花菱立涌紋様に鳳凰孔雀の黒引き振袖【fuh01】

【プロ監修】振袖の美しさを最後まで!結婚式の花嫁のためのお色直し術

はじめに

結婚式は、一生に一度の大切な日です。特に日本の伝統的な結婚式である和婚において、花嫁の衣装選びはとても重要です。中でも和装の代表格である振袖は、その華やかさと格式の高さで、多くの花嫁に愛されています。

アンティークきものレンタル ゆめや は、大正時代から昭和初期にかけての着物をメインに取り扱うレンタルショップです。上質な絹糸100%の正絹に、職人が手掛けた絵付けや手刺繍が光る逸品ばかりを取り揃えて、挙式から披露宴・二次会まで、全面的にサポートさせていただきますよ。まずは、花嫁にふさわしい絵柄の振袖を見ていただきましょう。

たまご色に刺繍丸紋、鳳凰獅子の振袖」は、たまご色地に丸紋鳳凰獅子の手刺繍、花唐草が手描きされた、昭和時代のアンティーク色振袖です。衝撃の総手刺繍の作品です。刺繍により、着物の表面が盛り上がっていて上質です。帯は、七宝の柄が金糸で織り出されたものを合わせました。お色直しでも二次会でもお召しいただける色柄の振袖です。帯揚げや帯締めを赤にして、筥迫と末広を挿せば、さらに花嫁らしいコーディネートになりますね。

この記事では、結婚式や披露宴で着用される振袖について、またお色直しで振袖を切る意味やそれぞれの場面ごとの振袖の役割などを、わかりやすく解説します。

振袖のお色直しとは何か?

振袖のお色直しとは、結婚式の途中で花嫁が振袖に着替えることを言います。このお色直しは、結婚式の雰囲気を変え、新たな驚きと感動をゲストに提供するための演出の一つです。例えば挙式で白無垢を着た後、披露宴で色鮮やかな振袖に着替えることで、会場の雰囲気が一新されます。

お色直しには、以下のようなポイントがあります

  • 衣装の選び方: 挙式で使用する白無垢や打掛とは異なる衣装に着替えることが一般的です。なお、白無垢から振袖にお色直しをすることはできますが、その逆はできないため注意が必要です。
  • 小物の使い方: 帯や飾り、小物を変えることで、全体の印象を大きく変えることができます。
  • 髪型の変更: 着物の変更に合わせて髪型も変えることが多く、これによってさらに新鮮な雰囲気を演出できます。

結婚式における振袖の役割

結婚式での振袖は、花嫁の美しさや華やかさを効果的に引き出すため、欠かせない存在となっています。特に和婚では花嫁が和装にこだわることが多く、振袖はよく選ばれる衣装の一つになっています。振袖を選ぶ際の重要なポイントは以下のとおりです。

  • カラーとデザイン: 振袖は赤や黒を基調とした華やかなデザインが多いです。式場の雰囲気や自分のイメージに合った色と柄を選ぶことが大切です。
  • レンタルと持ち込み: 多くの結婚式場では、振袖のレンタルサービスを提供していますが、持ち込みも可能です。どちらを選ぶかは予算や式のスタイルによって異なります。
  • 着付けと動きやすさ: 振袖は美しい反面、着付けが複雑で、動きにくいという特性があります。事前の準備と確認、式場でのサポートが必要です。

以上のように、振袖へのお色直しは結婚式を彩る重要な要素であり、花嫁の個性や美しさを引き立てるための有意義な選択といえます。次は、振袖を着るタイミングとその意義について詳しく解説していきます。

振袖を着るタイミングとその意義

結婚式における振袖の着用は、花嫁をより美しく演出する重要な役割を果たします。振袖を着るタイミングは式の流れと深く関連していて、それぞれが特別な意味を持っています。ここでは、挙式や披露宴、二次会での振袖の着用についてと、そのタイミングがゲストや花嫁自身に与える効果について詳しく解説します。

挙式・披露宴と二次会での振袖

振袖は、結婚式の中でも特に重要な場面、挙式・披露宴と二次会で着用されることが多いです。

挙式や披露宴での振袖

挙式では、伝統的な白無垢や打掛を着用できるほか、引き振袖と呼ばれる振袖の一種を着用することができます。引き振袖は一般的な振袖と異なり、裾を長く引くのが特徴です。引き振袖は、華やかでカラフルなデザインが多く、白無垢や打掛と比べると軽いのが特徴です。なお一般的な振袖は、挙式後の披露宴の際に、お色直しで着用されることがあります。

