婚礼イメージ・立涌に吉祥紋様四季の花刺繍の打掛一式【utk02】

【2024年最新版】神前式の流れと費用!初心者でも安心の和装ガイド

はじめに

結婚式は、二人の新しい門出を祝う大切な儀式です。中でも、日本の伝統的な結婚式である神前式は、その厳かな雰囲気と格式高い演出で、多くのカップルに選ばれています。この記事では、神前式と和装の魅力に迫り、なぜ多くの人がこれを選ぶのか、その理由を探ります。

神前式とは:伝統ある結婚式の魅力

神前式は、神社で行われる結婚式で、日本古来の伝統に基づいた儀式です。新郎新婦が神前で結婚の誓いを立て、二人の絆を神様に報告し、祝福を受けるというもの。この式は、そのシンプルさと精神性の高さから、多くのカップルに選ばれています。また、神前式は和装で行うことが一般的で、特に花嫁の白無垢や色打掛は、日本の美を象徴する衣装として、国内外から高い評価を受けています。

和装での結婚式を選ぶ理由

和装での結婚式を選ぶ理由は、その美しさと伝統に敬意を表する意味合いが大きいです。和装は、日本の四季や自然を象徴する色や柄が用いられ、独特の美意識を感じさせます。特に、神前式での和装は、新郎新婦が日本の伝統的な美をまとい、厳かな雰囲気の中で結婚の誓いを交わすことで、一生の記憶に残る特別な瞬間を演出します。また、家族や親族との絆を深める意味もあり、両家の新たな始まりとして、和装での結婚式が選ばれるのです。

この記事で解決できる疑問

本記事では、神前式や和装に関する以下のような疑問に答えていきます。

  • 神前式の基本的な流れや衣装とは何か?
  • 神前式にかかる費用の相場はどのくらいか?
  • 個性豊かな神前式にするコツは?

これらの疑問に対する答えを通じて、神前式や和装での結婚式を検討しているカップルが、より具体的で役立つ情報を得られれば幸いです。

神前式の基本知識

まずは、神前式を行うにあたっての基本的な流れ、必要な準備、そして新郎新婦の和装について解説します。

神前式の流れ

まず、式が始まる前には、新郎新婦とその家族が神社に到着し、身を清めるための神聖な儀式を行います。式が始まると、新郎新婦は神前に進み出て、神職の導きにより二人の結婚を神様に報告します。その後、神職による祝詞奏上、二人による誓詞の奏上、そして神前での結婚指輪の交換が行われます。式の最後には、新郎新婦と参列した家族が神様に対して玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行い、結婚の祝福を受けます。

必要な準備

神前式をスムーズに進行させるためには、事前の準備が重要です。まず、挙式を行う神社の予約と、挙式日の確定を行います。次に、和装や小物の選定、ヘアメイクの予約、写真撮影の手配などを行います。また、式で読み上げる誓詞の準備や、式後の披露宴や会食の場所の手配も必要です。これらの項目の他にも、招待状の発送、交通手段の確保、宿泊施設の手配など、細かな点を失念しないよう、あらかじめチェックリストを作成しておくと良いでしょう

神前式における花嫁の和装の種類

神前式での和装は、新郎新婦の装いに深い意味が込められています。新婦の和装には、白無垢、色打掛、振袖など、さまざまな種類がありますが、神前式では通常、白無垢や色打掛を着用します。白無垢は純白で、新たな生活を始める新婦の純潔を象徴しています。色打掛は華やかな色と柄で、幸福と豊かな生活を願う意味があります。

こちらの写真は、ゆめやで取り扱いのある色打掛です。立涌紋様、花丸紋、桐が織り込まれた白い絹地の上に、金色で立涌があしらわれ、桜、梅、紅葉、桔梗、菊、桐などの花々が手描きされています。背中に回ると、御所車、檜扇、つづら、宝尽くし、鼓が手刺繍で施してあります。もう作る人がいないかもしれないほどの打掛です。

花嫁のための髪型とアクセサリー選び

白無垢や色打掛、振袖などの各和装には、それぞれに合った小物があり、帯や重ね衿、かんざしを選ぶことで、より一層個性的なスタイリングが可能です。花嫁の髪型もまた、選んだ和装によって異なります。白無垢や色打掛を選んだ場合は、伝統的な島田髪や洋髪にかんざしを加えることが一般的です。もし、前撮りなどで振袖を選んだ場合は、より自由なアレンジが可能で、花飾りやリボンを用いることもできます。

