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【初心者必見】アンティーク着物のレンタルで失敗しない選び方のコツ

はじめに

『アンティーク着物』という言葉を聞いたことはありますか?アンティーク着物とは、明治時代から昭和初期にかけて作られた着物を指します。それらの着物には、大正ロマンや昭和モダンな雰囲気が漂っており、近年高い人気があります。100年以上前に熟練の職人の手で丁寧に仕立てられた、希少価値の高いアンティーク着物の数々を、近年では手軽にレンタルすることができるサービスが広がっています。
本記事では、アンティーク着物レンタルの魅力はもちろん、レンタルできる種類や、失敗しない選び方のコツまで、気になる情報をご紹介します。

アンティーク着物レンタルが人気の理由

「着物を着たいけれど、購入するのは敷居が高い」という人も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたいのが、アンティーク着物のレンタルサービスです。明治から昭和にかけての古き良き時代に作られた、世界に一つだけの希少価値の高いアンティーク着物を、手頃な価格で借りることができます。また、アンティーク着物には、さまざまな種類があります。華やかな振袖から、品格漂う訪問着、かわいらしい小紋まで、TPOに合わせてレンタルすることができるのもレンタルサービスならではのメリットです。アンティーク着物には多くの人を惹きつける魅力がたくさんあります。ここからは、アンティーク着物レンタルに人気が集まる理由をより詳しく探ります。

100年以上前の希少価値の高い着物を着られる

アンティーク着物最大の魅力は、現代には無いオリジナリティあふれるデザインです。明治から昭和初期にかけて活躍した、一流の職人たちによる手仕事の賜物とも言えるアンティーク着物は、現代のセンスにも通じる大きな魅力があります。また種類も豊富で、訪問着や付け下げ、色留袖など、柄や色使いにもそれぞれの時代の空気を感じさせるものばかりです。

アンティーク着物の中でも特に人気が高いのが、大正ロマンを感じさせる優美な古典柄の着物です。熟練の染め職人による手染めならではの、深みのある色合いが美しいと評判です。他にも、昭和モダンを感じさせるスタイリッシュな幾何学模様など、バリエーション豊かなデザインも魅力的。こうした希少価値の高いアンティーク着物を、レンタルでは気軽に楽しむことができます。

表:アンティーク着物の種類

種類特徴
黒留袖既婚女性の第一礼装
振袖未婚女性の第一礼装
訪問着既婚・未婚女性のフォーマルな着物
色留袖既婚・未婚女性の黒留袖に次ぐ格式高い着物
付け下げ訪問着に準じる礼装の位置づけ
小紋カジュアルな普段着

左より黒留袖、振袖、訪問着です。

左より色留袖、付け下げ、小紋です。

アンティーク着物をレンタルする際には、風合い豊かな正絹の手触りや、100年前とは思えないほど鮮やかに残る色の美しさにも注目してみてください。

レトロでモダンな雰囲気を楽しめる

せっかく着物を着るのであれば、「他の人と被りたくない」「いつもと違う雰囲気を楽しみたい」と思う方も多くいるのではないでしょうか。そのような思いを持っている方には、特にアンティーク着物のレンタルがおすすめです。アンティーク着物の柄はさまざまで、大正ロマンが薫る古典柄から、昭和レトロを感じさせるモダンデザインまで、時代を超えた美しさを感じることができます。

特別な日の装いに、個性的でおしゃれなアンティーク着物を選んでみる価値は大いにあります。例えば、成人式や卒業式、結婚式といった晴れの舞台で、周りとは一味違うコーディネートを楽しめるはずです。柄や色使いにこだわった着物に、レトロテイストの帯や小物を合わせれば、誰もが振り返る和装美人になることができます。

アンティーク着物で作る、レトロでモダンなスタイルの鍵は以下の3つです。

  • 着物は大柄の古典柄や幾何学模様がおすすめ
  • 帯は着物の雰囲気に合わせて、レトロモダンなデザインをチョイス
  • かんざしやバッグ、草履も小物合わせを楽しもう

レンタルショップでは、着物選びはもちろん、小物選びまでトータルでコーディネートしてくれるため、アンティーク着物は初心者という方でも安心して利用できます。思い出に残る1日をアンティーク着物レンタルで彩ってみてはいかがでしょうか。

