黒地に梅と熨斗目の総絞り色振袖【fui83】

【着物のプロが解説】振袖で結婚式に参列!選び方と着こなしのコツ

結婚式は、一生に一度の特別な日です。友人や親族の幸せな門出を祝うこの場において、振袖は未婚女性の華やかな選択肢となります。この記事では、結婚式に振袖で参列する際のポイントや注意点を解説します。ご友人の結婚式に振袖で参列する予定の方は、ぜひ参考になさってくださいね。

はじめに:振袖で結婚式に参列する魅力と準備

結婚式に振袖で参列することは、日本の伝統を尊重し、自身の美しさを表現する素晴らしい方法です。この章では、振袖を着用して結婚式に参列する際の魅力と、準備に必要なポイントを紹介します。

振袖が持つ魅力

  • 伝統的な美しさ:振袖は日本の伝統的な美を象徴する服装であり、特別な場にふさわしい格式と優雅さを提供します。
  • 華やかな装い:結婚式はお祝いの場です。振袖の豊かな色彩と繊細な柄は、その雰囲気を盛り上げるのに最適です。
  • 自己表現の機会:振袖を選ぶ過程で、自分の好みや個性を表現できます。伝統的な古典柄からモダンなデザインまで、幅広い選択肢があります。

結婚式に振袖を着用する際の準備

  • 選び方のポイント年齢や立場に応じた振袖を選びます。例えば20代後半の未婚女性には、華やかでモダンな柄や色味がおすすめです。
  • マナーを守る:振袖を着る際は、結婚式のマナーを守ることが大切です。主役である新郎新婦を引き立てるような、派手すぎない装いを心がけましょう。
  • 着付けと小物選び:着付けは難しいため、事前の練習やプロのサービスを利用することを検討します。また、振袖に合わせた帯や小物選びも大切なポイントです。

結婚式での振袖着用は、伝統的な美しさをたたえ、特別な日を彩るための素晴らしい方法です。適切な準備とマナーを心がけることで、結婚式でのご自身の立ち姿は、他のゲストにとっても忘れがたい印象を残すでしょう。次の章では、振袖の基本的な選び方について具体的に解説します。

振袖の基本的な選び方:年代別のポイントとおすすめスタイル

結婚式に振袖を着用する際は、年代に応じた適切なスタイルを選ぶことが大切です。20代後半から30代前半の女性には、その年齢層に合った振袖の選び方があります。ここでは、各年代に合った振袖の選び方と、おすすめのスタイルを紹介します。

20代後半の振袖スタイル

20代後半の女性は、華やかさと成熟したエレガンスを兼ね備えた振袖を選ぶのがおすすめです。

  • 色と柄の選び方:明るく華やかな色合いが好まれますが、派手すぎない程度のものを選びましょう。紅梅や桜など、季節感を表す柄が適しています。
  • スタイルの選び方:モダンなデザインや、少し個性的な柄を選ぶことで、自分らしさを表現できます。また、伝統的な古典柄も、新しい解釈で取り入れるとよいでしょう。
  • 小物の合わせ方:振袖の色や柄に合わせた帯やバッグ、髪飾りを選ぶことで、トータルコーディネートを完成させます。

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まずは20代後半におすすめの振袖です。白・黒・赤は花嫁の色と言われますので、思い切って水色はいかがでしょうか。「錦紗縮緬の水色に花丸紋様の色振」は、織り柄が入った錦紗縮緬が水色に染められ、花丸紋様が手描きされた、アンティーク色振袖です。花丸紋様をつなぐように梢が配置され、芯のある絵柄になっています。家紋は無し、裏は紅絹で仕立てられています。

30代前半に適した振袖の選び方

30代前半の女性には、少し落ち着いた色合いやシックなデザインの振袖が適しています。

  • 色の選び方:深緑や紺色など、落ち着いた色味を選ぶことで、大人の女性らしい上品さを表現できます。派手すぎず、品のある色合いを選びましょう。
  • 柄の選び方:古典的な柄や、落ち着いたデザインが好まれます。梅や菊など、伝統的な花柄を選ぶとよいでしょう。
  • 小物との調和:振袖に合わせたシンプルで上品な帯やバッグ、髪飾りを選び、全体のバランスを考えてコーディネートしましょう。

