振袖イメージ

【着物のプロ伝授】ぽっちゃり体型さん向け、振袖の選び方と着付け術

はじめに

ぽっちゃり体型でも振袖を美しく着こなすための基本知識

ぽっちゃり体型の方が振袖を選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえることが大切です。まず、振袖選びで重要なのは、自分の体型に合ったサイズのものを選ぶこと。サイズが合っていないと、どんなに美しい振袖もその魅力を十分に発揮できません。特に、バストや腰回りのサイズに注意しましょう。また、高身長や大きめサイズの方は、振袖の丈や袖の長さにも注意が必要です。

次に、色選びです。ぽっちゃり体型の方には、寒色系の色がおすすめ。濃紺深緑など、落ち着いた色合いは体を引き締めて見せる効果があります。また、収縮色として知られるは、スッキリとした印象を与えます。反対に、暖色系の色は体を大きく見せる傾向にあるため、注意が必要です。

柄については、大きな柄も、細かい柄もそれぞれ利点があります。上手く活用することで、視覚的に体をスリムに見せる効果があります。ただしそれぞれ一長一短があるため、中間のサイズの柄を選ぶというのが無難ではあるといえます。

成人式や特別な日のための振袖選びのポイント

成人式や結婚式など、特別な日のための振袖選びでは、以下のポイントを心にとめておくとよいでしょう。

  • 色の選び方:成人式には、華やかな赤やピンク、青などの色が人気ですが、体型に合わせて色を選ぶことが重要です。ただ、だからといって地味な色にならないようにするのがポイントです。
  • 柄の選び方:小さめの柄や縦のラインを強調する柄がおすすめ。これにより、スリムな印象を与えることができます。ただし、柄が密集しないように注意しましょう。
  • 帯の選び方:帯は振袖の印象を大きく左右します。シンプルなものや、細かい柄のものを選ぶと、洗練された印象になります。また、帯の結び方にも工夫が必要で、縦のラインを強調する結び方を選ぶとよいでしょう。帯の位置も少し高めにすることで、脚が長くスッキリとした印象になります。
  • 小物の選び方:帯締めも多少高めに結ぶことでウエストラインが高く見えます。髪飾りも大きなものを顔の近くに付けることで小顔効果が期待できます。これらの小物も全体のコーディネートを考え、バランス良く選びましょう。小物を上手に使うことで、振袖の印象が大きく変わります。
  • 補正下着の活用:ぽっちゃり体型の方には、適宜、補正下着の使用をおすすめします。和装ブラジャーは通常のブラよりもバストをスッキリ見せ、きれいな着物姿にしやすくします。ハイウエストショーツなどは腰回り補正に便利です。これらを活用することで、振袖がきれいに着こなせるようになります。また、着付けも衿元を締め付けず、特に後ろ衿に余裕を持たせるとバランスの良い振袖姿になるでしょう。

これらのポイントを踏まえることで、どなたでも振袖を美しく着こなすことができます。自分に合った振袖を選び、特別な日を輝かせましょう。

ぽっちゃり体型に似合う振袖の選び方

体型を美しく見せる振袖の柄の選び方

ぽっちゃり体型の方が振袖を選ぶ際、最も重要なのは柄の選び方です。柄は振袖の印象を大きく左右し、着る人の魅力を引き立てる役割を担います。以下に、体型を美しく見せる振袖の柄の選び方について紹介します。

  • 縦のラインを強調する柄の選択:縦長のラインを持つ柄は、視覚的にスリムな印象を与えます。細かい縦ストライプや縦に流れるような花柄などがおすすめです。
  • 小さめの柄を選ぶ場合:小さい柄は全体に広がりを感じさせ、膨張して見えることもありますが、密度をもたせることでスッキリとした印象になります。また、上半身か下半身にデザインを集中させた振袖であれば、振袖らしいかわいさをもたせつつもバランスの取れた着姿になります。
  • 大きめの柄を選ぶ場合:大きめの柄は、振袖全体に均等に配置されているとバランスが良く見えます。柄が一部に集中していると、その部分が目立ちすぎてしまうので注意が必要です。また、柄の密度が低いと、余白が多くなり体が大きく見えがちです。大きめの柄を選ぶ場合は、柄の密度が適度に高いものを選ぶとよいでしょう。

