コーラルピンクに折鶴と手鞠の小振袖【hak07】

【子供向け和装】小学校の卒業式、お子さまに着物を!選び方と注意点

はじめに

小学校の卒業式はお子さまにとって大切なイベントの一つです。新しい門出を迎えるこの特別な日に、多くの親御さんがお子さまのために最善を尽くします。そんな晴れの日の服装に、着物を着るという選択があります。着物は、卒業式という晴れの舞台にふさわしい華やかさと品格を持っています。この記事では、小学校の卒業式に着物を選ぶ理由や、どのような着物が適しているのか、そして着物を選ぶ際のポイントを詳しく解説します。

小学校の卒業式に着物を選ぶ理由

小学校の卒業式は一生に一度の大切なイベントです。お子さまはこの日を心待ちにし、家族と共に喜びを分かち合います。着物を着ることで、この日がより思い出深いものとなり、写真やビデオなどで特別な記念として記録に残すこともできます。着物はその豪華さと独特の美しさで、お子さまを輝かせてくれます。また、着物を着ることで、日本の伝統や文化を身をもって学ぶことができ、教育にも良い影響を与えることでしょう。

この記事で学べること

この記事では、卒業式において着物を選ぶメリット、種類や選び方、そして着付けの基本からアフターケアまで、着物に関するあらゆる情報をご紹介します。着物初心者の方でも安心して選び、着用できるように、簡単で分かりやすく説明します。また、着物選びの際に気をつけたいポイントや、おすすめの色や柄についても紹介していますので、お子さまにぴったりの着物を見つける際に役立てるはずです。卒業式という一大イベントを前にして、着物選びに迷っている方々へ、この記事が役立つ情報を提供できれば幸いです。

卒業式におすすめの着物の種類

卒業式の日は、お子さまにとって忘れられない特別な一日となることでしょう。そのため、服装選びは非常に重要です。着物は、卒業式にふさわしい選択肢の一つです。しかし、着物にはさまざまな種類がありますので、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ここでは、卒業式におすすめの着物の種類とその選び方について解説していきます。

小学校の卒業式に振袖はOK?

振袖と聞くと、成人式に新成人の女性が着る着物というイメージをお持ちではないでしょうか?振袖は未婚の女性の第一礼装ですので、小学生が着用すること自体はおかしくありません。振袖はとても華やかな着物ではありますが、一生の中で着る機会はあまりありません。だからこそ、小学校の卒業式でも着ることができればうれしいですね。

まず必要なことは、卒業式の服装として振袖を着用してよいかどうか確認をとっておくことです。学校として問題がなければ、振袖の選択を検討してみてはいかがでしょうか。

振袖は少し華やかすぎると思う方におすすめなのは、振袖の上に袴を着用することです。袴を合わせることでよりカジュアルで若々しい印象にすることができます。最近では、袴と振袖が一式借りられるレンタルセットが豊富にありますので、初めての方でも安心して選ぶことができます。

左端「葡萄色に鼓の五つ紋付き十三参り小振袖」小学生のお子さまらしい可愛らしい葡萄色の小振袖。小振袖は中振袖に比べ、袖丈が短めですので小柄なお子さまに最適です。中央「本紋に花薬玉が描かれた小振袖」ピンクやブルーの色使いが華やかで豪華な小振袖は、小学校の卒業式にはぴったりです。右端「からし色に花丸紋様の小振袖」落ち着いたカラシ色は小学校を卒業して大人に憧れも出てきたお子さまにおすすめです。

袴セットの魅力と選び方

は、卒業式において人気のある服装の一つです。元々は男性の正装として用いられていた袴ですが、現在では女の子が着用することも一般的となり、さまざまなデザインや色の袴が販売されています。袴の最大の魅力は、その独特のスタイルと動きやすさにあります。スカートのように広がった袴は動きを妨げず、卒業式の日でも快適に過ごすことができます。

袴セットを選ぶ際には、着物の色や柄と袴の色が調和しているかを確認することが大切です。同系色のものを選ぶか、反対色でまとめてもOK。例えば、着物がピンクならば袴は緑や黒を選び、逆に着物が緑ならば袴はピンクや紫を選ぶとバランスが取れます。また、袴セットには着物、袴の他にも帯や襦袢、小物が含まれていますので、これらが揃っているかもチェックしておきましょう。