おはしょりを取って着付けると「花菱立涌紋様に鳳凰孔雀の黒振袖」になります。NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でも使用された、アンティーク黒振袖です。花菱立湧紋様に菊や梅、上前に鳳凰、後裾に鶴、右肩には孔雀など、古典柄が手描き、手刺繍されています。帯も同じくドラマで使われた、オフホワイトの地に、亀甲、花菱、花丸紋様が描かれた丸帯を合わせました。着物も帯も、大正から昭和初期の作品です。

上の「花菱立涌紋様に鳳凰孔雀の黒振袖」を引き振袖に着付けると「花菱立涌紋様に鳳凰孔雀の黒引き振袖」になります。ずいぶん印象が変わりますね。おはしょりに隠れていた黒地がしっかりと出てきますので、重厚感のある装いになります。

着用のポイント

  • デザインとカラー: 着物の柄や色は、式場の装飾やテーマに合わせて選ぶと、統一感のある美しい結婚式になります。
  • 小物の合わせ方: 帯や帯揚げ・帯締めなどの小物、髪型を変えることによって、挙式とは違う姿を見せることでゲストに新しい印象を与えることができます。

二次会での振袖

二次会では、よりリラックスした雰囲気の中で振袖を着用することができます。振袖は未婚女性だけが着られる着物なので、花嫁が二次会で振袖を着用することは、これが最後の機会となることを意味します。

着用のポイント

  • 動きやすさ: 二次会では動きやすいデザインの振袖を選ぶことが重要です。長時間着用しても楽なものが好まれます。
  • 合わせる小物: 二次会では、よりカジュアルな小物を選ぶことで、楽しい雰囲気を演出できます。

振袖を着るタイミングが生み出す効果

振袖を着るタイミングは、結婚式の印象を大きく左右します。振袖に着替えることによって、以下のような効果が期待できます。

  • ゲストに与える印象の変化: 挙式・披露宴と二次会とで異なる振袖を着用することで、ゲストに新鮮な驚きを提供し、結婚式全体の印象を豊かにします。
  • 花嫁自身の気持ちの変化: 着替えることで、花嫁自身も新たな気持ちに切り替えることができ、挙式・披露宴と二次会のそれぞれを、特別な日の一部としてより深く捉えることができます。

振袖を着るタイミングは、花嫁の個性や結婚式のスタイルによって異なりますが、どのタイミングを選んでも、花嫁の魅力を最大限に引き出してくれるでしょう。次は、花嫁の振袖選びのポイントについて具体的なアドバイスをします。

花嫁の振袖選びのポイント

結婚式当日の花嫁にとって、どのような振袖を選ぶかはその日の雰囲気に大きく影響を与える重要なポイントです。振袖は、伝統の美と現代的なセンスとが融合した和装の代表であり、花嫁が自分らしさを表現するための大切なアイテムとなります。ここでは、振袖の柄や色の選び方、そして白無垢とのバランスについて解説します。

柄や色の選び方

振袖を選ぶ際に、最も重要なのは柄や色の選び方です。花嫁の個性や結婚式のテーマ、会場の雰囲気に合わせて、最適な振袖を選ぶことが大切です。

  • 個性を反映させる: 花嫁の個性や好みが反映されたデザインを選びましょう。例えば、華やかさを好むなら鮮やかな色彩の振袖が、シンプルさを好むなら落ち着いた色合いの振袖が適しています。
  • 結婚式のテーマに合わせる: 結婚式のテーマや季節に合わせた振袖を選ぶことで、統一感のある美しい結婚式になります。例えば、春の結婚式なら桜や花柄、明るい色合いの振袖が映えるでしょう。
  • 会場の雰囲気を考慮する: 会場の装飾や照明によって振袖の見え方が変わります。会場の特色を生かした色合いや柄を選ぶことが重要です。

