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【婚礼】黒留袖と小物一式はレンタルがお得で便利! 活用法と注意点

はじめに

日本の伝統的な美しさを象徴する着物は、フォーマルな場面で着られることが多い衣装です。なかでも黒留袖は、その格式の高さから結婚式や披露宴で新郎新婦の母親が着る衣装として選ばれています。今回は、これから結婚式に出席する母親に向けて、黒留袖と小物一式のレンタルについてお話しします。

なぜ黒留袖のレンタルが注目されているのか

レンタルでは、高品質の黒留袖を手軽に着用することができます。購入すると高価になりがちな黒留袖も、レンタルすることでお手頃な価格で楽しめます。また、レンタルの場合、クリーニングや保管の手間を省くこともできるため、着用後の負担が少ないのもメリットです。

さらに、レンタル店では、専門のスタッフがサイズ選びやコーディネートのアドバイスをしてくれることも多いため、着物に慣れていない方でも安心して借りることができます。このような魅力やサービスが、黒留袖のレンタルが注目を集める要因となっています。

小物一式も合わせてレンタルできる

黒留袖のレンタルでは、着物だけでなく、小物一式も合わせて借りられるところが多いです。小物一式には、帯、帯揚げ、帯締め、草履、バッグ、足袋のほか、着付けに必要なアイテムなどが含まれます。

これらのアイテムが全て揃って初めて完璧な着物のスタイルを完成させることができますが、一つ一つの小物を自力で揃えるのは大変なうえ、組み合わせ方に悩むことも少なくありません。しかし、小物一式を着物と一緒にレンタルすることで、黒留袖のコーディネートを簡単に手に入れることができます。

また、小物一式のレンタルは費用面でもメリットがあります。小物一つ一つを購入するのはコストがかさむため、一式レンタルすることで全体の費用を抑えることができます。特に、結婚式や披露宴のような大切なシーンで、美しく、そして経済的に着物を着用するためには、小物一式のレンタルは非常に有効な方法といえるでしょう。

アンティークきものレンタルゆめやでは、季節に合わせてお召しいただける多彩な黒振袖をご用意しています。袷はもちろん、単衣や夏物も取り揃えています。帯や草履、バッグといった小物類もこだわりの逸品を揃え、フルセットでレンタルしていただけます。

黒留袖レンタルの基本知識

日本の伝統的な衣装である着物は、その美しいデザインと格式の高さから多くの人々に愛されています。なかでも、黒留袖は結婚式で着ることが多い着物です。ここでは、そんな黒留袖の特徴と用途、選び方について詳しく説明します。

黒留袖は、名前の通り、黒色の留袖のことで、裾に美しい模様が施されているのが特徴です。既婚女性の第一礼装として、結婚式や披露宴で新郎新婦の母親が着用します。

黒留袖をレンタルする際にポイントとなるのが、サイズとデザインです。サイズは非常に重要で、身長や体型に合った黒留袖を選ぶことで、着心地の良さと見た目の美しさを確保できます。レンタルする場合は店舗のスタッフに相談することで、より正確なサイズ選びができるでしょう。

また、黒留袖の裾に施された模様はさまざまです。日本の伝統的なモチーフを取り入れたデザインや、シンプルで洗練されたデザインなど、自分の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

以上のポイントを確認しながら黒留袖を選ぶことで、フォーマルなシーンにふさわしい、美しい黒留袖をレンタルしてください。そして、ぜひ、その美しい黒留袖を着て、新郎新婦の特別な日をより一層すてきなものにしてくださいね。

黒留袖の着付けに必要な小物一式

着物を着る際は、着物だけでなく、多くの小物が必要となります。これらの小物は、着物の見た目を美しく見せるだけでなく、着付けを支え、着心地を良くする役割も果たしています。ここでは、黒留袖に合わせる小物について説明します。