ゆめやのアンティーク振袖を例に見てみましょう。画像左「花の本と南天の黒振袖 」は、しなやかな南天とスッと伸びた水仙の葉による縦ラインの効果が期待できる一着です。正絹の錦紗縮緬には南天や牡丹、菊などの花が手書き・手刺繍で華やかに描かれています。

中央の「輝くエメラルドグリーンに辻が花の色振袖」はエメラルドグリーンの正絹地に、辻が花染めや手刺繍で描かれた細かい花々が舞うアンティーク振袖です。上から下へ斜めに流れるラインにはスリムに見せる効果があります。右側「葡萄色に鼓の五つ紋付き十三参り小振袖」は、牡丹や梅などで彩られた大きな飾り鼓がバランスよく配置された一枚。渋めの葡萄色は、体型を控えめに見せてくれる色のひとつです。

サイズの選び方と高身長・大きいサイズの対応

振袖の美しさを最大限に引き出すためには、適切なサイズの選び方が欠かせません。ぽっちゃり体型や高身長の方向けのポイントを以下にまとめます。

  • 正確なサイズを把握する:まずは自分の体のサイズを正確に測りましょう。特にバスト、ウエスト、ヒップのサイズは重要です。振袖は通常の洋服とは異なり、体型に合わせて調整することが可能です。
  • 長襦袢のサイズも重要:振袖だけでなく、長襦袢のサイズも重要です。長襦袢が体にぴったり合っていないと、振袖の着こなしに影響します。
  • 高身長の方の対応:高身長の方は、袖丈や裾丈が長めの振袖を選ぶことが重要です。また、長身を生かした華やかなデザインを選ぶことも一つの方法です。
  • 補正の活用:補正下着を上手に活用しましょう。特にバスト周りやウエストラインの補正は、振袖の着こなしを美しく見せるのに効果的です。

以上のポイントを参考に、ぽっちゃり体型や高身長の方でも、自分にぴったり合った振袖を見つけて、特別な日を華やかに彩りましょう。振袖はただ着るだけでなく、自分自身を表現する大切なアイテムです。自信を持って、美しい振袖姿を楽しんでください。

色選びと柄の効果

ぽっちゃり女子に似合う振袖の色の選び方

振袖を選ぶ際、色は非常に重要な要素です。特にぽっちゃり体型の方にとって、色の選び方はスタイルをより美しく見せる鍵となります。以下に、ぽっちゃり女子に似合う振袖の色の選び方について詳しく説明します。

  • 収縮色の活用:黒や紺、濃い緑などの収縮色は、体型をスッキリと見せる効果があります。これらの色は体のラインを目立たなくし、洗練された印象を与えます。
  • 暗めの色の選択:全体的に暗めの色を基調とすることで、体型が目立ちにくくなります。特に濃い青や深い紫などの色は、上品で落ち着いた印象を演出します。赤でもワインレッドなどの深い色は同様の効果を得られます。
  • 明るい色のポイント使い:全体的に暗めの色を選んだ場合でも、ポイントで明るい色を取り入れることで、振袖に華やかさを加えることができます。たとえば、帯や小物に明るい色を取り入れることが効果的です。ただし、色数を絞ることで全体的にスッキリとした仕上がりになります。

ゆめやでは、人気の高いアンティーク黒振袖も数多く取り揃えています。画像左の「菊尽くし~大小の菊が舞い踊る五つ紋付黒振袖 」は、大小さまざまな菊の花が個性的なタッチで描かれているアンティーク黒振袖です。大きさの異なる菊と黒地の視覚効果で体型をカバーできます。中央は「御所車と花薬玉の黒振袖」。牡丹、菊、橘などが御所車と花薬玉を豪華に彩っています。御簾や花薬玉のバランスのいい配置が視覚効果を生み出します。

右は黒の総絞り「大きな熨斗目に吉祥柄の総絞りの色振袖」です。引き締まって見える黒のグラデーション地には御所車、松梅などがラメ糸で刺繍されており、キラキラと輝きを放ちます。熨斗目の模様がつくる斜めのラインで体型カバーが可能です。

