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和裁イメージ ゆめやの作業風景

和裁で着物を仕立てる!基本から学ぶ正しい縫い方【2024年最新版】

はじめに

和裁、それは和装裁縫の略語で、着物や和小物を制作する技術です。日本の伝統文化の一つであり、独特の美しさと精緻さを必要とします。この記事では、その魅力あふれる和裁の世界に触れながら、基本的な縫い方から着物の仕立てに至るまでの方法を紹介します。和裁はただ布を縫うだけでなく、文化と歴史を織り交ぜた奥深い世界です。

和裁の魅力と基本的な縫い方

和裁の魅力は、その繊細な技術と、作り手の情熱が反映される独自の美しさにあります。一枚の反物が、長襦袢・羽織・着物へと変わる過程は、まるで魔法のよう。洋裁との一番の違いは「直線裁ち」です。洋服を作る洋裁は型紙をとり、体の線に合わせて曲線で布を裁断しますが、和裁は反物を直線で裁断するので、布一反を無駄なく使えます。和裁には直線断ちに適した多くの縫い方があり、次世代に正しく継承しなくてはなりません。和裁の基本的な縫い方を紹介しましょう。

和裁では、「運針」と呼ばれる縫い方が基本です。運針の技術は、布を傷めず、かつ綺麗な縫い目を作り出します。また、和裁特有の針や糸の選び方布の折り方や仕立て方など、基本的なことから始め、徐々に複雑な技術に進んでいきます。

この記事で学べること

この記事では、和裁初心者が最初に知るべき基本的な情報から、実際の縫い方までを段階的に紹介しています。和裁を始めたばかりの方でも理解しやすいように、用語の解説や縫い方の手順を丁寧に説明しています。また、日本の伝統的な衣服である着物の構造や仕立て方についても詳しく触れ、和裁の基礎知識を深めることができるでしょう。

さらに、手縫いでの縫い方のコツや、縫い目がきれいに見えるポイント難しいと感じる部分の克服方法にも焦点を当てています。和裁の基本から応用技術まで、実際に練習しながら学べるる内容をご紹介していきます。

和裁は、ただ単に布を縫う技術を超えた、日本の文化や伝統を今に伝える大切な役割を担っています。この記事を通して、和裁の奥深さを感じ、自分自身で一枚の着物を仕立て上げる喜びを共有していただければ幸いです。

和裁の基礎知識

和裁は、衣食住の衣を支える重要な技術であり、日本の伝統文化として長年受け継がれてきました。この章では、和裁の歴史的背景と文化的意義を探求し、和裁を始める上で必要な道具と材料についても紹介します。これらの基本を理解することで、和裁の世界への入り口がぐっと広がります。

和裁とは何か:歴史と文化

和裁は、日本の歴史と密接に結びついています。かつては貴族や武士、庶民の間で独自の着物文化が育ち、時代とともに広がっていきました。和裁の技術は、着物の美しさと機能性を最大限に引き出すために磨かれてきたもので、それぞれの縫い方や仕立て方には、長い年月をかけて培われた知恵と工夫が込められています。

和裁は、ただ布を縫い合わせるという単純な作業ではありません。それは、日本の美意識、自然への畏敬、そして緻密な計算と精巧な技術が求められる芸術作品の創造です。着物一枚を作ることは、過去の職人たちの技術と知識を受け継ぎ、現代に息づかせる行為でもあります。

必要な道具と材料の紹介

和裁を始めるにあたり、基本的な道具と材料を揃えます。最も重要なのは、布です。和裁では、主に「反物」と呼ばれる長い布を使用します。反物は着物の大きさや形に合わせて織られていて、選ぶ布によって仕上がりの質感や見た目が大きく変わります。

続いて、縫い針と糸の選び方です。和裁用の針は、一般的な洋裁用の針とは異なり、長さや太さ、先の形状に特徴があります。木綿には木綿針絹地には絹針を使います。糸もまた、絹糸やかがり糸など布の種類や仕立てる着物の種類、パーツによって使い分けます。また、布を切るための専用のはさみ(断ちはさみ)や、縫い目をなじませる道具(こて)縫い目を正確にするための定規やマーキング用具(へら、チョークなど)も必要です。