グラデーションの松に群れ飛ぶ鶴の五つ紋付黒振袖」を、お寺での挙式にお召しいただいたことがありました。暗い本堂の中でも、真っ白な鶴が浮かび上がって幻想的な挙式になりましたよ。お色直し後の照明でも、すてきな演出ができそうです。正絹の黒地に、青から赤へのグラデーションの松の木と、群れで飛び立つ鶴が、手描き・手刺繍で描き出された、柏の五つ紋付きアンティーク黒振袖です。

振袖と白無垢のバランス

結婚式では、挙式で白無垢を着用した後、披露宴や二次会で振袖にお色直しをすることが一般的です。ここでのポイントは、白無垢と振袖のバランスです。

  • 白無垢との対比を楽しむ: 白無垢は純白でシンプルな美しさが特徴です。一方、振袖はカラフルで華やかです。これらの違いを意識して、ゲストに新鮮な印象を与えましょう。
  • 挙式と披露宴の雰囲気の違い: 挙式は格式高く厳粛な雰囲気ですが、披露宴はリラックスしたムードで行われます。この雰囲気の違いを、衣装で表現することができます。
  • 振袖の選び方による印象の変化: 白無垢から振袖へのお色直しは、花嫁の姿を一新させ、ゲストに強い印象を与えます。振袖の色や柄を慎重に選ぶことで、その変化をより効果的に演出できます。

どういう意図のもとに振袖を選ぶかは、花嫁が結婚式で最高の瞬間を演出するための重要なポイントになります。自分らしさを表現できる振袖を選ぶことで、結婚式の思い出はよりいっそう素敵なものになるでしょう。次は、お色直しの流れと準備について具体的なアドバイスをします。

お色直しの流れと準備

結婚式におけるお色直しは、花嫁にとって大切な瞬間の一つです。ここでは、お色直しの際の着付けの流れ、またそれに伴う準備と確認の重要性について詳しく解説します。

着付けの流れ

お色直しの際には、着付けというプロセスがあります。これは花嫁が新しい衣装に着替えるための手順です。

着付けのプロセス

  • 着付けは、新しい衣装に着替えるためのプロセスです。振袖や帯、小物など、新しい衣装の全てを着付けます。
  • 着付けは専門の着付け師によって行われ、約20〜30分程度かかることが一般的です。なお、洋装から和装へ着替える場合には、30〜40分程度は必要となります。
  • 着付け中に、花嫁の髪型やメイクも同時に整えられます。

早めの準備と確認の重要性

お色直しの準備と確認は、結婚式をスムーズに進行するためにとても重要です。

事前準備のポイント

  • 衣装の確認: 結婚式の数週間前には、振袖や帯・小物などの全てのアイテムを確認しましょう。
  • リハーサル: 可能であれば、結婚式の前に着付けのリハーサルを行い、着付け時間の確認や衣装のフィット感をチェックしましょう。
  • プランニング: お色直しのタイミングを事前にプランニングし、披露宴や二次会のスケジュールに合わせましょう。

当日の確認ポイント

  • 時間管理: お色直しの時間を厳守することが大切です。披露宴や二次会の進行に影響を与えないようにしましょう。
  • サポート体制の確認: 着付け師やヘアメイクアーティスト、結婚式場のスタッフとの連携を確認し、スムーズなお色直しを実現しましょう。

お色直しは、結婚式のハイライトです。それに向けて十分に準備することで、花嫁の姿を最高に輝かせることができます。事前の準備と当日のスムーズな進行が、忘れられない美しい瞬間を作り出します。だからこそ入念な計画と準備を忘れずに。次は、和装に合う髪型と髪飾りについて具体的なアドバイスをします。

和装に合う髪型と髪飾り

結婚式における和装は、日本の伝統美を象徴する重要な衣装です。その中でも、振袖を引き立てる髪型と髪飾りは、花嫁の魅力を最大限に引き出すために欠かせません。ここでは振袖に映える髪型と、和装に合わせる髪飾りの選び方について解説します。

振袖に映える髪型

和装には、特に似合う髪型があります。以下に、振袖に映える髪型をいくつか紹介します。

アップスタイル

  • アップスタイルは、振袖の美しさを引き立てる髪型です。きちんとまとめられた髪は、振袖の優雅さを際立たせます。伝統的な髪型からモダンなスタイルまで、着用する振袖や好みによって選びましょう。
  • 例えば、華やかな「文金高島田」やモダンな「シニヨン」スタイルがあります。

