日の振袖は、レンタルと購入の、どちらを選べばいいのでしょうか。また、レンタルする場合には、どんな点に注意すればいいのか、振袖レンタルの現状について触れてみたいと思います。
どこでレンタルすればいい?
近年、成人式の振袖は、多くの店舗やネットショップでレンタルが可能です。
ゆめやのサイトには、正絹100%の上質なアンティーク着物ならではの古典的なデザイン、さまざまな色や柄が豊富にラインナップされています。また、小物、草履やバッグのコーディネートも承っていますので、成人式の当日に安心してご利用いただけます。
レンタルと購入の違い
成人式の振袖を選ぶ際のレンタルと購入には、大きな違いがあります。まず、レンタルのメリットとして、一回きりの利用なので、費用を抑えられる点が挙げられます。また、着用後の保管やメンテナンスの手間を考えると、レンタルはたいへん便利です。
購入の場合は、一生の思い出として自分のものにすることができますが、価格はレンタルに比べて高くなりがちです。ですが、購入することで、独身の間は、ご友人やご親戚の結婚式などのフォーマルな場で着ることもできますし、後にご自分のお子さまやお孫さまに受け継ぐことも可能です。
アンティークきものレンタル ゆめや は、大正時代から昭和初期にかけての着物をメインに取り扱うレンタルショップです。ゆめやでは、レンタル価格、追加料金、返却方法など、詳細な情報を提供しています。いくつかの店を比較することで、自分の予算や希望に合わせて、最適な選択をすることができるでしょう。
ゆめやの振袖の中から、今年のトレンドの一つである「単色」「シンプル」「大正ロマン」な振袖をご紹介しましょう。「緋色に菊の花薫る振袖」は、「日本のおしゃれ展池田重子コレクション」で披露された、大正時代のアンティークきもの「菊の花薫る訪問着」の復刻版の振袖です。緋色地をベースに、縦のラインに添って白菊・乱菊・小菊があしらわれています。



どちらの方法を選ぶにしても、大切なのは自分らしさを表現すること。自分の気に入った振袖を選ぶことで、より一層特別な思い出となるでしょう。
着物の相場とその理由
成人式の振袖の価格についてもしっかりと把握しておきたいものです。では、振袖の価格の相場はいくらなのでしょうか。また、その価格にはどのような理由があるのでしょうか。
いくらくらいかかるの? 相場の実態
振袖の価格は、レンタルと購入で大きく異なります。レンタルの場合は、一般的には10万円〜30万円程度が相場とされています。この中には、振袖本体のほかに、小物や着付け、ヘアメイクの料金も含まれる場合が多いです。
購入の場合は、新品の振袖であれば20万円から、高級なものでは、100万円以上にもなります。もちろん、これはデザインやブランド、素材によっても異なります。そのほかに、帯・草履・バッグをはじめとする小物も購入する必要があります。
価格の幅や差額の主な理由
価格の差の理由として、以下の点が挙げられます。
- デザイン: 職人による手仕事がほどこされた振袖は価格が高くなる傾向にあります。手描きや絞り、刺繍や箔押しなど、手間暇を掛けられたものほど高価になります。
- 素材: 正絹100%のものや、特定の織り方など、素材の質や生産量が少ないものは価格が上昇します。
- ブランド: 有名なデザイナーやブランドの振袖は、その名前の価値分、価格が高くなりがちです。
- 付属品やサービス: 着付けやヘアメイク、前撮り写真撮影などのサービスがセットになっている場合は、その分の費用が加算されています。
安い店舗と高い店舗の違い
成人式の振袖を選ぶには、予算や好み、必要なサービスを考慮して、納得のいく店舗やプランを選ぶことが大切です。
- サービスの質: 高級店舗では、専門のスタッフが丁寧に対応し、アフターサービスも充実しています。
- 商品の品質: 安価な店舗では量産型の商品が多く、高級店舗ではオーダーメイドや一点ものの商品が多いことが一般的です。
- 試着の機会: 高級店舗では、多くの振袖を試着して選ぶことができます。安価な店舗ではその数が限られていることがあります。
- オプション: 高級店舗では、オリジナルの小物やコーディネート、写真撮影のサービスなど、オプションが豊富です。
高いからといって自分に合ったものであるとは限りません。ご自身の予算や価値観とバランスを取りながら選びましょう。
成人式の着物選びのポイントとコツ
振袖の選び方は、成人式の印象を大きく左右します。自分に合った最適な振袖を選ぶためのポイントとコツを紹介します。
人気のデザインやカテゴリをチェック
ひと口に「振袖」といっても、流行の色柄や、伝統的な色柄など、さまざまなデザインのものがあります。ご自身の好みの色柄をチェックしておくことをおすすめします。
- 最新のトレンド: 成人式を迎える前には、ネットやカタログで最新のトレンドをチェックしてみましょう。事前に人気の柄や色、デザインを知ることで、自分の好みの傾向が分かります。
- 古典的なデザイン: トレンドに捉われず、古典的なデザインも選択肢の一つです。特に、伝統的な柄や色合いは、時代を超えて愛されるデザインとなっています。
- お店の一覧やランキング: 各専門店やサイトが提供するランキングやカテゴリーの情報を参考にすることで、多くの人々が選んでいるデザインを確認できます。
古典とモダンが融合した振袖をご覧いただきましょう。「菜の花色に花菱立涌、鳳凰孔雀の振袖」は、かなり高級な部類に入る振袖ですが、草履・バッグ・その他の小物も付属して26万円ほどと、手が届きやすい価格に設定しています。これだけの高級着物・小物を買い揃えるとなると、100万円ではまったく無理なお話しですので、ぜひレンタルでお召しになってください。