少し大人っぽい振袖を見てみましょう。「黒地に梅と熨斗目の総絞り色振袖」は、梅と熨斗目が総絞りで描かれたアンティーク振袖です。ふっくらとした総絞りは大人の余裕を感じさせますね。帯は黒地に金で草花の宝尽くしが描き出されています。

結婚式に振袖を着用する際は、自分の年齢や立場を考慮し、適切なスタイルを選ぶことが重要です。20代後半から30代前半の女性には、それぞれの年齢層に合った振袖の選び方があり、自分らしい振袖を選ぶことで、結婚式に華を添えられます。次の章では、結婚式参列時の振袖マナーについて詳しく解説します。

結婚式参列時の振袖マナー:知っておくべき礼儀とタブー

結婚式に振袖で参列する際に、適切なマナーを守ることはたいへん重要です。振袖は、その華やかさと格式で特別な場を彩りますが、同時に礼儀正しい装いと振る舞いが求められます。この章では、振袖を着用する際の基本的な礼儀と、避けるべきタブーについて解説します。

振袖着用時の礼儀

  • 色と柄の選択:結婚式に参列する際の振袖は、明るく華やかなものが適切ですが、主役を引き立てるために派手すぎないことが重要です。また、新郎新婦や親族と色や柄が被らないように注意しましょう。
  • 帯や小物の選び方:振袖に合わせた帯や小物を選び、全体の調和を考えます。小物はシンプルで上品なものを選ぶとよいでしょう。
  • 着付けの正確さ:振袖の着付けは正しく行うことが大切です。着崩れしないよう、着付けは丁寧に、また必要に応じてプロのサービスを利用することをおすすめします。
  • 振る舞いと姿勢:振袖を着る際は、立ち振る舞いに注意し、品のある姿勢を心がけましょう。大きな動きは避け、落ち着いた行動を心がけます。

避けるべき振袖のタブー

  • 派手すぎるデザイン:主役を引き立てるのがゲストの役目です。過度に派手なデザインや色の振袖は避けましょう。控えめながらも華やかなデザインを選ぶのが適切です。
  • カジュアルな振袖の使用:結婚式には、礼装としてふさわしい振袖を選びます。カジュアルな着物は結婚式に適していません。
  • 大きな音を立てるアクセサリー:音が鳴るようなアクセサリーや髪飾りは避け、静かで上品なものを選びましょう。
  • 露出の多いデザイン:振袖は伝統的な衣装です。過度な露出は避け、正しい着付けで品格を保つことが重要です。

結婚式に振袖で参列する際は、これらのマナーを守ることで、自身を美しく見せるとともに、式の雰囲気を尊重し、新郎新婦への敬意を示すことができます。次の章では、振袖の着付けとポイントについて詳しくご紹介します。

振袖の着付けとポイント:自分でできる基本ステップ

振袖を美しく着こなすためには、正しい着付け方法を知ることが欠かせません。自分で着付けを行う場合も、プロのサービスを利用する場合も、基本の流れとポイントを理解しておくことが重要です。ここでは、セルフでの着付け方法と着付けサービスの活用方法について詳しく解説します。

セルフでの着付け方法

自分で振袖を着る場合は、以下のステップを参考にしてください。

  1. 下着・肌着の準備:まずは足袋をはき、適切な下着と肌着を着用します。和装用の下着が理想的ですが、なければボディラインを整えるためにタオルやさらしを利用するのも有効です。
  2. 裾引き・長襦袢の着用:肌着の上に裾引きを着用し、その上に長襦袢を着用します。裾引きは振袖の裾を汚れから守り、長襦袢とともに、着崩れを防ぐ役割を果たします。
  3. 振袖の着用:振袖を肩にかけ、衿元を整えて左前身頃が上になるようにします。胸元を整えた後、腰紐でしっかりと固定します。帯揚げ・帯締めを上手に使い、帯が崩れないようにしましょう。
  4. 帯の結び方:振袖に合わせた帯を選び、適切に結びます。太鼓結びや立て矢結びなど、さまざまな結び方がありますが、初心者には簡単な結び方から始めることをおすすめします。
  5. 小物の着用:バッグ・草履をコーディネートして完成です。