縦長効果を生む寒色系や濃紺、深緑の魅力

振袖において、寒色系の色を選ぶことは、特にぽっちゃり体型の方におすすめです。縦長効果を生むこれらの色は、着る人のスタイルを美しく見せる効果があります。以下に、寒色系や濃紺、深緑の色が持つ魅力について説明します。

  • 寒色系の効果:青や緑のような寒色系の色は、視覚的にスリムな印象を与えます。特に濃紺や深緑は、落ち着いた印象を持ちつつ、体型をスッキリ見せる効果があります。
  • 縦長効果:寒色系の色は、後退色とも知られています。暖色系が空間を広く前面に押し出す印象を与えるのに対して、寒色系は空間を広く遠く、奥行きのあるように作用するため、縦のラインと合わせてスリム感を強調し、身長が高く見える効果があります。これは、高身長の方にも有効で、一歩引いたような雰囲気になることでバランスが取れたスタイリッシュな印象を与えることができます。
  • 上品な印象:濃紺や深緑などの色は、上品で落ち着いた印象を演出します。これらの色は、成人式や結婚式などのフォーマルな場にも適しています。

ゆめやでご用意している深緑の振袖より「渋いグリーンに辻が華染めの色振袖 」を ご覧いただきましょう。辻が華の模様が同系色で描かれた、落ち着いた雰囲気の一枚です。金糸、銀糸を織り込んだ正絹地をグリーンに染め上げているため、上品にきらめきます。体型をカバーしつつ華やかな装いを楽しめますよ。

以上のように、振袖の色選びは、ぽっちゃり体型の方にとって非常に重要な要素です。色や柄を上手に選ぶことで、自分の魅力を最大限に引き出し、特別な日をさらに輝かせることができます。振袖選びにおいて、これらのポイントを参考にしていただければ、より自分に合った美しい振袖を見つけることができるでしょう。

着物と帯のバランスの重要性

振袖と帯の組み合わせでスタイルアップ

帯イメージ

振袖と帯の組み合わせは、着物のスタイルを左右する重要な要素です。特にぽっちゃり体型の方にとっては、スタイルアップを図るための重要なポイントになります。以下に、振袖と帯の組み合わせでスタイルアップするためのポイントを紹介します。

  • 帯の色と柄の選び方:振袖の色や柄に合わせて、帯を選ぶことが大切です。振袖が華やかな場合は、シンプルな帯を選ぶとバランスが取れます。逆に、振袖がシンプルな場合は、華やかな帯を選ぶことでアクセントになります。
  • 帯の幅と結び方:帯の幅や結び方にも工夫が必要です。ぽっちゃり体型の方は、幅広の帯を選ぶとウエストラインが強調されすぎることがあります。また、華やかで複雑な帯結びもボリュームが出ることが多いため避けるべきです。適度な幅の帯を選び、スッキリとした結び方を心がけましょう。
  • コーディネートの全体バランス:全体のバランスを考えながら、振袖と帯のコーディネートを決めることが重要です。帯の色が振袖の柄に溶け込むような配色を選ぶと、統一感のあるスタイルになります。

同色系やシンプルなデザインでスッキリ見せる工夫

振袖と帯を同色系やシンプルなデザインで選ぶことは、スッキリとした印象を与えるための効果的な方法です。ここでは、そのような選び方をする際の工夫について説明します。

  • 同色系のコーディネート:振袖と帯を同色系で組み合わせることで、統一感が生まれ、スタイリッシュな印象になります。特にぽっちゃり体型の方は、この方法で全体のバランスを取ると、スッキリと見せることができます。
  • シンプルなデザインの選択:帯や振袖のデザインがシンプルなものを選ぶことで、洗練された印象になります。また、シンプルなデザインは、着こなしを選ばないため、さまざまなシーンで活用することができます。
  • 小物の役割:帯締めや帯揚げなどの小物を上手に使うことで、シンプルな振袖と帯の組み合わせにアクセントを加えることができます。小物の色やデザインにこだわることで、全体のコーディネートに深みが増します。

以上のように、振袖と帯のバランスを考えることは、スタイルアップのために非常に重要です。色やデザインを上手に選び、全体のコーディネートに工夫を凝らすことで、ぽっちゃり体型でも美しく振袖を着こなすことができます。振袖選びにおいて、これらのポイントを参考にしていただければ、より自分に似合う振袖を見つけることができるでしょう。