ここで一つ、ゆめやでレンタル可能な振袖をご紹介しましょう。こちらの写真は、地の色は何色か分からないほど、たくさんの絵柄で埋め尽くされたアンティーク黒振袖です。全体的に、黒、紺、赤にベージュの松が描かれており、その松を背景に、御所車、扇、鼓、菊、波と、おめでたい柄が満載です。扇や御所車は手刺繍で縁取られ、中に描かれた柄にも、いたるところに手刺繍が施されています。帯は、流れるような柄が特徴的な丸帯を合わせました。帯揚げ、帯締めは、赤で可愛らしくまとめています。

アクセサリー選びでは、こうしたすばらしい和装の雰囲気を生かしつつ、花嫁の個性を表現できるアイテムを選ぶことが大切です。耳元には繊細なかんざしを、首元には華やかなネックレスを合わせることで、トータルコーディネートの完成度を高めることができます。

新郎の和装とコーディネート

新郎の和装には、黒紋付きや色紋付きがあります。黒紋付きは、格式高い結婚式にふさわしい選択肢で、黒い羽織と袴で構成されています。色紋付きは、より華やかな印象を与えることができ、結婚式のテーマや会場の雰囲気に合わせて色を選ぶことができます。新郎の和装は、神社の雰囲気や個人の好み、季節によっても異なりますが、伝統的な美しさを重視することが一般的です。また、花嫁の和装とのバランスを考えることも重要です。カップルで色や柄を合わせることで、統一感のある美しいスタイリングを実現することができます。さらに、小物選びにも注意を払い、帯や羽織紐、扇子などを選ぶことで、より一層の個性を表現することが可能です。難しい場合は、専門の着付け師やスタイリストのアドバイスを受けることもおすすめします

神前式における和装は、日本の美しい伝統と文化を感じさせる特別なものです。適切な和装の選び方とスタイリングを通じて、新郎新婦それぞれの個性と愛の誓いを、美しく表現することができるでしょう。

神前式の費用と内訳

実際に神前式を挙げる際、どのような費用がかかるのか、その内訳はどうなっているのか、という点が気になるところです。この章では、神前式にかかる費用について、費用を抑えるポイント、さらには追加オプションなどと併せて解説します。これから神前式を考えているカップルにとって、費用計画を立てる上で役立つ情報となるはずです。

神前式にかかる費用の相場

神前式にかかる費用は、選ぶ神社や式の規模、さらには衣装や装花などのオプションによって大きく異なります。一般的に、神前式の費用は数十万円から数百万円の範囲で変動します。具体的には、式場の使用料、神職へのお布施、衣装レンタル、装花、写真撮影などが主な費用となります。また、参列者へのおもてなしや食事会の費用も考慮に入れる必要があります。事前にしっかりと見積もりを取り、予算内で計画を立てることが重要です

費用を抑えるポイント

神前式の費用を抑えるためには、いくつかのポイントがあります。まず、式を行う神社を慎重に選ぶことが大切です。地元の小さな神社であれば、使用料が比較的安価になる場合が多いです。また、衣装や装花は自分たちで準備することでコストを下げることが可能です。さらに、写真撮影は必要最低限のプランを選び、余計なオプションは極力避けることも一つの方法です。最後に、参列者の人数を絞り込むことで、食事会などの費用も大幅に削減できます。

追加オプションとその費用

神前式では、基本的な費用の他にも、さまざまな追加オプションが用意されています。例えば、特別な装花やオリジナルの結婚式プログラム、プロのカメラマンによる撮影などが挙げられます。これらのオプションを追加することで、より個性的で思い出深い式を実現することができますが、その分費用は上がります。追加オプションを選ぶ際には、事前にしっかりと費用を確認し、予算内で最も重要な要素を優先するようにしましょう

神前式の会場選び

神前式の会場選びは、結婚式全体の雰囲気や印象を大きく左右します。伝統的な神前式を挙げるにあたり、神社や結婚式場を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。この章では、神社選びのポイント、結婚式場での神前式オプション、そして地域に根差した神前式の魅力について詳しく解説します。これらの情報をもとに、あなたの理想とする神前式の会場選びに役立ててください。

