サーモンピンクに扇・菊・牡丹の三歳祝着【kod108】

【2024年七五三】3歳の子に着せたい!アンティーク着物のすすめ

はじめに

日本の伝統的な行事である七五三は、お子さまの成長を祝う大切な節目です。特に3歳のお子さまにとっては、この日は人生で初めて本格的な着物を身に纏う特別な機会となります。

今回の記事では特に3歳のお子さまにおける七五三の意味、レンタルを活用することのメリット、そしてアンティーク着物の魅力などについてご紹介していきたいと思います。

七五三とは?伝統的な子どもの節目の意味

七五三は、3歳・5歳・7歳を迎える子どもの成長を祝い、将来の健康を願う日本の伝統的な行事です。地域によって差がある場合もありますが、近年では一般的に男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の歳に七五三のお祝いをします。

七五三の行事は古来子どもの健やかな成長を願い、邪気を払うためのものとして行われてきました。例えば初めての七五三となる3歳という年齢には「髪置きの儀」という平安時代の風習が由来にあり、病気の予防に頭を清潔に保つため3歳までは男の子・女の子とも坊主頭にしていたとされ、その節目となる年齢が現在でも子どもの健康を祈る七五三という形で根付いているのです。

このように、七五三は単なる行事ではなく、古くから子どもが主役のイベントとしてその家族にとっても大切な意味を持っています。

アンティーク着物の魅力とは

「アンティーク着物」と呼ばれる着物は、その独特の風合いや歴史あるデザインで、多くの人を魅了しています。

3歳のお子さまが着用するような子ども向けの着物にもアンティーク着物は存在します。アンティーク着物を選ぶ理由は、その個性的な美しさにあります。一点物のアンティーク着物には、大量生産された着物にはない強烈な個性と温もりが感じられます。

また、その古典的な柄や色使いがお子さまの純粋さや無邪気さを引き立て、七五三の写真撮影でも映えるため、記念の写真にもいつまでも美しく残ります。

正絹のアンティーク着物を選ぶメリット

正絹(しょうけん)とは、混じりけのない絹100%の生地のこと。正絹の着物を選ぶ最大のメリットは、その上質さにあります。

正絹は肌触りが良く、自然な光沢があるため、着物本来の美しさを最大限に引き出してくれます。さらに正絹は通気性も良く、夏は涼しく冬は暖かいという機能性も兼ね備えています。

正絹はポリエステルなどの着物に比べてやや保管の扱いが難しい素材ではあるものの、アンティーク着物は長い時間を経てもその価値を失わないため、丁寧に保管を行うことで、次世代へとその価値を受け継ぐことができます。

七五三にそうした正絹のアンティーク着物を選んであげることは、子どもの成長を心からお祝いする表れであるとともに、家族の宝物としても大切にできる選択といえるでしょう。

ゆめやのラインナップから、正絹の着物のご紹介です。「​​若草色に薬玉・貝桶・牡丹の三歳祝着【kod97】」は、若草色の錦紗縮緬に、薬玉、貝桶、見事な牡丹が手描きされた、アンティーク子ども用着物です。お宮参りの掛け着物としても、3歳の祝い着としてもお召しいただけます。黄色い帯と、赤い絞りの帯揚げで、元気にコーディネートしました。寒い季節には被布もご用意しています。

七五三でのアンティーク着物の選び方

お子さまの健やかな成長を願う大切な日である七五三。3歳の子にとっては人生で初めて本格的な着物を着る機会となるというケースも多いため、きちんとしたものを着せてあげたいものです。そこでアンティーク着物が候補に上がることも多いでしょう。

アンティーク着物を選ぶ際には、その美しさだけでなく、それを着用するお子さまが快適に過ごせるかどうかも重要なポイントです。ここでは、3歳のお子さまにふさわしいアンティーク着物の選び方についてご紹介します。

年齢別の着物選び:3歳の子どもの特徴

3歳のお子さまに選ぶ着物は、動きやすさと着心地の良さが重要です。この年齢の子どもはまだ長時間静かにしていることが難しいため、着物の素材や作りに注意を払う必要があります。

肌触りが良く自然な光沢が自慢の正絹の着物ですが、正絹の着物が持つ軽さ着崩れのしにくさも3歳くらいのお子さまが着物を着る際のメリットになるといえるでしょう。

3歳のお子さまの衣装としては着物の上に「被布」を重ねるのも一般的です。被布と着物との色の組み合わせもポイントで、七五三などのおめでたいシーンでは明るく華やかな色合いなどがおすすめです。