アンティークきものレンタルゆめやでは、大正から昭和にかけて作られたアンティーク着物を多数ご用意しています。刺繍や絞りなど贅を尽くした正絹の着物は、今では作ることができない希少な一点ものです。伝統的な古典柄はもちろん、現代に通じる感覚でお召しいただけるデザインも取り揃えています。まずはご試着にて「本物の着物の素晴らしさ」をご堪能ください。

レンタルできる種類が豊富なアンティーク着物

着物をレンタルするにあたって知っておきたいのが着物の種類です。着物には格式に応じてさまざまな種類があり、アンティーク着物も例外ではありません。成人式や結婚式で定番の振袖や訪問着はもちろん、普段のおしゃれ着にぴったりな小紋や紬まで、TPOに合わせて、アンティーク着物をレンタルすることができます。ここではアンティーク着物の種類について詳しくご紹介します。

成人式や結婚式で人気の振袖や訪問着

まず、華やかな場面で活躍するのが、振袖や訪問着です。振袖は、古来より未婚女性の晴れ着とされてきた第一礼装で、アンティーク着物の種類も豊富です。大正ロマンを感じさせるクラシカルな古典柄から、レトロモダンな雰囲気ただようデザインまで。バリエーション豊かなアンティーク振袖で、美しい振袖姿を披露することができるでしょう。

御所車と帳幕の上を鳳凰が舞う黒振袖」紅白幕を背景に肩には鳳凰が舞い、上前には御所車を大きく描いた五つ紋付きアンティーク黒振袖です。細やかな手刺繍や金駒刺繍がたっぷりと用いられた、現代では作ることができない豪華な一枚。成人式でお召しいただくと、周りとは一線を画す振袖姿を実現できます。

一方の訪問着は、既婚・未婚問わず女性の礼装の一つで、結婚式にゲストで招かれた際や、フォーマルな式典などに着用することが推奨される着物です。訪問着は、上品な色柄を染め抜いた格調高い装いで、華やかな絵羽模様が特徴です。他にも、黒留袖に次ぐ格式高さを誇る色留袖や、準礼装の付け下げなど、シーンに合わせてアンティーク着物の中から選ぶことができます。

唐草の青地に雲取薬玉の小振袖」唐草紋様を織り出した鮮やかな青地に、花薬玉を描いたアンティーク小振袖です。アンティークの訪問着は、現代物よりも袖丈が長いものが多く華やかな着姿に導きます。

表:レンタル可能なアンティーク着物の種類

種類特徴おすすめのシーン
振袖未婚女性の第一礼装、華やかな柄が特徴成人式、結婚式の列席
訪問着既婚・未婚女性のフォーマル着物、上品な色柄結婚式の列席、パーティー
留袖黒留袖は親族の既婚者向けの礼装、色留袖は未婚でも着用可披露宴
付け下げ訪問着に次ぐ準礼装お宮参り、パーティー
小紋カジュアルな普段着、江戸小紋などが人気街歩き、ランチ会
素朴な風合いのカジュアル着物お稽古事、ちょっとしたお出かけ

おしゃれ着として楽しめる小紋や紬

アンティーク着物の中には、普段使いのおしゃれ着として重宝する小紋や紬もあります。小紋は江戸時代に庶民の間で広まった、カジュアルな雰囲気が特徴の着物です。粋でモダンな柄ゆきは、古き良き時代を感じさせてくれます。特にアンティークの小紋は、100年以上の時を経て熟成された味わい深い表情が魅力的です。

一方紬は、絹の手つむぎ糸で織り上げたやや硬めの生地を使用した着物の総称で、古くから庶民の普段着として用いられてきました。素朴でナチュラルな風合いは、まさに昔ながらの暮らしを思わせてくれます。カジュアルなシーンでの着用にぴったりで、街歩きにも重宝します。

こうした日常使いのアンティーク着物は、帯合わせで雰囲気をガラリと変えられるのも魅力の一つです。レトロテイストのある名古屋帯や、モダンな半幅帯などを合わせて、自分らしいおしゃれを楽しんでみることができるでしょう

  • おすすめのアンティーク着物コーデ
  • 小紋×博多織の名古屋帯で、レトロモダンに
  • 紬×正絹の染め帯で、品良くまとめて
  • 帯留めや根付は、アンティーク調のものをチョイス

