袴イメージ

【プロが監修】きもので靴選び? 失敗しない着物×靴の組み合わせ方

はじめに

本日のテーマ:着物と靴の合わせ方

日本の伝統的な文化の中でも、特に女性にとって大切な存在と言えるのが、着物。着物を着る時に気になるのは、やはり足元ですよね。今日は、そんな着物と靴の合わせ方についてお話ししましょう。

2023年も、日本の伝統文化としての着物の魅力は色あせることなく、多くの方に楽しまれています。シンプルな無地から、華やかな柄まで、着物の種類は多いですよね。それぞれの着物に合わせて、足元も考えることで、さらにおしゃれな印象を演出できます。

足元の選び方の大切さ

実は、着物の足元はとても重要。一般的に考えても、第一印象は足元から始まるとも言われています。特に、女性の場合は足元がおしゃれだと全体の印象も変わります。そして、着物に関しても例外ではありません。

伝統的な履き物として草履や下駄、雪駄などが挙げられますが、カジュアルなシーンや少し違った雰囲気を楽しみたい時には、ブーツやスニーカーもおすすめです。浴衣にはサンダルや、少しカジュアルな靴との相性も良いですよ。また、袴にはブーツとの組み合わせも人気です。

ですが、どの履物を選ぶにしても、大切なのは「歩きやすさ」。特に、草履や下駄は日常的に履き慣れていない方も多いので、サイズや素材、デザインの選び方に注意が必要です。また、男性も着物を着る機会が増えてきていますので、男性向けの足元のコーディネートも考えてみましょう。

ちなみに、最近ではさまざまなショップで、着物や浴衣、それに伴う小物まで多くの商品が取り扱われています。

さて、これからの内容で、どのような履物がどの着物に合うのか、また、どのようなシーンでどのような足元を選ぶと良いのか、具体的な方法や選び方を深掘りしていきたいと思います。まだまだ知らない足元の世界、一緒に楽しみながら学んでいきましょう。

着物と靴の基本コーディネートのポイント

足元の役割:きれいな着物姿をさらに引き立てる

着物を選ぶ時にどのような要素を大切にされますか。色や柄、素材やデザイン、そしてそれらがどのシーンで映えるか、考えることはとても多いですよね。でも、実は着物の美しさを引き立てる大切な要素として、足元の役割も忘れてはいけません。

特に、結婚式やフォーマルなシーンで着用する際に、足元はゲストの目にもとても映る部分。選び方一つで、全体のコーディネートがより際立ち、おしゃれな印象になります。

履物の色やデザイン、そして素材の選び方によって、同じ着物でも雰囲気がガラリと変わることも。例えば、黒のフォーマルな着物に、金の帯地の草履を合わせると、シンプルながらも華やかなコーディネートに仕上がります。

足元をきちんと考えることで、着物の魅力を最大限に引き出すことができるのです。そして、その魅力を最大限に活かすためのポイントとして、次のセクションでは、着物の種類ごとの履物選び方について詳しくお伝えします。

着物の種類と合わせる靴:小紋、礼装、振袖の違い

着物はその種類やシーンによって、適した足元が異なります。ここでは、特に小紋、礼装、振袖という三つの主な着物に焦点を当て、それぞれの特徴と合わせる靴のおすすめをご紹介します。

  • 小紋
    小紋は、シンプルなものから、華やかなものまで、柄付けはさまざま。普段使いはもちろん、ちょっとしたお出かけや、カジュアルな集まりにもぴったり。このようなシーンでは、伝統的な草履も良いですが、カジュアルな草履や、ブーツやスニーカーとの組み合わせもおすすめ。
  • 礼装
    礼装は、フォーマルな場や結婚式など、大切なシーンで選びたい着物。そのため、足元もきちんとしたものを選びたいですよね。こちらは、伝統的な草履が定番。特に、帯や小物との色を合わせて選ぶことで、統一感のあるコーディネートに仕上がります。
  • 振袖
    振袖は、成人式や結婚式など、一生の中でも特別なシーンで選ばれる着物。そのため、足元もその特別感を感じさせるものを選びたいですよね。足袋と草履の組み合わせは、振袖の華やかさをさらに引き立てます。また、帯の色や柄と合わせて、草履の鼻緒の色を選ぶと、より一層の統一感が出ておすすめです。モダンな色や柄の振袖には、黒のブーツも似合います。