これらの道具を揃え、和裁の基本的な技術を習得すると、実際に着物の仕立てが可能になります。和裁の道具一つ一つには、それぞれ特有の使い方があり、これらの習得が、上質な着物を作る第一歩となります。

この章では、和裁の歴史的背景と文化的価値を理解し、和裁を始めるための基本的な道具と材料についてご紹介しました。

着物の構造と重要部分

着物の構造は独特です。着物の部位別の構造と、特に重要な箇所の特徴について詳しく解説します。着物の各部分を理解することは、和裁の必須条件です。それぞれの部分には特有の役割があり、それを理解すると、美しい着物が仕立てあがります。

着物の部位別構造解説

着物は大きく分けて、衽(おくみ)身頃袖などの部分から構成されています。衽は左右の前身頃が重なる部分であり、半幅の布を縫いつけます。身頃は衽を除いた胴の部分を指し、前身頃、後身頃に分かれます。袖は着物の特徴的な部分であり、角の丸みは着物の種類や個人の好みで決まります。衿は首回りに沿って付けられていて、着物姿の肝となる部分です。

これらの部位はぐし縫い、袋縫いなど独自の縫い方が必要であり、特に衽や衿は、着物の構造を支える重要な部分です。これらの部位の縫製には細心の注意が必要で、美しい着物を仕立てるための重要なポイントとなります。

肩や袖などの重要箇所の特徴

着物の中でも特に重要なのが、身頃の部分です。身頃は、着物全体の中心を占める部位であり、ここがきちんと仕立てられていないと、着物全体のバランスが崩れてしまいます。袖は、動きやすさや見た目の美しさを左右する部分であり、袖の長さや幅は、着る人の体型や好みによって異なります。

身頃や袖の縫製には特に注意が必要で、縫い目がまっすぐかつ均等になるように心がけます。また、袖の付け方一つをとっても、さまざまなテクニックがあり、和裁の技術が問われる部分です。これらの部位を丁寧に仕立てると、着る人にとって快適で美しい着物が出来上がります。

ゆめやはアンティーク着物専門のレンタルショップです。大正時代や昭和初期の着物を、洗ったり補修したりしながら、皆さまのもとにお届けしています。ですが、そのままでは着用に耐えられない着物もございます。そのような着物は、一度全て解いてから、きれいな部分だけを選び出して保管しておき、何着分かの生地を使って、1枚の着物を仕立てています。着物に愛情を注ぎ、和裁を知っているゆめやだからできることだと自信を持っています。

ゆめやの七歳祝着は、ほとんどがゆめやで仕立て直したものです。大人用の着物を小さくして裏や袖口にかわいらしい色の生地を使い、同じ生地で巾着バッグや髪飾りを作っていますので、トータルコーディネートで装っていただけますよ。何着分かの着物を寄せ集めて仕立てた着物をご紹介しましょう。

スッキリのびた竹に子供の成長を願う七歳祝着」は、もともとはアンティークの笹竹柄の着物です。明るい紫色をメインに、足りない部分は黄色い羽織を使いました。裾も袖丈にも衽にも裏にも絞りを足しましたので、着物はしっかりと作れたのですが、お揃いで作りたかったはずの帯の生地が残りませんでした。そこで、帯は別のアンティーク生地で半幅帯を仕立てました。たいへん細かい手刺繍がほどこされた、可愛らしい帯ができあがりましたよ。

この章では、着物の各部位の構造と、特に重要な部位特徴について学びました。これらの知識は、美しい着物を仕立てる上で欠かせないものです。

縫い始めの準備

和裁を始める前の準備工程は、完成した着物の品質に大きく影響します。和裁を始めるための基本的な準備工程である、布の準備と印付けの方法について詳しく説明します。これらの準備を丁寧に行うことで、縫製作業がスムーズに進み、美しい仕上がりを実現できます。

