鹿の子紋様と古典柄の檜扇と菊の黒留袖【tom01】

【2024年最新版】レンタル留袖の料金相場!結婚式での黒着物をお得に!

はじめに

留袖は、結婚式などのフォーマルな場で着用する着物です。はじめに、留袖レンタルの基本から、結婚式における留袖の役割とその選び方について、着物に詳しくない方でも理解しやすいように、詳しく解説します。

留袖レンタルの基礎知識

留袖とは、主に既婚女性が結婚式などのフォーマルな場で着用する着物のことを指します。一般的に黒留袖がよく知られており、黒地に家紋を配した格式高い和装です。しかし、色留袖も存在し、柄や色合いによって華やかさを加えることができます。

留袖レンタルの利点は多岐にわたります。まず、高品質で高価な留袖を手頃な料金で着ることができます。また、着付けや小物一式がセットになっているため、初めての方でも安心して準備することが可能です。さらに、専門のスタッフがサイズや好みに合わせてアドバイスしてくれるため、自分に合った留袖を選びやすくなっています。

結婚式で留袖を選ぶ意味とその立場

結婚式において黒留袖は、新郎新婦の母親や親族が着用することが多く、家族の絆や格式を示す服装として重要視されています。

留袖を選ぶ際は、出席する結婚式の格や自身の立場に合わせた選び方が求められます。例えば、直接の親族であれば黒留袖を、それ以外の場合は色留袖を選ぶというのが一般的なマナーです。また、柄や色にも注意を払い、式場や季節、自身の年齢に合わせた選択をすることが大切です。

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結婚式に合った留袖を選ぶことで、主役である新郎新婦をはじめ、参列者に対しても敬意を示すことができます。留袖のレンタルサービスを利用することで、この特別な日にふさわしい最高の装いを実現させることができるのです。

留袖レンタルの料金相場はどのくらい?

留袖を購入するとなると、高価であるため、レンタルサービスを利用する方が増えています。この章では、留袖レンタルの料金相場について詳しく解説し、料金がどのように決まるのか、また料金が高くなる理由についても触れます。

相場を知る重要性と料金の内訳

留袖レンタルの料金相場は、レンタルする留袖の種類、レンタル期間、セット内容、地域やレンタルショップによって異なります。一般的に、レンタル料金は10,000円から50,000円程度が相場とされていますが、高品質で豪華な留袖の場合は、それ以上の料金がかかることもあります。

レンタル料金の内訳は、留袖本体のレンタル料、着付けサービス料、小物一式のレンタル料、クリーニング料などが含まれます。多くのレンタルショップでは、留袖本体だけでなく、帯、草履、バッグ、足袋、長襦袢などの小物もセットに含まれており、これら一式でレンタルできます。また、着付けサービスを利用する場合は、その料金も合わせて考える必要があります。

留袖レンタル料金が高くなる理由

留袖レンタル料金が高くなる主な理由は、留袖自体の価値と、付随するサービスの質にあります。留袖は、伝統的な技法で丁寧に作られた高級衣装であり、素材や刺繍、柄の入り方一つ取っても非常に価値が高いものです。特に、有名な作家や職人が手掛けた留袖は、芸術品としての価値も高く、それがレンタル料金に反映されます。

また、レンタル料金には、クリーニング料やメンテナンス費用、着付けサービスの技術料など、留袖を着るために必要な多くのサービスが含まれています。高品質なサービスには、専門のスタッフや高度な技術が必要であり、これらのコストも料金に含まれるため、全体として料金が高くなります。

留袖レンタルを検討する際は、料金の安さで選ぶのではなく、サービスの質やセット内容を十分に確認し、総合的なコストパフォーマンスを考えましょう。また、式場や参列する結婚式の格に見合った留袖を選ぶことも、忘れてはならないポイントです。

留袖の種類と選び方

留袖にはさまざまな種類があり、その選び方には一定のマナーが存在します。この章では、留袖の基本的な種類と、フォーマルな場にふさわしい留袖の選び方について解説します。

