グリーンの色無地に手刺繍の三つ紋の色振袖【fui126】

【2024年最新版】成人式の振袖レンタル相場 | 購入との違いは?

はじめに

成人式は大人になったことを祝う、一生に一度の大切なイベントです。自分自身を新成人として見つめ直す大切な機会にもなります。振袖は成人式の主役とも言えるアイテムです。自分らしいデザインや色、柄を選ぶことで、一生の思い出に残る一日をより特別に演出することができます。

ですが、何を基準に振袖を選べばいいのか、どれくらいの予算を考えるべきなのか、振袖のレンタルと購入の違いは何か、といった疑問が浮かぶことも多いのではないでしょうか。

この記事では、成人式の振袖選びに関する情報をまとめてご紹介しています。レンタルと購入の違い、相場や価格、人気のデザインやコーディネートの方法など、初めて振袖を選ぶ方にも分かりやすいように解説しています。

振袖を着ることは、日本の伝統的な文化を楽しむ絶好の機会です。成人式の振袖について悩んでいる方は、この記事を参考に成人式の準備をして、最高の一日を迎えてくださいね。

成人式振袖のレンタルと購入の違い

着物は日本文化の象徴とも言えるもので、特に振袖は成人式という大切な日にふさわしい華やかさを持つ衣装です。振袖を選ぶ際には、多くの方が「レンタルするか購入するか」という選択に迫られます。

それぞれの選択にはどんな違いがあるのか、振袖のレンタルと購入の違いに焦点を当て、そのメリットを紹介します。

レンタルのメリット

最初に振袖をレンタルするメリットについて触れます。

コスト面での負担軽減

振袖をレンタルする最大のメリットは、やはり価格です。購入する場合の相場は20万円以上、高級なものになると振袖だけで30万円以上となることも珍しくありません。ですが、レンタルの場合は、10万円〜30万円程度で着付けに必要なものを一式借りられます。

クリーニングの手間が不要

自前の振袖は、成人式が終わった後に振袖をクリーニングに出す必要があります。振袖をクリーニングに持っていく手間や費用を考えると、レンタルは返却するだけで済むので、手間がかからないのは大きな魅力です。

最新のデザインを楽しめる

レンタル店舗は毎年最新のトレンドを取り入れた振袖を取り揃えています。そのため、最新の柄やデザインを気軽に楽しめます。

小物一式がセットで借りられる

振袖には帯やバッグ、草履などの小物が必要です。レンタルの場合は、振袖を着る際に必要な小物がセットで借りられることが多く、別途準備する費用と手間が省けます。

保管の必要がない

振袖の保管は場所を取ります。レンタルの場合は、成人式が終わったら返却するだけなので、保管場所を考える必要がありません。

アンティークきものレンタル ゆめや は、大正時代から昭和初期にかけての着物をメインに取り扱うレンタルショップです。上質の正絹に、職人が手作業で絵付けや装飾を施した逸品ばかりを集めています。デザインや絵柄の流行は数十年周期で巡ってくるもので、無地の振袖やモダンな振袖も揃っていますよ。まずは、賑やかな振袖をご覧いただきましょう。

紅桔梗色に波と菊の振袖」は、昭和初期の五つ紋付きアンティーク色振袖です。菊と波の大胆な構図に加え、袖口・袂・裾には、黒・紫・緑などが存在感を主張していて、個性豊かな色振袖に仕上がっています。

購入のメリット

次に、振袖を購入する場合のメリットについて紹介します。

一生の思い出として保管できる

購入した振袖は一生の思い出として大切に保管できます。また、家族や友人の結婚式など、他のイベントで再度着用することもできるでしょう。

自分の好みに合わせて選べる

購入する場合は、豊富な品揃えの中から、自分の好みや体型にピッタリ合ったものをじっくりと選び出せます。

サイズやデザインのカスタマイズが可能

一般的なレンタル店ではサイズやデザインの選択肢が限られています。ですが、購入する場合は、自分のサイズに合わせて仕立てたり、好みのデザインにカスタマイズしたりできます。

