七五三・兄弟姉妹プラン お子さま2人のセット(計2点)【set20】

【初心者向け】七五三でアンティークの着物をレンタルする方法

はじめに

七五三は、子どもたちの成長を祝う大切な日本の伝統行事です。この特別な日に、アンティークの着物を選ぶ親御さんが年々増えています。アンティーク着物は、ただ古いだけではなく、長い時間を経て受け継がれた職人の技術と、時代を超えた美しさを兼ね備えています。

しかし、着物や和装に詳しくない方にとって、アンティークの着物をレンタルすることは少しハードルが高く感じられるかもしれません。そこで、この記事では、七五三でアンティーク着物をレンタルする際の基礎知識から選び方、注意点までをわかりやすくご紹介します。この機会にアンティーク着物の魅力に触れ、七五三の準備を楽しんでいただければ幸いです。

七五三にアンティーク着物を選ぶ理由

近年、七五三の衣装としてアンティークの着物が人気で、その利用方法としては着物レンタルが注目されています。なぜ新品の着物ではなくアンティークものなのか、そして購入ではなくレンタルが選ばれる理由について、ここでは解説していきます。

アンティーク着物とは何か?

そもそもアンティークとは何でしょうか。似たような言葉に、ビンテージ、レトロというものがあります。この違いとは何でしょうか。端的に言えば、年代を指しているか、雰囲気を指しているかの違いということになります。

アンティークとは、今から100年以上も前の製品に使われる言葉です。対して、ビンテージとは四半世紀より前のものを指す言葉です。つまり、アンティークの方がより年代的に古いものを指します。ここで大切なことは、どちらもただ古いものではなく、歴史的にも価値が高く、品質にも優れ、状態も良好であるということです。ただ古いものや状態の優れないものはあくまで中古品であり、ときにガラクタです。そういったものとは一線を画すのが、アンティークやビンテージです。

レトロという表現は懐古主義と訳されるように、その当時を懐かしむ、あるいはリスペクトした雰囲気や製品に用いられる言葉です。

歴史ある美しさと伝統の魅力

件のアンティーク着物とは、ずばり「100年よりも以前に作られた、歴史的にも品質的にも優れた着物」であるということです。近年は機械による大量生産が当たり前の時代ですから、製品の品質は安定しています。しかし、100年以上も前となると、作業のほとんどが職人の手作業であったと言えます。それらは、現在に至るまでに失われた技術、製法や、手に入り辛くなった素材があり、今の技術をもってしても再現ができないものも多くあります。こういった点が、アンティーク着物の魅力の一つと言えます。

もう一点、アンティーク着物の作業の多くが手作業であったので、製品には一枚一枚に個性があります。これも、機械生産では再現ができないものであります。その純朴な雰囲気は、衣装という枠組みを超え、当時を伝える歴史資料としても価値があります。

一生の思い出に残る特別な衣装

七五三は3歳の髪置きの儀、5歳の袴着の儀、7歳の帯解の儀の3種の儀式をまとめた総称のことで、その歴史は平安時代にまで遡ると言います。「七歳までは神のうち」と言いますが、当時は大人になる前に亡くなる子供が多かったようです。そのため、それぞれの年齢を区切りに儀式を行うことで、子どもの健康を祝い、大人への通過儀礼としました。

髪置きの儀は当時は子どもは髪を剃り上げて育てており、3歳の歳をもって大人のように髪を伸ばし始めます。袴着の儀は、5歳の歳から大人のように袴を履く年齢だったと言います。帯解の儀は、それまでは着物に付けた紐で着付けていたものを、7歳の歳から大人同様に帯で着付けをすることで、大人の仲間入りをしたと見なしたと言います。ちなみに、現在の七五三の多くは、3歳、7歳は女の子が行い、5歳は男の子が行うイメージが強いですが、当時は男女問わずに各儀式を行っていたと言い、現在も地域によっては区別なく行っている場合もあるようです。