どの着物も、それぞれの特徴やシーンに合わせて履物を選ぶことで、さらに魅力的なコーディネートが楽しめます。そして、それぞれの着物に合わせた足元で、さらに特別な日の思い出を彩ることができるでしょう。

このように、着物の美しさを最大限に引き立てるための足元の選び方のポイントを心に留めて、おしゃれを楽しんでくださいね。

アンティークきものレンタル ゆめや は、大正時代から昭和初期にかけての着物をメインに取り扱うレンタルショップです。ブーツやスニーカーなど洋靴の取り揃えはございませんが、お手持ちの洋靴とのコーディネートは、張り切ってご助言させていただきますので、ぜひご相談くださいね。ここでは、和靴の中で斬新なデザインのものをご紹介いたします。

ブルーと黒にドット柄の鼻緒、椿の手刺繍の草履」は、成人式の振袖や卒業式の袴に合わせていただきたい一足です。ブルーと黒の土台に、鼻緒は白地に黒の水玉模様で、紫色の椿の花が手刺繍されています。思い切った配色ですね。前坪と鼻緒の裏が黒ですので、きちんとした印象も残っています。商品ページに表示されている価格は、草履を単品でレンタルなさる場合の価格です。

伝統的な足元:草履・下駄・ぞうりの魅力

このセクションでは、草履や下駄などの伝統的な履物それぞれの特徴や選び方、そしておすすめのコーディネートについて紹介していきます。

草履の特徴:普段の和装や浴衣におすすめ

草履は、日本の伝統的な履物で、フォーマル(礼装)用やカジュアル用などがあり、着用のシーンにあわせてコーディネートします。まず、草履は高さがあるので、裾が地面に引きずられることが少なく、歩きやすさが増します。

柄や色のバリエーションも豊富で、黒や白を基調としたものから、カラフルな柄物、さらにはレースやビーズを使用したおしゃれなものまで、ショップや商品の一覧を見るとその多さに驚くことでしょう。例えば、無地の着物に、華やかな柄の草履を合わせると、シンプルな中にもポイントができ、一味違った印象を楽しめます。

ですが、選び方には注意が必要です。サイズ選びは特に大切で、大きすぎても小さすぎても歩きにくくなります。また、草履の鼻緒の部分も、足の形や幅に合わせて履く前に調整しておくと良いでしょう。

下駄の選び方:サイズや鼻緒

次に、下駄について詳しく見ていきましょう。

下駄は、木製の底に鼻緒がついたシンプルなデザインの履物です。浴衣や夏のカジュアルな着物によく合わせられます。足袋を履かずに、素足のまま履くので、フットネイルも映えます。

選び方のポイントは、やはりサイズ選びです。足のサイズだけでなく、足の形や幅、足の甲の高さなども考慮しながら、最もフィットするものを選びたいもの。また、鼻緒の部分も、摩擦や痛みを防ぐために、自分の足に合ったものを選ぶことが大切です。

ゆめやには、下駄の部類に入る「ぽっくり」をたくさんご用意しています。「桜の鼻緒と黒地に桜の漆塗りのぽっくり」は、鼻緒の白いちりめんに、たくさんのピンク色の桜が手刺繍され、サイドには紅白の桜が手描きされています。フォーマルな履物の部類に入りますので、成人式や花嫁衣装など、主役の日にぜひお選びください。商品ページに表示されている価格は、下駄を単品でレンタルなさる場合の価格です。

現代風に合わせる:ブーツやサンダル、シューズとのコーディネート

ここでは、現代のシーンに合わせた、ちょっぴりカジュアルでおしゃれな足元のコーディネートに焦点を当ててみましょう。昔ながらの着物の魅力を、現代的な靴と組み合わせて楽しむ方法です。