下着と補正の必要性

ぽっちゃり体型向けの補正下着選び

振袖を美しく着こなすためには、下着と補正の役割が非常に重要です。特にぽっちゃり体型の方にとって、適切な補正下着を選ぶことは、着姿をより美しく見せるための鍵となります。以下に、ぽっちゃり体型向けの補正下着選びのポイントを紹介します。

  • 適切なサポート力のある補正下着を選ぶ:バストやウエスト、ヒップラインを美しく見せるためには、適切なサポート力を持つ補正下着が必要です。特に、バスト周りやウエストラインを整えることが重要です。前述以外にも、ウエストをシェイプしたい場合はウエストニッパーなどがよいでしょう。
  • 体型に合ったサイズを選ぶ:補正下着は体型に合ったサイズを選ぶことが大切です。サイズが小さすぎると不快感が生じ、大きすぎると十分な補正効果が得られません。
  • 着心地とのバランス:補正力が高い下着を選ぶ際には、着心地も考慮することが重要です。長時間着用する振袖の下着は、快適さも大切な要素です。素材は通気性の良いものを選びましょう。

ブラジャーやショーツの正しい選び方と着用のコツ

ブラジャーやショーツの選び方についてもう少し解説していきます。正しい下着の選び方と着用のコツを押さえることで、振袖の着姿をより美しく見せることができます。以下に、ブラジャーやショーツの選び方と着用のコツを紹介します。

  • ブラジャーの選び方:振袖を着る際は、胸元をきれいに見せるためのブラジャー選びが重要です。バストの形を整え、しっかりとサポートするタイプのブラジャーを選びましょう。また、振袖に合わせて、背中がスッキリ見えるデザインを選ぶとよいでしょう。和装ブラ以外にも、ボディラインをなだらかに見せるために、ノンワイヤータイプのブラジャーが推奨されます。ワイヤー入りのブラジャーは、振袖の美しいラインを崩す可能性があるためです
  • ショーツの選び方:ショーツは、振袖のシルエットに影響を与えないよう、ラインが出にくいデザインを選ぶことが大切です。特に、ヒップラインを美しく見せるためには、シームレスなデザインがおすすめです。太めのウエストゴムを選ぶことで、お腹に食い込みにくく、段ができにくいです。これにより、振袖のシルエットを崩さずに済みます。
  • 着用のコツ:補正下着を着用する際は、バランスよく身体にフィットさせることが重要です。着付け前に鏡でチェックし、必要に応じて微調整を行いましょう。

以上のように、下着と補正の選び方と着用のコツをマスターすることで、ぽっちゃり体型でも振袖を美しく着こなすことができます。これらのポイントを参考にして、自信を持って振袖を楽しんでいただければと思います。

着付けと小物の役割

着付けの工夫でぽっちゃり体型をカバー

ぽっちゃり体型の方が振袖を着る際、着付けの工夫は非常に重要です。正しい着付けを行うことで、体型を上手にカバーし、美しい着姿を実現することができます。以下に、ぽっちゃり体型をカバーする着付けの工夫について紹介します。

  • 着物の合わせ方:着物の前合わせは、なるべく細く見えるように工夫します。腰回りに余計な布が集まらないように、平らに整えることが重要です。また、特に「裾つぼまり」になるよう気を付けることが大切です。
  • 帯の位置と結び方:帯の位置は、上目にすることで脚長効果が得られるのと合わせて、お腹周りを帯で持ち上げるように着付けると、細身効果があります。帯締めは上目の方が脚長効果があると述べた一方、やや下の位置に結ぶことで、腰から下が太く見えるのを避けることもできます。また、帯結びはシンプルで縦のラインを強調するスタイルを選ぶと、スッキリと見えます。個人個人で変わってきますので、着付けをする人と相談しながら調整しましょう。
  • 帯揚げの量:帯揚げは多く出しすぎないようにすることで、スッキリとした印象になります。

例えば以下の画像を比較すると、帯揚げの量を控えめにした左側の帯のほうがスッキリして見えますね。このように、少しの工夫で体型カバーが可能です。

アクセサリーや髪型で全体のバランスを調整

振袖を着る際、アクセサリーや髪型は全体のバランスを整える上で重要な役割を担います。特にぽっちゃり体型の方は、これらを上手に利用することで、より魅力的な着姿を演出することができます。以下に、アクセサリーや髪型を使ったバランス調整のポイントを紹介します。

