マゼンダ色に花薬玉の七歳祝着【kod118】

【七五三】7歳の女の子向け!レトロ着物の魅力と便利なレンタル活用術

はじめに: 七五三の美しい一日を彩る、レトロ着物の魅力

七五三はお子さまの成長を祝う重要な節目です。この日を特別なものにするために、近年多くのご家庭がレトロ着物を選択しています。レトロ着物はその独特の美しさと伝統的な魅力で、七五三の記念写真や家族の思い出に色鮮やかな一ページを加えてくれるものです。これらは世代を超えて大切にされてきた宝物であり、一着一着が特別な物語を持っています。

1985年の創業以来山梨と東京を拠点として、絹100%の正絹レトロ着物を中心に約800点の豊富なコレクションを提供してきた私共「ゆめや」も、これらの着物が再び輝くよう、丁寧に手入れし、レンタルサービスをもってお客様にお届けしています。

なぜレトロ着物が七五三におすすめなのか

レトロ着物を七五三に選ぶ理由は、そのユニークな魅力と、時間を超えた美しさにあります。レトロ着物はその鮮やかな色合いと繊細な柄がお子さまの可憐さを引き立て、特別な日をさらに華やかにします。またレトロ着物特有の古典的なデザインは、撮影された写真を通じて、長い年月を経ても色褪せることのない美しさを醸してくれます。

さらに七五三の晴れ着にレトロ着物を選ぶことは、日本の豊かな文化遺産を次世代に伝え、大切な家族の伝統を築く素晴らしい機会にもなります。

レトロ着物でかなえる上品な祝い着

レトロ着物は、七五三を迎えるお子さまに上品かつ伝統的な装いを提供します。レトロ着物には定番の赤や黄色といった色から、近年人気の水色や紫、柄としても鶴や花などの古典的なモチーフを含むなどさまざまなデザインがあります。これらの着物はフルセットでレンタルすることも可能で、店舗によっては小物選びから着付けまで七五三の準備をトータルでサポートしてくれるところも存在します。レトロ着物を選ぶことで、お子さまの七五三を一層特別なものにし、忘れられない思い出を作ることが可能となります。

7歳の女の子向け、レトロ着物レンタルガイド

七五三を迎える7歳の女の子にも、レトロ着物はそのお子さまを華やかに彩ってくれる最適な選択といえます。3歳の女の子には赤やピンクが人気なのに対し、7歳の女の子には水色や紫、ミントグリーンなどの落ち着いた色合いも選ばれるようになってきます。

レンタルサービスでは豊富なカラーバリエーションやデザインから選ぶことができ、オンラインで着物を確認したり予約したりすることも容易にできます。着付けサービスを合わせて利用すれば、美しいレトロ着物をお子さまにも手軽に着せることができ、七五三の特別な一日を安心して迎えることができるようになります。

この記事では7歳の女の子が七五三で着用する着物を主題に、レトロ着物の魅力やレンタルの活用法などをご紹介していきます。

レトロ着物の世界: その魅力

レトロ着物は決して単なる過去の遺物ではなく、日本の豊かな文化遺産の一つです。

七五三などの節目に選ばれるような着物は、お子さまの新たな門出を華やかに彩ってくれる晴れの日の衣装です。これらの着物はそれ自体の美しさだけではなく、製作された時代背景や職人の技によって独特の物語を紡ぎ出しています。レトロ着物を選ぶことは、過去と現在、そして未来をつなぐ橋渡しのような存在でもあるわけです。

レトロ着物の長い歴史が示すもの

レトロ着物の魅力の一つは、その歴史にあります。特に明治から昭和初期にかけて作られた着物は「アンティーク着物」とも呼ばれ、現代にはない繊細な手仕事や装飾が施されています。これらの時代の着物は、現代の洋服にはない独自の色彩感覚や柄が特徴です。それらを現代に取り入れることで、新しいファッションの形が生まれるのです。

レトロ着物が持つ独特の魅力

レトロ着物の独特な魅力は、そのレトロな色や柄にのみあるのではありません。それは、時代を超えて受け継がれてきた職人の技術と、その時代時代の人々の生活や文化が反映されていることにもあります。七五三にレトロ着物を選ぶことは、お子さまに古き良き日本の伝統と美を身に纏わせることでもあります。