布の準備と印付けの方法

和裁を始めるにあたり、まずは使用する布、すなわち反物の準備が必要です。選んだ反物は、仕立てる着物の寸法、柄に合わせて丁寧に裁断します。裁断は和裁士が最も緊張する作業です。裁断の際には、布の織り目や柄合わせに注意し、布が歪まないように十分に配慮しましょう。

次に、印付けの工程があります。印付けとは、布に縫うべき線やポイントをマーキングすることで、これにより縫い目がまっすぐになり、仕上がりが美しく整います。印付けにはものさし、専用のチャコペンやへらを使用し、細かくラインを引きます。

基本的な縫い方と手縫い技術

和裁の技術の中核を成すのが、基本的な縫い方手縫い技術です。このセクションでは、和裁における縫い方の基本である「ぐし縫い」「くけ縫い」、さらには「玉結び」「玉止め」「かんぬき」といった技術について詳しく解説します。これらの基本的な技術をマスターすると、着物の仕立てにおける質が格段に向上します。

ぐし縫い(運針)、くけ縫いの基本

  • 「ぐし縫い(運針)」とは縫い目を揃えてまっすぐに縫っていく基本的な縫い方です。この縫い方は、布を縫い合わせるときに最も多く使います。
  • 「くけ縫い」とは洋裁のまつり縫いと同じ意味です。袖口などを縫う際に、布の先端を三つ折りにして、縫い留める方法です。表地に出る縫い目は極力小さく、目立たないように縫い進めます。

玉結び、玉止め、かんぬき縫いの技術紹介

「玉結び」「玉止め」は和裁の基本中の基本であり、どの縫い工程においても欠かせない重要な技術です。この技法の目的は、縫い始めや縫い終わりにおいて糸が解けるのを防ぎます。具体的には、糸の端を小さな玉状にして固定することで、縫製した部分が時間が経ってもほどけにくくなります。

玉結び」は、縫い始める前に人指し指に糸をひと巻きし、親指で押さえて糸を撚り合わせます。糸を押さえて指を抜き先端に玉を作ります。

「玉止め」は縫い終わりに使います。最後の縫い目に針を当て糸を1~2回巻きつけます。巻き付けた糸を押さえたまま針を抜いて玉を作り、先端をハサミで切ります。

縫い始めに玉結びをすると、縫い目が布にしっかりと定着します。また、縫い終わりに玉止めをすると、縫い目がほどけるのを防げるでしょう。

「かんぬき縫い」とは、止め縫いの一つです。主に身八つ口などほつれやすい部分を補強のため、止め縫いします。動きの激しい場所の生地がほつれたり破れたりしないように、2枚の布の間に糸でかんぬきをかけるように7~8回縫う方法です。

かんぬき縫いを行う上でのポイントは、縫い目を均一に保ちながら、布の張りや柔軟性を損なわないようにすることです。この技術は初心者から上級者まで、和裁技術を磨く上で重要なステップとなります。また、かんぬき縫いは、着物の美しさだけでなく、着やすさや耐久性にも大きく関係するため、和裁師としての技術とセンスが試される工程の一つです。

かんぬき縫いは和裁における重要な技術であり、熟練した技術を要するだけでなく、着物の美しさと品質を大きく左右する要素です。正確な技術と丁寧な仕事が求められるため、和裁を学ぶ上でこの技術を習得することは、自身の技術を次のレベルへと引き上げるための重要なステップといえるでしょう。

この章では、和裁における基本的な縫い方と、それを支える技術について学びました。これらの技術を身につけると、より高品質な仕立てが実現します。

和裁の練習と上達のコツ

和裁を学ぶ過程では、練習と経験がたいへん重要です。和裁学校に通う方もいらっしゃいますが、独学で身につける人もいます。このセクションでは、和裁の初心者が練習を始める方法と進め方、そして上達のためのコツと練習目標について詳しく説明します。

初心者向け練習方法と進め方

和裁の初心者は、まず基本的な縫い方から始めます。運針返し縫いなどの基本的な縫い方を繰り返し練習し、縫い目がまっすぐで均一になるように心がけましょう。最初は布の端や余り裂を練習用に使い、布地を傷めずに縫う技術を習得します。