花嫁かんざしを挿せるのは、もちろん花嫁さんだけですので、これが最初で最後の機会です。ゆめやにも、中央「丸い菊と小菊のべっ甲調花嫁かんざし」や、右「透明感のある淡いピンクに真珠のような飾りの花嫁かんざし」などをご用意していますので、ぜひ見比べてみてください。

ダウンスタイル

  • 最近では、ダウンスタイルも人気です。髪を半分アップにし、残りを優雅に垂らすことで、柔らかくロマンティックな雰囲気を演出できます。
  • 編み込みやカールを加えると、より華やかな印象になります。

ハーフアップ

  • ハーフアップスタイルは、和装と洋装の良いところを合わせたスタイルです。自然体でありながら、振袖の豪華さを損なうことがありません。

下のモデルさんは洋装でのヘアスタイルですが、振袖にも似合いそうです。左の「6種類10個の独立した造花かんざし」を散らして挿されるとすてきでしょう。バラ・ダリア・カーネーション・白モッコウバラ・かすみ草・木の実でしょうか。花嫁さんのブーケに入っていそうな花ばかりです。しっかりとした赤と、たくさんのくすみカラーで作られていて、まとめて留めると豪華になりますし、分けて留めてもかわいらしいでしょう。かんざしの位置や数を変えるだけで、何着でも対応できそうです。

和装に合わせる髪飾りの選び方

和装に合わせる髪飾りは、全体のコーディネートを考える上でたいへん重要です。

色とデザインの選び方

  • 髪飾りは、振袖の色やデザインに合わせて選ぶと、統一感のある美しいスタイルになります。
  • 例えば、振袖が赤なら赤系の髪飾りを、振袖に金の糸が入っているなら金色の飾りを選ぶとよいでしょう。

髪飾りの大きさと形

  • 髪飾りの大きさや形も考慮する必要があります。大きすぎるとバランスを崩し、小さすぎると目立たない可能性があります。
  • 振袖の豪華さに合わせて、適度に存在感のある飾りを選びましょう。

伝統的な髪飾りとモダンな髪飾り

  • 伝統的な髪飾りは、和装の古典的な美しさを強調します。一方、モダンなデザインの髪飾りは、新しいスタイルを作り出します。
  • 結婚式の雰囲気や個人の好みに合わせて選ぶことが大切です。

和装に合う髪型と髪飾りの選び方は、花嫁の魅力を際立たせるための重要な要素です。自分に合ったスタイルを見つけ、結婚式の美しい思い出を作りましょう。次は、振袖のお色直しのメリットとデメリットについて詳しく解説します。

振袖のお色直しのメリットとデメリット

結婚式における振袖へのお色直しは、花嫁にとって特別な瞬間です。そのお色直しにはメリットとデメリットの両面があります。ここではお色直しの魅力と効果、そして考慮すべきデメリットと対策について詳しく解説します。

お色直しの魅力と効果

お色直しには、結婚式において以下のようなメリットがあります。

印象の変化とサプライズ効果

  • お色直しは、挙式と披露宴で異なる衣装を披露することにより、ゲストに新鮮な驚きを与えます。
  • 衣装の変更は、式の雰囲気を一新し、記憶に残る瞬間を作り出します。

写真やビデオでの美しい記録

  • 異なる衣装を着用して写真やビデオに残すことは、結婚式のすてきな記念となります。
  • 振袖の美しさは、特にフォトウエディングで際立ちます。

個性の表現

  • 振袖のお色直しは、花嫁の個性や美的センスを表現します。
  • さまざまなデザインや色の振袖を通して、花嫁の多様な魅力を表現できます。

考慮すべきデメリットと対策

お色直しにはいくつかのデメリットがありますが、適切な対策を取ることでそれらを最小限に抑えることが可能です。

時間とコスト

お色直しには追加の時間とコストがかかります。特に着付けやヘアセットのための時間は、披露宴のスケジュールに影響を与える可能性があります。

  • 対策: 事前にしっかりとスケジュールを立て、着付け師やヘアメイクアーティストと十分にコミュニケーションを取りましょう。

準備と協力が必要

お色直しには、しっかりした準備と協力が必要です。特に会場スタッフのサポートは不可欠です。

  • 対策: 事前に式場スタッフとの協力体制を整え、スムーズなお色直しを実現しましょう。

快適性の考慮

着物は長時間着用すると疲れることがあります。特に、披露宴の後半での快適性は重要です。

  • 対策: お色直し用の振袖は、動きやすさと快適性を考慮して選びましょう。

振袖へのお色直しは、結婚式で花嫁の魅力を最大限に引き出す素晴らしい演出です。適切な計画と準備によりそのメリットを最大限に生かし、デメリットを最小限に抑えることができます。次は、着物の持ち込みとレンタルの違いについて詳しく解説します。

