神前式 結婚式イメージ

【結婚式】椿山荘(ホテル椿山荘東京)での神前式|魅力と場所の特徴

はじめに

結婚式は、人生の新たな章の始まりを象徴する重要なイベントです。

東京都内にもさまざまな結婚式場が存在しますが、今回は特に椿山荘(​​「ホテル椿山荘東京」)で行われる神前式についてご紹介します。

その厳かな雰囲気と伝統的な日本の美を体現できる佇まいから、数多くのカップルが憧れる式場となっている椿山荘。都心にありながら自然に恵まれたこの地で忘れられない一日を過ごすことの価値は、計り知れません。

椿山荘での神前式

椿山荘での結婚式は、キリスト教挙式人前挙式神前挙式、さらに都内の神社を舞台とした神社挙式といった挙式スタイルが案内されています。

その一つである神前挙式(神前式)は、古来伝わる日本の伝統を尊重しながら、敷地内にある神殿で厳かに誓いを交わすことが特徴。日本の伝統美と格式を重んじるカップルにぴったりの選択であり、美しい自然に囲まれた椿山荘の空間が、二人の新しい門出を心から祝福してくれます。

和装で挙げる結婚式

和装で挙げる結婚式は、日本の伝統と文化を大切にしたいカップルにとって最も魅力的な選択肢といえます。

椿山荘では、ホテル内のコスチュームサロンにおいて多彩な婚礼和装を用意しており、結婚式をさらに特別なものにしてくれます。伝統的な衣装を身に纏い、二人の新しい門出を祝うことで、言葉では表せない感動と記憶に残る瞬間を味わうことができます。

椿山荘で行う結婚式の魅力

椿山荘での結婚式は、自然の美しさを存分に活かしたロケーションも特徴です。四季折々の庭園は、結婚式の背景としてだけでなく、ウエディングフォトの撮影環境としても最適。特に、春には満開の桜、秋には紅葉が園内を彩り、結婚式の思い出を一層鮮やかなものにしてくれます。

自然に囲まれた椿山荘ですが、結婚式場としてもそうした美しいロケーションを提供するだけではありません。結婚式の準備から当日の進行に至るまで、専任のウエディングプランナーが細部にわたってサポートをしてくれます。カップルの想いを形にするために、式のコンセプトや演出、料理の選定から装飾に至るまで、一貫してアドバイスを行ってくれるのがウエディングプランナーです。

披露宴でも、和の趣を大切にしながらモダンな要素を取り入れた料理でゲストをもてなすことができます。料理長が腕によりをかけた料理が、見た目の美しさと味の深さで結婚式の質をさらに高めてくれます。料理は季節の食材を活かしたものから、カップルや大切なゲストの志向に合わせたカスタマイズまで可能です。

このように椿山荘での結婚式は、伝統とモダンが融合したスタイルで、カップルにとって忘れられない一日を実現してくれます。日本の美しい伝統美を背景に、二人の新たな物語を紡ぎましょう。

神前式の意義とは

神前式は、日本の伝統文化を象徴する結婚式のスタイルの一つです。夫婦となる二人が神前に誓意を立てる神聖な儀式を通じて二人の絆を深め、家族や親族にその様子を見届けてもらいます。

特に、東京都区内にありながら自然に恵まれた椿山荘の敷地内で行われる神前式は、豊かな緑と古き良き日本の伝統が調和し、一生に一度の特別な日をさらに印象深いものに演出してくれます。椿山荘での神前式は、自然と歴史が息づく場で厳かな誓いを交わすことで、結婚というものの本質的な価値を再認識させてくれます。

椿山荘での挙式に神前式を選ぶことのメリット

椿山荘で神前式を選ぶ最大のメリットは、その格式高い伝統と自然との調和の中で、一生の思い出となる結婚式を挙げることができる点にあります。

椿山荘では、四季折々の庭園が結婚式の美しい背景となり、神聖な雰囲気の中で新しい門出を祝います。特に2017年に誕生した独立型神殿「庭園内神殿 杜乃宮」では、敷地内の歴史ある森の緑が開放感のあるガラス越しに美しく目に飛び込んでくる最高の環境。伝統的な和装を身に纏い神前で誓いを立てることは、結婚式の瞬間をより感動的で忘れがたいものにしてくれるはずです。