また、布の裁断から印付け、針と糸の準備まで、和裁の準備工程も練習しましょう。これらの準備工程は、縫製作業の基盤となり、仕上がりに大きな影響を与えます。初心者は、小物作りから始めて、徐々に大きな作品に挑戦してください。子ども用の甚平などもおすすめです。

上達のためのコツと練習目標

和裁の上達には、継続的な練習と、自分自身の振り返りが欠かせません。上達のコツとしては、まず、正しい姿勢と針の持ち方を身につけます。これにより、疲れにくく、より精密な縫い目を実現できます。

また、異なる布地や柄に挑戦すると、さまざまな技術を習得できます。例えば、薄手の布と厚手の布では、縫い方や針の使い方が異なるのです。和裁は、練習と経験を積んでいくと、確実に技術が向上します。初心者から上級者まで、継続的に技術を磨き、美しい着物を仕立てる喜びを感じてください。

アンティークきものレンタル ゆめや は、大正時代から昭和初期にかけての着物をメインに取り扱うレンタルショップです。上質な絹糸100%の正絹に、職人が手掛けた絵付けや手刺繍が光る逸品ばかりを揃えていますが、100年近くの時を超えてきた着物ですので、傷みがあるものもたくさんあります。皆さまにお召しいただけるように、その傷みを、ちくちくと補修しています。

まとめ

和裁は、日本の伝統文化としての深い意味を持ち、学びがいのある技術です。この記事を通して、和裁の基本から応用技術までを学習し、着物作りの喜びを実感できるでしょう。最後に、和裁を楽しむためのアドバイスと、これから始める方へのエンカレッジメントをお伝えします。

和裁を楽しむためのアドバイス

和裁を楽しむためには、まずは基本に忠実に、一つ一つの工程を丁寧に行うことが大切です。初心者のうちは、細かなミスや苦手な部分があっても当然です。大切なのは、失敗から学び、少しずつ技術を磨いていくことです。また、和裁は時間をかけてじっくりと行うと、その真価を発揮します。ゆったりとした気持ちで、布と針との対話を楽しんでください。

和裁を行う際には、使用する布や糸にも注意を払いましょう。気に入った布を探すのも、和裁の楽しみの一つです。さまざまな色や柄、質感の布を選び、自分だけのオリジナルな着物を仕立ててください。

これから始めるあなたへのエンカレッジメント

和裁をこれから始める方へ、最も大切なのは「挑戦する勇気」です。最初は難しいと感じるかもしれませんが、一針一針縫うごとに、確実に技術は向上していきます。和裁の世界には無限の可能性が広がっていて、あなたの創造力を存分に発揮できるステージです。

和裁を学ぶ過程で、自分だけの作品を完成させた時の達成感は格別です。その喜びをぜひ味わってください。和裁からは、単に着物を仕立てる技術以上のものを得ることができます。それは、日本の伝統文化への理解を深め、自分自身の内面と向き合う時間でもあります。

昭和中期まで、家庭科のカリキュラムで「浴衣作り」が必修でした。当時の個人の縫製技術はとても高いものだったのです。今、着物を作る人、和裁士は全国的に減少の一途を辿っています。このままでは機械縫製や海外仕立てに押され、日本の伝統的和裁術は失われてしまうかもしれません。和裁が失われれば、日本の民族衣装、着物の未来はないのです。今こそ、針に糸を通してかわいい和小物を作り、大切な着物のほつれを直してみてはいかがでしょうか?

この記事を通して、和裁の基本から応用技術、そして練習方法までを学び、あなたの和裁の旅が素晴らしいものになることを心から願っています。和裁の世界へようこそ。

自分で着物を縫ってみたい、職業として和裁士を目指して勉強したいと考える方は以下のサイトも参考にしてください。

<参考記事>

https://www.oharico.net/hand-sewn.html

https://kimononokoto.com/archives/482

https://kotaro-kimono.com/kimono-sewing-2/

 

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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