こういった歴史的にも文化的にも意味深い儀式だからこそ、特別な衣装を用いたいと思うのは自然な事でしょう。なぜなら、今も昔もお子さまの健康と長寿を祝う気持ちに変わりはないからです。七五三とは家族の繋がりも確認できる、そんな行事です。そういった行事に、歴史的に価値があり、高品質なアンティークの着物を身に纏うことは、式の格自体も一段上のものに引き上げてくれます。

七五三・兄弟姉妹プラン お子さま2人のセット(計2点)【set20】
七五三のお子さま2人、合計2着のセットプランです。七五三のどの年齢でも、男の子でも女の子でも大丈夫です。また、ご兄弟姉妹は七五三の年齢ではなく付き添いの場合でも大丈夫です。着物はご自由にお選びいただけます。 ゆめやのアンティーク着物はたいへん軽くてやわらかく、仕立てにも工夫を凝らしていますので、お子さまが疲れることはありません。せっかくの参詣ですので、ぜひ和装でお出掛けになり、記念に残してください。

アンティーク着物とレンタルの基礎知識

アンティーク着物レンタルは、特別な日にふさわしい装いを求める方々にとって、魅力的な選択肢です。ここでは、アンティーク着物の基本と、レンタルの流れについて解説します。

アンティーク着物をレンタルするメリット

着物は製造までの工程も多く、また、素材も高価なものがふんだんに使われていることが多いので、購入するとなると、非常に高価です。近年は化繊など安価な素材や、工場生産により大量供給が可能となり、低価格で着物が手軽に着られるようになりました。その一方で、日本文化が世界で評価されていることもあり、昔ながらの製法を守った着物の魅力に魅せられる外国人も多いようです。そういった本格派の着物の中でも、希少性からアンティークの着物は特殊な位置づけにある着物です。購入するとなると、通常の着物を仕立てるよりもはるかに高額な場合もあります。

しかし、レンタルであれば購入の数分の一の価格で着用ができます。コストパフォーマンスの良さを考えると、他にもあります。購入となると購入後の管理費用も掛かってきます。というのも、着物は非常に湿気に弱く、虫食いにもあい易くとても繊細です。そのため大切に着るためには、年数回の虫干しはもちろん桐ダンスなどの専用の保管場所の準備が求められるからです。

また、着物は自身の立場や年齢によって着分けが必要なので、一枚持っていれば良いというものではありません。必要な度に購入をするのは、金銭的に限られた人にしか難しいものと思います。しかし、レンタルであれば都度で最適な着物を着用することができます。このように、最高級のアンティークの着物だからこそ手軽に着用するのであれば、レンタルの利用をしていくことをおすすめします。

レンタルの流れ

アンティーク着物のレンタルプロセスは、一般的な着物レンタルと大きく異なるわけではありません。まず、レンタルを希望する場合は、使用する日の数ヶ月前には店舗に連絡を取り、予約を入れることが大切です。特に、アンティーク着物は一点物が多く、希望するサイズやデザインが早期に予約で埋まってしまうことがあります。

レンタルの流れとしては、まず店舗で実際に着物を見て、試着を行います。この時、専門のスタッフがサイズの合う着物を選んでくれるほか、色や柄、帯などの小物とのコーディネートも提案してくれます。アンティーク着物はその年代や保存状態によって扱いが異なるため、着用時や保管時の注意点についても、詳しく説明を受けることができます。

レンタル期間中は、着物を大切に扱い、汚れや破損には特に注意が必要です。返却時には、着用した感想や扱いやすさなどのフィードバックが求められることもあります。これは、アンティーク着物の状態を保つため、また次にレンタルする人のための大切な情報となります。