大切な人へのプレゼントとして

世代を超えて、振袖をお子さまやお孫さまに受け継がせるという考え方もあります。自分が着た振袖を次の世代に引き継ぐというのは、とても感慨深いものですね。

クリーニングやメンテナンスを自分のタイミングで行なえる

購入した振袖は、クリーニングやメンテナンスのタイミングを自分で決められます。レンタルの場合は、レンタル店がクリーニングを行うため、振袖のメンテナンス状態が分かりません。

振袖レンタルの相場と価格面の考察

振袖の購入とレンタルの、それぞれのメリットについて見てきました。ここからは、振袖のレンタルに焦点を当て、相場や価格帯に関する考察を深めていきたいと思います。

振袖レンタルの相場

一般的に、振袖のレンタルの相場は10万円から30万円程度と言われています。レンタル料金には、小物一式や着付け、クリーニング費用が含まれている場合が多いです。

店舗やブランド、提供しているサービスの内容によって、この価格は若干の変動があります。例えば、高級ブランドの振袖や、特別な刺繍や生地を使用したものは、それだけ価格が高くなる傾向にあります。

最近では、リーズナブルに振袖をレンタルできるプランも増えてきています。インターネットを利用したレンタルサービスや、成人式専門のレンタルショップでは、2万円〜5万円で基本の振袖セットがレンタルができます。このようなサービスは、予算を抑えつつ、成人式を華やかに迎えたいと考える方におすすめです。

予算別のオススメプラン

振袖選びの際は、自分の好みや成人式の会場の雰囲気、そして予算をしっかりと確認してから決めることが大切です。ここからは、予算別でのオススメのレンタルプランについて紹介していきます。

予算2万円〜5万円

予算2万円〜5万円代では、大量生産の基本的なレンタルセットが提供されています。振袖本体に小物一式、そして着付けがセットになっているプランが主流です。ただし、申し込み時期が遅くなると、デザインや柄の選択肢が限られてしまうため、早めの予約を心がけるのがおすすめです。

予算10万円〜20万円

予算10万円〜20万円代では、もう少し豊富なデザインや柄から振袖を選べます。また、プランによってはヘアメイクや前撮りの写真撮影がセットになっている場合もあるようです。店舗によっては、成人式の前に試着ができるので、自分の好みや体型に合った振袖をじっくり選べます。

予算20万円以上

予算20万円以上の価格帯は、高級な振袖や特別なデザインを楽しめます。高級ブランドの振袖や、一流のデザイナーが手掛ける振袖を選べます。また、ヘアメイクや写真撮影、着付けなどのサービスが充実しているため、成人式当日を特別に演出できるでしょう。

ゆめやの振袖は、小物一式を含んだ価格で、7万円程度から26万円程度まで幅があります。100枚以上の振袖を掲載していますので、お好みとご予算に合わせて、じっくりとお選びください。

人気の振袖デザインとコーディネート

成人式やイベントで振袖を着る際は、どのようなデザインが流行っているのか気になりますよね。そこで、定番の古典柄や近年トレンドになっている人気のデザインを紹介します。

人気デザインの一覧

今回は、定番からトレンドまで、最近人気の振袖デザインを紹介いたします。

古典柄

古典的な柄は振袖の定番です。菊や桜、鶴といった日本の伝統的なモチーフを取り入れたものは、振袖の魅力を最大限に引き出してくれます。これらの柄は、時代を問わずに愛され、流行に左右されないのが特徴です。

古典柄は華やかでありながらも、しっとりとした雰囲気を感じさせてくれます。「ブルーやピンクに染め分けられた本紋に百花繚乱の色振袖」は、かなりカラフルな色使いですが、しっかりとまとまっていますね。菊・梅・鉄線(鉄仙)・桜・牡丹・南天・ダリアが盛られた花車の絵柄です。

