濃紅色に刺繍の花々と誰が袖紋様の振袖【fui04】

【2024年最新】結婚式のお呼ばれスタイル!和装レンタルで輝く

はじめに

結婚式の招待を受けて、和装で出席したいけれど着物を持っていない、または着付けが不安という方は多いのではないでしょうか。そんな時は、「和装レンタル」がおすすめです。和装レンタルなら、留袖や振袖、訪問着などの種類豊富な着物から好みの一着を選べ、必要な小物も一式セットでレンタルできます。さらに、プロの着付けサービスやクリーニングも含まれているため、初めての方でも安心して着物を楽しむことができます。この記事では、結婚式にお呼ばれされた際の和装レンタルのポイントや、選び方のコツを詳しくご紹介します。ぜひ、最後までご覧ください。

結婚式のお呼ばれにふさわしい和装レンタル

結婚式にお呼ばれした際は、特別な日にふさわしい装いを求められます。和装レンタルは、そんな時にぴったりの選択肢です。ここでは、結婚式での和装レンタルの基本から選び方のポイントまで、詳しく解説していきます。

なぜ和装レンタルがおすすめなのか

和装レンタルの魅力は、特別な日にふさわしい装いを手軽に楽しめる点にあります。普段和装を着用する機会が無い方にとって、結婚式のような特別なシーンでは、高品質な着物を手軽に利用できるレンタルが理想的です。留袖や振袖などの格式高い着物は購入すると高価ですが、レンタルならば格安で利用できます。これにより、経済的な負担を最小限に抑えながら、一生の思い出に残る瞬間を演出できます。また、結婚式の写真撮影での記念にもなります。

さらに、和装レンタルはさまざまなスタイルとサイズの着物が揃っており、自分に合ったものを選びやすいことも、メリットの一つでしょう。結婚式にふさわしい装いを選ぶことは、立場や場の雰囲気にも配慮する必要がありますが、レンタルショップでは多様なデザインの着物から選べるため、自分のスタイルに合った和装を選ぶことが可能です。加えて、和装アクセサリーも豊富に揃っており、トータルコーディネートを楽しむことができます。このように、和装レンタルは結婚式のお呼ばれに参列する際に、多くのメリットを提供してくれるのです。

立場別:結婚式における和装の種類と特徴

結婚式における和装選びでは、立場に応じた服装選択がマナーです。和装には留袖、振袖、訪問着などさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。留袖は既婚女性の中で最も格式の高い着物で、通常は黒地に家紋が入ったデザインが一般的です。これは、結婚式において、重要な家族の一員としての立場を象徴します。一方、未婚女性は振袖を着用します。振袖は明るく華やかな色合いと大胆な柄が特徴で、若々しさと祝祭の雰囲気を表現します。また、訪問着は既婚女性が着用するもので、留袖よりもややカジュアルな場面に適していますが、格式を保った上品な柄と落ち着いた色合いが特徴です。

  • 近い親族の既婚女性:留袖(格式高く、黒地に家紋)。
  • 未婚女性:振袖(明るく華やかな色と柄)。
  • 遠い親族、あるいは親族以外の既婚女性:訪問着(上品でカジュアルなデザイン)。

サイズと色選びのポイント

着用する着物の種類が決まったら、次はサイズと色選びについて考えましょう。まずサイズ選びでは、着姿を美しく見せるために自分の体型に合った着物を選ぶことが重要です。着物のサイズ選びでは、身長だけでなく体型を考慮した選択が必要です。多くのレンタルショップでは、幅広いサイズの着物が用意されていますので、自分に合うものを見つけることができます。また、店舗で試着をしてみることも、サイズ感を確かめるためには欠かせません。