普段着でもワンランク上のおしゃれ着を楽しみたいなら、ぜひアンティーク着物レンタルを活用してみてください。

晴れの日を彩るアンティーク着物レンタル

成人式、結婚式、お子さまの七五三など、人生には節目となるような特別な日がたくさんあります。そのようなおめでたい日の装いには、格別なものを選びたいものです。晴れの日を彩る手助けとなるのが、アンティーク着物のレンタルサービスです。レトロでモダンな趣が漂う上質なアンティーク着物を、それぞれのシーンに合わせて自由に選択することができるため、多くの方からの支持を集めています。豊富な種類のアンティーク着物の中からお気に入りの着物を選ぶことができるため、自分が思い描いた雰囲気にぴったりな着物を見つけられることでしょう。特別な日の装いにアンティーク着物を取り入れて、思い出深い1日を過ごしてみましょう。

一生に一度の成人式や結婚式に

人生の門出を祝う成人式には、凛々しい振袖姿で大人の仲間入りを華々しく印象づけたいと考える方もいらっしゃることでしょう。成人式の振袖としておすすめなのが、雅やかな柄が魅力の古典系アンティーク振袖です。100年以上前に、熟練の職人たちが丹精込めて織り上げた振袖の数々は、現代にはない品格と風格があり、成人式にぴったりです。大正ロマンを感じさせる雰囲気のものや、レトロモダンなデザインの振袖もおすすめです。

鳳凰に松竹梅と菊の花の五つ紋付黒振袖」黒地を埋め尽くすほどの豪華な絵柄で彩られた、五つ紋付きアンティーク黒振袖です。波に浮かぶオシドリや鳳凰、松竹梅などが鮮やかに描かれ、手刺繍や金彩でたっぷりと加飾されています。着物文化がもっとも輝いた、大正末期から昭和初期に作られた特別な一点ものです。

表:成人式におすすめのアンティーク振袖

種類特徴
古典柄伝統的な吉祥柄や花鳥風月をあしらった優美なデザイン
レトロモダン大正ロマンを感じるレトロな柄行き
アール・デコ調幾何学模様を取り入れたモダンなデザイン

結婚式でもアンティーク着物が活躍します。その際、自分の立場によって選ぶ着物の種類が異なるため、あらかじめ確認をしておきましょう。既婚者で親族として参列する場合には格式高い黒留袖を、未婚の場合には優美な柄の色留袖を選びましょう。ゲストとして参加する場合には訪問着がおすすめです。モダンなデザインのアンティーク訪問着なら、人と被らない粋な装いになるでしょう。新郎新婦の門出を祝う、晴れの日の着物を選ぶ際には、式場の雰囲気を考慮しつつ、こだわりの1着を見つけましょう。

鹿の子紋様と古典柄の檜扇と菊の黒留袖」深い黒地にぼかしを施し檜扇や鼓、菊を細やかに描いた、昭和の初めごろのアンティーク黒留袖です。着付けると隠れてしまう下前にも、惜しみなく絵柄が施された豪華な意匠。結婚式の主役の親族にふさわしい、格式高い装いです。

綸子に八重梅と橘が描かれた一つ紋付訪問着」橘を大きく織り出したピンク色の地に梅や波、熨斗を描いた一つ紋付きの訪問着です。花びらは細やかな古典柄で彩られ、金駒刺繍もたっぷりと用いられています。結婚式にお召しいただくと、お祝いの席が一層華やぎます。

記念日の七五三や卒業式にも

お子さまの健やかな成長を祝う七五三にも、アンティーク着物がおすすめです。3歳の女の子には、愛らしい古典柄の被布がかわいらしい姿を引き立てます。髪飾りや草履など、小物もレトロ可愛いデザインを合わせてみましょう。また、5歳の男の子には、アンティークの袴と着物のセットで、凛々しく決めるのがおすすめです。さらに、7歳の女の子の晴れ着は、優美な古典柄の四つ身の着物がおすすめです。お祝いにふさわしい、雅やかなコーディネートが楽しめます。

左端「グリーンに手描き友禅の五つ紋付三歳祝着」爽やかなグリーン色の地に花々を手描き友禅で描いた、3歳の女の子用のアンティーク祝着です。ピンク色の被布を合わせて、子どもらしく愛らしい装いに。

中央「黒紋付に仙台平袴のアンサンブル モノトーンの五歳祝着」仙台平の袴に黒紋付きの羽織を合わせた、5歳の男の子用の祝着です。モノトーンでまとめた正統派の装いが、凛々しさを際立たせます。