セルフで着付けを行う場合は、事前に練習を重ね、基本の流れを身につけることが大切です。また、YouTubeなどの動画サイトで着付けのチュートリアルを見ることも役立ちます。

着付けサービスの活用方法

  • 事前の予約:結婚式の日程が決まったら、早めに着付けサービスを予約しましょう。特に結婚式の人気シーズンは混み合うため、早めの手配が重要です。
  • 必要なアイテムの準備:振袖・帯・小物など、着付けに必要なアイテムを準備します。レンタルの場合は、事前にアイテムを選んでおくことが望ましいです。
  • 所要時間の確認:着付けには時間がかかるため、どれくらいの時間が必要か事前に確認し、余裕を持って準備を行いましょう。
  • ヘアスタイルとの調整:着付けサービスを利用する場合は、ヘアセットも同時に行ってもらうことが多いです。事前に希望のヘアスタイルを伝えておくとスムーズです。

着付けサービスを利用する場合は、プロの技術によって美しく、着崩れしにくい振袖姿を実現できます。特に、初めて振袖を着る場合や、時間に余裕がない場合には、このサービスの利用がおすすめです。次の章では、振袖と合わせるアクセサリーとヘアスタイルの選び方についてご紹介します。

振袖と合わせるアクセサリーとヘアスタイルの選び方

結婚式に振袖を着用する際の、アクセサリーとヘアスタイルは、トータルコーディネートの重要な要素です。振袖の美しさを最大限に引き出すためには、適切なアクセサリーの選び方とヘアスタイルが欠かせません。ここでは、振袖に合わせるヘアアクセサリーの選び方と、振袖に映えるヘアスタイルのアイデアを紹介します。

振袖に合うヘアアクセサリーの選び方

  • 和装に合ったアクセサリーを選ぶ:振袖には、簪(かんざし)やちりめん細工などの伝統的な和装アクセサリーが最適です。色やデザインは振袖の柄や色に合わせて選びます。生花は主役である花嫁が着けるものとされていますので、あまりにも生花に近い造花は避ける方が無難です。
  • 主張しすぎないアクセサリー:アクセサリーは振袖を引き立てるためのものです。せっかくの振袖を食ってしまわないように控えめなものを選びましょう。
  • アクセサリーの色選び:振袖の色や柄に合わせた色を選びます。例えば、赤やピンクの振袖には、白や金色のアクセサリーが映えます。

左「白から紫メインの洋花のビーズ細工かんざし」は、和髪にも洋髪にも似合いそうな、ビーズ細工のかんざしです。薄い紫色の透明ビーズが光の反射で七色に輝き、華やかで上品な印象です。黒い土台に、茶系の透明ビーズで作られた葉っぱや、白い小花が映える作品です。かんざしの両側には房下がりも付いていますので、動きもあって、着ける方を若々しく見せてくれるでしょう。

右「白黒市松の梅と手毬のつまみ細工に白い造花のかんざし」は、白黒の市松模様のつまみ細工で梅の花が二つ、同じ生地で手毬が二つ、白菊の造花が一つのセットです。白と黒の髪飾りはめずらしいですね。花芯の細工物や、周りの組紐で金色が入っているので、しっとりとした中にも豪華な雰囲気が漂います。

振袖に映えるヘアスタイルのアイデア

  • 伝統的な日本髪:振袖には、伝統的な日本髪スタイルがよく似合います。お団子や編み込みなど、和装に合うスタイルを選びましょう。
  • 現代的なアレンジ:伝統的なスタイルに少しアレンジを加えることで、モダンな雰囲気を出せます。例えば、緩く巻いた毛束を加えるなどしてみましょう。
  • ヘアスタイルとアクセサリーの調和:選んだヘアスタイルに合わせてアクセサリーを選びます。バランスを考えて、アクセサリーの位置や大きさを調整しましょう。

