ストロー色に藤の花尽くしの訪問着【hou139】

名古屋帯の結び方マスターガイド:基本からバリエーションまで完全解説!

はじめに

日常の中で、特別な日や出会いを彩る「着物」。その着物を華やかに仕上げる存在、それが「名古屋帯」です。名古屋帯は、その結び方や特徴で、着物のコーディネートを一段と引き立てます。今回は、名古屋帯の基本的な結び方から、その魅力や特徴、着物や小紋との組み合わせについて詳しくご紹介します。

名古屋帯の魅力と特徴

名古屋帯は、帯の中でも特に扱いやすいと言われ、そのシンプルな美しさが多くの女性たちから愛されています。この帯は、一般的な帯に比べて幅が狭く、2023年の春夏トレンドとしても注目されています。

胴部分が折りたたまれているのが特徴で、背中での結び方が簡単になっています。そのため、初心者の方でも扱いやすく、着付けが初めての方でも、その魅力を十分に感じられるでしょう。

また、名古屋帯はその結び方によっていろいろな表情を見せてくれます。お太鼓結びはもちろん、さまざまな種類の結び方を楽しめるのが魅力の一つ。お太鼓結びやその他の結び方をマスターすることで、日常の着物生活がさらに豊かになります。

着物との相性

着物と名古屋帯の相性は、言わずと知れた絶妙なもの。小紋や浴衣との組み合わせは、特に人気が高いです。名古屋帯の柄や色が着物の特徴をより引き立ててくれるからです。

2022年の秋冬には、深い色合いの着物と淡い色の名古屋帯の組み合わせが注目されました。このようなコーディネートは、柄のポイントをしっかりと引き出してくれるので、初心者の方にもおすすめです。

ゆめやの小振袖の中から、真紅に手描き椿の小振袖と名古屋帯を組み合わせてみましょう。
真紅の地色に、大きな白や緑色の椿が手描きされた、小紋柄のアンティーク小振袖に、着物よりも明るい赤色の名古屋帯を結びました。帯にも椿が描き出されています。着物の緑色の椿と同じ色の丸ぐけ帯締めを花の形に結びましたので、さらに春らしいコーディネートになりました。

着物と帯だけでなく、帯揚げや帯締めとのバランスも重要です。名古屋帯の色や柄に合わせて、帯揚げや帯締めを選ぶことで、全体のコーディネートが一段と高まります。

小紋や着物との組み合わせ

小紋とは、着物の中でもカジュアルなものとして知られています。その小紋と名古屋帯との組み合わせは、日常のちょっとしたお出かけや友人とのランチなどにぴったり。

小紋のシンプルな柄と名古屋帯の華やかさが絶妙にマッチして、どちらの魅力もしっかりと活かされます。名古屋帯の結び方や着付けのポイントを押さえることで、自分だけのオリジナルコーディネートを楽しむことができるのです。

また、通常の着物との組み合わせも、名古屋帯ならではの魅力を感じられます。帯をうまく組み合わせることで、さらに着物の魅力を引き出すことができます。

ゆめやのアンティーク着物「ストロー色に藤の花尽くしの訪問着」と名古屋帯を組み合わせてみます。
淡いオレンジの地色にシェルピンクで藤の花が描き出された訪問着です。春らしい淡い色合いの着物ですが、シルバー色の名古屋帯を組み合わせて、きちんとしたお席にも出られるコーディネートになりました。

ここまで、名古屋帯の基本的な情報や、着物との相性についてご紹介しました。ここから、名古屋帯の魅力や着付けのポイントなどを、詳しく解説していきますので、ぜひ最後までお読みくださいね。

名古屋帯の基本知識

名古屋帯の起源と歴史

名古屋帯という名前を聞くと、どのようなイメージが思い浮かぶでしょうか? 名古屋帯は、その名のとおり、愛知県名古屋市が起源の地とされる帯の一つです。着物愛好者でこの名古屋帯の存在を知らない方はほとんどいないでしょう。では、この名古屋帯の起源や歴史について少しお話しします。

