深緋色にオレンジの雲取、四季の花薬玉の三歳祝着【kod56】

【七五三】3歳の子に着せる被布ってどんなもの?着物とのコーデは?

はじめに

子供の成長はあっという間ですね。特に、3歳の節目に行われる七五三は、子供の健やかな成長を祝う大切な日本の伝統行事です。この日には、お子さまが初めて正式な和装を身にまとい、神社へお参りをします。特に女の子の場合、色鮮やかな着物と被布の組み合わせが、主役であるお子さまをいっそう輝かせてくれます。

ただ、着物や和装に詳しくない方にとって、七五三の準備は少し難しく感じるかもしれません。どのような着物を選べばいいのか、被布とは何か、どんな小物が必要なのか、レンタルと購入のどちらが良いのかなど、考えるべきことがたくさんあります。

この記事では、3歳の女の子の七五三に焦点を当て、着物と被布のセットの選び方から、当日までの準備、そしてお祝いの日を最高にするためのコーディネートのヒントまで、幅広く解説します。着物についての知識がなくても大丈夫。この記事を読めば、七五三の準備がいっそう楽しくなるはずです。

七五三で3歳の女の子に選ぶ被布セットの意味

七五三は、子どもの成長を祝う日本の伝統的な行事です。特に3歳の女の子にとって、この日は人生で初めて本格的な和装をするという点が重要です。着物専門店や着物レンタル店では、被布セットというセットプランが用意されており、3歳の女の子の七五三では、欠かせない選択肢となっています。ここでは、七五三と被布の歴史的な意味と、現代におけるその役割について解説します。

七五三とは?子供の大切な節目

七五三は、3歳と5歳の男の子、そして3歳と7歳の女の子の成長を祝う日本の伝統的な行事です。特に3歳の七五三は、平安時代から貴族社会で行われてきた「髪置の儀(かみおきのぎ)」に由来しており、男女児共に髪を伸ばし始める節目とされています。この日にふさわしい子どもの装いとして着物や被布のセットが用意され、多くの家族が利用しています。また、この日は家族が集まり、神社にお参りをしたり、記念写真を撮影をしたり、食事会を催すことで、家族の絆を深める機会ともなっています。

被布セットの役割とは?

被布は、着物の上に羽織る袖のないコートのようなもので、被布セットというのは、着物と被布を中心に、着付けるための小物やアクセサリーなど、必要なもの一式をセットで提供するものです。

被布というのは、もともとは江戸時代から防寒着として着用されたもので、茶人や俳人、また僧侶やご隠居さんなど男性が羽織るものでしたが、次第に女性や子どもも着用するようになっていき、今日見られるように子どもの七五三の晴れ着として定着しました。

神社参拝に着用した被布は、子供を守る魔除けとしてのパワーを持っているとも考えられてきました。現代ではよりファッショナブルに、着物の持つ華やかさをさらに引き立てるための役割が中心になっています。色や柄、素材にもこだわり、子供の個性や家族の願いを表現する手段としても用いられています。七五三を迎える家族にとっては、子供の成長を祝う大切な記念品となります。現代では、レンタルサービスも充実しており、手軽に伝統的な衣装を楽しむことができるようになっています。

3歳の七五三の着物の選び方

七五三という子どもの健やかな成長を祝う大切な日に、特に3歳の女の子が初めて本格的な着物を着る節目に、どんな着物を選ぶかは大事なことです。ここでは、3歳の女の子の七五三にふさわしい着物と被布セットの選び方について、基本的な知識から色や柄の選び方までを解説します。

着物と被布セットの基本知識

七五三で3歳の女の子が着る着物は、一般的に「被布セット」と呼ばれるものを選べば、必要な全てがそろっています。被布セットは、着物と被布(ひふ)という上着から成るセットで、被布は着物の上から羽織る形で着用します。

選ぶ際のポイントは、まず着物の素材です。正絹(しょうけん)仕立てのものが一般的で、その美しい光沢と質感は、晴れの日の装いにふさわしいものです。また、着付けの簡単さや、子供の動きやすさも考慮して選ぶことが大切です。最近では、着付けがシンプルで扱いやすいポリエステル素材の着物も人気があります。