  • アクセサリーの選び方:大ぶりなアクセサリーは、顔周りを華やかに見せる効果があります。一方で、振袖の柄や色とのバランスを考えて選ぶことが大切です。シンプルな振袖には、目立つアクセサリーが合いますが、振袖自体が華やかな場合は控えめなアクセサリーを選びましょう。
  • 髪型の工夫:髪型は振袖全体の印象を大きく左右します。ぽっちゃり体型の方は、高めのアップスタイルなど、顔周りをスッキリ見せる髪型がおすすめです。また、前髪を斜めに流すことでシャープさを、横に後れ毛を出すことで小顔効果を得られます。

以上のように、着付けや小物の使い方に工夫を凝らすことで、ぽっちゃり体型でも振袖を美しく着こなすことができます。自分に合ったスタイルを見つけ、特別な日をさらにすてきに彩りましょう。

まとめ

ぽっちゃり体型でも自信を持って振袖を楽しむために

ぽっちゃり体型の方でも、振袖を自信を持って楽しむことは十分可能です。大切なのは、自分の体型を理解し、それに合わせた振袖の選び方、着付けの工夫、そして小物の使い方をすることです。以下に、ぽっちゃり体型でも自信を持って振袖を楽しむための要点をまとめます。

  • 自分に合った振袖を選ぶ:自分の体型に合ったサイズ、色、柄の振袖を選びましょう。特に、体型を美しく見せるための色や柄の選び方に注意することが大切です。
  • 着付けで工夫をする:着付けは、体型をカバーし、より魅力的に見せるための重要なステップです。特に帯の位置や結び方には工夫が必要です。
  • 補正下着を上手に使う:補正下着を使用して、振袖のシルエットを整えることで、より美しい着姿を実現できます。
  • アクセサリーや髪型で全体のバランスを整える:小物使いや髪型で全体の印象を調整し、振袖を一層引き立てましょう。

振袖選びから着付けまで、知っておくべき最終アドバイス

振袖を選ぶ際から着付け、そして当日の装いに至るまで、以下のポイントを心にとめておくとよりよいでしょう。

  • パーソナルカラーを知る:自分の肌色や髪色に合う色を選ぶことで、振袖がより一層映えます。パーソナルカラーに合わせた色選びは、振袖だけでなく普段のファッションにも役立ちます。
  • 着付けの際のポイントを把握する:着付けは、振袖の魅力を最大限に引き出すために重要です。帯の位置や結び方に注意し、体型を美しく見せる着付けを心がけましょう。
  • メイクテクニックも把握する:顔の形を整えるために、シェーディングとハイライトを使って立体感を出す「コントゥアリングメイク」があります。例えば、顔の側面にシェーディングを施すことで、顔がスッキリ見える効果があります。アイメイクやリップメイクも顔の印象を大きく変えます。

ぽっちゃり体型の方でも、これらのポイントを押さえれば、振袖を美しく、そして自信を持って着こなすことができます。自分に合った振袖を選び、特別な日を輝かせましょう。

〈参考記事〉
https://yumekirara.com/cate01/22080103/

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

最新記事

白地にオシドリと青い鳥の訪問着【hou01】

【着物のプロ監修】レンタル着物の選び方&コーディネートのポイント紹介

はじめに 着物という選択は、人生の特別な場面を一層華やかにします。全ての方が新品の着物一式を準備するには高額な投資が必要ですが、レンタルなら手軽に、経済的に美しい着物を楽しむことができます。 この記事では、成人式や結婚式 […]

ひとつ前の記事

紅赤色に紙吹雪、宝尽くし、菊の振袖【fui12】

【2025年版】完全ガイド!振袖レンタルと草履・バッグの選び方!

はじめに 振袖レンタルの基礎知識 – 何を知るべきか、レンタルの流れ 成人式や結婚式など、特別な日に着用する振袖。振袖は価格が高く、また着る機会も限られるため、購入するよりもレンタルを選ぶ方が増えています。今回は、振袖レ […]
試着予約フォームへ|絹100%のアンティーク着物を特別な日に、無料試着、簡単4項目の入力で完結!