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顔合わせで選びたい訪問着 | 両家に喜ばれる着物コーディネート法

はじめに

結婚を前に、最も大切な行事の一つとして顔合わせがありますね。この顔合わせは、結婚する二人の家族が一堂に会して親睦を深める時間です。今回は、そんな大切な顔合わせにふさわしい服装として、訪問着を中心に詳しく解説していきます。訪問着の魅力や訪問着選びのコツなど、気になるポイントをたっぷりと紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

顔合わせの重要性とその目的

顔合わせは、結婚を前提としたカップルがそれぞれの家族を紹介し、これからの新しい関係を築くための大切な一歩です。結婚という人生の大きな節目を迎えるにあたり、お二人だけでなく、家族同士の関係もこれから大切にしていくことが求められます。

  • 家族同士の親睦を深める: お二人が結婚することで、両家の縁も結ばれます。顔合わせは、お互いの家族を知る良い機会となります。
  • 結婚の意志を確認する: お互いの家族に結婚の意志を直接示し、あいさつをする場でもあります。
  • これからの流れを知る: 結婚式や新居の話、結婚生活に関する意見交換など、これからの大切な話をする場にもなります。

このように、顔合わせはお二人がこれから家族となっていく中で、とても重要な意味合いがあります。なるべく相手の家族には良い印象を持ってもらいたいものですよね。そのためにも、服装選びはとても大切です。

訪問着とは? 基本の知識

訪問着は、和装の中でも格式の高い準礼装の一つです。結婚式へのお呼ばれ、顔合わせ、お子さまの入学式や七五三など、大切な場面で着用できます。

  • 訪問着の特徴: 訪問着は、一続きに柄が入っていて、肩の部分から裾まで流れるような絵羽模様になっているのが特徴です。さまざまな色柄のものがあります。
  • 訪問着の選び方: 季節やシーンに合わせて選ぶことがポイントです。例えば、結婚式へのお呼ばれなら式に華を添えられるように明るい色のおめでたいモチーフの柄のものを選ぶ、七五三の付き添いならお子さまが主役のため控えめで品のあるものを選ぶ、といったことが考えられます。
  • 訪問着の着こなし: 小物選びや全体のコーディネートが大切です。帯や帯締め、帯揚げなど、小物も季節やシーンを考慮しつつ、訪問着に合うものを選ぶことで、より一層すてきな着姿になります。

結婚の準備や顔合わせのために、色とりどりの訪問着の中から自分に似合うものを選ぶ楽しみは格別です。すてきな訪問着で、顔合わせを一層特別なものにしてください。

顔合わせのマナーと基本的な服装

結婚を前に、両家が一堂に会する顔合わせ。この大切な日には、マナーや服装選びが気になるところですよね。両家が初めて会うこの場面は、今後の関係を築く上での大切な第一歩です。そんな顔合わせの際の服装やマナーについて、詳しく解説していきます。

両家の考え方や希望を知る

顔合わせの際には、まず両家の考え方や希望を知った上で、事前の準備をしっかりしておくことが大切です。

  • 両家の格式: どちらの家もおおらかでカジュアルな場合は、少し気軽な服装でも良いかもしれません。ですが、格式を重んじる家庭の場合は、礼装に近い服装が求められることもあります。顔合わせ当日の、出席者の服装の格を揃えられるように、両家の格式の考え方を確認しておきましょう。
  • 事前の準備: 顔合わせの場所、時間、参加する家族の人数など、事前にしっかりと希望を確認しておくことが大切です。また、どちらの家も期待するマナーや礼儀を確認し、気を付けることが求められます。