着物の持ち込みとレンタルの違い

結婚式において、花嫁の衣装は大きな注目を集めます。振袖を着用する際は、持ち込みとレンタルの二つから選ぶことができます。どちらを選択するにしてもメリットとデメリットがあるため、花嫁のニーズや状況に応じて最適な選択をすることが大事です。ここでは、持ち込み衣装のメリットと、レンタル衣装の便利さと制限について解説します。

持ち込み衣装のメリット

持ち込み衣装を選ぶことには、以下のようなメリットがあります。

個性の表現

  • 自分の着物を持ち込むことで、個性や好みを反映させることができます。特に家族から受け継いだ着物などは、意義深いものといえるでしょう。

完全なフィット感

  • 事前に自分の体型に合わせて調整された着物は、快適さ見栄えの両方に優れています。

記念としての価値

  • 自分の着物を着用することには、特別な記念としての価値があります。結婚式の思い出がより特別なものになるでしょう。

レンタル衣装の便利さと制限

一方、レンタル衣装を選ぶことにもメリットがありますが、いくつかの制限も考慮する必要があります。

豊富な選択肢

  • レンタルサービスでは、さまざまなスタイルや色の着物から選ぶことができます。最新のトレンドや多様なデザインの中から選べるのは大きな魅力です。

コスト効率

  • 高価な着物を購入する必要がないため、経済的にも優れています。特に一度しか着ない可能性が高い衣装に大きな投資をすることは、結婚式の他の費用にも影響が及ぶためよく考えて決める必要があります。

手間の軽減

レンタルサービスを利用することで、着物の保管やメンテナンスの手間が不要になります。ただし、レンタル衣装には以下のような制限があります。

  • フィット感の問題:レンタル衣装は自分の体型に完全に合わせることが難しい場合があります。事前の試着と調整が必要です。
  • 予約と利用規約:人気のデザインやサイズは早めに予約しないと、予約が埋まってしまう場合があります。また、レンタル衣装には利用規約があり、取り扱いには注意が必要です。

ゆめやのレンタルは、ネットや電話で試着のお申し込みをいただき、店舗またはご自宅にて試着。お気に召したら正式にご予約を入れていただき、小物は全てゆめやのベテランスタッフがコーディネートしてお届けいたします。ご自分で小物を選んでいただくこともできますので、詳しくはスタッフにお尋ねください。かんざし/髪飾りだけは、ヘアスタイルやお好みにより、要不要の分かれるところですので、別オーダーとさせていただいております。ご着用後は専用の伝票で返送いただくだけでOKです。

持ち込み衣装とレンタル衣装、それぞれに異なるメリットとデメリットがあります。花嫁は、自分の結婚式のスタイル、予算、および個人的な好みを考慮して、最適な選択をすることが大切です。次は、振袖のお色直しの工夫とアイデアについて考えてみましょう。

振袖でのお色直しの工夫とアイデア

結婚式において、振袖へのお色直しは花嫁の魅力を引き立てる重要な役割を果たします。この際に、単に衣装を変えるだけではなく、式場での演出や個性を生かした着こなし方に工夫を凝らすことで、その効果を最大限に高めることができます。ここでは、式場での演出と工夫、個性を生かした着こなし方について具体的なアイデアを紹介します。

式場での演出と工夫

振袖へのお色直しを式場の演出に取り入れることで、結婚式をより印象深いものにすることが可能です。

サプライズ演出

  • 振袖のお色直しをサプライズ演出として計画し、ゲストを驚かせることができます。披露宴の途中で突然のお色直しを挟むことで会場の雰囲気が一新し、盛り上がることが期待できます。