どういうコーディネートがおすすめ?
着物のコーディネートは、洋服のコーディネートとは異なります。特に成人式の振袖のコーディネートというと、難しく思う方も多いのではないでしょうか。振袖をセンス良く着こなすためのコーディネートのコツを押さえておきましょう。
- 色のコーディネート: 帯は、振袖の中に使われている色が入ったものを選ぶと、全体のバランスが良くなります。帯揚げや帯締めも同様ですが、ポイントを効かせるのもおすすめです。半衿や伊達衿は、お顔映りを左右します。刺繍半衿や効かせ色の伊達衿は、着姿を一層、華やかに演出します。
- 小物の選び方: 成人式では、バッグや草履、ヘアアクセサリーなどの小物も大切です。これらの小物も全体のコーディネートを考慮しながら選ぶことが重要です。
- ヘアメイク: 着物の色やデザインに合わせて、ヘアメイクを変えることで、全体の印象をより引き締めることができます。事前に美容院で試しにヘアメイクをしてもらい、相談するのもおすすめです。



成人式の振袖選びは、自分の好みや体型、そしてその日のイメージに合わせて選ぶことが大切です。事前の準備やリサーチをしっかりと行い、自分に最も合った振袖を選びましょう。専門店のスタッフや、ご家族との相談も選び方の参考となりますのでおすすめです。
価格以外に注意したいこと
成人式の振袖選びでは、価格だけでなく、さまざまな要素に目を向けることが大切です。ポイントを押さえておくことで、後悔のない選択をすることができます。
レンタルの際の予約のコツと注意点
レンタルには、
- 費用: 通常、購入に比べてリーズナブル。
- ケア: クリーニングや保管の手間が不要。
- バリエーション: さまざまなデザインや柄を試すことができる。
といったメリットがあります。
一方で、気を付けておきたいこともあります。レンタルで失敗しないために、いくつか注意点を押さえておきましょう。
- 早めの予約: 成人式のシーズンには多くの人が振袖をレンタルするため、人気のデザインやサイズから予約が埋まっていきます。早めの予約で、自分の好きなデザインを確保することができます。
- 試着: 実際に着てみることで、サイズやデザインの確認ができます。また、小物や帯とのコーディネートも試せるため、予約前に試着をおすすめします。
- 返却期限や追加料金: レンタルの際は返却期限や遅延時の料金、汚れやダメージ時の料金などを確認しておくことが大切です。遅れて返すと高額な料金がかかる場合もありますので、注意しましょう。
- プランの内容: レンタル料金にヘアメイクや小物、クリーニング料が含まれているかどうかをチェック。追加で料金がかかる場合もあるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。
ゆめやのレンタルに関するご質問は、「よくあるご質問」をご確認いただくか、「お問い合わせ」からお気軽にお寄せください。ゆめやスタッフが張り切ってお返事させていただきます。
もう一つ、年代物の振袖をご紹介しましょう。「桃花色に花車の振袖」は、昭和初期の五つ紋アンティーク色振袖です。花の縁や紅葉が金糸で手刺繍され、華やかな振袖になっています。ピンクや赤でかわいらしいだけではなく、水色・緑・グレーの挿し色がよく効いています。帯や小物をグレー等の挿し色になされば、もっと大人っぽい着こなしになります。ブーツも似合うことでしょう。