両家の考え方や希望をしっかりと理解し、適切なマナーや服装でのぞめば、スムーズな顔合わせができ、今後良い関係を築いていく第一歩になることが期待できます。

新婦、新郎、母親、父親それぞれの服装マナー

顔合わせでは、家族の役割に応じて、それぞれにふさわしい服装が存在します。

  • 新婦: 振袖、訪問着など、和装の場合は格式のあるものを選ぶのが一般的です。洋装の場合はフォーマルなワンピースかスーツがおすすめです。華はありつつも、派手すぎず品のあるものを選ぶと良いでしょう。
  • 新郎: フォーマルなスーツにネクタイが基本です。スーツはダークトーンの色味のものを選ぶと、よりフォーマルな場にふさわしい印象を与えることができます。ネクタイは淡い色のものを選ぶとよりフォーマルになりますが、柄入りのネクタイも使用できます。もしくはノーネクタイにポケットチーフでも良いです。
  • 母親: 和装の場合は色留袖や訪問着を選ぶのがおすすめです。色やデザインは控えめで、品のある着こなしを心がけましょう。洋装なら、上品なスーツやワンピースにしましょう。
  • 父親: 新郎と同じように、ダークトーンのスーツに淡い色のネクタイが一般的です。少しカジュアルにしたい場合は、柄入りのネクタイやノーネクタイにポケットチーフもおすすめです。

アンティークきものレンタル ゆめや は、大正時代から昭和初期にかけての着物をメインに取り扱うレンタルショップです。どのような場でも、格式や雰囲気に合わせたコーディネートを提案させていただきますので、どうぞ安心してご利用ください。

顔合わせの新婦様におすすめの訪問着として、「淡いピンクベージュに菊、牡丹、菖蒲が咲く訪問着」をご紹介しましょう。梅・桐・竹などの草花紋様が織り出された正絹の淡いピンクベージュの地に、菊・牡丹・菖蒲などが咲き、背中から肩にかけては桜が描かれています。絵柄は多いのですが、色合いがしっとりとしているので、派手すぎることはありません。格式高い場所での顔合わせにおすすめの訪問着です。

上の訪問着を新婦さまがお召しになるようでしたら、お母さまには「手描き友禅春秋柄の淡い花浅葱色の訪問着」がおすすめです。淡い色合いと流れるように配された小さな花々で、新婦さまとのコーディネートしていただけますよ。どちらも、アンティークというほど古くはなく、ゆめやでは現代物の部類に入りますが、絵心のある職人さんの手による訪問着です。

顔合わせの際には、それぞれの役割に応じた服装で臨むことがマナーとして求められます。場にふさわしい服装での参加を心がけましょう。

和装と洋装、どちらを選ぶべきか

顔合わせの際の服装として、和装と洋装の、どちらを選ぶべきか悩むところですね。その答えは、両家の考え方や好みによって異なります。

  • 和装のメリット: 華やかでありながら、両家のお祝いの場にふさわしい格式のある装いができます。格式や礼儀を重んじる家庭なら、和装での参加がおすすめです。
  • 洋装のメリット: より身近で慣れ親しんだ服装で、動きやすいです。和装よりも気候に合わせた服装がしやすく、雨の日や真夏の時期の顔合わせでも安心です。

最終的には、両家の意見や期待をしっかりと確認し、和装か洋装かを決めることが大切です。どちらを選ぶにしても、その場のマナーを守りながら、心からの感謝の気持ちを忘れずに参加しましょう。

顔合わせの際のマナーの遵守や服装選びは、これからの家族関係を築く大切なステップです。しっかりと準備をして、この特別な日を迎えることを心がけてください。

訪問着の魅力と選び方

着物の世界には、さまざまな種類やデザインのものが存在しますが、中でも訪問着は格式ある場面におすすめの着物です。ここでは、訪問着と他の着物との違いから、選び方について詳しく解説していきます。

振袖、訪問着、付け下げの違い

着物にはさまざまな種類があり、それぞれのシーンや目的に応じて選ぶべき着物が異なります。

  • 振袖: 未婚女性の第一礼装で、成人式や結婚式へのお呼ばれなど、華やかな場面での着用が一般的です。袖丈が長いのが特徴で、華やかな着姿になります。
  • 訪問着: 全体の模様がつながるように染められた着物で、肩の部分から裾まで流れるような絵羽模様になっています。未婚・既婚を問わず着ることのできる準礼装です。
  • 付け下げ: 訪問着に準じる格の着物で、こちらも既婚・未婚問わず着ることができます。訪問着の特徴である流れるような絵羽模様はないか、あっても軽めの模様になっていることが多いです。