着物と袴のセットは、卒業式だけでなく入学式や成人式など、さまざまな場面で活躍します。一式揃えることで統一感が生まれ、一層華やかな印象を与えることができるでしょう。また、レンタルも多く取り扱っており、サイズやデザインの豊富さから選びやすいと評判です。卒業式の記念に、お子さまにぴったりの袴セットを選んでみてはいかがでしょうか。

小学生向きの袴コーディネートは可愛らしさがポイントでもあります。振袖に袋帯をしめてというスタイルもありますが、小振袖に袴を合わせることで卒業式の印象がでます。ここではゆめやおすすめの小学生向きの袴コーディネートをご紹介します。

左端「赤い総絞りの菊の花に金駒刺繍の訪問着」赤の総絞りは遠目に見ると淡いピンク色っぽく見えますね。さらに濃いめピンクの袴を合わせることで小学生の可愛らしいお子さまの雰囲気にはぴったりです。中央「本紋に花薬玉が描かれた十三参り小振袖」先ほど振袖でもご紹介したカラフルな小振袖にエンジ色の袴をコーディネート。濃い色の袴を組み合わせることで振袖の華やかさが引き立ちます。右端「カラフルな竹垣に菊の花が毬のように踊る小振袖」竹垣がチェックのように見え、さらに菊の花が丸い鞠のように見え、可愛らしさが出ます。

着物のサイズ選びとフィッティング

小学校の卒業式はお子さまにとって大切なイベントです。特に女の子にとって、着物を着ることは特別な経験にもなります。しかし、着物は日常生活で着ることが少ないため、サイズ選びやフィッティングには注意が必要です。

年齢や身長に合わせたサイズの選び方

着物のサイズ選びは、お子さまの年齢や身長に合わせて行う必要があります。小学生の女の子は成長が早いため、正確なサイズ選びが重要です。身長と年齢を基準にしたサイズ表を参照しながら、着物を選ぶとよいでしょう。

例えば、145cmから150cmの女の子の場合、袖丈は約75cm、裄丈は約65cmが適切なサイズとされています。しかし、これはあくまで目安であり、体型によっては調整が必要な場合があります。

また、卒業式用の着物を早めに選ぶ場合には、成長の速さを考慮して少し大きめを選ぶことをおすすめします。これにより、卒業式当日に着物が小さくなってしまうリスクを避けることができます。

サイズ選びで重要なのは、着物が体にフィットしているかどうかです。着物は和装であるため、西洋の服とは異なり、体のラインを強調しないデザインとなっています。そのため、少し大きめでも着ることができます。

しかし、あまりにも大きすぎると着崩れの原因となるため、適切なサイズを選ぶことが大切です。特に袖丈と裄丈には注意が必要で、これらが合っていないと着物全体のバランスが悪くなります。

ゆったりと快適に着るためのポイント

着物を快適に着るためには、いくつかのポイントがあります。まず、襦袢は着物の下に着ることで、着物と肌が直接触れないようにする役割があります。これにより、着物が汗で汚れるのを防ぎます。襦袢を選ぶ際は、肌触りの良いものを選ぶと良いでしょう。

は着物を固定する役割がありますが、締めすぎると不快に感じることがあります。特に子どもの場合、動きやすさを重視して帯を緩めに締めることをおすすめします。

また、着物の着付けには練習が必要です。卒業式前に何度か練習を行い、着物の着方をマスターしておくと安心です。着付けの方法はインターネットで検索するとたくさん情報が出てきますので、参考にしてみてください。

着物を着る際は、小物も重要です。草履バッグなど、着物に合わせた小物を選ぶことで、装いがより一層引き立ちます。これらの小物選びも、着物のサイズ選びと同様に重要なポイントです。

最後に、着物は繊細な素材でできているため、取り扱いには注意が必要です。卒業式後は、着物をクリーニングに出し、適切な方法で保管してください。これにより、着物を長持ちさせることができます。

着物のサイズ選びとフィッティングには少し手間がかかりますが、これをクリアすることで卒業式はより思い出深いものとなるでしょう。着物で卒業式を迎えることは、大切な経験となり、一生の思い出となるはずです。

着物のコーディネートでは、バッグもアクセサリーの一部です。ここではゆめやのアンティークビーズバッグをご紹介しましょう。
左端「薄いピンク地にカラフルな蝶々と花々のビーズバッグ」とてもカラフルで可愛らしいビーズバッグ。濃いめの着物や袴に合わせるとビーズバッグが引き立ちます。中央「春らんまん、手刺繍の桜が満開のビーズバッグ」シンプルな着物にも華やかな着物にも合わせていただきやすい手刺繍のビーズバッグです。右端「白地に大輪の秋桜のビーズバッグ」秋桜の花びらがあしらわれたホワイトのビーズバッグは、振袖や袴コーディネートを華やかにしてくれます。

着物の色と柄の選び方

卒業式は、学び舎での日々を締めくくる大切なイベントであり、その日の装いには特別な思いを込める方が多いです。特に女の子の場合、着物を選ぶ際には色や柄にこだわりたいところ。ここでは、卒業式にふさわしい着物の色と柄の選び方について、詳しくご紹介します。

卒業式にふさわしい色合いとは?