神社選びのポイント

神社での神前式を考える際、まず確認すべきは、挙式を行うことが可能かどうかです。全ての神社が結婚式を執り行うわけではないため、事前に確認が必要です。また、挙式可能な神社を選んだら、次に考慮すべきは立地やアクセスの良さ、神社の雰囲気や歴史、挙式の費用、収容人数、そして施設の充実度です。特に、遠方からゲストを招く場合は、交通の便の良さが重要になります。また、神社によっては、自然に囲まれた環境で厳かな雰囲気の中で式を挙げたいカップルにぴったりの場所もあります。神社選びは、カップルの希望するスタイルやイメージに合った場所を選ぶことが大切です。

結婚式場での神前式

昨今では、ホテルや結婚式場にも神殿が用意され、そこで神前式を行う新郎新婦が増加傾向にあります。ホテルや結婚式場での神前式には、天候に左右されずに式を行えること、また、披露宴や会食を同じ場所で行える便利さがあります。結婚式場によっては、神社風の造りをした挙式スペースを設けているところもあり、本格的な神前式を行うことも可能です。結婚式場を希望する場合は、神前式のオプションの内容を詳しく確認し、衣装や装花、写真撮影など、必要なサービスが含まれているかをチェックすることが重要です

地域に根差した神前式の魅力

地域に根差した神前式を選ぶ魅力は、その土地固有の伝統や文化を取り入れた挙式を行える点にあります。例えば、地元の神社で行う神前式では、その地域に伝わる独特の儀式や神事を取り入れることができ、挙式をより特別なものにすることが可能です。また、地域の自然や景観を背景にした写真撮影は、美しい記念写真を残す絶好の機会となります。地域に根差した神前式を選ぶことは、参列する家族や友人にとっても忘れられない経験となるでしょう。

神前式の会場選びは、結婚式のスタイルを決定づける重要なステップです。本記事を参考に会場選びのポイントをしっかりと押さえて、新郎新婦らしさのある神前式を実現させましょう。

神前式の演出とカスタマイズ

神前式に新郎新婦らしさを取り入れるなら、カスタマイズがおすすめです。この章では、神前式での伝統的な演出を紹介したうえで、カップルの個性を活かせるオプションや、カスタマイズアイデアをご提案します。

伝統的な演出の紹介

神前式には、数多くの伝統的な演出があります。例えば、「三三九度」は、新郎新婦が三回ずつ三口ずつお酒を飲む儀式で、夫婦円満と繁栄を願うものです。また、「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」では、新郎新婦が神前に玉串を捧げ、結婚の誓いを新たにします。これらの儀式は、日本の伝統と文化を感じさせるものであり、結婚式の厳かな雰囲気を高めてくれます。さらに、雅楽の演奏や神職による祝詞奏上など、神前式ならではの演出も多く、これらを取り入れることで、一生の記憶に残る挙式となるでしょう。

カップルの個性を活かせるオプション

伝統的な神前式の中にも、カップルの個性や希望を反映させるためのカスタマイズが可能です。例えば、挙式の際の和装選びにおいて、伝統的な白無垢や色打掛だけでなく、オリジナルのデザインを取り入れたり、アクセサリーで個性を出したりすることができます。また、挙式後の披露宴では、神前式の雰囲気を引き継ぎつつ、カップルの趣味や好みを反映させた演出を加えることも一つの方法です。例えば、お互いの出会いやこれまでの歩みを紹介するビデオ上映などが考えられます。

記憶に残る挙式のためのアイデア

神前式をより記憶に残るものにするためには、カップルらしさを前面に出した演出が重要です。たとえば、挙式の場所を選ぶ際に、二人にとって特別な意味を持つ神社を選ぶことができます。また、式の中で、お互いの手紙を読み上げる時間を設けることで、感動的な瞬間を作り出すことも可能です。さらに、ゲストにも和装で参列してもらい、日本の伝統美を一緒に楽しむというのも一つのアイデアです。これらの演出を通じて、カップルとゲストが一体となり、温かい雰囲気の中で挙式を行うことができるでしょう。これらのアイデアを取り入れることで、伝統的ながらも個性的な神前式を実現することが可能となります。大切なのは、二人らしさを最大限に生かし、一生の思い出に残る結婚式を創り上げることです

よくある質問と答え

ここでは、人前式を検討しているカップルのよくある質問にお応えします。和装での結婚式を検討している方々にとって、有益な情報を得られることでしょう。

神前式と人前式の違いとは?