七五三のためのアンティーク着物選び

七五三は、子どもたちの健やかな成長を祝う大切な日です。この特別な日には、アンティーク着物で彩りを加えることで、一生の思い出がより色鮮やかなものになります。アンティーク着物は、その独特の風合いや歴史あるデザインが魅力で、子どもたちをより一層引き立ててくれます。しかし、アンティーク着物選びには、年齢や性別、色や柄の意味など、考慮すべきポイントがいくつかあります。ここでは、七五三にふさわしいアンティーク着物の選び方をご紹介します。

年齢別・性別別の選び方

七五三では、前述の通り3歳と7歳の女の子、そして5歳の男の子が主役です。年齢と性別によって、選ぶべき着物の種類が異なります。

  • 3歳の女の子は、三つ身と呼ばれる着物が一般的です。また、三つ身に被布(ひふ)と呼ばれるベストのような着物を合わせることもあり、着せるか着せないかはお好みで選びましょう。
  • 7歳の女の子には、お祝い着として華やかな色や柄の四つ身が選ばれることが多いです。より大人の着物のデザインに近くなり、とてもかわいらしいものです。
  • 5歳の男の子は、紋付羽織袴(もんつきはおりはかま)が基本です。袴は、スカートタイプの行燈袴とズボンタイプの馬乗袴がありますが、おトイレのし易さを求めるか、動きやすさを求めるかなど、お子さまの状況に合わせて選んで問題ありません。

色や柄で意味を込める

着物の魅力の一つは、その色や柄に込められた意味です。七五三の着物を選ぶ際には、これらの意味を理解し、子どもたちにとって幸せなメッセージを込めることができます。

  • は、魔除けや健康を願う色とされています。生命力や活力を象徴し、子どもたちの健やかな成長を願う気持ちを表現できます。
  • は、清潔や神聖を象徴する色で、新しいスタートを意味します。純粋無垢な子どもたちの未来に対する願いを込めることができます。
  • にも様々な意味があります。例えば、鶴は長寿や幸福を、亀は長寿や繁栄を象徴します。また、梅や桜などの花柄は、美しさや生命力を表し、子どもたちの輝かしい未来を願うデザインとして適しています。

アンティーク着物を選ぶ際には、これらの色や柄の意味を考慮に入れ、子どもたちにとって最もふさわしいメッセージを込めた着物を選ぶことが重要です。

フルセットレンタルの内容とは

着物のレンタルは、フルセットレンタルを利用することで準備の面倒を一気に解決してくれます。では、具体的にどのようなものが含まれているのでしょうか。

必要な小物一覧

年齢ごとの着物により必要な小物は多少違いますが、まとめると以下になります。

  • :四つ身には必要な小物です。着物の色や柄に合わせた帯が、装いを一層引き立てます。
  • 帯締め・帯揚げ:こちらも、四つ身の着付けに必要です。他にも、しごきなどもセットになります。
  • 草履・足袋:足元のおしゃれも忘れずに。足袋は靴下タイプもあるので、お子さまにはこちらの方が履きやすくおすすめです。
  • :5歳の男の子の場合にセットに含まれます。
  • 髪飾り:女の子の場合は、3歳も7歳も関係なく必要になってきます。着物とのバランスを見ながら選びましょう。
  • 巾着:男の子、女の子問わずセットになる傾向があります。小物を入れるための巾着も、着物の柄に合わせて選ばれます。

これらの小物は、着物の印象を大きく左右するため、フルセットレンタルを利用することで、統一感のある装いを楽しむことができます。

フルセットのメリット

フルセットレンタルを利用する最大のメリットは、何と言っても準備の手間が省けることです。特に、着物や和装に詳しくない方にとっては、一から小物を揃えるのは大変な労力です。例えば、着物に合う帯を選ぶだけでも初めての方は何を基準に選べばよいか迷われることでしょう。フルセットレンタルなら、専門店がセレクトした小物が一式揃っているため、安心して当日を迎えることができます。

また、アンティーク着物とその小物を一式レンタルすることで、統一感のあるトータルコーディネートが可能になります。アンティーク着物に合わせた小物選びは、専門の知識が必要ですが、フルセットならその心配もありません。