着付けに必要な小物一式

では、具体的に着物の着付けにはどのような小物を使うのでしょうか。着付けに使う小物について、簡単にご紹介します。

  • 帯(おび): 着物を固定し、装飾するためのアイテムです。
  • 草履: 着物を着ている時に履く、履物の一種です。
  • 足袋: 和装の際に履く履物で、指先が二つに分かれています。
  • バッグ: 着物に合わせる和装用のバッグです。
  • 帯揚げ: 帯枕を包む布で、帯周りをさらに美しく見せる役割もあります。
  • 帯締め: 帯を固定するための紐で、装飾の役割もあります。
  • 末広: 扇子のことで、黒留袖を着る際は、帯に挿して使います。
  • 長襦袢: 和装下着の一種で、半衿を付けます。
  • 半衿: 衿が汚れるのを防ぐほか、装飾としての役割もあります。
  • 肌襦袢: 和装下着の一種で、汗や汚れを防いでくれます。
  • 衿芯: 長襦袢の衿に入れることで、衿を綺麗に見せます。
  • コーリンベルト: 衿元を整えるのに使い、着崩れを防いでくれます。
  • 伊達締め: 着付けの際に使い、着崩れ防止の役割を担います。
  • 帯板: 帯がシワになるのを防いでくれます。
  • 帯枕: 帯を締める際に使い、帯の形を整えてくれます。
  • 腰紐: 長襦袢や着物を着付ける際に使い、着崩れを防ぎます。

これらのアイテムは、着物を着る際に欠かせないものであり、レンタルショップでは、これらの小物も黒留袖と一緒にレンタルすることができます。小物一式をレンタルすることで、自分で一つ一つアイテムを揃える手間が省けますよ。

黒留袖に合わせる小物の選び方

黒留袖に合わせる小物は、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

黒留袖は格式ある着物ですから、小物についてもフォーマルな場で着ることを意識した色や柄選びをしてください。例えば、帯は金や銀などを使った格式高いものを選び、帯揚げや帯締め、足袋などは白色のものを選ぶと良いでしょう。

また、小物のサイズ選びも重要です。例えば、草履は足のサイズに合わせて選びますが、足袋もサイズが合っていないと履き心地が悪くなります。着物だけでなく、小物についても、自分に合ったサイズのものを選ぶようにしましょう。

レンタルの際は、必要な小物がセットになっているものを選ぶと準備が楽です。すでに全身のコーディネートが出来上がっている状態のため、着物に詳しくない方も安心して選ぶことができます。小物選びにもこだわりたい方は、レンタルショップのスタッフに相談し、自分に合った小物を教えてもらうのも良いでしょう。

黒留袖に合わせる和装小物には、ある程度決まりがあります。帯は金銀糸が入った織りの袋帯を二重太鼓に締め、帯揚げと帯締めは白、バッグと草履は金色が基本です。帯には金銀の末広を挿します。ゆめやでは着物に精通したスタッフが、黒留袖の着こなしをサポートいたします。着物に不慣れな方も黒留袖のコーディネートに悩むことなく、安心して晴れの日に臨んでいただけます。

適切な小物を選び、着物の美しさをさらに引き立てることで、日本の伝統的な衣装をさらに堪能することができます。

黒留袖の着付け

黒留袖は、肌襦袢、長襦袢、着物、帯という流れで着付けを行います。帯は、二重太鼓という結び方にするのが一般的です。結婚式という場にふさわしいフォーマルな着付けを意識しましょう。

黒留袖は、自分で着付けることもできますが、着付けをしたことがない人にとっては簡単ではありません。事前に着付け教室に通うなどして、着付けをマスターすると良いでしょう。