サイズ選びの重要ポイント

  • 身長と体型に合ったサイズを選ぶ。
  • 美しい着姿になるサイズを選ぶ。
  • 店舗での試着を積極的に行う。

次に、色選びでは、自身の肌色や個性、さらには結婚式のテーマや季節に合わせて選ぶことが大切です。明るい肌色の方は淡い色が似合い、日焼けしている方は鮮やかな色が映えます。また、春夏は涼しげな色合い、秋冬は落ち着いた暖色系を選ぶことで、季節感を演出することができます。時間帯や式場の雰囲気に合わせた着物の選択も大切です。例えば、昼間の式では明るい色や柔らかな素材の着物が好まれますが、夜の式ではより落ち着いた色調の着物が適しています。このような細かい配慮が、周囲に対する敬意を示すとともに、着用者自身の洗練されたセンスをアピールすることにもつながります。結婚式のテーマや会場の装飾に合わせて、全体の雰囲気に調和する色を選ぶことも大切です。

色選びの重要ポイント

  • 自身の肌色や個性に合った色を選ぶ。
  • 季節感を考慮して色を選ぶ。
  • 結婚式のテーマや会場の雰囲気に合わせる。

ここで一つ、ゆめやでお取り扱いのある着物をご紹介しましょう。こちらの写真は、濃い紅色に花や梅、宝尽くしなどの模様が手刺繍された、可愛さ溢れるアンティーク色振袖です。昭和時代の加賀友禅となります。裾には「誰が袖模様」が手描きされ、檜扇や菊の花が舞っています。帯は金糸に七宝が赤で縁取られ、松、宝尽くし、梅、菊などの花々が細く織り出された、艶やかで豪華な丸帯です。「かわいい!こんな振袖を着てみたい!」と思わせる、鮮やかでやわらかな雰囲気を醸し出せます。

このように、サイズや色を慎重に選ぶことで、和装レンタルはより魅力的なものとなります。適切な選択を通じて、結婚式での貴重な一日をより美しく、記憶に残るものにしましょう。

着物レンタルの流れと予約方法

結婚式に出席するための和装レンタルは、多くの方にとって新鮮な経験かもしれません。この章では、着物レンタルの手順や予約方法について詳しく説明します。無理なく、効率的に、そして快適に理想の着物を選ぶための道しるべとなるでしょう。

レンタル着物の予約の仕方

結婚式に着用する着物のレンタルを予約する際は、以下のステップを踏むことが重要です。

  1. 情報収集と選定インターネットや友人の推薦を利用して、和装レンタル店を調べます。いろいろな種類の着物(留袖、振袖、訪問着など)と、サービス(着付け、クリーニングなど)を提供する店舗を見つけましょう。結婚式の形式(格式高い式かカジュアルな式か)、自分の立場(お母さま、友人など)、時間帯に合わせて着物を選びます。
  2. 店舗選びと予約手続き:評判やアクセスの良い店舗を選びます。予約は電話オンラインで可能。希望する日程、着物のタイプ、サイズ、その他の要望を伝えましょう。店舗によっては、オンラインで写真や詳細を確認しながら選べるサービスもあります。
  3. 詳細の確認と準備:予約後、確認の連絡やメールを受け取ります。着物のサイズや色、柄、必要な小物(帯、足袋、草履など)を決めましょう。着付けやヘアセットなどの追加サービスを利用する場合、事前の申込みが必要です

この手順に沿って予約を行うことで、結婚式当日にふさわしい美しい和装を着る準備が整います。

店舗での試着と選び方

店舗での試着は、最適な着物を選ぶために非常に重要です。以下の点に留意してください。

  • 事前予約の重要性:予約することで、忙しい時間帯でもスムーズに試着ができます。特に週末や祝日は予約なしでは混雑していることが多いです。
  • サイズの選定:身長と体型に合わせて着物のサイズを選びます。店舗スタッフに相談して最適なサイズを見つけましょう。着物の着心地を確かめるためにも、複数のサイズで試着をすることが望ましいです
  • 色と柄の選択:自分の肌色や好みに合わせて色や柄を選びます。季節や式のテーマ、時間帯を考慮して、適切な色味を選ぶことが大切です。
  • 小物選びとコーディネート:帯、足袋、草履などの小物選びも重要です。全体のバランスを考えたコーディネートをしましょう。店舗スタッフにアドバイスを求めることで、全体の調和を取りやすくなります。