神前式と人前式は、日本の結婚式の中で二大人気のスタイルですが、その根本的な違いは式の進行と意味合いにあります。神前式は、神社で行われる伝統的な結婚式で、神様に二人の結婚を報告し、祝福を受ける儀式です。この式では、白無垢や色打掛などの伝統的な和装を着用し、厳かな雰囲気の中で結婚の誓いを立てます。一方、人前式は、友人や家族が見守る中で、新郎新婦が直接お互いに結婚の誓いを交わすスタイルです。場所や形式に特に決まりはなく、自由度が高いのが特徴です。和装だけでなく、洋装で行うことも多いです。

和装の注意点は?

和装での結婚式を選んだ場合、注意すべき点がいくつかあります。まず、和装は洋装に比べて着付けに時間がかかりますので、当日のスケジュールを十分に考慮する必要があります。また、和装特有の小物選びや髪型(島田髪や洋髪など)も重要なポイントです。和装を選ぶ際は、事前にプロの着付け師や美容師と相談し、試着を重ねることをお勧めします。さらに、洋装に比べて動きにくいことがありますので、式場内の移動方法も事前に確認しておくと良いでしょう。和装での結婚式は、準備が大変な分、日本の伝統美を肌で感じられる特別な経験になります。

神前式に関するその他の疑問

神前式に関してよくあるその他の疑問には、「どの神社で式を挙げるか」「どのような流れで式が進むのか」「費用の相場はどれくらいか」などがあります。先述した通り、神社選びには、カップルの住まいの近くで探す、家族のルーツに関連する神社を選ぶなど、さまざまな方法があります。式の流れについても、神社や式場によって多少の違いはありますが、基本的には神職による祝詞奏上、三三九度の儀、玉串奉奠などが含まれます。費用に関しては、神社や選んだプランによって大きく異なりますが、一般的には数十万円からと考えておくと良いでしょう。詳細は、具体的に検討している神社や式場に直接問い合わせることをおすすめします

まとめ

和装での神前式は、日本の伝統と文化を色濃く反映した、非常に特別な儀式です。この記事を通じて、神前式の流れ、費用、和装の選び方、会場選び、演出のアイデアなど、神前式を計画する上で必要な基本的な知識を提供しました。最後に、神前式を選んだカップルの大切なポイントを振り返り、まとめとしましょう。

和装で叶える夢の神前式

神前式での結婚式は、その厳かな雰囲気と、日本の伝統美を堪能できる機会を提供します。和装を身にまとい、神社での挙式は、多くのカップルが憧れるスタイルです。特に、白無垢や色打掛などの伝統的な衣装は、花嫁の美しさを一層引き立てます。和装での結婚式は、写真や映像だけでなく、参列者の記憶にも深く刻まれる、忘れがたいものとなるでしょう。

準備と計画のポイント

神前式の結婚式を成功させるためには、事前の準備と計画が非常に重要です。会場選びから和装の選定、式の流れの理解、費用の計画に至るまで、細部にわたる注意が必要です。また、神前式特有の儀式やマナーについても、事前にしっかりと学び、準備しておくことが大切です。

最後に:あなたの結婚式を特別なものに

結婚式は、人生で一度きりの特別なイベントです。神前式と和装を選ぶことで、その特別な日をさらに印象深いものにすることができます。この記事が、神前式の結婚式を考えているカップルにとって、に一歩近づく手助けとなれば幸いです。伝統に根差した美しい式を通じて、二人の新たな門出を祝い、永遠の愛を誓い合う日を、最高の思い出として残してください。

<参考記事>
https://wed-junbi.com/article/2021510-1338/

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

最新記事

赤地に雲取、花薬玉の小振袖【hak17】

【小学生の親御さん必見】小学校卒業式での袴選びとレンタル活用法

はじめに 小学生の卒業式は、一生の思い出に残る大切なイベントです。特に女の子にとっては、袴を着て華やかに装うことが楽しみの一つとなっています。しかし、初めての袴レンタルには多くの疑問や不安がつきものです。本記事では、小学 […]

ひとつ前の記事

グリーン地に鳳凰と花丸紋の色打掛一式【utk13】

【婚礼衣装】打掛の魅力と特徴|安い入手方法はある?コーデ方法は?

はじめに 結婚式は、人生の中で最も美しく、感動的な瞬間の一つです。特に日本の伝統的な結婚式では、打掛が花嫁の装いを豪華に彩ります。この記事では、打掛の価格と魅力を深掘りし、予算に応じた最適な選び方を解説します。 結婚式で […]
試着予約フォームへ|絹100%のアンティーク着物を特別な日に、無料試着、簡単4項目の入力で完結!