神前式の一般的な流れ

神前式は、日本の伝統に根ざした厳かな式次第に沿って行われます。

神殿内に揃った一同が起立、斎主による祓詞(はらいことば)と清めのお祓いを行う「修祓」から始まり、斎主が神前に結婚の報告を行う「祝詞奏上」、三三九度の杯によって新郎新婦がお神酒を交わす「誓杯の儀」、新郎新婦自ら神前へ誓いを立てる「誓詞奏上」、そのほか神楽奉納や玉串奉奠、「親族杯の儀」などが行われ、最後に斎主のあいさつをもって終了となります。

親族同士で杯を交わす親族杯の儀のように、神前式には家族や親族との結びつきを深め、先祖への敬意を示す意味合いも込められています。

椿山荘での神前式の特徴

椿山荘で行われる神前式は、やはりそのロケーションにこそ特別な意味を持ちます。

東京の中心にありながら広大な日本庭園と歴史ある土地が醸し出す静謐な雰囲気は、神前式の厳粛さを一層引き立てるものであり、椿山荘の自慢であるともいえます。

椿山荘では伝統と現代のエッセンスが融合したウエディングプランを各種用意しており、カップルの要望を形にしてくれます。季節ごとに変わる庭園の風景を背景に、美しい和装を着た新郎新婦が誓いを交わす瞬間は、見る人にとっても息を飲む美しさとなります。

椿山荘における神前式は、伝統的な日本の美を現代に伝える貴重な場でもあり、自然豊かな空間で行われる結婚式を通じて新たな家族の歴史が始まる瞬間を美しく演出してくれるのです。

椿山荘を予約する

その豊かな自然環境と伝統的な雰囲気で、都内でも人気の結婚式場となっている椿山荘。美しいロケーションを背景にした神前式あるいは和装での結婚式は、忘れがたい一日になること請け合いです。

ただその人気の高さゆえ、希望する日取りに椿山荘で結婚式を挙げるためにはいくつかポイントを押さえておく必要があります。

予約はいつする?土日と平日の挙式の違い

椿山荘での結婚式は年間を通じて高い人気を誇っており、特に春や秋の結婚式シーズンには特に早期の予約が必要です。

理想的な日程で予約を確保するためには、遅くとも半年前、可能であればそれ以上前から予約を行う必要があります。土日の予約は特に混み合い、予算も高めに設定されているのが一般的ですが、できるだけ多くのゲストを招待したい場合は第一選択とせざるを得ません。