右端「朱色に扇、花薬玉、花丸紋の五つ紋付七歳祝着」桐の花を織り出した朱色の地に檜扇や花薬玉、花丸紋を色鮮やかに描いた7歳の女の子用の祝着です。金糸と朱色の豪華な帯を合わせて、上品かつ華やかにまとめました。

小学校の卒業式にも、記念に残るアンティーク着物の選択肢があります。女の子なら、袴と二尺袖着物のレトロモダンなコーディネートが卒業式の雰囲気とよく調和します。一方、男の子なら、アンティークの紋付と袴のセットで、凛とした卒業生らしい装いになります。保護者の方も、訪問着や色無地、モダンな色紋付など、和装でそろえれば家族の記念写真もより一層引き立つことでしょう。大切な節目の日を彩るアンティーク着物で、家族皆が笑顔に包まれるすてきな1日を過ごしてみてください。

小学校の卒業式におすすめの装いをご紹介します。左「ピンクの錦紗縮緬に蝶と藤の花の訪問着」ぼかしを施した柔らかなピンク色の地に、藤の花と蝶を描いた訪問着です。長めの袖丈により、小振袖感覚でお召しいただけます。右「赤地に雲取、花薬玉の小振袖」朱色地に白とグレーの雲を配し、花薬玉を描いた大正時代のアンティーク小振袖に、深い青緑色の袴を合わせたコーディネートです。紅白の半衿とレースの重ね衿が、レトロモダンな雰囲気を演出します。

人生の晴れの舞台を彩るのにふさわしい、格調高いアンティーク着物の数々は、特別な1日を彩ってくれます。特別な1日だからこそ、アンティーク着物でこだわりの装いを楽しんでみてください。

アンティーク着物レンタルの流れと事前準備

初めてのアンティーク着物をレンタルする際には不安がつきものです。どのような手順を踏むべきなのか、何を準備すればいいのかなど、さまざまな疑問が湧いてくることでしょう。
そんな疑問を抱えている方のために、ここではアンティーク着物レンタルの基本的な流れと、事前に知っておくと便利なポイントをご紹介します。大切なのは、事前の下見でじっくりと自分に合う1着を選ぶことです。そして当日は、プロの着付け師とヘアメイクの力を借りましょう。この2つを押さえておけば、初めての方でも安心して、思い出に残るアンティーク着物を体験することができるでしょう。

事前の下見で自分に合う1着を見つける

アンティーク着物レンタルの第一歩は、じっくりと下見をすることです。まず、時間に余裕を持って、レンタルショップを訪れましょう。気に入った着物を見つけたら、実際に試着をしてみるのがおすすめです。経験豊富なスタッフが丁寧にサイズや着心地をチェックしてくれます。自分に合う1着を選ぶコツは、以下の3つです。

  • TPO(時と場所、場面)にふさわしいデザインであるか
  • サイズ感は適切か(着丈や肩幅、袖丈など)
  • 自分らしさを表現できるか(好みの色柄や雰囲気)

このポイントを押さえながら何着か試着してみると、自然とお気に入りの1着に出会えるはずです。また、帯や帯揚げ、かんざしなどの小物合わせも、下見の際に着物とのコーディネートを確かめながら選ぶことができます。

コーディネートのポイント

  • 着物の柄に合わせて、帯は無地や控えめな柄を選ぶ
  • アクセントとなるような帯揚げや帯締めの色を選ぶ
  • 髪飾りや巾着などの小物は、着物の色味に合わせて選ぶ

上記を参考に、トータルコーディネートを楽しんでみてください。

当日は専門スタッフによる着付けとヘアセットで安心

アンティーク着物を着用する当日は、プロの着付け師やヘアメイクのサービスを利用することができます。自分で着付けをすることや、ヘアメイクに自信がない方は、このサービスを積極的に利用しましょう。

着付けは、肌着を身につけ足袋を履くことから始まります。そして、肌着の上から長襦袢を着て、いよいよアンティーク着物を纏います。どんなに美しい着物でも、着崩れては台無しですが、腰紐の締め具合や着物の背中心をきちんと合わせるなど、プロならではのテクニックで、着崩れのしない美しいシルエットに仕上げてもらうことができます。

着付けの基本的な手順

  1. 肌着を着る
  2. 足袋を履く
  3. 長襦袢を着る
  4. 着物を着る
  5. 帯を結ぶ
  6. 小物を身につける(髪飾り、かんざしなど)