また、結婚式で黒留袖を着る場合、着付け師にお願いすることも多いです。自分で着付けができないという方は、プロに任せることで、きれいな着姿を実現できますよ。

黒留袖をレンタルする際のポイント

黒留袖をレンタルする際には、いくつか理解しておきたいポイントがあります。ここでは、黒留袖をレンタルする際の流れと注意点、店舗選びのポイントについて解説します。

レンタルの流れと注意点

着物のレンタルは、以下の流れで進んでいくことが多いです。

  1. 店舗選び: まずは信頼できるお店を選びましょう。店舗選びのポイントについては、次で詳しく説明します。
  2. 事前の相談: レンタルショップで、着たい着物や利用日時、サイズなどを相談します。
  3. 試着: 試着を行い、着物や小物のデザインやサイズを確認します。
  4. レンタル: 気に入った着物があれば、レンタルをします。レンタル期間は店舗によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
  5. 返却: レンタル期間が終了したら、着物を店舗に返却します。

注意点としては、レンタルの予約はできるだけ早めに行うことです。人気の衣装は、予約が埋まってしまうということもあるため、早めに動き出しましょう。また、返却が遅れると遅延料が発生する可能性があるので、返却日時を厳守してください。

ゆめやのレンタルなら、貴重なアンティーク黒留袖をリーズナブルな価格でお召しいただけます。お選びいただいた黒留袖に合わせて、熟練のスタッフが帯や小物をコーディネートしてお届けいたします。また、ゆめやのレンタルなら着用後のお手入れや保管の心配もありません。着物を脱いだら、当日中に専用伝票で返送していただくだけでお片づけ完了です。格式高い黒留袖のコーディネートから面倒な後片づけまで、レンタルならではの気軽さで心ゆくまで着物をお楽しみください。

レンタルショップ選びのポイント

着物のレンタル店は、お店によって扱っている商品やサービスが異なります。以下のポイントを参考に、店舗選びを行いましょう。

  • 価格: 予算内に収まる、明瞭な価格設定をしている店舗を選びましょう。また、価格に含まれるサービス内容を確認しておくことも大切です。
  • 品質: 着物や小物の品質が良好であることを確認しましょう。特に、着物や帯の色、柄、ダメージの有無はしっかりと確認したいポイントです。
  • サービス: レンタル前の相談や試着、着付けサービスなど、店舗のサービスが充実していることもポイントです。また、スタッフの対応が丁寧であることも重要な要素となります。

黒留袖をレンタルする際は、信頼できる店舗を見つけることで、特別な日に向けて安心して準備を進めることができます。

黒留袖と小物のコーディネート

黒留袖は、帯や小物の合わせ方で雰囲気が変わります。ここでは、黒留袖のコーディネートについて紹介します。

黒留袖の上品なコーディネート

黒留袖は結婚式で着用されることが多いことから、自由に小物を選ぶというよりもある程度マナーに沿った選び方をすることが大切です。

  • : 金や銀、白地の豪華な帯を合わせることで、格式を保ちつつも華やかさを加えてくれます。
  • 帯揚げと帯締め: 帯揚げや帯締めは、基本的に白色のものを選びましょう。
  • その他: 草履やバッグも金、銀などを使ったフォーマル用のものを選びます。

季節や式のテーマに合わせたコーディネート

黒留袖は、季節を問わず使える柄のものが多いですが、季節や式のテーマに合わせてコーディネートするのもすてきです。

  • : 桜などの春の花がデザインされた帯や小物を選ぶことで、春らしいコーディネートが完成します。
  • : 夏の草花や涼しげなデザインの黒留袖は、夏の結婚式におすすめです。
  • : 秋は、紅葉や菊の柄が美しい黒留袖を選んでみてはいかがでしょうか。葡萄も実りある秋の雰囲気を表現できます。
  • : 冬は、雪輪などの雪をイメージさせる柄や、松などお正月をイメージさせる柄が似合います。

ゆめやの黒留袖から、季節に合わせたコーディネートをご紹介します。

春におすすめのコーディネートです。「大彦と龍村の組み合わせ、五つ紋付黒留袖」花の王とされる牡丹を大胆に描いた、大彦の黒留袖です。メインの牡丹はぼかし染めや手刺繍を用いて写実的に描かれ、背景の牡丹は金糸の縁取りで表現された凝ったデザイン。着物に呼応して、全面に牡丹を織り出した龍村の帯を合わせました。