一方の平日は比較的予約が取りやすく、費用も比較的抑えられるため、少人数での挙式や家族中心の結婚式、平日休みの業界に勤める方などには適しています。

椿山荘での結婚式におけるコストとプラン

椿山荘に限った話ではありませんが、結婚式のコストというものは選択するプランや挙式・披露宴の規模、ゲストの人数などによって大きく異なります。

ほんの一例ではありますが、記事執筆時点(2024年2月)で公式サイトに案内されているプランのいくつかを以下の表にまとめてみました。

プラン名料金含まれるもの
【少人数&ご家族】24年4月~8月人気の桜&新緑シーズンのファミリー婚*お食事会ご検討の方*最大45万ご優待神前式10名901,835円挙式、料理・飲物、新郎新婦衣装、控室料、席料・会場費、美容着付、介添料、 装花・写真、印刷物、サービス料
【仏滅限定】2024年の挙式&披露宴(60/80/100名様)*60名最大98万円お得*神前式40名2,435,611円
神前式60名3,030,899円
挙式、料理・飲物、新郎新婦衣装、控室料、席料・会場費、美容着付、音響・照明、介添料、ケーキ、装花、ブーケ・ブートニア、写真、印刷物、引出物、司会者、サービス料、テーブルコーディネート(テーブルクロス・ナフキン)、上映機材費・挙式DVD・司会者
24年10月~12月☆心奪われるほどに美しい紅葉が魅力の秋シーズン(40/60/80/100名様)*60名最大57万円お得*神前式40名2,536,111円
神前式60名:3,151,399円
挙式、料理・飲物、新郎新婦衣装、控室料、席料・会場費、美容着付、音響・照明、介添料、ケーキ、装花、ブーケ・ブートニア、写真、印刷物、引出物、司会者、サービス料、テーブルコーディネート(テーブルクロス・ナフキン)、上映機材費・挙式DVD・司会者

このように、コストを抑えたいカップルのために季節や曜日、六曜などに応じたプランも各種提案されています。お二人が何を重要視するかを見定め、適切なプランを選ぶことで、予算内で理想の結婚式を実現することが可能となるはずです。

結婚式当日における注意点と心構え

二人の新しい人生の門出を祝う、結婚式当日。特に椿山荘で行われる神前式では、その厳かな雰囲気と日本古来の伝統が融合し、一生の思い出に残る瞬間を演出してもらえるはずです。

ここでは結婚式における参列者への配慮や和装に関する準備と注意点などについてお話しします。当日を迎えるにあたってぜひ参考にしてみてください。

参列者への心遣いとマナー

参列者への心遣いは、挙式をより美しいものにするために欠かせません。

椿山荘における挙式と披露宴のあらましを事前に案内しておくことで、参列者も当日をスムーズに迎えられるでしょう。また神前式には独特のマナーとルールがあるため、式中の持ち込み可否や禁止事項などについても事前に伝えておくと親切です。

結婚式に来てもらう新郎新婦の立場としても、着物の着こなしや振る舞いに注意を払い、日本の伝統美を尊重する心構えが求められます。

和装挙式の準備と注意点

和装での結婚式において、最も心を込めたいのが着物選びです。白無垢や色打掛などの礼装を選ぶ際は、挙式のテーマに合わせた色柄やデザイン選びを考えましょう。コスチュームサロンのスタッフは婚礼衣装のプロですから、どの着物が似合うかなどはどんどん相談しましょう。

長い一日を快適に過ごせるよう、足元の草履選びも重要。さらに和装の際には小物使いもポイントになります。簪や筥迫、末広(扇子)などをセンス良く差し込み、着物姿を一層引き立てましょう。

挙式当日は何かとバタバタしますので、余裕を持って式場に入ることが重要です。

和装での結婚式

和装で結婚式を行うことは、伝統と格式を大切にしたいカップルにとって忘れられない一日を演出できるチョイスとなります。自然豊かな椿山荘で行われる神前式は、和装の美しさがより一層際立つものです。ここでは、そんな和装での結婚式の準備において重要となる着物選びについて、さらに和装におけるコーディネート例について解説します。

着物選びのアドバイス

和装による結婚式で当然肝となるのが、着物選びです。選択肢は多岐にわたりますが、婚礼衣装としては白無垢色打掛引き振袖などが代表的です。

白無垢はその白色が新婦の純潔と清らかさの象徴に。色打掛や引き振袖は華やかさやおめでたい雰囲気を演出してくれます。式の雰囲気や季節感、そしてカップルの個性に合わせて選ぶようにしましょう。

着物の中でも「アンティーク着物」と呼ばれる類のものは、その一点ものの魅力が他にはない特別感を演出します。着物選びには、お二人のスタイルを反映させることが大切。式のコンセプトや色合いに合わせた和装小物選びも忘れずに行うようにしましょう。