卒業式に着用する着物には、落ち着いた色合いが選ばれることが一般的です。しかし、それは決して地味であるべきというわけではありません。例えば、ピンクや緑といった明るい色も、柔らかなトーンであれば十分に卒業式にふさわしい雰囲気を醸し出します。

主要な色としては以下のようなものが挙げられます。

  • ピンク: 若々しさと清楚さを象徴し、女の子らしいかわいらしさを引き立てます。
  • : 生命力を感じさせる色で、穏やかで落ち着いた印象を与えます。
  • : 格調高く、どんな小物とも合わせやすいのが特徴です。
  • : 華やかさと高貴さを感じさせる色で、優雅な印象を演出します。

これらの色をベースに選ぶことで、卒業式にふさわしい着姿を完成させることができます。ただし、あまりにも鮮やかな色や派手な色は避け、上品で落ち着いた色合いを選ぶことが大切です。

人気の柄とその意味

卒業式の着物選びでは、色だけでなく柄にも注目。ここでは、卒業式に人気のある柄とその意味をご紹介します。

  • 花柄: どの年代でも人気のある柄で、種類によってさまざまな意味があります。桜は「豊かさや繁栄」、梅は「美しさと忍耐」を象徴しています。
  • 鞠と糸巻き: 鞠は「魔除けや健やかな成長」、糸巻きは「長寿や繁栄」を意味しています。
  • : 「千年の命」を持つとされる鶴は、長寿と幸福を象徴する縁起の良い柄です。
  • : 開けば広がる扇は「開運」を意味し、卒業という新たなステップを踏み出す後押しをしてくれます。
    これらの柄を取り入れることで、卒業式の装いに意味を込め、より一層特別になります。柄の選び方一つで、着物の印象は大きく変わるので、じっくりと選んでみてください。

着物を着る際の小物について

着物を着る際には、小物の選び方も非常に重要です。適切な小物を選ぶことで、卒業式の日がさらに特別なものとなります。では、どのような小物が必要で、どのように選べばよいのでしょうか。詳しくご紹介します。

必須の小物とその役割

着物を着る際には、いくつかの必須アイテムがあります。これらは着姿を美しく保ち、着崩れを防ぐ重要な役割を果たしています。

  • : 着物を留めるための布帯です。着物の印象を大きく左右し、選び方次第で、華やかさや上品さを演出することができます。
  • 襦袢(じゅばん): 着物の下に着る下着の一種で、着物を汗などから守ります。素材や色合いを選ぶことで、季節感やおしゃれ度をアップさせることができます。
  • 足袋(たび): 着物を着る際に履く靴下。白が基本ですが、着物の色や柄に合わせて選ぶこともできます。
  • 草履(ぞうり): 着物を着る際の履物。足元のおしゃれを楽しむことができます。着物に合わせてサイズや形、色を選ぶことで、全体の完成度を高めることができます。
  • 帯締め: 帯をしっかりと留めるためのアイテム。色の選び方によって季節感を出したり、全体のコーディネートを引き締めたりすることができます。
  • 帯揚げ: 帯の上から飾りとして差し込む布で、帯締めとセットで使用します。色や素材の選び方で、コーディネートにアクセントを加えることができます。

これらの小物は着物姿を美しく保ち、全体のコーディネートを引き立てる役割を果たしています。選び方次第で、着姿の印象は大きく変わるので、しっかりと選ぶことが重要です。

小物選びで卒業式の着物がさらに華やかに

卒業式に着物を着る際、小物選びは重要なポイントです。適切に小物を選ぶことで、着物姿をより一層華やかに演出することができます。

帯は特に重要で、全体の印象がガラリと変わります。例えば、無地の着物には花柄や刺繍の入った華やかな帯を合わせると、一気に華やかな印象に。逆に、柄の多い着物にはシンプルな帯を合わせることで、上品で落ち着いた印象を演出できます。