七五三で7歳の女の子が着るレトロ着物には、7歳というお年頃の無邪気さや将来への期待が色鮮やかに表現されています。レトロながらも現代生活にマッチしやすい独特のデザインが、今もなお多くの人々に愛される理由といえるかもしれません。

上品で洗練されたデザインの秘密

レトロ着物が上品で洗練されたデザインを持つ理由は、その製作過程にあります。明治から昭和初期にかけてアンティーク着物を手掛けた職人たちは、一枚の着物に対して何百時間もの時間を費やし、一針一針心を込めて作り上げました。

七五三の晴れ着に選ばれる着物は、お子さまの健やかな成長を願う親御さんの思いが込められているはずです。こうした着物に、単に古いだけではない時間を超えた美の価値を持ったものを選んであげるのが、親としての愛情表現にもなりえます。

そうしたレトロ着物を用意する際にも着物レンタルサービスを利用することで、日頃あまり着物に親しみのないご家庭でも簡単に、気負いなくその美しさを身に纏うことが可能となります。

着物をレンタルすることのメリット

七五三はお子さまにとっての一大イベントです。そしてお子さまにとっての記念すべき日には、親御さんとしても特別な装いを望むものではないでしょうか。

しかし、一生に一度しかない「7歳の七五三」というイベントのためにわざわざ高価な着物を購入することは、経済的にも実用的にも難しい選択となるもの。そこで、レンタルという選択肢が有力になってくるわけです。

レンタルでかなえる理想の七五三

レンタルサービスを利用すれば、コストパフォーマンスを重視しつつも多種多様な着物の中から理想の一着を選ぶことができるため、七五三当日を安心して迎えられるようになります。七五三の着物選びにレンタルサービスを利用することで、伝統的な柄やデザインのレトロ着物に限らず、最新トレンドの着物も含めた幅広い選択肢から選ぶことが可能になります。

レトロ着物のレンタルは、経済面利便性を両取りできる選択肢といえます。購入する場合には数十万円とも及ぶ着物。その購入コストに対し、レンタルなら一万円台から利用可能な場合も多いなど、金額面でかなりリーズナブルな手段となりえます。

またレンタル着物は七五三などで着用した後、購入した着物のようにクリーニングや保管を自分で行う手間がありません。ほとんどのお店では着終えた着物についてクリーニング不要となっており、店舗持ち込みや宅配便などで返却するだけ。この点も、特に着物初心者の方などにとっては嬉しいメリットといえるでしょう。

フルセットレンタルで準備も安心

七五三の準備には着物だけでなく、7歳の女の子であれば帯や草履、バッグといった小物も必要となり、それらを一つ一つ準備するとなると意外と複雑なものです。そこでフルセットの商品をレンタルすることで、これらのアイテムが一式揃い、準備の手間も大幅に軽減されます。

レンタルショップによっては専門スタッフがサイズ選びから着付けまで一貫してサポートしてくれるところもあるため、着物に慣れていない方でも安心して当日を迎えることができます。フルセット商品のレンタルは、普段着物に触れる機会のない親御さんにとっても非常に便利で心強い選択肢となるはずです。

ゆめやのレンタル着物から1点ご紹介します。「マゼンダ色に花薬玉の七歳祝着【kod118】」は、元々子ども用の着物として仕立てられた、正絹のアンティークの7歳用祝い着です。はっきりとしたマゼンダ色に、色とりどりの花薬玉が描き出されています。生地に織り出された地模様が、光の加減でゆらゆらと浮かび上がり、上品な輝きに満ちています。帯は留袖と絞りの生地から仕立て直しました。

おしゃれなレトロ着物を選ぶ

せっかくの七五三、おしゃれなレトロ着物を選んであげたいと思う親御さんの思いは、七五三のお祝いをさらに格別なものへと変える大切な要素です。

レトロ着物は、その独特な魅力で7歳という年齢を迎えた女の子をその日の主役に変えてくれます。レトロ着物を選ぶ楽しさは、過去の美しさを現代の祝福の瞬間に結びつけることにあるのかもしれません。