ヘアセットとメイクも、全体の雰囲気に合わせて仕上げてくれます。アンティーク着物姿で、鏡の前に立つ自分の姿は、見たことのない自分かもしれません。いつもと違う特別な1日を存分に楽しんでみてください。

アンティーク着物選びのポイント

せっかくレンタルするなら、自分に一番似合うアンティーク着物に出会いたいものです。しかしながら、何を基準に選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで知っておきたいのが、アンティーク着物選びのポイント。大切なポイントはたった2つで、自分の肌の色や体型に合う「色柄選び」と、状態をしっかり見極める「サイズと保存状態のチェック」することです。

この2つのポイントを押さえれば、失敗することなく理想のアンティーク着物を選ぶことができるでしょう。レンタルショップで、今まで見たこともないようなアンティーク着物の数々に囲まれたら、つい気分が高揚してしまうものですが、冷静に自分に本当に合う1着を見極める目が必要です。ここではそんなアンティーク着物選びのポイントを、詳しく掘り下げていきます。

肌の色や体型に合う色柄選びがマスト

まず、色柄選びの基本は自分の肌の色に合う色を見極めることです。肌の色はイエローベースとブルーベースの2種類に分かれていて、それぞれに似合う色が異なります。

イエローベースにおすすめの色

  • 赤や橙、黄色など明るく華やかな暖色系
  • ゴールドやベージュ、ブラウンなどの暖かみのある中間色

橙色に菊と破れ立涌の小振袖」橙色の地に菊と梅の花を伸びやかに描いた、アンティーク小振袖です。こっくりとした色合いが、イエローベースの方の魅力を引き立てます。

紅赤色に紙吹雪、宝尽くし、菊の振袖」鮮やかな赤地に紙吹雪が舞う、晴れ晴れとした印象のアンティーク色振袖です。赤色や黄色、金色といった暖色系でまとめられた、イエローベースの方の美しさを格上げする色合いです。

ブルーベースにおすすめの色

  • 青や紫、緑など品良く落ち着いた寒色系
  • シルバーやグレー、ネイビーなどのシックな中間色

青海波柄の紫苑色に菊や紅葉の小振袖」深い紫苑色の地に、菊や紅葉を色鮮やかに描いたアンティーク小振袖です。しっとりと上品な色合いが、ブルーベースの方の肌を美しく魅せます。

明るい水色に花丸紋様の振袖」紗綾型を織り出した爽やかな水色の地に、御簾や花薬玉を描いたアンティーク色振袖です。透明感のある色合いは、ブルーベースの方にピッタリ。

自分の肌がイエローベースなのかブルーベースなのかを知るには、手のひらの色や瞳の色などから見極めることができます。自分の手のひらの色が、黄みが強く見えるならイエローベース、赤みが強ければブルーベースの肌だと診断できます。肌の色に合った色選びを意識するだけで、より一層魅力的に映えるアンティーク着物を選ぶことができるでしょう。

さらに、体型に合わせた柄選びも大切です。例えば、細身の人は小柄な柄を、ふくよかな人は大柄な柄を選ぶと、バランスの取れた着物姿になります。小柄な人が大柄を着ると着物に着られてしまうような感じになり、逆もまた同様でチグハグな印象を与えてしまいます。
レンタルショップで色々な柄を実際に合わせてみて、自分に一番馴染むものを探してみてください。

色と柄選びのポイント

  1. 自分の肌色に合う色味を選ぶ(イエローベースorブルーベース)
  2. 体型とのバランスを考えて柄の大きさを選ぶ(細身→小柄、ふくよか→大柄)
  3. 実際に柄を合わせてみる(試着が理想的)

この3つを意識するだけで、お気に入りの1着に出会える確率がアップします。

サイズや保存状態もしっかりチェックを

2つ目に欠かせないのが、着物のコンディションチェックです。せっかく理想の色柄の着物が見つかっても、サイズが合わなかったり状態が悪かったりしては元も子もありません。アンティーク着物は、現代の着物と比べるとややサイズが小さめで、身丈が短いものが多いです。そのため、背の高い人は特に注意して選ぶようにしてください。

試着の際にチェックすべきサイズのポイント

  • 身丈(首の付け根から裾までの長さ):自分の身長±5センチが目安
  • 裄丈(首の付け根から手首までの長さ):手首が隠れるくらいが目安
  • 身幅(お尻周り):腰回りで一番太い部分が目安