黒留袖と色留袖の違い

留袖には、「黒留袖」と「色留袖」の二つがあります。それぞれの特徴を紹介します。

  • 黒留袖:一般的に、黒留袖は結婚式などのフォーマルな場において、新郎新婦の直系の親族が着用することが多いです。黒地に、松竹梅などの吉祥紋様が施され、格式高い印象を与えます。
  • 色留袖:色留袖は、黒留袖ほどの格式は求められず、友人や遠縁の親族が着用することがあります。色彩豊かで柄も多様であり、結婚式のみならず、披露宴やパーティーなど、少しカジュアルな場にも適しています。

留袖を選ぶ際には、自身が結婚式でどのような立場にあるのかを考え、それにふさわしい留袖を選びましょう。

フォーマルな場にふさわしい留袖の選び方

フォーマルな場における留袖の選び方には、以下のポイントがあります。

  • 立場を考える:結婚式での自分の立場に合った留袖を選びましょう。新郎新婦の直系の親族であれば黒留袖、それ以外の場合は色留袖を選ぶことが一般的です。
  • 柄と色を選ぶ:柄や色は、結婚式の雰囲気や季節、自身の年齢に合わせて選びます。格式の高い場では伝統的な紋様が好まれ、年齢が高い方は落ち着いた色合いの留袖が適しています。
  • サイズとフィット感:試着を行い、身長や体型に合った留袖を選びましょう。レンタルの場合、専門店ではサイズ調整が可能なこともあります。
  • セット内容を確認する:帯や草履、バッグなどの小物がセットに含まれているかを確認しましょう。統一感のあるコーディネートが、フォーマルな場にふさわしい印象を与えます。

留袖選びは、結婚式という特別な日を彩る重要な要素の一つです。自身の立場や式場の雰囲気、そして自分自身を最も美しく見せる留袖を選ぶことで、記憶に残る一日を演出することができます。

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「鹿の子紋様と古典柄の檜扇と菊の黒留袖【tom01】」は、昭和の初めころに作られた、錦紗縮緬(きんしゃちりめん)に菊づくしの五つ紋付アンティーク黒留袖です。真っ黒に染められた正絹に、花車、檜扇、菊が手描きされ、部分的に手刺繍や、金泥・銀泥(きんでい・ぎんでい)が丁寧に施されています。まだ仕付け糸が付いたまま、譲り受けました。帯にも、白地に扇が手刺繍されています。扇の中の牡丹や梅も手刺繍で描かれ、手仕事の温もりを感じる一品です。

レンタル留袖のフルセット内容とは?

レンタル留袖のフルセットは、式に参列するために必要なアイテムが一式揃っているため、非常に便利です。しかし、フルセットに含まれているものや、別途準備が必要なアイテムは、利用するレンタルショップによって異なります。この章では、レンタル留袖のフルセットに通常含まれるアイテムと、追加で必要になる可能性があるアイテムについて詳しく解説します。

フルセットに含まれるもの

レンタル留袖のフルセットには、基本的に以下のアイテムが含まれます。

  • 留袖本体:結婚式に適した黒留袖や色留袖が中心です。柄や色、サイズが豊富に用意されています。
  • :留袖に合わせた格式高い帯がセットになっています。帯結びは、着用する場のフォーマリティに合わせて選びましょう。
  • 草履:留袖に合わせたデザインの草履が含まれます。足のサイズに合わせて選びましょう。
  • バッグ:帯や草履と色合いを合わせた小物入れのバッグがセットになっています。
  • 足袋:和装に必須の足袋も、フルセットに含まれていることが多いです。
  • 長襦袢:留袖の下に着用する長襦袢もセットになっています。着姿を美しく見せるためには欠かせないアイテムです。
  • その他の小物:帯締め、帯揚げ、重ね衿など、留袖を着るために必要な細かいアクセサリー類も含まれます。

これらのアイテムが一通り揃っているため、レンタル留袖のフルセットを利用すれば、追加で何も用意する必要がない場合がほとんどです。しかし、レンタルショップやプランによっては、含まれるアイテムに違いがあるため、契約前に確認することが大切です。

別途必要なアイテムは?