和装のヘアスタイルをきちんとセットしてもらえば、髪飾りは無くてもすてきです。花嫁さんが主役ですので、控えめに装いましょう。

振袖を着用する際のヘアスタイルとアクセサリーの選び方は、トータルのコーディネートに大きく影響します。上品で華やかなスタイルを心がけて、特別な日をさらに美しく彩りましょう。次の章では、振袖に合う小物についてご紹介します。

結婚式の振袖に合う小物選び:バッグや草履の選び方

結婚式で振袖を着る際の、バッグや草履はその装いを完成させる重要な要素です。適切な小物を選ぶことで、振袖の美しさをより一層引き立てられます。ここでは、振袖に合わせるバッグと草履の選び方について詳しく解説します。

振袖に合わせるバッグの選び方

  • 和装に合ったデザイン:振袖には、和装用のバッグを選びます。伝統的な和装バッグや、モダンなデザインのものでも、振袖との調和を考えて選びましょう。
  • サイズと収容力:結婚式では、必要最小限のアイテムを持ち運ぶためのバッグが必要です。大きすぎず、小さすぎない適切なサイズを選びます。
  • 色と柄のマッチング:振袖の色や柄に合わせて、バッグの色を選ぶことが重要です。振袖が華やかな場合はシンプルなバッグが、シンプルな振袖なら少し装飾のあるバッグがおすすめです。

歩きやすく美しい草履の選び方

  • 和装に適した草履:振袖には草履が最適です。草履の色やデザインは振袖との調和を考えて選びます。伝統的なデザインからモダンなものまで幅広い選択肢があります。
  • 履き心地と安定性:長時間の着用と歩行を考慮して、履き心地が良く安定感のある草履を選びましょう。高すぎる鼻緒は避け、足にフィットするものが望ましいです。
  • 装飾のバランス:草履の装飾は、バッグや振袖との全体のバランスを考えて選びます。シンプルな振袖なら装飾的な草履が、華やかな振袖にはシンプルな草履が適しています。

ゆめやのコーディネートを見てみましょう。「落ち着いたピンク地に花唐草が描かれた色振袖」は、紗綾型が織り出されたピンクの地に、金泥と手描きで花唐草がデザインされたレトロな色振袖です。着物に使われた寒色を活かして、深みのあるブルーグリーンに金糸の手刺繍がほどこされた帯を合わせました。帯揚げと帯締めは爽やかな水色、バッグは「春らんまん、手刺繍の桜が満開のビーズバッグ」、草履は「白黒赤に桜の手刺繍がほどこされた草履」、右側の髪飾りは「爽やかなブルー系の菊や桜のつまみ細工かんざし」です。

振袖と小物のコーディネートは、結婚式での着こなしの鍵です。バッグや靴を選ぶ際は、振袖のスタイルと調和し、全体のバランスを考えることが大切です。これらのポイントを参考に、結婚式の振袖スタイルを完成させましょう。

まとめ:振袖での結婚式参列を成功させるためのチェックリスト

結婚式に振袖で参列することは、特別な日の装いを豊かにします。ここで挙げたポイントをチェックリストとして活用し、結婚式での振袖スタイルを完成させましょう。

  • 振袖の選び方:振袖は年代や式の雰囲気に合わせて選びます。色や柄、スタイルが自分に合っていることを確認しましょう。
  • 着付けの準備セルフ着付けかプロのサービスかを決定し、必要なアイテムを準備します。事前の練習や予約が必要な場合は、余裕をもって準備をしましょう。
  • マナーと礼儀:結婚式における振袖のマナーを理解し、過度な装飾や派手すぎるデザインは避けます。振る舞いにも気を配りましょう。
  • アクセサリーとヘアスタイル:和装に合ったアクセサリーを選び、ヘアスタイルは振袖に合うものにします。全体のバランスを考えましょう。
  • バッグと靴:和装に合うバッグと草履を選び、振袖の色や柄に合わせます。履き心地の良い草履を選ぶことも大切です。

これらのチェックリストを参考に、結婚式での振袖スタイルを計画しましょう。準備を整え、心を込めて装うことで、特別な日をより一層美しく彩ることができます。振袖での参列は、自身の魅力を最大限に引き出し、結婚式の素晴らしい思い出を作る機会となるでしょう。

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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