名古屋帯が誕生したのは、20世紀初頭のこと。着物が、前近代和服から現代和服へ変革を遂げた時代です。

前近代和服の時代である江戸時代~明治時代(1912年)頃までは、庶民の着物はゆるりと着るものでした。寒い季節には着物を二重に仕立て、裾にたっぷりと綿を入れて裾を曳きずり、暑い季節には単衣の薄い生地を、ふくらはぎまで見えるほど短く着付け、授乳や汗拭きのために衿をサッとはだけて、またグッと元に戻す。そのために帯はやわらかくて細いものが好まれました。そのような中で、位の高い女性は丸帯を結び、着物を幾重にも重ねて、苦しい思いをしながら堅苦しく着物を着ていました。

江戸時代後期から大正時代前期にかけて、西洋の文化がどんどんと日本に入り、和服の現代化が進みました。

庶民はゆるりとした着物から、しっかりと見える着物に。高貴な方々は重く動きにくい着方から、軽く動きやすい着方に。双方の願いを同時に叶えることができたのが、現代に続く和服の形と着方です。

双方の願いを叶える帯として誕生したのが袋帯ですが、同じ頃に、名古屋の女性が丸帯1本から、2本の帯を作り出しました。この帯が名古屋帯と呼ばれるようになります。1924年(大正13年)、大正デモクラシー真っただ中の頃です。

活動的になった名古屋市の女性たちの間では、袋帯のように豪華で長いものではなく、着付けが簡単で、日常の動きを妨げない帯が望まれていましたので、名古屋帯は瞬く間に女性たちの間に広がり、多くの女性たちの間で主流の帯となりました。その後も名古屋帯の形やデザインは進化を遂げ、現在に至っています。

名古屋帯の特徴的な部分は、半分に折られ、一部が裏張りされていること。名古屋帯は他の帯と比べて軽くて結びやすく、初心者の方や、着付けに自信がない方でも、手軽に着物を楽しむことができます。さらに、名古屋帯はそのデザインや柄も豊富で、多くのコーディネートに合わせることができます。一枚の着物に対して、さまざまな名古屋帯を持っていると、毎回違う印象のコーディネートを楽しむことができるのです。

名古屋帯の種類一覧

使い勝手の良さから、多くの女性たちに支持されている名古屋帯には、さまざまな種類やデザインが存在します。ここからは、名古屋帯の主な種類をいくつか紹介いたします。

  • 無地の名古屋帯
    シンプルな無地の名古屋帯です。色や柄が無いため、どんな着物にも合わせやすいのが特徴。初心者の方は、この無地の名古屋帯を一つ持っていると、さまざまなコーディネートが楽しめます。
  • 柄入りの名古屋帯
    花柄や抽象柄など、さまざまなデザインの柄入りの名古屋帯。季節や気分に合わせて選べるのが魅力。華やかな場でも着用でき、特定の季節を感じさせるデザインが多いです。
  • 金銀糸を使用した名古屋帯
    華やかな場面や、特別な日にピッタリの名古屋帯。金や銀の糸で織り上げられた名古屋帯は、光沢感があり、とても豪華な印象を持っています。
  • 刺繍入りの名古屋帯
    刺繍が施された名古屋帯は、独特の手作りの温もりや、細やかなデザインが魅力。季節の花や動物などの刺繍が施されているものは、着物とのコーディネートが楽しみになります。

名古屋帯の種類は、その日の気分やコーディネートに合わせて選ぶと良いでしょう。名古屋帯一つで、着物の印象や雰囲気がガラリと変わるので、いろいろな種類の名古屋帯を持っていると、その日の気分やシチュエーションに合わせて、楽しみながら選ぶことができます。

ここまで、名古屋帯の基本知識をお伝えしました。名古屋帯を選ぶ際や、新しく購入する際の参考にしていただけると幸いです。

結び方をマスターするためのポイント

着物の魅力は、その美しい柄や素材だけでなく、どのように結び上げるかという“結び”にもあります。とくに、名古屋帯の結び方は着物の印象を大きく左右します。ここでは、名古屋帯の基本的な結び方や、帯の巻き方、帯枕の使い方など、着付けのポイントを紹介いたします。

結び方の基本: お太鼓結び

名古屋帯と言えば、やはり「お太鼓結び」。帯の中央部分が太鼓のような形になることから、この名がつきました。このお太鼓結びは、着物の中でもとてもスタンダードな結び方となっています。