色と柄で選ぶ、女の子の被布セット

色や柄の選び方は、七五三の着物選びにおいて非常に重要な要素です。一般的に、3歳の女の子の着物には、明るく華やかな色合いが選ばれることが多いです。赤やピンク、水色などが人気で、これらの色は子供のかわいらしさを引き立てます。また、柄に関しては、花や鞠、桜など、縁起の良いモチーフが用いられるのが一般的です。これらの柄は、子供の健やかな成長や幸福を願う意味が込められています。

柄の大きさや配置も選び方のポイントの一つです。例えば、大きな柄は一点豪華な印象を与える一方で、小さな柄は全体にバランスよく散りばめられ、繊細な美しさを演出します。また、着物の色や柄を選ぶ際には、被布とのコーディネートを考えることも大切です。被布と着物が同系色や同じ柄で統一されているセットもありますが、異なる色や柄を組み合わせて個性的なコーディネートを楽しむこともできます。

七五三の着物選びは、お子さまの成長を祝う大切な儀式の一環です。色や柄、素材選びにこだわり、お子さまにとっても家族にとっても忘れられない一日にするための準備を楽しんでください。

深緋色にオレンジの雲取、四季の花薬玉の三歳祝い着【kod56】
「ゆめや」が提供する、三歳の七五三用の祝い着です。赤い正絹地に、オレンジの雲取り紋様と、菊、牡丹、梅が手描きされた、お宮参り用のアンティーク掛け着物です。3歳の七五三までお召しいただけるサイズになっています。表は柔らかくて軽い錦紗縮緬(きんしゃちりめん)、裏は紅絹、裾回しは赤い縮緬、裾の比翼は綿入りで仕立てられています。

七五三の着物セットのコーディネート例

七五三には、3歳の女の子の場合、色とりどりの着物と被布を身にまとい、その日を彩ります。ここでは、赤、白、ピンク色の着物と被布の組み合わせから、モダンと古典が融合したスタイルまで、さまざまなコーディネート例を紹介します。これらのコーディネートは、お子さまの個性を引き立てるだけでなく、写真撮影でもよく映えるものです。

赤、白、ピンク色の着物と被布の組み合わせ

赤、白、ピンク色の着物は、七五三において非常に人気があります。これらの色は、お子さまの健やかな成長と幸せを願う象徴とされています。特に、赤色の着物は神聖さと生命力を、白色は神聖さと清浄を、ピンク色は優しさや思いやりをそれぞれ象徴しています。

  • 赤色の着物と被布セット:赤色は、お子さまの元気な姿を引き立てる色です。金や白の刺繍が施された被布と組み合わせることで、いっそう華やかな印象になります。桜や梅の花柄は、日本の伝統美を感じさせる組み合わせです。
  • 白色の着物:白はどんな色とも合わせやすく、清楚で上品な印象を与えます。ピンクや赤の被布と合わせることで、優しい色合いの中にも華やかさをプラスできます。白地に細やかな花柄が入った着物は、お子さまの可憐さを際立たせます。
  • ピンク色の着物:ピンク色の着物は、愛らしさと温かみを感じさせる選択です。淡いピンクから鮮やかなピンクまで、幅広い色合いがあります。白や薄い青の被布と合わせると、柔らかく穏やかな印象になります。

これらの色を基調とした着物と被布の組み合わせは、お子さまの七五三をより上質なものにします。また、和装小物を選ぶ際にも、着物や被布の色と調和するものを選ぶことが大切です。草履や巾着、髪飾りに至るまで、色とデザインにこだわることで、トータルで統一感のある装いを完成させることができます。

モダンと古典が融合したスタイルの提案

七五三の着物は、古典的な美しさを守りつつ、現代的な要素を取り入れたモダンなスタイルも人気があります。このようなコーディネートは、伝統と現代の良さを併せ持ち、新鮮な魅力のある着姿が完成できます。

  • モダンな柄の着物:伝統的な花柄や鞠、鶴といったモチーフに加え、幾何学模様や抽象的なデザインを取り入れた着物があります。これらは、古典的な美しさにモダンな雰囲気を加え、お子さまの着物スタイルに新しい風を吹き込みます。
  • 色使いに工夫を凝らした被布セット:従来の赤やピンク、白だけでなく、水色や黄色、オレンジといった明るく鮮やかな色を取り入れることで、元気で明るい印象を与えることができます。また、色の組み合わせによっては、より洗練されたスタイルを演出することも可能です。