足袋や草履も、着物の色や柄に合わせて選ぶと良いでしょう。足元のおしゃれにこだわることで、全体のコーディネートが完成します。

また、袴を着用する場合には、ブーツと合わせてもOKです。袴の色や柄を着物に合わせて選ぶことで、かわいらしく、また格好良く仕上げることができます。

着物と小物を上手にコーディネートすることで、卒業式の日を華やかに彩ることができます。小物選びは着物姿を左右する重要なポイントですので、時間をかけて選ぶことをおすすめします。

着物のレンタルと購入について

着物は、卒業式などの特別な日に着ることが多いです。しかし、着物を着こなすためには、着物以外にも数々の小物が必要です。初めて着る方にとっては難易度が高いと感じることもあるでしょう。着物をレンタルするか購入するか悩ましいところです。

レンタルと購入、それぞれのメリットとデメリット

卒業式で着物を着用する際、レンタルと購入のどちらを選ぶべきでしょうか。ここでは、それぞれのメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

レンタルのメリット

  • 豊富な選択肢: レンタルショップではさまざまな種類の着物、帯、袴を取り揃えているため、自分の好みや卒業式の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
  • 初心者でも安心: 着付けがセットになっていることが多く、プロに着付けをお願いできるので、初めて着物を着る方でも安心です。
  • 低コスト: 購入すると高額になりがちな着物ですが、レンタルなら比較的安価で着用することが可能です。

レンタルのデメリット

  • サイズが合わない可能性: 自分にぴったりのサイズがない場合があります。
  • 予約が必要: 卒業式シーズンは特に需要が高いため、早めに予約をしなければならないことがあります。

購入のメリット

  • 完全なオリジナリティ: 自分だけの着物を持つことができます。オリジナリティを大切にしたい方には最適です。
  • サイズがぴったり: 自分に合ったサイズでオーダーメイドすることができます。
  • 長期的なコストパフォーマンス: 何度も着る機会があるなら、長期的に見てコストパフォーマンスが良いかもしれません。

購入のデメリット

  • 高コスト: 着物一式を揃えると、非常に高額になります。
  • 保管とメンテナンス: 着物は正しい方法で保管しなければならず、メンテナンスも必要です。

以上の点を踏まえて、予算やお子さまの卒業式への思い、将来着物を着る機会がどれだけあるかを考慮して選ぶとよいでしょう。

おすすめのレンタルショップと購入先

着物のレンタルや購入を検討する際には、信頼できるショップ選びが重要です。ここでは、おすすめのレンタルショップと購入先をいくつか紹介します。

レンタルショップ

  • 和装レンタル専門店: 着物が豊富に揃っており、プロのスタッフが着付けをしてくれます。
  • オンラインレンタルショップ: 店舗に行かなくても、インターネットで簡単にレンタルできる便利なサービスです。

購入先

  • 着物専門店: 伝統的な着物から最新のデザインまで幅広く取り揃えています。
  • オンラインショップ: さまざまなブランドやデザインの着物を比較して購入することができます。

それぞれのショップで、お子さまの卒業式にふさわしい着物や小物を選びましょう。着物のレンタルや購入は、卒業式を彩る大切な要素の一つです。お子さまにとって最適な選択をすることで、卒業式の日がより特別になることでしょう。

着物の着付けと手入れ

お子さまの小学校の卒業式は一生に一度の大切なイベントであり、その際に着る着物は特別なものです。着物を美しく着こなし、その後の手入れを適切に行うことで、美しさを長持ちさせることができます。ここでは初心者でも簡単にできる着付けの方法と卒業式後の着物のお手入れ、保管方法について詳しく説明します。

初心者でも簡単!基本的な着付け方法

着物を着る際には、一連の手順を踏む必要がありますが、初めての方でも簡単に覚えられる方法があります。着物の着付けには、襦袢、帯、帯締め、帯揚げ、腰紐、前板、伊達締めなど、多くの小物が必要です。これらを使い、以下のステップで着付けを行います。

  • 襦袢を着る:まず襦袢を着ます。後ろ衿の部分は手のひら分程度の空間を空けておくことがポイント。
  • 着物を着る: 襦袢の上に着物を着ます。左側の前身頃を上にして着るのが正しい着方です。着物が長い場合は、おはしょり部分で調整します。
  • 帯を締める: 着物を着たら、帯を締めます。帯の結び方はさまざまですが、卒業式には華やかな飾り結びがおすすめです。帯結びに自信がない方は、袴がおすすめです。袴の場合、帯の上から着用するので帯が見えません。結び方も複雑ではないため、安心です。
  • 帯揚げと帯締めを付ける: 帯の上から帯揚げと帯締めを付けて、装いを整えます。袴の方は帯揚げと帯締めは不要です。