まず、お太鼓結びの基本の形成を説明しますね。帯を胴に巻いた後、帯の長い部分を背中の上から下へ持ってきて、帯の先を置きます。その後、仮紐でしっかりと締めます。そして、帯の残った部分を背中の部分に持ってきて、帯枕を包んだ帯揚げでお太鼓の上の形を作ります。お太鼓の上が決まったら仮紐をはずし、次は帯を美しく折りたたんで、お太鼓の下を決めるために仮紐を結びます。お太鼓ができあがったら、帯締めを通して帯を固定し、仮紐をはずします。

お太鼓の形をキープするためには、帯揚げや帯締めを使って帯をしっかりと固定することが大切です。

帯の巻き方と帯枕の使い方

帯の巻き方もまた、着物の着こなしのポイントとなります。まずは帯の一部を腰に当てて、左右の長さを確認します。ここでは、右側の帯の長さが長くなるように調整し、左側の帯は腰の位置に合わせて折ります。

次に、名古屋帯の中央部分を胴の部分に当て、帯をしっかりと巻きます。このとき、帯の内側には帯枕を包んだ帯揚げを挟みます。帯枕は、お太鼓結びの形を綺麗にキープするためのアイテムで、お太鼓の上部分に入れて使用します。帯枕は、形や大きさ、素材によっていくつかの種類がありますので、自分の体型や好みに合わせて選ぶことが大切です。

帯枕を使用する際には、まず帯の中心部分に帯枕を持ってきて、帯と帯枕を一緒に折ります。そして、帯締めを使って帯をしっかり固定することで、お太鼓の形が綺麗にキープされるのです。

こうした着付けのポイントを押さえることで、初心者の方でも簡単に美しい名古屋帯の結び方を楽しむことができます。何度か練習を重ねることで、手際よく、また、自分の好みに合わせた結び方を楽しむことができるでしょう。帯の結び方や帯枕の使用方法など、少し手間はかかりますが、美しい着物の姿を楽しむことができます。

ここまでの内容を参考にして、自分だけの着物スタイルを楽しんでくださいね。

初心者向け結び方レッスン

名古屋帯の結び方一つで、その日の気分やコーディネートに合わせて、着物の表情が変わるから不思議です。初心者の方も、少しのコツと練習で、美しい結び方が身に付きますよ。ここからは、初心者の方にオススメの結び方を2つご紹介します。

「ひと」結びと「ふた」結びの基本

最初に学びたいのが「ひと」結びと「ふた」結び。この2つの結び方は、名古屋帯をはじめ、多くの帯に対応しています。特に「ひと」結びは、名前のとおり一手間で完成するシンプルな結び方。初心者の方でも、すぐにマスターできるはずです。

まず、「ひと」結びの手順を説明しますね。帯を背中の中心に持ってきて、左手で帯を持ちながら、右手で帯の先を上に押さえます。その後、左手で持った帯を右手にかけ、左手で帯の先を下に通します。このとき、手先でしっかりと帯を締めることがポイントです。この締め方一つで、結び目の形が決まりますから。

次に「ふた」結び。これは、ちょっとしたアレンジを加えた結び方です。まず、左手で帯を持ち、右手で帯の先を前に出します。そのまま、右手で帯を持った状態で、左手で帯の中心を押さえ、右手で帯の先を左側に通します。ここが「ひと」結びとは異なる部分。次に、右手で持った帯の先を左手でしっかりと締めます。これで「ふた」結びの完成です。

これらの結び方は、帯の長さや柄の位置によって、少し変わることも。ですが、基本的な手順を覚えれば、あとは自分の体型や好みに合わせて調整するだけ。また、帯揚げや帯締めを使用して、結び目をきれいに見せるコツもあります。特に帯揚げは、結び目の下に入れることで、結び目の形を美しく保ちますよ。

自分でつくる折り紙のような結び方

着物を着る楽しみの一つとして、帯の結び方にもアートの要素があると思いませんか? 折り紙のように美しく、そして個性的な結び方をご紹介します。

まず、この結び方の最大の魅力は、帯の柄や色を活かして、まるで折り紙のように好きな形を作ることができること。帯の中央部分を胴の部分に当て、両手で帯を持ちます。次に、帯の先を上に押さえて、山のような形に折ります。この時、帯の柄がきれいに見えるように注意しましょう。その後、もう一方の帯の先を下に通し、再び山のような形に折ります。このときも、帯の柄がきれいに見えるように調整します。