着物は、種類に応じて、適切なシーンやタイミングでの着用をしましょう。シーンに応じてふさわしい装いをすることで、より良い印象を与えることができますよ。

訪問着を選ぶコツ

訪問着を選ぶ際のコツをご紹介します。着用する場面や季節に合わせて柄や色に気を付けることで、よりシーンに合ったものを選ぶことができます。

  • 柄の選び方: 着物の柄には意味があることも多いので、お祝いの席では縁起のいい吉祥文様の訪問着を選ぶなど、場に合ったメッセージを込めることができます。また、春なら桜、というように季節に合わせることもできます。場や季節に合った柄を選ぶと、よりおしゃれな和装になりますよ。す。
  • 色の選び方: 華やぎを添えたいときは明るい色、品格を大事にしたいときは落ち着いた色というように、色もシーンに合わせて考えてみましょう。さらに、夏なら涼しげな青や緑、秋ならシックな茶色といった形で、その季節らしい色を選ぶのもすてきです。

ゆめやの訪問着から、春の顔合わせにふさわしい「フレッシュピンクに春の花尽くしの小振袖」をご紹介しましょう。春の草花が満載の大正時代のアンティーク小振袖です。フレッシュピンクの生地に、熨斗目や檜扇の紋様が浮き出て、光の加減で鮮やかに浮かび上がります。さらに檜扇の中にも、牡丹や松、紗綾型の古典紋様が織り出されています。地模様だけでも見応えのあるところに、春尽くしの草花が手描き、手刺繍された、艶やかな小振袖です。小振袖をお召しになれるのは独身の間だけですので、機会を見つけて着ておいてくださいね。

新婦さまが上の小振袖をお召しになるなら、お母さまにおすすめするのは「松井青々作、花車の手描き友禅訪問着」です。新婦さまは春の花いっぱいの花籠、お母さまは春の花いっぱいの花車のコーディネートです。画像では少し青みがかって見えるかもしれませんが、ピーチ色の地にピンクの花々で、春らしい訪問着です。

季節や着用するシーン、自分の好みなどを踏まえて訪問着を選ぶと、より一層魅力的な着姿になることができます。ご紹介したコツを参考に、楽しく訪問着を選んでくださいね。

訪問着のレンタルと購入の選び方

訪問着を選ぶ際は、レンタル購入の、どちらの選択が良いのか悩む方も多いでしょう。それぞれにメリットと注意点が存在します。ここでは、訪問着をレンタルする場合と購入する場合のポイント、そして訪問着をより魅力的に見せるためのヘアメイクや小物の合わせ方について詳しくお伝えします。

レンタルのメリットと注意点

訪問着のレンタルには、さまざまなメリットがあります。

  1. コストパフォーマンスが良いです。高価な訪問着を1度だけの使用のために購入するよりも、レンタルの方が経済的です。
  2. デザインの幅が広いです。レンタル店には多くのデザインや色、柄の訪問着が取り揃えられていて、自分の好みに合わせて選ぶことができます。
  3. 保管の手間がありません。レンタルならば使用後は返却するだけで、自宅での保管場所の確保やお手入れの心配がありません。

一方で、注意点も存在します。

  1. 事前の予約が必要です。予約が遅くなると、枠が埋まってしまっていて、断られる場合も考えられます。早めの予約をすると、より多くの訪問着の中から好みのものを選べます。
  2. 返却期限を守りましょう。遅れると遅延料が発生する可能性があるため、返却日をしっかりと確認しておきましょう。
  3. 傷や汚れには十分な注意が必要です。大きなダメージがあると、賠償が発生する場合があります。

購入する際のポイントと店舗選びのコツ

訪問着を購入する際には、いくつかのポイントを押さえましょう。

  • 予算を明確にしておきましょう。訪問着は高価なものも多いので、最初に予算を決めておくとスムーズに選びやすくなります。
  • 購入するタイミングを考えましょう。お仕立てをお願いする場合は、お仕立てに必要な時間も考え、早めに購入する必要があります。また、店舗によってはセールをしていることもあります。費用を抑えたいなら、セールのタイミングを狙いましょう。
  • 自分の体に合ったサイズの訪問着を選びましょう。着用するシーンや季節、自分の好みを考えて、デザインや色を選んでください。また、何度か着用することを想定するなら、さまざまな場面で着用しやすいデザインのものを選ぶのもおすすめです。
  • 購入する店舗は、評判が良く実績のある店舗を選ぶことが大切です。質問があれば、遠慮なく店舗の専門のスタッフに尋ねてみましょう。