ここではそんなレトロ着物選びのコツとして、7歳の女の子に似合う色選び、柄の選び方などについて解説します。

7歳の女の子ならではの色選びと、本人の意思の尊重

7歳の女の子におすすめのレトロ着物は、彼女たちの輝く笑顔を一層引き立てるものであり、また7歳というお年頃に合ったやや大人っぽさも持つ着物です。

鮮やかで愛らしい色合いの赤やピンクはお子さまの明るい未来と希望の象徴にもなってくれそうですが、特に色に関しては娘さんご自身の意向もきちんと反映させてあげたいところ。この歳になると「かわいい」「幼い」というイメージから脱却したいという心情もあり、薄いグリーンやラベンダー、水色など淡く上品な色合いの着物も好んで選ばれるようになってきます。

その着物を着るのは他でもないお子さまですから、そのお子さまの意思を尊重することで、七五三当日も楽しく、記念撮影でも一層自然な笑顔を写真に収めることができるようになるはずです。

柄で選ぶレトロ着物のコツ

レトロ着物を選ぶ際の最大の楽しみの一つは、その多様な色と柄から自分だけの一着を見つけることです。伝統とモダンが交錯するデザインは、特別な日の装いに深みと個性を加えます。

色選びについては上でご紹介した通りです。柄に関しては菊や梅、手毬、御所車など、レトロ感あふれる着物に合う古典的な柄が現代でも定番になっています。柄はいずれも長寿や繁栄、富貴などおめでたい意味を持つ「吉祥文様」と呼ばれるもので、お子さまが7歳になるまで立派に成長できたことをお祝いし、変わらぬ健康を願うイベントである七五三という場にもぴったりといえるでしょう。

着物レンタルの流れ

七五三で7歳の女の子が着用する着物を選ぶ際、レンタルサービスが便利で経済的な選択ということはこれまでにもお伝えしてきた通りです。

ここでは、その着物レンタルの流れについて詳しく解説していきます。サイズ選びから返却まで、一般的な流れを確認しておきましょう。

レンタルの流れ: 予約から返却まで

着物レンタルのプロセスは、事前予約から始まります。昨今はネットで簡単に希望に近い着物を選ぶことができ、さまざまなスタイルからお子さまの個性に合った着物を選んでそのままネットや電話で予約することができます。

サイズについては専門スタッフがサポートしてくれるため、相談すれば身長や体型にぴったり合った着物も教えてくれるはずです。着物の受け取りは店舗へ来店して直接受け取るか、宅配で送ってもらうケースもあります。着用後は付属の返却キットを使用して簡単に返却できます。

アフターサポートと保証内容

着物レンタルでは、充実したアフターサポート保険も用意されています。レンタル品には小さなトラブルもつきものですが、任意の保険に加入していれば安心してレンタルを利用することができるでしょう。着付けや返却に関する疑問も、経験豊富なスタッフが迅速に対応してくれるはずです。

七五三に合わせて準備を始める際は上記も参考に、レンタルサービスを上手に活用しましょう。特別な日を無駄な心配なく、効率的に迎えることができるようになります。お子さまとの美しい思い出作りに、レンタル着物が一役買ってくれるはずです。

「深紅に手鞠や独楽、折鶴の七歳祝着【kod15】」は、アンティーク小紋から仕立てた7歳用の祝着です。深い赤地に大きな手鞠と小さな独楽や折鶴がかわいらしく、お子さまにピッタリの柄です。生地自体は紬(つむぎ)風の光沢が抑えられた生地が使われています。深紅の地色とは対照的なグリーンの縮緬を袖口に使用し、アクセントを付けました。巾着バッグはお揃いの生地を市松模様に仕立てました。

着付けとお手入れ

その豊かな色彩と繊細な柄で、特別な日の装いに華を添えてくれるレトロ着物。七五三などの子どもの成長を祝う行事においても伝統的な和装が一層の意味を持つわけですが、着物の着付け方法やお手入れなどに関しては、知識がないと戸惑うことも多いかもしれません。

ここでは、レトロ着物の適切なお手入れ方法、七五三における着付けサービスの利用についてご紹介します。

レトロ着物のお手入れと保管方法

着物レンタルを利用しない場合、当然ながらお手入れや保管は自分で行う必要があります。レトロ着物は適切なお手入れを行ってこそ、その長く美しさを保つことができるというもの。特に着用後のお手入れはとても重要です。

  • お手入れの基本: 着用後は、着物を風通しの良い場所で陰干しし、汗や汚れをしっかりと乾燥させましょう。
  • 保管方法: 折りジワを防ぐために、着物用のハンガーに掛けるか、専用の着物箱にたたんで保管します。また、虫干しを定期的に行い、虫害を防ぎましょう。
  • プロのクリーニング: 汚れがひどい場合は、レトロ着物に慣れたプロのクリーニング店に相談することが大切です。