この結び方は、帯の長さや柄の位置をしっかり確認しながら、何度も練習することが大切。最初は少し難しいかもしれませんが、何度も練習を重ねるうちに、自分だけのオリジナルの結び方を楽しむことができるようになります。

結び方は、自分の好みや着物の柄、そしてその日の気分によって変えることができます。初心者の方も、基本的な結び方を覚えたら、少しずつアレンジを加えて、自分だけのオリジナルの結び方を楽しんでみてくださいね。

結び方のバリエーションとアドバンステクニック

着物において、帯の結び方はまさにアート。それぞれの結び方には独自の魅力と特徴があります。ときには、シンプルな日常の結び方も良いですし、特別な日や気分を上げたいときには、少し凝った方法で選ぶのも素敵ですね。さて、ここでは少し先進的な結び方や、その選び方、そして習得のための情報を紹介します。

先や京正のような憧れの結び方

「先」や「京正」の結び方、これらは着物愛好者の間では知名度が高いものです。特に、京正の結び方は、独特の柄の出し方や形が特徴的で、結びのマスターが必要とされます。

まず「先」の結び方。この結び方は、帯の先端部分をしっかりと押さえ、美しい形に仕上げることがポイント。一見、シンプルに見える結び方ですが、実はその中にも細かな技が隠れています。帯の長さや柄の位置をしっかりと確認しながら、上品な形に整えることが大切です。

一方、「京正」の結び方は、帯の中央部分を中心に、左右のバランスを取りながら結びます。このとき、帯の柄が綺麗に出るよう、心がけることが重要。結び目の部分をきれいに整え、帯の形を美しく見せることがこの結び方の魅力です。

種類や形の選び方

着物を着るときに、どの結び方を選ぶかは、その日の気分やコーディネート、または行事によっても異なるかと思います。帯の種類や形、そしてその日の着物や帯揚げ、帯締めとの組み合わせによって、結び方も変わってくるでしょう。

袋帯や名古屋帯など帯の種類によっても、結び方のオススメが変わります。袋帯は、太鼓結びや先結びなど、華やかな結び方が似合います。一方、名古屋帯は、シンプルで上品な結び方がよく似合うものです。

また、着物の柄や色、季節によっても結び方を変えると、また違った魅力が出てきます。夏の浴衣には、涼しげな結び方や、軽やかな結び方がオススメ。秋や冬の着物には、しっかりとした結び方や、少し凝った結び方が合うかと思います。

マスターするためのレッスンやスクール情報

結び方をマスターしたい、もっと上手になりたい、そんな方には、専門のレッスンやスクールがオススメです。最近では、全国各地で着物や着付けの教室が開かれており、結び方を専門に教えているところも増えてきました。

特に、先や京正のような少し難易度の高い結び方は、専門の先生から直接教わると、より深い理解や技術が身に付きます。また、実際に手を動かしながら練習することで、自分の体に合わせた結び方やコツも学ぶことができます。

着物を美しく着るためには、帯の結び方もとても重要。さまざまな結び方を楽しみながら、自分らしいスタイルを見つけていきましょう。

よくある質問とその答え

結び方に関するコメントや疑問の一覧

Q1: 結び方の基本は何ですか?

A1: 着物や帯の結び方は、ときには複雑に思えることもありますが、基本を押さえることで簡単にできるようになります。まず、帯をしっかりと体に固定し、後ろで結んだ後、結び目の位置や長さを確認します。そして、その結び目を中心にお太鼓や他の形に仕上げるのが一般的です。

Q2: 初心者でも簡単にできる結び方は?

A2: 基本のお太鼓結びは、手順を覚えれば誰でもできるようになります。また、参考の動画や本を見ながら、手を動かして練習することで、少しずつ慣れてきます。

Q3: 帯の長さや太さによって結び方は変わりますか?

A3: はい、帯の長さや太さ、種類(例: 名古屋帯、袋帯など)によって、結び方やその際に使用するアイテム(帯揚げ、帯締めなど)が変わってきます。ですが、基本的な手順は同じですので、一度基本を身に付ければ、さまざまな帯に対応することができるでしょう。

つける時の方や形について

Q1: 結び目が斜めになってしまうのですが、どうしたらいいですか?