レンタル留袖のフルセットにはほとんどの必需品が含まれていますが、以下のようなアイテムは別途準備が必要になる場合があります。

  • 肌着:留袖の下に直接身につける肌着は、衛生上の理由から、自分で用意する必要があります。
  • ショールや羽織:季節や式場の温度に応じて、留袖の上に羽織るショールや羽織が必要になることがあります。特に冬場の結婚式では、寒さ対策としてこれらのアイテムを準備しておくと良いでしょう。
  • ヘアアクセサリー:髪型に合わせて、和装に合うヘアアクセサリーを用意することも忘れずに。和装用のヘアアクセサリーは、留袖の装いを一層引き立ててくれます。

レンタル時には、含まれているアイテムと、追加で必要なアイテムを、事前にショップに確認しておきましょう。

留袖レンタルを便利にするネット予約の活用

留袖レンタルのネット予約は、来店することなく留袖を選べるので、忙しい日々を送る方々にとって非常に便利です。この章では、ネットでの留袖レンタルのメリットと、予約から受け取りまでの流れについて詳しく見ていきましょう。

ネットでの留袖レンタルのメリット

ネット予約を利用する最大のメリットは便利さです。ネットで留袖をレンタルする際のメリットを紹介します。

  • 時間と場所を選ばない:インターネットがあれば、自宅や外出先からでも、24時間いつでも留袖の閲覧や予約ができます。店舗の営業時間に縛られることなく予約手続きを行えるのは大きなメリットです。
  • 豊富な選択肢:オンラインでは、一つのサイトで多数の留袖を比較検討できます。色、柄、サイズのバリエーションが豊富に揃っており、自分にぴったりの留袖を見つけやすくなっています。
  • 詳細な情報:各留袖についての詳細な情報や、レビューを参考にできます。これにより、実際に着用した時のイメージや、サービスの質をある程度把握できます。
  • 簡単な手続き:オンラインフォームを通じて、必要事項を入力するだけで予約が完了します。面倒な手続きが省けるため、時間を有効に使うことができます。

予約から受け取りまでの流れ

ネットでの留袖レンタル予約から受け取りまでの一連の流れは、以下のようになります。

オンラインでの留袖選び

ウェブサイト上で留袖を閲覧し、希望する留袖を選びます。この際、サイズや色、柄などの詳細を確認しましょう。

予約手続き

選んだ留袖についての予約フォームをオンラインで入力します。使用日やサイズ、連絡先などの必要情報を記載します。

確認と支払い

予約内容の確認後、オンラインで支払いを行います。一部ショップでは、後払いや当日払いが可能な場合もあります。

留袖の受け取り

予約した留袖は、指定した日時に店舗で受け取るか、配送オプションがある場合は自宅に配送してもらえます。

返却

使用後は、留袖をクリーニングせずにそのままレンタルショップに返却します。返却方法は、店舗によって異なるので、事前に確認しておくと安心です。

ネット予約を活用することで、留袖レンタルを効率的に進めることができます。特に、事前にオンラインで情報を得ることができるため、自分にぴったりな留袖をじっくりと選ぶことが可能になります。結婚式などの大切な日の準備を、ぜひネット予約を活用して行ってみてください。

留袖を着る際の着付け

留袖を着る際には、その美しさを最大限に引き出すために正しい着付けが不可欠です。この章では、留袖の着付け方法について解説します。留袖を美しく、そして適切に着こなすためのポイントを押さえておきましょう。

正しい着付け方法とは?

留袖の着付けは、一般的な着物の着付けと同様です。以下は、基本的な着付けの手順です。

  1. 裾除けと肌着を着る:まず、裾除けと肌着を身につけます。これらは留袖の下に直接肌に触れるもので、着姿を美しく見せるためにも重要です。
  2. 長襦袢を着る:次に、長襦袢を着ます。長襦袢の衿は、留袖の衿元からわずかに見えるように調整します。
  3. 留袖を着る:留袖を肩からかぶります。着物の前合わせは、右前になるようにします。
  4. 帯を締める:帯を腰に巻き、しっかりと結びます。
  5. 小物を合わせる:草履やバッグ、帯締め、帯揚げなどの小物を合わせます。これらの小物は留袖と調和する色や柄を選びます。