モダンと古典が融合したスタイルを選ぶ際は、お子さまの個性や好みを考慮することが重要です。また、着物や被布だけでなく、帯や和装小物も現代的なデザインのものを選ぶことで、よりいっそう個性的なコーディネートを楽しむことができます。

七五三のための和装小物の選び方

和装小物は、着物や被布を引き立て、トータルのコーディネートを完成させる重要な要素です。ここでは、七五三における和装小物の基本的な選び方と、コーディネートをいっそう引き立てるポイントを解説します。

草履や巾着など、必要な和装小物一覧

七五三で3歳の女の子が使用する和装小物には、以下のようなものがあります。

  • 草履(ぞうり):足元を美しく見せるために欠かせないアイテムです。サイズ選びが重要で、快適に履けるように足のサイズに合ったものを選びましょう。
  • 巾着(きんちゃく):小物入れですが、実用的な意味よりも飾り物としての役割が大きいアイテムです。着物や被布と同じ柄や、コーディネートに合わせた色を選ぶと良いでしょう。
  • 髪飾り:髪型を華やかに彩る重要なアクセント。花やリボンなど、さまざまな種類があります。
  • 半衿(はんえり):襦袢の衿元に付ける装飾品で、清潔感や華やかさをプラスします。色や柄で季節感を出すこともできます。子ども用の場合、襦袢の衿に縫い付ける場合が多いです。

これらの小物を選ぶ際は、着物や被布の色や柄との調和を考えることが大切です。また、お子さまが快適に過ごせるよう、素材やサイズにも注意しましょう。

和装小物で格上げするコーディネート術

和装小物を上手に選び、統一感のあるコーディネートをすることで、七五三の装いをいっそう質の高いものにすることができます。ここでは、和装小物を使ったコーディネートのポイントをいくつか紹介します。

  • 色の組み合わせを楽しむ:着物や被布の色に合わせて、小物で色のアクセントを加えることで、全体の印象が華やかになります。例えば、白や淡い色の着物には、赤やピンクの髪飾りや巾着を合わせると、かわいらしさが引き立ちます。
  • 柄のミックスマッチ:同じ柄でそろえるのもすてきですが、異なる柄を組み合わせることで、個性的なコーディネートを楽しむこともできます。ただし、色味は全体と調和するように心がけましょう。
  • 季節感を取り入れる:季節に合わせた小物選びもポイントです。七五三は秋の行事なので紅葉や菊の柄の巾着を選ぶなど、季節感を感じさせるアイテムを取り入れると良いでしょう。

和装小物一つ一つにこだわり、お子さまの七五三をより美しく、忘れられないものにしましょう。小物選びは、お子さまと一緒に楽しむ貴重な時間となり、七五三の準備を通じて親子の絆を深める機会にもなります。

ピンクと赤のぼかしに波の3才用被布【hh3003】
「ゆめや」が七五三用にご用意した、波が菱形に織り出された正絹地が、ピンクと赤にぼかしで染め分けられた、3才用の被布です。光の加減で、波がゆらゆらと揺らめいています。胸には、紅白と薄黄色の紐で作った花の細工が取り付けられています。表地と、裏地の白い正絹の間には、うっすらと真綿が入っていますので、暖かくお過ごしいただけます。3才の七五三でお召しになってください。

七五三の写真撮影のための準備とポイント

七五三という特別な日には、美しい着物を着て記念写真を残すことが、多くの家族にとって重要なイベントの一つになっています。記念写真は、後から家族の大切な思い出を振り返るアイテムとして大切なものです。ここでは、撮影に最適な着物の選び方と、記念撮影で役立つポーズや表情について解説します。これらのポイントを押さえることで、より美しく、より思い出深い写真を残すことができるでしょう。

撮影に最適な着物の選び方

七五三に着用する着物は、その日の主役であるお子さまを美しく見せるために大切なアイテムです。着物選びで最も大切なのは、お子さまの個性や好み、そして撮影のテーマに合わせた色や柄を選ぶことです。例えば、明るく元気な印象を与えたい場合は、赤やピンクなどの鮮やかな色の着物がおすすめです。また、柔らかく優しい雰囲気を出したい場合は、水色やオレンジなどの淡い色合いの着物を選ぶと良いでしょう。