購入する場合のメリットとデメリット
購入する場合にも、メリットとデメリットがあります。
メリット
- 思い出の品: 大切な日の思い出として、振袖を手元に残すことができます。
- こだわり: 市販のもの以外にもオーダーメイドで自分の好みに合わせて作ることが可能です。
- 他の機会にも利用: 他のフォーマルな場面での利用や、将来的には、お子さまやお孫さまへ受け継がせることが考えられます。
デメリット
- 初期費用: レンタルに比べ、購入は費用が高くなります。特に高級なものは数十万円以上の費用がかかることも。仕立て代・裏地・八掛などが別料金となることもありますので、注意してください。
- メンテナンス: 保管やクリーニングに手間や費用がかかることがあります。
- 再利用の機会: 振袖は晴れ着なので、頻繁に着る機会がありません。
- 着やすさ: 仕立てに時間がかかるため、すぐに着ることができません。
成人式の一日を最も美しく、そして心地よく過ごすためにも、事前の準備と情報収集が大切です。
口コミや情報収集で失敗しない選び方
成人式の振袖選びは、情報収集がたいへん重要です。口コミやネットの情報をうまく活用して、失敗しない選び方を紹介します。
ネットやバーチャルでの情報収集方法
- サイトマップや検索機能を利用: 多くのネットショップや専門店のサイトにはサイトマップや検索機能があります。気になるデザインや価格帯を絞り込むことで、効率的に情報を得ることができます。
- 口コミや評価をチェック: ほかの利用者の評価や口コミは、店舗や商品の実際の質やサービスを知る上で大変参考になります。ただし、一つ一つの評価にとらわれすぎず、総合的な評価を見ることが大切です。
- 最新のトレンドを確認: トレンド情報や専門のコラムを読むことで、最新のデザインや人気の柄を知ることができます。
スタジオや店舗での試着のコツ
- 事前の予約: 試着は時間がかかることが多いので、事前に予約をすることでスムーズに試着を楽しむことができます。
- 予算を明確に: 店舗スタッフに予算を伝えることで、予算内での最適な選び方をアドバイスしてもらえます。
- 好みやイメージを伝える: どのようなデザインや色を好むか、イメージをスタッフに伝えることで、より自分好みの振袖を提案してもらえます。
- 小物やコーディネートも確認: 振袖だけでなく、帯やバッグ、草履などの小物も試すことで、全体のバランスやコーディネートのイメージを具体的にすることができます。
- メンテナンスやアフターケアを確認: 購入後のメンテナンスや、レンタルの場合の返却方法、クリーニングの有無など、アフターケアについても事前に確認しておくことで、後々の手間を省くことができます。
情報収集の際は、ネットの情報だけでなく、実際に店舗での試着やスタッフとの相談も大切です。成人式をより特別なものにするために、さまざまな情報源を活用して、最適な振袖を選びましょう。
まとめ
成人式は一生の思い出となる特別なイベントです。そのため、振袖選びはたいへん重要です。情報が多く、選択肢も豊富な現代において、どのようにしてベストな選択をするか、改めて確認しましょう。
予算の設定は大切
レンタルの振袖の相場は10万円〜30万円が一般的です。購入の場合には、さらに高額になります。そのほか、小物やヘアメイク、写真撮影の費用等もプラスされます。
早めの準備と予約がおすすめ
レンタルの場合は、人気の店やデザインは早めに予約が埋まる傾向があります。一方、購入の場合には、仕立てに時間がかかることを考慮しましょう。
成人式はあなたの大切な一日。多くの情報や選択肢から、最も自分に合った振袖を選ぶことで、この特別な日をより一層楽しむことができますように。




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