夏におすすめのコーディネートです。「御所車と舟に柳の夏絽の五つ紋付き黒留袖」ぼかしを入れた裾模様が涼し気な印象の、絽の黒留袖です。船や御所車、柳や千鳥を手刺繍で表現した、情緒的で奥行きのある絵柄です。虫かごを織り出した絽の帯、白い絞りの帯揚げを合わせて涼し気に。真珠が並んだ上品な帯留めが、コーディネートのアクセントです。

秋におすすめのコーディネートです。「葡萄と唐草の黒留袖」豊穣の象徴である葡萄をたおやかに描いた、単衣の黒留袖です。単衣は5月~6月、9月~10月にお召しいただけますが、秋に旬を迎える葡萄柄により季節限定の装いをお楽しみいただけます。銀色の地に葡萄とツルを意匠化された帯を合わせて、シックにまとめました。

冬におすすめのコーディネートです。「椿尽くしの黒留袖」深い黒地に、椿と梅を描いた黒留袖です。裾に配された紫色が粋に働き、日本画のように格調高い絵柄を引き立てています。金地に扇面紋を織り出した吉祥紋様の帯を合わせて、晴れの日にふさわしい縁起を担ぎました。

また、式のテーマに合わせたコーディネートもすてきです。例えば、洋風の披露宴では洋風のデザインが施された黒留袖や帯などを選ぶことで、式のテーマをさらに盛り上げることができます。

ゆめやでは、洋風デザインの黒留袖も取り揃えています。左「花とアラベスク模様の五つ紋付黒留袖」和洋折衷の絵柄が美しい、昭和初期に作られたアンティーク黒留袖です。異国情緒に富んだ窓にデフォルメされた花が描かれ、金泥や手刺繍で加飾されています。まわりと差がつく黒留袖をお求めの方に、ピッタリの一枚です。

右「唐草に花束のカメオのような黒留袖」前身頃にカメオのような絵柄を描いた、洋風テイストの黒留袖です。フレーム部分は金泥が用いられ、光を受けるとキラキラと輝きます。洋風を意識した婚礼に、好適の意匠です。

着物は、柄や小物の合わせ方一つで、異なる印象を演出することができます。ぜひ、黒留袖でも、季節やテーマに合わせたコーディネートを行ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

結婚式は、新郎新婦はもちろん、その家族にとっても特別な日です。新郎新婦の母親や親族として出席する際は、ぜひ、格式高い黒留袖を着て参加してみてはいかがでしょうか。最後に、黒留袖のレンタルをする際に意識したい重要なポイントをまとめました。黒留袖をレンタルしたいという方は、ぜひ参考にしてください。

黒留袖と小物一式、レンタル時のポイントを再確認

格式高い着物である黒留袖。レンタルする際には以下のポイントを意識すると良いでしょう。

  • サイズ確認: 着物のサイズ感は、洋服とは異なります。事前に試着をし、適切なサイズの黒留袖を選ぶことで、美しい着姿を実現できます。
  • 小物一式の確認: 帯や帯揚げ、草履、バッグなどの小物類も着物の印象を大きく左右します。コーディネートを決める際は、小物類もしっかり確認しましょう。小物一式が揃ったセットをレンタルすると、準備がスムーズです。
  • 価格と品質のバランス: 高価なものが良いとは限りませんが、安すぎるものは、品質が低い可能性もあります。価格と品質のバランスを見極め、適切なレンタルショップを選んでください。
  • 予約: 人気のレンタルショップは早めに予約が埋まることがあります。特に結婚式が多いシーズンは競争が激しいため、早めに予約をしましょう。
  • 着付けの確認: 着物の着付けには、専門の知識が必要です。プロの着付け師に依頼するか、事前に練習をしておきましょう。

以上のポイントを参考に、黒留袖をレンタルし、娘や息子の結婚式という特別な日を美しく彩りましょう。着物は日本の伝統と文化を感じさせてくれるすてきな衣装です。適切な準備とコーディネートで、記念日をさらに特別なものにしてくださいね。

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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