トレンド

振袖は、古典柄だけでなくトレンドを取り入れたデザインも大変人気があります。例えば、ピンクや白を基調とした柔らかい色合いの振袖や、クールな印象のブルーやブラックベースのものも成人式の振袖として選ぶ人が多いです。

また、最近のトレンドとして、モダンなデザインも見逃せません。近年トレンドのモダンなデザインは、伝統的な柄と現代的なデザインが融合したもので、ピンクや赤の振袖に金や銀のラメや刺繍があしらわれたものが注目されています。

クールなモノトーンストライプの振袖をご紹介しましょう。「白×黒縞模様の振袖」は、優雅な印象も受けるストライプです。優雅な理由は、黒地がふんわりとした縮緬地であることと、白地に織り柄が施されているからです。

希少なデザイン

最近では、「人と同じデザインの振袖は嫌だ」という人も多く、振袖の中でも希少なデザインや色を選ぶ方も増えています。例えば、ディープグリーンや深い紫といった、一般的ではない色を取り入れた振袖は、他の人と差をつけたい方におすすめです。

グリーンの色無地に手刺繍の三つ紋の色振袖」は、地紋様が織り出された緑色の正絹地に、裾回しのカラシ色で、たいへんコントラストの効いたデザインです。三つ紋がカラフルに刺繍されているのもステキですね。

コーディネートのポイント

振袖を選ぶ際は、デザインだけでなく、振袖に合わせる小物やヘアメイク選びもたいへん重要です。振袖の美しさを最大限に引き出すためのコーディネートのポイントをいくつか紹介いたします。

帯は振袖の主役のような存在で、選んだ帯で全体の印象が大きく変わります。振袖の柄や色に合わせて、コントラストを楽しむのもおすすめです。また、帯結びの方法によっても異なる印象を楽しめます。

小物

振袖のコーディネートには、小物選びにもポイントがあります。振袖と同じ色の小物を選ぶのはもちろん、アクセントとして異なる色の小物を選ぶのもおすすめです。例えば、草履やバッグ、帯締めなどの小物は振袖と反対の色を選ぶと、コーディネートのアクセントとして機能します。

ヘアメイク

全体のコーディネートが決まったら、最後にヘアメイクを考えます。髪型は、アップスタイルやロングヘアを生かしたスタイルなど、振袖とのバランスを考えて選ぶのがおすすめです。メイクは、振袖の色や自分の好みに合わせて、華やかに仕上がります。

その他の関連情報と注意点

成人式の衣装選びをする際に、知っておきたい情報を紹介します。

振袖以外の選択:袴

成人式や卒業式などの大切な日に着用するフォーマルな服装として、振袖は多くの方が思い浮かべる衣装です。近年、振袖だけでなく「袴」も大変人気が集まっています。

袴の最大の魅力は、そのコーディネートの自由さ。トレンドを取り入れやすく、伝統的な柄から現代的なデザインまで、幅広い選択肢が用意されています。また、足元が見えるので、草履やブーツとのコーディネートも楽しめます。

もし、成人式や卒業式などで少し個性を出したいなら、袴がおすすめです。ですが、ハレの日に袴を選ぶ際は、きちんとした着付けをすることが大切。特に初めて袴を着る方は、専門店や着付けの教室での指導を受けたり、着付けを依頼したりするようにしてください。

また、袴をレンタルや購入する場合は、相場をしっかりとチェックしておくことが重要です。最近では、袴のレンタルサービスも増えてきていて、比較的リーズナブルな価格で利用できます。

ゆめやの卒業式でも、礼装にふさわしい紺色の袴から、近年流行のヌードカラーの袴まで、たくさん取り揃えています。着物と袴を別々にオーダーいただけますので、お気に召す組み合わせを探してみてください。

注意したい隠れた費用やオプション

振袖や袴をレンタルまたは購入する際は、表示されている価格だけが全ての費用ではありません。隠れた費用やオプションに気がつかないまま契約すると、後から高額な請求に驚くことになります。