ヘアメイクや小物との合わせ方

訪問着姿をさらに魅力的に見せるためのヘアメイクや小物の合わせ方についてもご説明します。

  • ヘアメイク: 髪を上げたアップスタイルがおすすめです。うなじがきれいに見えすっきりとし、和装にふさわしいスタイルです。ショートヘアでも、ピンを使ったり毛の流れを整えたりして、きちんとした上品な姿になるように心がけましょう。また、訪問着の色やデザインに合わせた雰囲気のヘアアレンジをすると、全体の調和がとれておしゃれです。髪飾りも活用しましょう。
  • 小物: 帯や帯締め、草履やバッグなど、訪問着に合わせた小物の選び方も大切です。全体のバランスや着用するシーンを考えて選びましょう。例えば金糸の入った豪華な袋帯は、結婚式へのお呼ばれなど華のあるフォーマルな場での着用に向いています。

着物の魅力の一つは、自分の好みやセンスを最大限に活かしてヘアから小物までコーディネートする楽しさにあります。着用するシーンのマナーを守ることを意識しつつも、訪問着の魅力を最大限に引き出すコーディネートを楽しんでみてくださいね。

結納と顔合わせの服装の違い

結納と顔合わせ、それぞれ異なる意味と目的を持つこの二つのシーン。参加者たちに求められる服装のマナーや選び方はどう違うのでしょうか。ここでは、それぞれのシーンでの服装の基本や選び方について詳しく解説いたします。

結納時の女性と男性の服装の基本

結納は、結婚の意志を固め、お互いの家族を交えた場で正式に認めてもらうための、伝統的で重要な儀式です。そのため、服装もしっかりと格式の高いものを選ぶことが求められます。

女性の服装

  • 新婦が和装にする場合は、結納にふさわしい格式のある振袖や訪問着がおすすめです。
  • 柄は派手過ぎるものは避け、慶びの席に合う適度に華やかで上品なものにしましょう。
  • 色は明るく上品なもの、例えば淡いピンクやクリーム色などが良いでしょう。
  • 洋装の場合は、品のあるフォーマルなワンピースが一般的です。

ゆめやの振袖から「赤地に亀甲、鶴松紋様の振袖」をおすすめいたしますね。結納では、ある程度、格式の高いものをお召しになるとよろしいかと思います。派手過ぎず、地味すぎず、奇抜でもなく、由緒正しい、でもインパクトのある振袖です。紅白の地が、亀甲・鶴・松などのおめでたい柄で埋め尽くされた、昭和時代のアンティーク色振袖です。

男性の服装

  • スーツが基本となります。白いシャツにブラックスーツを合わせましょう。
  • ネクタイはシンプルなものを選び、派手な模様や色は避けるようにしましょう。

顔合わせの服装の基本

顔合わせは、お互いの家族が初めて会う場です。儀式である結納ほどの格式は求められませんが、あまりにもカジュアルすぎて失礼になるのも避けたいところです。セミフォーマルくらいを意識するのが基本です。

女性の服装

  • 新婦の場合は、カジュアルすぎないきれいめのワンピースやスーツなどの洋装や、振袖や訪問着の和装が良いでしょう。
  • 慶びの場にふさわしい、上品ながら華のある雰囲気を心がけましょう。

男性の服装

  • 白いシャツにダークスーツの組み合わせなど、きちんと感のあるものを選びましょう。
  • ネクタイは柄入りのものでも良いです。ノータイにポケットチーフもおすすめです。

結納でも顔合わせでも、振袖では派手すぎると思われる場合は、小振袖も候補に入れるとよろしいですよ。「ピーチベージュに雲取、牡丹、菊の中を鳥が舞う小振袖」は、花園を楽しげに舞う小鳥たちが描かれた、昭和時代のアンティーク小振袖です。秋から春にかけての花々が手描き・手刺繍された春秋柄ですので、真夏以外のどの季節でもお召しいただけます。