ゆめやが提供しているレンタルサービスでも、もちろん試着を承っております。こちらは、辻が花の現代物の色振袖です。鮮やかな花浅葱色の正絹地に金糸と地紋様が織りこまれ、赤、黄色、緑のぼかしの上に、たおやかな花々が辻が花で描きだされています。胴裏や裾回しなどすべて正絹で仕立てられた一品です。着物と格を合わせて、帯は龍村美術の本袋帯を合わせました。黒地に金糸、銀糸、色糸で花々が織り出された豪華な帯です。帯揚げ、帯締め、重ね衿は辻が花から持ってきた色で、淡くすっきりとまとめました。ぜひ一度袖を通したくなる逸品です

気になった着物が見つかった方は、ぜひ店舗での試着を通して、自分に最適な着物を選び、結婚式での魅力的な装いを完成させましょう。

結婚式のための和装:レンタルアクセサリーと小物

結婚式の招待に応じる際、着物と同じくらい重要なのが、それを彩るアクセサリーと小物です。レンタルサービスを利用する際、どのような小物が必要で、どのように選べば良いのか、詳しく見ていきましょう。

和装小物の種類と選び方

和装を引き立てる小物の選び方は、着物の美しさを最大限に活かすカギとなります。ここで、主要な和装小物とその選び方について、詳しくご紹介します。

  • :着物の主要なアクセントとなるアイテム。結婚式などのフォーマルな場では、伝統的な柄や上品な色合いを選びましょう。訪問着や色無地など、比較的カジュアルな着物には、モダンなデザインの帯が良く合います。
  • 帯留め・帯締め:帯を固定し、装いにさりげないアクセントを加える小物。金属製や石があしらわれた帯留めは、格式高い場に適しています。シンプルな帯締めは、任意の色やデザインを選んでコーディネートの幅を広げましょう。
  • 草履:足元の印象を大きく左右するアイテム。着物や帯の色と調和するデザインを選ぶことが大切です。快適に過ごせるよう、サイズ感にも注意して選びましょう
  • バッグ:和装に合わせたバッグは、実用性と装飾性を兼ね備えるべき。小ぶりで上品なバッグを選び、着物の色や帯との調和を考えることが大切です。
  • 足袋:着物を正式に着用する際には必須のアイテム。フォーマルな場では白やオフホワイトが一般的です。サイズが合っていることを確認し、快適な履き心地を重視しましょう。

これらの小物を選ぶ際は、着物との統一感を意識することが重要です。また、結婚式などの場にふさわしい、上品で落ち着いたデザインを選ぶことをお勧めします。

草履や足袋など、和装に必要なアイテム

和装での結婚式出席において、草履や足袋は特に重要なアイテムです。これらは、着物のスタイルを完成させると同時に、礼装としてのマナーを守る上で必須の要素となります。

  • 草履の選び方:草履は着物や帯との調和が必要です。色やデザインを慎重に選びましょう。フォーマルな場では、シンプルで上品なデザインが適しています。サイズは足に合ったものを選ぶことが大切。長時間履いても疲れにくいものが理想的です
  • 足袋の選び方:通常、白やオフホワイトが選ばれることが多いですが、季節や着物の色に合わせて異なる色を選ぶこともできます。サイズは足にぴったり合うものを選び、快適な履き心地を確保しましょう。

これらのアイテムは、和装全体の印象を左右するため、選び方には注意が必要です。草履や足袋を含む小物選びにこだわりを持つことで、結婚式での和装が一層美しく、印象的なものになるでしょう。

和装レンタルの費用と予算設定

結婚式へのお呼ばれに和装レンタルを選ぶ際、どのように予算を設定すればよいのか、またどの程度の費用がかかるのかは非常に重要なポイントです。予算に応じて最適な選択ができるよう、ここでは和装レンタルの費用相場と価格帯について詳しく解説します。

結婚式用和装レンタルの相場

結婚式に出席するための和装レンタルでは、着物の種類やサービス内容によって費用は異なります。今回は、留袖、振袖、訪問着などの一般的な和装レンタルの相場について詳しく見ていきます。

まず、和装レンタルの費用は以下の要素によって左右されます。

  • 着物の種類:留袖や振袖、訪問着など、種類によって基本レンタル料が異なります
  • セット内容:着物だけではなく、帯や小物一式が含まれるかどうか。
  • 品質とデザイン:高品質な素材や有名デザイナーの作品は高価です。