アンティーク着物のサイズや色柄選び

アンティーク着物を選ぶ際には、サイズ選びが非常に重要です。3歳のお子さまの身長や体型に合わせた着物選びを行う必要がありますが、その時期の成長の速さも考慮すると、あまり早い時期に購入して当日サイズが合わなくなったという事態は避けたいところ

また、アンティーク着物における色や柄は、七五三のお参り後の記念撮影も考慮して選びましょう。

伝統的な柄である松竹梅や鶴亀、流水文様などは縁起が良いとされる「吉祥文様」です。3歳のお子さまの着物としては、明るい赤やピンク、白地に色とりどりの花柄などが人気。ただしアンティーク着物ならではのレトロ感を強調したい場合は、淡い色合いのものや大正ロマンを感じさせるモダンなデザインを選ぶのも一つの方法です。

いずれにしても大切なのは、その着物がお子さまにとっても親にとっても特別な一日をすてきに彩ってくれるものかどうか、という点です。

アンティーク着物のレンタルと購入

その独特の風合いと歴史的価値で、特別な日をさらに思い出深いものにしてくれるアンティーク着物。七五三で3歳のお子さまにアンティーク着物を選んであげる際、「レンタル」「購入」のどちらを選ぶかは親御さんにとっての重要な決断となるものです。

ここでは着物レンタルと購入のそれぞれのメリットとデメリット、そしてアンティーク着物の価値について詳しく見ていきましょう。

レンタルサービスのメリットとデメリット

着物レンタルサービスを利用する最大のメリットは、高価なアンティーク着物を手頃な価格で着用できる点にあります。特に「3歳時点の七五三」というたった一度の機会ですから、成長著しい子どもが一度しか着用できないものと考えると、その着物をレンタルで調達するのは経済的な選択といえるでしょう。

レンタルならではのフルセット商品も魅力的です。着物や被布だけでなく帯や和装小物まで、必要なものが一式プロの視点で揃えられているため、コーディネートに頭を悩ませる時間も必要ありません。一つ一つを選ぶ必要もないため、準備自体も簡単に済みます。

もちろんレンタルのデメリットも存在します。特に七五三シーズンには多くの家庭が着物レンタルを利用するため、予約状況によっては希望するデザインの着物を確保できない可能性もあります。また、アンティーク着物に特有の風合いを楽しむには質の高いレンタルサービスを選ぶ必要があり、その分コストが高くなることも考慮しておく必要があります。

そんなレンタル着物を、ゆめやのラインナップから1点。「サーモンピンクに扇・菊・牡丹の三歳祝着【kod108】」は、牡丹、七宝、雲取りなど、たくさんの絵柄が織り出されたサーモンピンクの正絹地に、扇と菊や牡丹の花が手描きされた、3歳用の祝い着です。肩上げ、腰上げをして、かわいらしく着ていただけます。お宮参りの掛け着物としてもお召しいただけます。

購入を選ぶ理由:アンティーク着物の価値

レンタルのメリットは多々ありましたが、あえて購入することの利点はどうでしょうか。

アンティーク着物を購入する最大のメリットは、その着物が持つ歴史的な価値と美しさを独り占めできることです。アンティーク着物は、時間を経てなお輝きを放つ芸術品。特に正絹のアンティーク着物は、質感や色彩の深み、繊細な柄などが特徴で、七五三のような家族にとっての記念すべき日にもふさわしい一着となります。

そんな着物を当日だけの借り着にするのではなく、七五三以降いつまでも家で思い出として残しておけることは、大変意義のあることです。家族の宝物として代々受け継ぐことができることも、購入ならではの醍醐味といえるでしょう。

購入のデメリットとしては、やはり価格が高いこと。そして着終わったら返却するだけのレンタルとは異なり、保管やアフターケアの手間がかかることがいえます。

ただしそんなアンティーク着物だからこそ、適切なお手入れを行うことで長期に渡ってその美しさを保つことができます。繊細なアンティーク着物のお手入れは手間がかかるものではありますが、その価値と美しさを長く楽しむためにも欠かせない作業です。正しい方法で丁寧に着物を取り扱うことで、次世代にも受け継ぐことができる貴重な宝物となるでしょう。