ブーツとの合わせ方:冬の着物スタイルに

冬の寒い時期に着物を着るときに、足元が冷えてしまうことはありませんか? 雪の降る地域では、草履だと濡れてしまったり、足元が凍っていて滑ってしまったりする恐れもあります。そのような時におすすめなのがブーツとのコーディネートです。特に黒やグレーのシンプルなデザインのブーツは、無地や柄物の着物にも合わせやすい点が特徴です。

着物の種類や柄によってブーツの色やデザインを選ぶのがポイントです。たとえば、浴衣やカジュアルな着物には、黒やダークグレーのシンプルなブーツがおすすめ。また、ブーツのかかとの高さや形状も気を付けるポイント。歩きやすいデザインを選ぶことで、長時間の外出やイベントも楽に過ごせます。

シューズやサンダルの選び方:夏祭りや花火大会、カジュアルなシーンに

夏の楽しいイベント、例えば夏祭りや花火大会。こんなシーンでの着物コーディネートには、シューズやサンダルがピッタリです。特に、浴衣と合わせる時には、足元を涼しげに演出するサンダルや、カジュアルなシューズを選ぶと、季節感を感じるコーディネートが完成します。

サンダルの選び方としては、ストラップのデザインや素材に注目しましょう。レースや紐のデザインは、浴衣やカジュアルな着物によく似合います。また、シューズの場合は、スニーカーやカジュアルシューズを選ぶと、足元が軽やかになり、歩きやすさもアップします。

また、足元のカラーコーディネートも楽しんでみてください。白やグレー、黒などのベーシックカラーはもちろん、夏らしい明るい色のシューズやサンダルもおすすめです。

メンズとレディースの違い

着物の美しさや魅力は、その歴史や文化背景だけでなく、男性と女性それぞれのスタイルの違いにも起因しています。このセクションでは男性と女性の着物における足元の選び方やコーディネートについて、詳しくご紹介していきます。

メンズの足元コーディネート:黒や紺、青の足元選び

男性の着物の印象は、どことなくシンプルで落ち着いているもの。そのため、足元もシンプルで洗練されたものを選ぶことがポイントとなります。落ち着いた色味の草履や雪駄が主流です。

例えば結婚式や成人式などの特別な日の足元は、黒や紺の草履や雪駄が定番。フォーマルの席の場合は、足袋は白を履きます。一方、カジュアルなシーンや日常での着用を考えるならば、色味を取り入れたコーディネートがおすすめです。

ゆめやでご用意している、男性用のカジュアルな草履をご紹介しましょう。「グレーに幾何学模様の紳士用草履」は、黒紋付ではなく、おしゃれな着物をお召しになる際にお似合いの草履です。成人式や結婚式での色紋付や、パーティーなどのお出掛けにお履きになってください。商品ページに表示されている価格は、草履を単品でレンタルなさる場合の価格です。

また、最近のトレンドとして、スニーカーを着物に合わせる男性も増えてきました。特に、シンプルなデザインのスニーカーは、カジュアルな着物スタイルにぴったり。足元が軽やかになり、歩きやすさもアップします。

レディースの選び方:赤や白、茶色など、いろいろなシーンでのコーディネート

女性の着物は、華やかさやデザインの豊富さが魅力。そのため、足元も豊富な色やデザインから選ぶ楽しみが広がっています。赤や白、茶色といった色彩豊かな足元で、シーンに合わせてコーディネートを楽しんでみましょう。

赤は情熱的で華やかな印象を与える色。振袖や成人式など、特別な日に着物を着る際には、赤の足元がおすすめです。赤を取り入れることで、より華やかな印象を強調することができます。

ゆめやの草履から、「白と黒の土台と紅白梅の手刺繍の草履」をご紹介しましょう。情熱的で華やかな印象の赤、清楚な印象の白、しっかりと引き締める黒が効果的に配色された一足です。黒いちりめんんの鼻緒には、紅白の梅の花がたくさん手刺繍されています。金糸も使われ、華やかで豪華な草履ですよ。商品ページに表示されている価格は、草履を単品でレンタルなさる場合の価格です。