クリーニング料金

まず気を付けたいオプションとして「クリーニング料金」があります。振袖や袴を着用した後は汗や汚れがつくため、返却後にレンタル店がクリーニングを行ってくれます。そのため、振袖や袴をレンタルする際にクリーニングの費用が別途必要となる店舗もあります。

前撮り

振袖や袴の「前撮り」を希望する場合は、別途料金がかかることがあります。前撮りは、成人式や卒業式の前にスタジオや屋外で写真撮影を行うサービスです。当日の忙しさを避け、ゆっくりと撮影を楽しめるのが魅力です。

ですが、このサービスには追加の費用がかかるので、事前に料金を確認しておくことが大切です。また、成人式当日や前撮りでは、ヘアメイクや小物のレンタル料金も、別途必要になることもあります。

保管料

「振袖や袴を購入したけれど自宅での保管が難しい」という場合には、店舗での保管サービスを利用することが考えられます。このサービスも、無料の場合と有料の場合があるので、事前に情報をしっかりと集めておくのがおすすめです。

ママ振袖や卒業式の振袖について

ママ振袖という言葉を耳にしたことはありますか? ママ振袖(ママ振)は、お母さまが成人式でお召しになった振袖を、年月を越えてお子さまがお召しになることです。また、成人式で着た振袖を卒業式に着用する人も増えています。ここからは、近年人気が高まっているこのトレンドを紹介させていただきます。

ママ振袖の流行

お母さまが振袖をお召しになったのは、20~30年前でしょうか。当時は、ご自分の成人式はもちろん、お友達や同僚の結婚式・ご自分の結納・式典など、振袖を着る機会が何度もあったので、ご自分用に仕立てる方も多くいらっしゃいました。

何度も着て、大切に保管していた振袖を、大きくなったお子さまがお召しになるというのは、家族愛という意味でも、伝統を繋ぐという意味でも、たいへん意義のあることですね。お子さまの晴れの日を同じ振袖で祝うことで、親子の絆をさらに深められるでしょう。お母さまの振袖が無い場合は、姉振・伯母振・叔母振・祖母振も考えてみましょう。

ただ、クリーニングや補修・仕立て直しが必要な場合もありますので、ママ振袖をご検討の方は、早めに美容室や着物屋さんに着物を見ていただいてください。

卒業式での振袖活用

卒業式といえば、袴を思い浮かべる方も多いかと思います。ですが最近では、卒業式に振袖を着るという選択肢も増えてきました。特に大学の卒業式では、華やかな振袖を着て参加する女性が増えています。

振袖は、成人式だけでなく、さまざまなイベントや式典での着用が考えられます。卒業式で振袖を選ぶ理由の一つとして、成人式で購入やレンタルした振袖を再度着る機会として考える方が多いです。特に、購入した振袖は高額なので、何度も着ることでコスパを上げられます。

卒業式で成人式の時の振袖を着る場合は、学校や会場の雰囲気に合わせたデザインや色の小物を選ぶことが大切です。ヘアアレンジなども卒業式に合わせて落ち着いたスタイルにすることがポイントとなります。

また、卒業式に振袖を着る際は、専門店や着付けの先生に依頼するのがおすすめです。価格や料金は店舗によって異なりますが、予算を考えつつ、自分に合ったサービスを選んでくださいね。

まとめ

成人式は一生に一度の大切なイベントです。そのため、最高の一日を迎えるためには、最も自分好みの振袖を選ぶことが大切です。今回の記事では、特に振袖のレンタルに焦点を当て、その選び方や注意点について触れてきました。

振袖レンタルは、価格が手頃でデザインや柄、色といった多くの選択肢から自分の好みに合わせて選べるのが魅力です。トレンドを取り入れつつ、自分らしいコーディネートを心がけることで、成人式の日をさらに華やかに迎えられるでしょう。

振袖選びについて悩んでいる方は、この記事を参考にして、成人式を迎える準備をしてくださいね。

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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