具体的な相場は以下の通りです。

  • 留袖:約15,000円~40,000円。
  • 振袖:約20,000円~50,000円。
  • 訪問着:約10,000円~30,000円。

これらの価格は、店舗やプランによって異なるため、事前の確認が重要です。特にセット内容やオプションサービスの有無に注意し、予算に合った選択をしましょう。

高級和装から手頃なレンタルまでの価格帯

和装レンタルには、高級なものから手頃な価格帯まで幅広い選択肢があります。これらの価格帯を理解し、ご自身の予算に合わせた選択をすることが大切です。以下に各価格帯の特徴を詳しく説明します。

  • 高級和装レンタル:一流デザイナーの作品や高品質な素材を使用したレンタル。価格帯は40,000円以上が一般的。特別なデザインや高級な素材が特徴。オプションでプロの着付けサービスやヘアセットが提供されることも。
  • スタンダードなレンタル:品質と価格のバランスが良いレンタルプラン。20,000円から40,000円程度で、多くの結婚式シーンに適しています。豊富な種類から選べるため、好みのスタイルが見つかりやすいことが特徴です。
  • エコノミーレンタル:手頃な価格で基本的なセットが提供されるプラン。10,000円から20,000円程度で、初めての和装レンタルにも適しています。着物、帯、小物など必要最低限のアイテムが揃っている。

ご自身の予算や出席する結婚式のスタイルに応じて適切なプランを選ぶことで、経済的にも納得のいく和装レンタルが可能です。これらの情報を参考に、自分に合ったレンタルプランを選びましょう。

着物レンタルでの注意点とコツ

着物レンタルは特別な日をさらに美しく彩ります。しかし、和装に慣れていない方にとっては、注意すべき点がいくつかあります。ここでは、和装レンタルの際に心掛けるべきポイントと、その魅力を最大限に引き出すコツをご紹介します。

和装レンタル時の注意事項

  • 着付けと予約のタイミング:着付けは意外と時間がかかるものです。特に初めての方は、余裕を持ったスケジュールで予約することをおすすめします。自分で着付けをする場合は、事前に練習しておくと安心です。
  • 取扱いと管理:着物はデリケートな素材でできているため、食事の際の汚れや、外出時の扱いに注意が必要です。特に、飲み物をこぼさないように気をつけましょう。
  • 返却時のチェック:使用後は着物に汚れや破損がないか確認しましょう。万が一汚れがある場合は、レンタル店に報告するのがマナーです。

これらのポイントを押さえることで、和装レンタルを安心して楽しむことができます。特別な日のために、美しい和装を選び、すてきな時間を過ごしましょう。

和装レンタルをより楽しむためのアドバイス

和装レンタルの醍醐味は、自分らしさを表現できるところにあります。以下のアドバイスを参考に、和装レンタルを存分に楽しみましょう。

  • 個性的なコーディネートを楽しむ:着物や帯の色や柄を工夫して、自分だけのスタイルを作り出しましょう。例えば、季節感あふれる柄を選んだり、帯でアクセントをつけたりすることができます。
  • 写真撮影を楽しむ:記念に残る写真をたくさん撮りましょう。背景やアングルにこだわることで、より美しい記念写真が撮れます。
  • 異なるスタイルを試す:留袖、振袖、訪問着など、さまざまなタイプの着物を試してみましょう。それぞれの着物が持つ独特の魅力を楽しむことができます。
  • 早めの予約:人気のある時期や店舗では予約が混み合うことがあります。余裕を持って予約することで、希望の日時やスタイルを選びやすくなります

これらのアドバイスを活用して、和装レンタルでの一日を特別なものにしましょう。思い出深い一日を演出するための準備と選択が、その日をより美しく彩ります。

まとめ

結婚式における和装レンタルは、特別な日を彩る素晴らしい選択です。今回の記事では、和装レンタルの基本から、選び方、注意点、さらに楽しむためのコツまで幅広くご紹介しました。本記事でご紹介したポイントを押さえて、和装レンタルを通じて、結婚式での一日をさらに特別なものにしましょう。次のお呼ばれがある際には、この記事があなたの和装選びの参考になれば幸いです。

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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