一方、白は清潔感や清楚さを象徴する色。濃い色の着物や浴衣には、白やシルバーの足元がよく似合います。特に夏の花火大会や夏祭りなどのイベントでは、白やシルバーの下駄やサンダルを選ぶと、足元が涼しげに見えるのでおすすめです。

茶色はナチュラルで落ち着いた印象。カジュアルな着物や浴衣には、茶色の下駄や草履がよく合います。また、レースの足袋や帯との組み合わせも、女性らしさを引き立てるポイントとなります。

どの色を選ぶにしても、自分の好みやその日の気分、シーンに合わせて楽しんで選ぶことが大切です。多くのショップやサイトで、さまざまな商品が販売されていますので、じっくりとお気に入りを見つけてみてください。

ここまで、男性と女性それぞれの着物の足元の選び方やコーディネートについてご紹介しました。どちらもその時々の気分やシーンに合わせて、自分らしい選び方をして、着物の魅力を最大限に引き出してくださいね。

おしゃれな和装小物との組み合わせ

和装を一層引き立てるのは、着物や帯だけでなく、細やかな小物たち。特に足元を彩る小物は、おしゃれのポイントとなることが多いです。今回は、和装の足元におすすめの小物やブランドを紹介していきます。

和装小物で足元を彩る:鼻緒や刺繍、履物のアクセント

和装の魅力は、細部に宿る手間とこだわり。足元の小物も、その一つです。例えば、下駄や草履の鼻緒は、その色や柄、素材によって、全体の印象がガラリと変わることがあります。

鼻緒の素材や柄選びは、足元を引き立てるポイントとなります。例えば、夏の浴衣には、涼しげな青や白の鼻緒、冬の振袖には、暖かみのある赤や黒の鼻緒がおすすめです。また、鼻緒の中には、刺繍やビーズで装飾されたものもあります。

履物のアクセントとしては、鼻緒だけでなく、下駄や草履のかかとの部分にもこだわりがあります。また、足元を彩る方法として、足袋の選び方も忘れてはなりません。無地の足袋や、デザインのある足袋、レースの足袋など、シーンや着物の柄に合わせて選ぶことが大切です。特に、足袋の先にあしらわれる刺繍は、女性らしさを引き立てるアイテムとして人気です。

足元のコーディネートは、その日の気分や季節、そしてシーンに合わせて選ぶことが大切です。自分らしいスタイルを楽しんで、和装の魅力を楽しみましょうね。

まとめ

良いコーディネートの秘訣と選び方のポイント

足元のコーディネート。スニーカーやブーツ、草履、下駄、雪駄など、履物の種類は豊富ですが、それぞれに合った選び方や履き方があります。サイズやデザイン、そして柄や色の組み合わせは、全体の印象を大きく左右します。足袋や鼻緒帯締め帯揚げとの組み合わせに注力すれば、着物のおしゃれ上級者に一歩近づけます。

また、ショップやサイトでの情報収集も欠かせません。商品の詳細やコーディネートの一覧、おすすめのアイテムなど、多くの情報が掲載されているので、参考にしてみてください。ショップでの商品の試着や、スタッフからのアドバイスもとても参考になりますよ。

さらにおしゃれな着物生活を楽しむために

着物生活をさらに楽しむためのポイントとして、まずは自分自身をよく知ることが大切です。自分の好みや体型、ライフスタイルに合わせた着物や小物の選び方をマスターすることで、毎日のコーディネートが楽しくなります。

そして、時には新しい試みも大切です。カジュアルに着物を楽しみたい方は、ブーツやシューズを合わせて、モダンなコーディネートにチャレンジしてみてくださいね!

着物は、日本の伝統文化の一つですが、それを現代のライフスタイルに合わせて楽しむことができるのも、その魅力の一つです。自分らしいコーディネートを楽しみながら、和装の世界を深く味わってくださいね。

成人式と前撮りで、違う足元を写真に残すのもおすすめです。ゆめやの【成人式前撮りプラン「一生残る写真」だから、きものにこだわりたい】もご検討くださいね。

〈参考記事〉
https://getaya.jp/knowledge/knowledge_tpo/
https://getaya.jp/knowledge/knowledge_setta_zori/

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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