七五三・家族プラン お子さま2人とお母様のセット(計3点)【set21】
七五三のお子さま2人とお母さま、合計3着のセットプランです。七五三のどの年齢でも、男の子でも女の子でも大丈夫です。また、ご兄弟姉妹は七五三の年齢ではなく付き添いの場合でも大丈夫です。着物はご自由にお選びいただけます。ゆめやのアンティーク着物はたいへん軽くてやわらかく、仕立てにも工夫を凝らしていますので、お子さまが疲れることはありません。お母さまは訪問着フルセットの1着となります。草履やバッグなどの小物も付属しています。

アンティーク着物をレンタルする時の注意点

アンティーク着物をレンタルする際には、いくつかの重要な注意点があります。これらのポイントを理解し、適切に対応することで、特別な日にふさわしい美しい着物を選ぶことができます。特に、サイズ選びとレンタル後の保管・返却に関するルールは、スムーズなレンタル体験に不可欠です。以下では、これらの注意点について詳しく解説します。

サイズ選びのポイント

アンティーク着物を選ぶ際、最も重要なのがサイズ選びです。アンティーク着物は一点物が多く、サイズの選択肢が限られていることがあります。そのため、以下のポイントに注意して選びましょう。

  • 身長と体型を正確に測定する:着物のサイズは、身長だけでなく体型によっても大きく影響されます。特に、身丈や裄丈は重要なポイントです。身丈とは、首の付け根から足のくるぶしまでの長さです。裄丈は首の付け根から、手のくるぶしまでの長さです。
  • レンタル店舗に相談する:サイズ選びに不安がある場合は、レンタル店舗のスタッフに相談しましょう。経験豊富なスタッフであれば、身長や体型から最適な着物を提案してくれます。
  • 試着をする:可能な限り、実際に着物を試着することをお勧めします。アンティーク着物は年代によって作られたサイズが異なるため、実際に着てみないとフィット感は分かりません。

サイズが合わない着物を選んでしまうと、当日の着心地が悪くなったり、着姿が美しくなかったりする可能性があります。事前にしっかりとサイズを確認し、完璧な一日を迎えましょう。

返却やキャンセルポリシーといったルール

アンティーク着物は、その価値とデリケートさから返却までに丁寧な扱いが求められます。

  • 汚れや破損に注意する:アンティーク着物は非常にデリケートです。食べ物や飲み物を扱う際は特に注意し、汚れや破損がないように気をつけてください。もし汚れに気が付いたら、早急にレンタル店に連絡を取り対応を仰ぎましょう。
  • 返却期限を守る:返却期限を過ぎると追加料金が発生する場合があります。計画的にレンタル期間を利用し、期限内に返却しましょう。

また、レンタル予約はしたものの、急な用事などでキャンセルが必要になることもあります。そういった場合に備え、事前にキャンセルポリシーを把握してからレンタルをすることが大切です。レンタルの金額が安さに釣られると、キャンセル不可な商品であったりもします。常に慎重な選択が大切です。

まとめ

この記事を通じて、七五三でのアンティーク着物レンタルについての基本的な知識から、選び方、フルセットの内容、注意点まで幅広くご紹介しました。アンティーク着物は、その一枚一枚に歴史と物語が宿っており、七五三という特別な日に子どもたちに着せることで、より一層の思い出深さを加えることができます。

七五三に限らず着物は、年齢や性別に合わせた適切なデザインや色、サイズを選ぶことが重要です。また、レンタルする際には、フルセットであるかどうか、必要な小物がすべて含まれているかなど、細かな点を確認することが大切です。レンタル期間や返却方法についても、事前にしっかりと確認しておくことをお勧めします。

七五三でのアンティーク着物のレンタルは、子どもたちにとっても親御さんにとっても忘れられない思い出となるでしょう。この特別な日に、伝統と美しさを纏う喜びを、ぜひ体験してみてください。

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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