ゆめやのラインナップから、2点ご紹介します。
「相良刺繍で梅・牡丹・鳥の白打掛一式【utk17】」は、柔らかな正絹に相良刺繍で梅や牡丹や鳥が描き出された白打掛です。正絹独特のアイボリーがかった、ほんのりとした色合いが美しい着物です。
「鳳凰・鼓の檜扇に橘の黒引き振袖【fuh06】」は、大正から昭和初期にかけて作られた、手描き友禅、艶やかな五つ紋付アンティーク黒振袖です。柔らかい錦紗縮緬(きんしゃちりめん)に大きな桧扇が優美に舞い踊り、圧倒的な存在感があります。朱赤の橘も、ところどころに使われた、青と緑の配色も印象的です。帯は、鳳凰と桐が大胆に描かれた唐織の丸帯を合わせました。
レンタル衣装を椿山荘へ持ち込む際は、椿山荘の結婚式場あるいは選んだプランにおける衣装持ち込みの可否を必ず確認するようにしてくださいね。

和装のコーディネート例

和装のコーディネートには、細部にまでこだわりを持つことが大切です。

新婦の場合、伝統的な髪型に現代的なアレンジを加え、簪や花を使用してさらに華やかさをプラス。筥迫末広綿帽子角隠しなどの和装ならではのアイテムもマナーに沿ってセンス良く取り入れることで、和装の伝統美を引き立てることができます。コーディネートの際には、式のテーマや色合いも考慮しつつ、統一感のある装いを目指しましょう。

まとめ

結婚式の準備は、一生に一度の特別な日を完璧なものにするためにも決して疎かにできない部分です。

この記事のまとめとして、自然豊かな椿山荘で理想の結婚式をかなえるポイント、結婚式準備の最終チェックリスト、そして特別な日を最高にするためのアドバイスを詳しくご紹介します。

椿山荘でかなえる理想の結婚式

椿山荘での結婚式は、自然と伝統が織りなす唯一無二の雰囲気の中で行われます。挙式の中でも特に神前式を選ぶことは、伝統的な日本の美を尊重し、厳かな雰囲気の中で誓いを交わしたい新郎新婦にとって何よりの選択肢となるものです。

  • 早期の予約:椿山荘のように人気の高い式場では、希望する日に結婚式を行うためにも、とにかく早めの予約が大切です。
  • プランの選択:お二人のニーズに沿うウエディングプランを選び、自分たちだけの特別な式を計画しましょう。
  • 演出の工夫:四季折々の庭園の美しさを活かした演出や、独自の装飾で参列者に喜んでもらえるようにしましょう。

結婚式準備の最終チェック

結婚式の準備は多岐にわたります。以下に直前のタイミングにおけるチェックの要点をまとめます。

  • 式場設備の最終確認:式場の設備や配置にイメージとの相違がないか確認しましょう。
  • 招待状の状況:全ての招待状が送付され、返信を得られているかチェックします。
  • 衣装と美容予約の確認:衣装の最終試着と、美容予約の確認を行います。
  • 段取りの最終確認:当日の流れを再確認し、必要な調整を行いましょう。

お二人の特別な日を最高にするために

結婚式は、カップルが共に新たな人生を歩み始める記念すべき日です。以下の点を心得て、この特別な日を最高のものにしましょう。

  • プランナーとの密な連携:専任のプランナーと定期的にコミュニケーションを取り、細かな要望や不安を共有しましょう。
  • 自分たちの想いを大切に:式の準備を進める中で、自分たちの理想や夢を常に念頭に置くことが重要です。
  • 当日を心から楽しむ:全ての準備が万全に整ったら、この一日を心から楽しみましょう。笑顔が何よりの演出です

結婚式は、お二人の新たな人生の始まりを祝う大切な日です。椿山荘での神前式や披露宴を通じて、伝統と自然の美しさを背景にした唯一無二の結婚式を実現できることでしょう。今回の記事が、椿山荘での結婚式準備のサポートとなれば幸いです。

準備の過程も含め、一生に一度の経験を、存分に楽しんでくださいね。お二人の結婚式が、心温まる愛と幸福に満ちた素晴らしいものになりますように。

〈参考記事〉
https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/
https://zexy.net/mar/manual/kiso_style/chapter2.html

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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