七五三当日、アンティーク着物での過ごし方

お子さまが健やかに成長したことをお祝いする七五三。3歳のお子さまの晴れ着にアンティーク着物を選んであげることで、その着姿を見守る家族にとっても伝統と歴史を感じる機会となり、写真や記憶に残る一日をより特別なものにすることができます。

そうしたアンティーク着物を七五三当日に着るに当たって、いくつか注意点があります。

着付けの基本:アンティーク着物における注意点

長い年月を経たアンティーク着物は大変デリケートですので、取り扱いには細心の注意が必要です。着付けの際は力を入れすぎず、生地を傷めないよう優しく取り扱うことが大切。

お子さまが着るものだからこそ、親御さんが十分気をつけてあげましょう。着付けに自信がない場合は、プロの着付け師に依頼するのも一つの方法です。

七五三の神社参拝とマナー

七五三の日には、家族で神社での参拝を行うのが一般的です。神聖な空気の漂う神社境内でアンティーク着物を着用すれば、伝統的な雰囲気をより一層感じられそうですね。

参拝時のマナーとしては、普段の神社での心がけと同様です。手水舎で手と口を清め、基本は二礼二拍手一礼。3歳くらいのお子さまは広い境内でどうしても走り回りたくなったりしてしまうかもしれませんが、神聖な境内であることもそうですし、混雑する中でもありますから、親御さんがしっかりと制してあげましょう。

まとめ

七五三は、お子さまがこれまで健やかに成長してきたことを祝い、今後の変わらぬ健康を願うための大切な場です。特に3歳のお子さまにとっては、この日は人生で最初の大きなイベントであることも多いはず。もちろん主役はそのお子さまです

アンティーク着物を選ぶことで、その特別な日をさらに記憶に残るものにすることができます。アンティーク着物はただの古い着物というものではなく、長い時間を経て受け継がれた物語性と、職人の手仕事による繊細な美しさが宿っています。

今回の記事のまとめとして、アンティーク着物を選ぶ際のポイントと、七五三の思い出を大切にするための心構えについて以下にご紹介します。

アンティーク着物で七五三を特別なものに

アンティーク着物を選ぶことは、七五三をただの行事ではなく一生の思い出に残る特別な日に変えるアクセントにもなりえるものです。

アンティーク着物には過去の時代から受け継がれた独特の色合いや柄があり、それが現代のお祝い事にも新たな息吹をもたらしてくれます。3歳のお子さまにアンティーク着物を選ぶ際は、お子さまの個性や着物が持つ色柄の意味、そしてお子さまの好みなどを考慮することが大切です。

3歳の子どもに選ぶアンティーク着物のポイント

アンティーク着物を選んであげる際には、以下のポイントをチェックリストとして参考にしてください。

  • サイズ: お子さまの体型に合ったサイズ感を選びます。可能であれば事前に試着を行いましょう。当日は着慣れない着物姿で境内を歩き回るため、草履の履き心地も大切です。
  • 素材: 正絹のアンティーク着物は肌触りや通気性が良く、お子さまにも負担の少ない素材です。一方でポリエステルにもお手入れがしやすい、比較的廉価であるなどのメリットがあります。
  • デザイン: お子さまの年齢に合った、かわいらしさと格式を兼ね備えたデザインを選んであげましょう。被布や帯、和装小物類もアンティークのもので揃えると、全体の調和が取れます。特に占める面積の大きい着物と被布は、着姿の印象を大きく左右します。

七五三の思い出を大切に:アンティーク着物の価値を次世代へ

七五三で着用したアンティーク着物は、ただの衣装ではなくなります。その意味は、お子さまの成長と家族の絆を象徴する大切な記念品であるということ。着用後は適切な方法でクリーニングし、保管することで、長い年月を経ても美しさを保つことができます。またその着物を次世代へと受け継げば、家族の歴史とともに着物が持つ物語もまた次世代に伝えられます。

かといって、レンタルという選択肢がそうしたアンティーク着物の価値をぞんざいにしているものではありません。記念すべき日にアンティーク着物を選び、お子さまやご家族の思い出に、あるいは写真に残すことで、その価値は大切に残り続けるはずです。いずれの選択をするにしても、着物を通じて日本の伝統文化や家族の大切さを学ぶ場にもなることでしょう。

〈参考記事〉
https://www.furisodeshop.com/furisode-column/select/select-50/
https://www.studio-alice.co.jp/seijin/furiho/furisode_pattern/

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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