両家の母や父、兄弟姉妹の参加時の服装マナー

顔合わせや結納には、両家の親御さんや兄弟姉妹さまが参加することも多いです。彼らの服装のマナーもしっかりと把握しておきましょう。

両親の服装

  • 母親は、和装なら色留袖や訪問着といった格式のあるものを選びます。主役は新郎新婦であることを心がけ、色や柄は控えめなものにしましょう。洋装ならフォーマルなスーツやワンピースにします。
  • 父親は、スーツを基本とします。結納の場ではブラックスーツにネクタイで、顔合わせではもう少しカジュアルなもの、例えばダークスーツに柄入りネクタイなどでも構いません。

新婦さまが未婚女性の第一礼装である振袖や、紋付の着物をお召しになる場合は、お母さまも紋付の色留袖になさると釣り合いが取れるでしょう。「波間に松、藤丸紋様のベビーピンクの色留袖」は、光沢のあるベビーピンク色の綸子地に、波紋様が描かれ、漂う丸紋の中には、松・藤・橘・梅・紅葉などが丁寧に細かく手刺繍された、一つ紋付の色留袖です。

お相手さまが古風なお家柄であったり、たいへん格式の高い式場であったりする場合は、昔のしきたりどおり、結納でも五つ紋付の黒留袖を着ますので、お相手のご家族さまと相談なさってくださいね。

兄弟姉妹の服装

  • 姉妹は、きれいめのワンピースやスーツなどがおすすめです。
  • 兄弟は、ダークスーツにネクタイの組み合わせを選ぶと良いでしょう。

結婚の準備は、さまざまなことをする必要があり、忙しいものです。ですが、その中で結納や顔合わせといった特別な日の服装選びは、自分らしさを表現できる楽しい時間でもあります。上記のポイントを参考にマナーを守りつつ、自分らしい、そして相手の家族に喜ばれる服装を選んで、大切な日を迎えてください。

顔合わせの日程と準備のコツ

結婚の準備における重要なステップの一つ、顔合わせ。この大切な日を迎えるための準備や、日程の選び方などに迷うことは多いものです。そこで、顔合わせの日程や準備について、コツを詳しく解説していきます。

顔合わせの日程はいつが良い?

顔合わせは、結婚の挨拶をしてから、婚約期間中にするのが最も一般的です。結婚式をする場合は、式の本格的な準備を始める前に顔合わせをしておくと、結婚式に関する相談がしやすくなります。

顔合わせの日程選びは、それぞれの家族の都合や希望を考慮しながら決めることが大切です。出席してほしい家族にきちんと来てもらえるよう、双方の家族の都合や希望をしっかりと確認して、日程の調整をしましょう。他の結婚準備に向けての大切なイベントとの兼ね合いにも気を配ってください。

日程が早めに決められると、余裕をもって顔合わせの準備ができます。早めに日程調整をしましょう。

顔合わせの場所:レストランや式場、自宅など

顔合わせの場所も大変重要です。自分たちに合った場を選びましょう。

食事をとる場所での顔合わせ

  • 人気のある料亭や、格式のあるレストランでの美味しい食事を楽しみながらの顔合わせは、多くのカップルに選ばれています。
  • 雰囲気やサービス、食事の内容など、しっかりと事前に確認しておくことがポイントです。

式場での顔合わせ

  • 結婚式を予定しているなら、結婚式場で顔合わせを行うという選択もあります。
  • 結婚式場の下見や見学を兼ねられます。
  • 式場のスタッフのサポートを受けられ、スムーズに進行できます。

自宅での顔合わせ

  • 自宅での顔合わせは、プライベートな空間で落ち着いた雰囲気の中でできます。
  • 家庭の雰囲気がより伝わりやすく、両家の絆を深める良い機会になります。
  • ただし、料理や片付けなどの準備が必要ですので、事前の計画が大切です。

早めの準備や着付けの手配、行きの交通手段の考え方

顔合わせの準備は、少しでも早めに始めることがおすすめです。和装をする場合は、着付けの手配も必要です。また、行きの交通手段など、事前に確認しておくことで、当日をスムーズに迎えられます。