プロの着付けサービス利用ガイド

七五三に着用するレトロ着物は、その古典的な美しさで神社でも注目を集めること間違いなし。その美しさを遺憾なく発揮させるためにも、着付けはきちんとしておきたいものです。

特別な日のために着物を完璧に着こなしたいなら、プロの着付けサービスを利用するのがおすすめです。特にレトロ着物は扱いが難しいこともあり、プロに任せることでその良さを最大限に引き出すことができます。

  • サービス選びのポイント: 着付けサービスを選ぶ際は、事前に口コミや評判などをネットで調べるなどして、経験豊富なスタッフがいる店舗を選びましょう。
  • 予約は早めに: 11月中旬頃の七五三のハイシーズンは特に予約が込み合うため、早めの予約が必要です。
  • 事前相談の利用も: 着たい着物や希望するスタイルについて事前に相談できるサービスがあれば、それを提供している店舗を選ぶとよいでしょう。

七五三の写真撮影: レトロ着物で思い出を美しく残す

お子さまの一大イベントであり、その成長を祝福する大切な節目という意義を持つ七五三。伝統と現代のエッセンスを融合させたレトロ着物を着て記念撮影に望めば、お子さまの純真な美しさと共に、家族の暖かい絆をも映し出してくれるはずです。

記念日を色褪せない思い出として美しく残すには、プロのカメラマンに依頼するのが何よりの方法です。

ロケーション撮影の魅力

ロケーション撮影の真髄は、自然光のもとで生まれる優しい色彩と、季節ごとの風景の中にお子さまの笑顔を刻めることにあります。七五三の参拝や祈祷で訪れることになる神社に限らず、緑豊かな公園や日本庭園など、レトロ着物にマッチする場所は数多くあります。

家族写真としても、和装のお子さまを中心とした姿を美しい背景のもとで残すことは、家族の絆を形にして後世に残せる宝物になることでしょう。

プロによる写真撮影のすすめ

プロのカメラマンは、お子さまの自然体の魅力を最大限に引き出し、一瞬の輝きを永遠のものにしてくれる技術と経験を持っています。レトロ着物の繊細な柄や色合いを生かし、それらが背景と調和するようなロケーション撮影にも精通しています。

七五三の記念日を忘れがたい瞬間として記録するためにも、プロの手を借りてみることを検討してみるのも一案ではないでしょうか。

まとめ

七五三は子どもの健やかな成長を祝い、以後の変わらぬ多幸を願う日本の伝統的な行事です。そうした大切な日の晴れ着にレトロ着物を選ぶことで、一生の思い出にも残るような特別な瞬間を演出することができます。レトロ着物を調達するにあたっては、着物レンタルサービスがその手軽さと経済性で大きな選択肢となっています。

今回の記事のまとめとして、レトロ着物やレンタルの魅力をおさらいしておきましょう。

レトロ着物でかなえる、特別な一日

レトロ着物は、長い歴史とともに受け継がれてきた美しい工芸品ともいえます。そうしたことから、七五三でこうしたレトロ着物を選ぶことは単に華やかな着物を纏わせるというだけではなく、日本の豊かな文化遺産を子どもたちに直接触れさせる貴重な機会にもなるというわけです。

レンタルで実現する、上質な七五三

着物のレンタルサービスは、高品質な着物を手軽に、かつコストパフォーマンス高く利用できるという大きなメリットがあります。

特にレトロ着物は購入するとなると高価になりがちですが、着物レンタルを利用することで理想の着物を予算内に収めることが可能になります。多くのレンタル店では七五三用に組み合わせた着物の一式フルセットも用意しており、これらを選べば別途和装小物を用意する手間も省くことができます。

レトロ着物も着物レンタルサービスも、7歳を迎えたお子さまの七五三の着物をより鮮やかに、より気軽にチョイスするための大きな選択肢となります。日本の美しい伝統をレトロ着物で彩り、レンタルサービスで賢く便利に思い出を作り上げてくださいね。

〈参考記事〉
https://www.hareginomarusho.co.jp/contents/753/1023/
https://www.hareginomarusho.co.jp/contents/753/1314/

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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