A1: 結び目が斜めになるのは、帯を結ぶ際のポジションや体のバランスが取れていないことが原因となることが多いです。結び始めるときに、帯の中心が体の中心に合うように気を付け、結び目を結ぶ際も体の真ん中を目安にすると、きれいに結ぶことができます。

Q2: お太鼓の部分が大きくなりすぎてしまうのはどうしてですか?

A2: お太鼓の部分が大きくなる原因として、帯を結ぶ際の手の位置や帯の長さの調整がうまくいっていないことが考えられます。また、帯枕の位置や大きさも影響します。帯を結ぶ前に、必要な長さや位置をしっかり確認し、練習を重ねることで解消されることが多いです。

Q3: 着物を着る際、帯の色や柄の選び方のポイントは?

A3: 着物と帯のコーディネートは、その日の気分やシーンによって自由に楽しむことができ、季節感を意識したり、着物の柄や色とのバランスを取ることで、より一層美しさを引き立てることができます。春の着物には爽やかな色の帯を合わせたり、冬の着物には深みのある色の帯を合わせたりするなど、季節の移り変わりを楽しむのもおすすめです。

お太鼓や玄などの特定の結び方に関する質問

Q1: お太鼓結びの基本的な手順は?

A1: お太鼓結びは、着物の帯結びの中でも特に人気のある結び方です。基本的な手順は、まず帯を体の後ろで結び、その後、結び目を中心にお太鼓の形に仕上げることです。帯揚げや帯締めを使用して、しっかりと固定します。

Q2: 玄とは何ですか?その特徴は?

A2: 玄は、袋帯を使って結ぶ特定の結び方の一つです。この結び方の特徴は、独特の形と、帯の先が下に垂れるスタイルです。玄の結び方は少し技術が必要ですが、一度覚えるととても華やかで、格式のある場面などにぴったりの結び方となります。

Q3: お太鼓結び以外で、初心者にもおすすめの結び方は?

A3: お太鼓結びの他にも、初心者の方におすすめの結び方はいくつかあります。例えば、「たれ短冊結び」は、シンプルで簡単にできる結び方の一つです。帯の一部を垂らして、短冊のような形に仕上げるスタイルです。基本的な手順を覚えておくと、さまざまな場面で活用できるでしょう。

まとめ

名古屋帯の結び方の重要ポイントの再確認

名古屋帯の結び方は、一度身に付ければ、着物をより楽しむことができる魅力的な要素となります。ここで、今まで学んできたことを簡単に再確認しましょう。

  1. 帯の準備: まず、帯の長さや幅、素材を確認しておきましょう。名古屋帯は、種類や柄によって少しずつ異なることもありますので、注意が必要です。
  2. 結び始め: 着物の背中側で帯をしっかりと締め、体の中心を意識しながら結び始めます。
  3. お太鼓の形成: その後、帯を折り、お太鼓の形に整えます。帯揚げや帯締めを使用して、帯の位置を固定するのも忘れずに。
  4. 結びの仕上げ: 結び目を中心に、左右のバランスを整えながら、帯の結びを完成させます。

結び方の楽しみ方やシェアする方法

名古屋帯の結び方は、基本を押さえれば、あとは自分の好みやイメージに合わせてアレンジを楽しむことができます。新しい結び方を身に付けると、それを友人や知人とシェアする楽しみも増えますね。

浴衣のコーディネートに新しい結び方を取り入れて、友人たちと花火大会に出かけたり、夏祭りを楽しんだりするのはいかがでしょう。着付けのポイントや結び方のコツを、友人たちと共有することで、もっと着物を楽しむことができます。

おわりに: お願いやコメントの募集、よろしければシェアのお願い

着物や名古屋帯の結び方について、少しでも皆さまのお役に立てたら嬉しいです。新しい結び方やコーディネートのアイディアがあれば、ぜひコメントや問い合わせを通してシェアしてください。

また、この記事がお気に召しましたら、ご友人や知人と共有して、着物の魅力を広める手助けをしていただけると幸いです。着物を楽しむことは、その美しさや歴史を感じながら、自分らしさを表現する素晴らしい方法。これからも、さらに多くの方にその魅力を伝えていけるよう、日々勉強し続けて参ります。

皆さまには、着物を通して、日々の生活に少しでも彩りや喜びを感じていただけたら幸いです。

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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