演出との連動

  • お色直しのタイミングを、式場の演出(例えば、キャンドルサービスやケーキカット)と連動させることで、流れの中で自然に新しい衣装を披露できます。

照明や音楽との調和

  • 照明や音楽を振袖の色やスタイルに合わせて調整することで、よりドラマティックな雰囲気を演出できます。特に、お色直しして再登場する瞬間はスポットライトを当てるなどして注目を集めることが効果的です。

白無垢やウエディングドレスを着ずに、ラストで白を着るというサプライズも効果がありそうです。「綸子に揚羽蝶の手描き友禅、色振袖」は、光沢に満ちた綸子地に、手描き・手刺繍などで揚羽蝶や桜が描かれたアンティーク色振袖です。たいへん上質な綸子で、神々しいほどの輝きに満ちています。帯は、輝きをしっかりとまとめるように、暗い色を合わせましたが、花嫁衣裳でしたら紅白を中心とした小物でまとめるとよいでしょう。

個性を生かした着こなし方

お色直しの際の振袖は、花嫁の個性や好みを反映させた着こなしが重要です。

アクセサリーの工夫

  • 振袖に合わせて、アクセサリーを変えることで、異なる雰囲気を作り出すことができます。たとえば、伝統的な和装アクセサリーからモダンなアクセサリーへの変更は、スタイルの幅を広げます。

髪型とメイクの変更

  • お色直しと同時に髪型やメイクを変えることで、全体の印象を一新することが可能です。例えば、クラシカルなアップスタイルからダウンスタイルへの変更は、ソフトでロマンティックな雰囲気を演出します。

色彩の選択

  • 振袖の色は、式場の装飾や季節との調和を考慮して選ぶことが大切です。明るい色の振袖は春夏の結婚式に、暖色系の振袖は秋冬の結婚式に適しています。

振袖のお色直しは、結婚式における花嫁の魅力を最大限に引き出すことができる素晴らしい機会です。工夫とアイデアを凝らすことで、個性豊かで印象的な結婚式を実現することができるでしょう。次はこの記事のまとめとして、結婚式での振袖選びの重要性について再確認します。

まとめ

この記事では、結婚式における振袖のお色直しの重要性と、それを最大限に生かすためのさまざまなアイデアについて詳しく解説しました。振袖は、日本の伝統文化を象徴する美しい和装であり、花嫁の印象を大きく左右するものです。また、振袖へのお色直しを通して、結婚式の雰囲気を一新し、ゲストに忘れられないサプライズを提供することができるでしょう。ここでは、その魅力を最大限に引き出すためのポイントを再確認します。

振袖でのお色直しの魅力を最大限に

  • 演出の工夫: 式場での演出と連動させることで、お色直しのインパクトを高めることができます。サプライズ要素を取り入れたり、照明や音楽との調和を図ることが効果的です。
  • 個性の表現: 振袖の選び方、アクセサリーの工夫、髪型やメイクの変更で、花嫁の個性を存分に表現しましょう。
  • 準備と計画: お色直しには十分な準備と計画が必要です。事前のリハーサルやスタッフとのコミュニケーションにより、スムーズな進行が実現できます。

ゆめやの婚礼なら、花嫁さま2着+花婿さま1着のプランがだんぜんお得です。組み合わせは自由ですので、お気に召す衣装を選んだら、ぜひセットでお申し込みください。

結婚式での印象深い振袖姿

結婚式は、一生に一度の特別な日です。振袖を着用してのお色直しは、その日をさらに華やかで思い出深いものにします。個性を反映させた振袖の選び方、式場での演出の工夫、そして細部にまでこだわった着こなしは花嫁をより輝かせ、ゲストに感動を与えてくれます。結婚式の準備をする際には、これらのポイントを心に留めて、自分だけの特別な振袖スタイルを創り出しましょう。

最後に、結婚式は花嫁の人生の新しい始まりを祝う場です。振袖でのお色直しは、その新しいスタートを美しく華やかに彩るための素晴らしい方法です。この記事が、あなたの結婚式の準備に役立つヒントとなれば幸いです。美しい振袖姿で、すてきな結婚式を迎えられますように。

〈参考記事〉
https://rental.madoi.co.jp/wedding/knowledge/style/#
https://www.niwaka.com/ksm/radio/wedding/hairstyle-makeup/hairstyle/18/
https://wakon-style.jp/iroha/6507/
https://wakon-style.jp/iroha/8228/

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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