留袖の着付けは、練習や慣れが必要です。特にフォーマルな場においては、プロの着付け師に依頼することをおすすめします。

留袖レンタルの店舗選びと試着の重要性

留袖をレンタルする際、適切な店舗選びと試着の機会の確保は、大切なイベントでの着姿を左右します。特に結婚式などのフォーマルな場では、留袖は主役を引き立てる役割も担うため、慎重に選ぶ必要があります。この章では、留袖レンタルの店舗を選ぶ際のポイントと、試着をするメリットについて解説します。

店舗選びのポイント

留袖レンタルの際には、以下のポイントを考えて店舗を選びましょう。

  • 品揃えの豊富さ:留袖の種類、色、柄、サイズが豊富にある店舗を選ぶことで、自分の好みや体型にぴったりな留袖を見つけることができます。
  • アクセスの良さ:試着や当日の受け取りを考えると、アクセスが良い場所にある店舗を選ぶことが重要です。オンラインでの予約が可能な店舗も便利です。
  • 試着の可否:事前に試着ができる店舗かどうかは、留袖選びにおいて非常に重要なポイントです。試着により、実際に留袖を着た際のフィット感を確認できます。
  • サービスの質:着付けサービスやアフターサポートの充実度もチェックしましょう。

試着をするメリットとは?

留袖レンタル時に試着をすることには、以下のようなメリットがあります。

  • サイズ感の確認:留袖は他の洋服とは異なり、サイズ感が非常に重要です。試着により、自分の体型に合った留袖を見つけることができます。
  • 全体のバランスをチェック:留袖と帯、小物を実際に身につけることで、全体のバランスを確認し、調整することができます。
  • 着心地の確認:長時間着用することを考えると、着心地は非常に重要です。試着することで、留袖の着心地を事前に確認できます。
  • 自信を持って当日を迎えられる:試着することで、留袖の着こなしに自信を持つことができ、当日をより楽しむことができます。

留袖レンタルの際は、適切な店舗選びと試着の機会を確保することで、フォーマルな場にふさわしい、美しい着姿を実現できます。大切な一日に向けて、準備を怠らず、自分にぴったりな留袖を選びましょう。

まとめ

適切な留袖を選び、レンタルすることで、特別な日をさらに印象深いものにできます。しかし、留袖レンタルにはいくつか注意点があり、それらを把握しておくことでスムーズに、かつ賢くレンタルできます。最後に、留袖レンタルで気をつけるべきポイントと、賢い留袖レンタルのための最終チェックリストをまとめました。

留袖レンタルで気をつけるべきポイント

  • 予約は早めに:特に結婚式シーズンや休日は、人気の留袖がすぐに予約で埋まってしまいます。希望の留袖を確実にレンタルするためには、早めの予約が重要です。
  • 適切なサイズとデザインを選択:自身の体型に合ったサイズの留袖を選び、式の場や季節に合うデザインを選びましょう。オンラインでの事前確認も有効です。
  • 試着の重要性:可能な限り試着をして、留袖のフィット感や着心地を確かめましょう。試着により、当日の快適さと美しさが大きく変わります。
  • レンタル契約をよく読む:返却期限やキャンセルポリシー、損害があった場合の対応など、レンタル契約の内容を十分に理解しましょう。
  • アクセサリーの準備:留袖に合わせた帯締めや草履、バッグなどのアクセサリーも重要です。トータルコーディネートを考え、必要なアイテムを準備しましょう。

賢い留袖レンタルのための最終チェックリスト

  • 予約の確認:希望の留袖が利用可能か、事前にオンラインまたは電話で確認しましたか?
  • サイズとデザイン:選んだ留袖が自分の体型に合っており、式の雰囲気に適していますか?
  • 試着の予約:試着が可能な店舗で予約をしましたか?または、オンラインでのサイズ確認はしましたか?
  • レンタル契約の内容:契約の詳細、特に返却期限やキャンセル時の条件を理解していますか?
  • アクセサリーの準備:留袖に合うアクセサリーは全て準備できていますか?

留袖レンタルは計画的に進めることで、特別な日を無事に迎え、美しく過ごすことができます。上記のポイントとチェックリストを活用し、賢く留袖をレンタルしましょう。

〈参考記事〉
https://ichiru.net/column/kurotomesode/

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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