もし、どうしても理想のサイズの着物が見つからない場合は、おはしょりの工夫である程度調整できることもあります。身幅が少し足らない場合にも着付けで多少の調整はできます。しかし、サイズが大きく異なる場合には着姿に影響したり、着崩れがしやすくなったりするため注意が必要です。

もう1つ確認しておきたいのが、保存状態のチェックです。アンティークならではの風合いは魅力の一つではありますが、シミや傷みがひどいものは避けたいものです。

気を付けたいアンティーク着物の傷みポイント

  • 目立つシミ、汚れ(特に衿元、袖口、裾などの擦れやすい部分)
  • 破れ、ほつれ(着崩れの原因に)
  • 色褪せ、変色(古い着物特有のムラ感)

上記のような傷みは、遠目からでも目立つだけでなく、楽しいはずの1日の思い出を台無しにしかねません。甘く見積もらず、しっかりと目を凝らして確認しましょう。迷った時は遠慮せずに、レンタルショップのスタッフに意見を求めるのも一つの手です。プロの目から見れば、専門的なケアが必要な傷みかどうかの判断もつきやすいはずです。

小物合わせでアンティーク着物をもっと楽しむ

アンティーク着物に合わせるバッグや草履、髪飾りなどの小物選びも、楽しみの一つです。小物はコーディネート全体のバランスを左右する、非常に重要なポイントです。

まずは、バッグ選びについてです。レンタルショップで人気なのは、レトロ可愛い巾着バッグや、モダンなフォルムのがま口バッグです。ミステリアスな黒や渋めの色味を選べば、大人の女性らしい上品さが漂います。柄物のバッグなら、着物の柄行きと合わせて、着物と調和しているかどうかを確認しましょう。あまり主張しすぎない、シックな色使いがおすすめです。

足元の草履選びも重要なポイントです。着物の格式によって草履の種類が決まるため、どの格式のアンティーク着物を着るのかを確認しつつ、着物に合った草履を選びましょう。例えば、カジュアルなレトロモダンのアンティーク着物には、ヴィンテージの草履がよく映えます。また、鼻緒の柄や素材感を吟味して、アクセントをつけるのも粋な計らいです。

最後に、ヘアスタイルのポイントになる髪飾りについて紹介します。アンティーク着物に映えるレトロなかんざしがあれば、一気に和装美人度がアップします。レトロポップな着物なら丸いフォルムのかんざしを、モダンでシックな着物にはシンプルな一本かんざしを合わせるのがおすすめです。つまみ細工など、和風の髪飾りもアンティーク着物にはぴったりです。まとめ髪をほどよく崩すとモダンな雰囲気になり、アンティーク着物や髪飾りとうまく調和します。

小物合わせのポイントは、全体のバランスを考えることです。その際、着物に合わせて帯や草履、バッグの色や柄を合わせるのが基本です。

小物合わせ上手になるためのコツを3つまとめてみました。

  • まずは着物に合わせて、帯や小物の系統を整える
  • メインで使う色を2〜3色に絞って、統一感を出す
  • さりげないアクセントになる小物を1点投入する

レンタルショップによっては、着物と帯だけでなく、バッグや草履、髪飾りまでセットになったプランを用意しているところもあります。トータルコーディネートが初めての方でも、小物合わせが苦手という方でも、そのようなプランを利用すれば安心して選ぶことができます。

レトロでモダンな着物の魅力を最大限に引き出すためには、小物使いが重要です。ぜひ、お気に入りのアンティーク着物に合う、理想の小物探しを楽しんでみてください。

まとめ

アンティーク着物は、100年以上の時を経て、現代に伝わっているレトロでモダンな着物です。本記事では、アンティーク着物の魅力を存分に引き出すための、着物選びから帯や小物合わせまでのコツをご紹介しました。

これらのコツをうまく活用して、人生の節目となる特別な日を彩るのにふさわしい、運命の1着との出会いを心から願っています。また、レンタルなら手軽に本格的なアンティーク着物を楽しむことができます。特別な日のおめかしに、アンティーク着物レンタルをぜひ活用してみてください。

〈参考記事〉
https://kyoetsu-gion.com/arashiyama/about-antique-kimono/
https://kimono-rentalier.jp/column/kimono/tsukesage-2/
https://komon.net/culture/history/
https://www.japan-kogei.com/tokyosomekomon-about.html#
https://kimono-nagami.com/kimono_shurui_kaku/
https://kimono-rentalier.jp/column/kimono/yotsumi/
https://ichiru.net/column/graduationceremony/

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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