着付けは慣れが必要ですが、何度も練習することで上手に着こなせるようになります。

卒業式後の着物のお手入れと保管方法

卒業式が終わった後の着物のお手入れと保管は非常に重要です。着物はデリケートな素材でできているため、適切な方法でお手入れをしないと、色褪せやシワ、カビなどが発生する恐れがあります。

  • 風通しを良くする: 着用後は着物をハンガーにかけ、風通しの良い場所で陰干しします。これにより、汗や湿気を取り除くことができます。
  • シワを伸ばす: 着用によってできたシワは、手で優しく伸ばしてから保管してください。
  • たとう紙で包む: シワを伸ばしたら、たとう紙で着物を包みます。たとう紙は着物を守り、湿気を防ぐ役割があります。
  • 桐箱などで保管: たとう紙で包んだ着物は、桐箱などの通気性の良い箱に入れて保管してください。

これらの手順を踏むことで、着物を長持ちさせることができます。着物は大切に保管して、後世に残していきましょう。

まとめ

小学校の卒業式は、大切な節目となるイベントです。そんな特別な日に着物を着ることは、お子さまにとっても、親御さまにとっても、忘れられない思い出となるでしょう。ここでは、小学校の卒業式に着物を選ぶメリットと、これからのステップについてまとめてご紹介します。

小学校の卒業式に着物を選ぶメリット

小学校の卒業式で着物を着用することは、お子さまが一段と成長した姿を見ることができ、親御さまにとっても感慨深い瞬間となるでしょう。

  • 伝統的な美しさ: 着物は日本の伝統的な衣装であり、卒業式という節目にふさわしい装いです。
  • 華やかさ: 着物は鮮やかな地色に繊細な刺繍が施されており、華やかな雰囲気を演出してくれます。
  • オリジナリティ: 自分で着物や帯、小物を選ぶことで、オリジナリティあふれる装いを楽しむことができます。
  • 記念に残る: 着物で卒業式を迎えることは、お子さまにとっても、親御さまにとっても、一生の思い出となるでしょう。
  • 世代を超えて受け継ぐことができる: 大切に保管すれば、着物は世代を超えて受け継ぐことができ、家族の宝物となります。

着物を選ぶ際は、サイズや色、柄をしっかりと選び、お子さまが自分らしく、かつ、快適に過ごせるように配慮することが大切です。

これからのステップとお祝いの言葉

卒業式を迎えることは、お子さまにとっての大きなステップです。中学生になると、新しい学校生活が始まり、新しい友達や先生との出会いがあります。親御さまとしては、お子さまが新しい学校生活を楽しく、充実したものにしてくれることを願う気持ちが強いことでしょう

  • 新しいステップに向けて: 卒業は終わりではなく、新しいステップの始まりです。お子さまが新しい環境でさらに成長してくれることを楽しみにしましょう。
  • 支えとなる存在でいて: 中学生になり、新しい環境が始まることに、お子さまによっては不安を感じることがあるかもしれません。お子さまが安心して新しいステップに進めるよう、親御さまが支えとなり、助けてあげましょう。
  • お祝いの言葉を: 卒業式の日は、これまでの成長をお祝いし、これからの成功を願う絶好の機会です。心からのお祝いの言葉をかけてあげましょう。

卒業式という特別な日に着物を選ぶことで、お子さまの新しいスタートを華やかに彩り、記憶に残る一日となるでしょう。これからもお子さまの輝ける未来を祈り、その成長を見守っていきましょう。

〈参考記事〉
https://www.haregi.com/kids-hakama
https://kyotokimono-rental.com/column_hakama/syogakusei_sotsugyosiki_hakama.html
https://www.kimonomachi.co.jp/c/kids/junior
https://www.furisodeshop.com/furisode-column/hakama/hakama-11/
https://obebeya.jp/category/graduation_jr/girls-s/
https://kyoto-kashiisyo.jp/item/1ar0934000/
https://furisodemorino.com/design
https://www.the-kimonoshop.jp/blogs/contents/20230324
https://myfurisode.com/blog/5194/what-does-kotengara-mean
https://www.hareginomarusho.co.jp/contents/omiyamairi/278/
https://kimondou.jp/information/detail/445
https://www.hana-wakou.co.jp/kimonohana/blog/hakamasitaobi0209_19290/

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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