早めに準備をすることのメリット

  • 予約が取りやすくなります。
  • 準備の時間がしっかりと確保できます。
  • 当日に余裕をもって行動できます。

着付けについて

  • 和装を選ぶ場合は、専門の着付け師に依頼することをおすすめします。
  • 着付けの際に必要な持ち物や当日の流れを確認しましょう。
  • プロに美しい着付けをしてもらい、大切な場にふさわしい着姿になりましょう。

行きの交通手段の選び方

  • 車やタクシー、公共交通機関など、当日の天気や時間帯を考慮しつつ、最適な交通手段を選びましょう。
  • 和装の場合は、普段の洋装に比べると動きがゆっくりになることが考えられます。無理せず余裕をもって移動できるように考えましょう。
  • 遠方からの場合は、宿泊施設も事前に手配しておくと良いでしょう。

結婚の準備は多忙なものですが、顔合わせは家族になるための大切なステップです。心を込めて準備し、すてきな一日を迎えてください。

まとめ

結婚を前にしたカップルが迎える大切な場、顔合わせ。その成功のためにどのようなことを心掛ければよいのか、また、和装する場合の魅力や着用の際の注意点など、おさらいしてみましょう。

顔合わせの成功のためのポイント再確認

顔合わせは両家が初めて会う大事な場です。成功のために気をつけたいポイントを再確認しましょう。

  • 日程の調整: 双方の家族の都合を考慮して、最適な日程を設定します。
  • 場所の選び方: 料亭やレストラン、自宅など、自分たちの希望や内容に合わせて適切な場所を選びます。
  • 服装の考慮: 和装か洋装か、格式はどのくらいにするかなど、シーンや家族の考えを考慮して服装を選びます。
  • マナーの確認: 顔合わせにおいて、基本的なマナーは守るよう心掛けましょう。特に、服装やあいさつや言葉遣いには注意が必要です。

和装の魅力と着用の際の注意点

日本の伝統的な服装である和装。顔合わせで着用する際の魅力と注意点を押さえておきましょう。

顔合わせでの和装の魅力

  • 華やかさ: 訪問着や振袖は、日本の伝統的なデザインや色彩が美しく、華を添えてくれます。
  • 格調高さ: 訪問着や振袖など、格式のある和装は、フォーマルな場にふさわしいです。

着用の際の注意点

  • 着付け: 専門の着付け師に依頼することで、美しく、正しく着物を着ることができます。
  • 小物の選び方: 帯や帯締め、足袋など、着物に合わせる小物も大切です。コーディネートを楽しみましょう。

行動の制限: 和装は洋装に比べると動きが制限されることがあるので、余裕のあるスケジュールにしておきましょう。

最後に心掛けたい思いやりと配慮

顔合わせは、単に家族同士が会うだけでなく、これからの新しい家族関係を築く大切なステップです。そのため、思いやりと配慮をもつことが重要です。

  • 互いの家族の意見や気持ちを尊重し、一つ一つの言葉や行動に心を込めましょう。
  • 時間や場所など具体的なスケジュールの準備だけでなく、心の準備もしっかりとして、和やかな時間を過ごすよう心掛けましょう。
  • スムーズな顔合わせのためにも、何か不明点や気になることがあれば、事前に相談や確認を行いましょう。

顔合わせは、新しい門出の第一歩。心を込めて準備をし、最高の一日を迎えてください。

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〈参考記事〉
https://www.piary.jp/pre-wedding/preparation/2324.html
https://zexy.net/mar/manual/kiso_yuino/chapter3.html#04_2
https://zexy.net/article/app002101018/
https://www.weddingpark.net/magazine/7849/#:~:text=%E4%B8%A1%E5%AE%B6%E9%A1%94%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B%E3%81%AF%E3%80%81%E7%B5%90%E5%A9%9A%E3%81%AE,%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%8C%E7%90%86%E6%83%B3%E7%9A%84%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/wedding/for-wedding-sub/prepare/engagement/yuinou05/
https://zexy.net/article/app000100516/
https://www.niwaka.com/ksm/radio/betrothal-meeting/clothes-hairstyle/base/03/
https://www.yumeyakata.com/kimono-contents/formal/knowing-formal-kimono.html
https://kashikimono.com/content/houmongitoha

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
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監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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