着物の素材にも注目しましょう。正絹の着物は高級感のある光沢があり、写真映えするので特におすすめです。また、着物だけでなく、被布や草履、巾着などの和装小物もコーディネートに含めることで、よりいっそう華やかな装いを完成させることができます。

記念撮影に役立つポーズと表情

記念写真では、お子さまの自然な笑顔やこどもらしい表情が引き出すことが、魅力ある写真にするコツになります。撮影前に、お子さまがリラックスできるように話をしたり、一緒に遊んだりして、緊張をほぐしてあげましょう。また、お子さまが好きなおもちゃや絵本を持参すると、自然な笑顔を引き出すことができます。

ポーズについては、強制的に決めすぎず、お子さまの自然な動きや好奇心を生かした撮影を心がけると良いでしょう。例えば、お子さまが花や草を見つめる姿や、走り回る姿など、日常の一コマを切り取るようなショットは、後から見返したときに心に刺さる思い出となります。

プロのカメラマンに撮影を依頼する場合は、事前にどのような写真を撮りたいか、どんな雰囲気を出したいかを伝えておくと、希望に沿った写真を撮ってもらいやすくなります。また、家族みんなで写る集合写真も、七五三の記念には欠かせません。家族全員が和装で統一すると、よりいっそう華やかな写真になります。

七五三用着物のレンタルと購入のメリット・デメリット

七五三のために、着物や被布をどのように準備するかは、多くの親御さんにとって大きな課題です。七五三の晴れ着をレンタルするか購入するかは、それぞれの選択が持つメリットとデメリットを理解することで決めやすくなるでしょう。

着物を購入する場合の考慮点

七五三の晴れ着の購入には、一生の記念となるものを残せるという魅力があります。また、正絹の着物やオーダーメイドの被布セットであれば、その美しさと質の高さで、所有する喜びもいっそう大きなものになるでしょう。ただ、着物の購入にはいくつかの考慮すべき点があります。

  • 価格:正絹の着物や被布は、その品質の高さゆえに価格も高額になりがちです。また、着物を美しく着付けるためには多くの小物が必要であり、全体のコストはさらに上昇します。
  • 使用頻度:七五三のために着物を購入する場合は、その後も使用する機会があるかどうかを考える必要があります。お子さまが成長してサイズが合わなくなるリスクもあります。
  • 保管と手入れ:着物は適切な保管と定期的な手入れが必要です。特に正絹の着物は、湿度や温度の管理が大切なことを知っておくべきです。

着物をレンタルする注意点とおすすめ理由

着物のレンタルは、一度きりしか使用しない場合費用を安く抑えたい場合に、最も有益な方法です。レンタルのメリットは多岐にわたりますが、一方では注意すべき点もあります。

メリット

  • コスト:着物のレンタルは購入に比べて、非常に低コストです。高品質な着物を手頃な価格で利用できます。
  • 手軽さ:着付けや小物一式がセットになっていることが多く、準備が簡単です。また、使用後のクリーニングなどの手間が不要です。
  • 多様な選択肢:レンタルショップでは、さまざまな種類の着物から気に入った一着を選ぶことができます。流行のデザインや色も楽しめます。

注意点

  • 予約:七五三のシーズンにはレンタル需要が高まります。希望する着物を確保するためには早めの予約が必要です。
  • サイズとデザイン:人気のデザインや需要の多いサイズは、早くに予約がうずまることがあります。その結果、選択肢がせばめられてしまう可能性があります。

七五三の着物を購入するかレンタルするかは、ご家族の価値観や予算、お子さまの成長を考慮して決めることが大切です。どちらを選択するにしろ、お子さまの七五三を素晴らしいものにできるように工夫することが大切です。

まとめ

七五三で着る3歳の女の子の祝い着の選び方は、多くの親御さんにとって大きな課題です。この記事では、七五三での着物選びの基本から色や柄の選び方、さらにはレンタルと購入のメリット・デメリットの比較に至るまで、幅広い情報を提供しました。七五三は、お子さまの成長を祝う大切な日です。着物や被布セットを選ぶ過程も、その一部として楽しむことができれば、より思い出深いものになるでしょう。この記事が、七五三の準備に少しでもお役に立つことができれば幸いです。

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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