組み合わせ自由な婚礼・打掛・黒引き振袖プラン(新婦2着・新郎1着)【set02】

【2024年最新版】色打掛レンタル完全ガイド!結婚式で輝く着物選び

はじめに

結婚式は人生の中で最も記憶に残る瞬間の一つです。特に和装で行う婚礼は、その伝統と美しさで多くの花嫁にとって夢の一つとされています。中でも、「色打掛」のレンタルは、花嫁がその日一日を最も美しく、かつ特別な存在として輝くための重要な選択肢です。この記事では、色打掛レンタルの魅力と、オーダーメイド感覚で選ぶ楽しみについて詳しくご紹介します。

色打掛レンタルの魅力とは?

色打掛は、結婚式や披露宴で花嫁が着る、華やかな色と柄が特徴の和装衣装です。伝統的な白無垢から色直しで着替えることで、花嫁の美しさを一層引き立てます。色打掛のレンタルを選ぶ最大の魅力は、その豊富な選択肢にあります。鶴や桜、花車など、幸せを象徴する様々な文様から、自分にとって最も意味深いものを選べるのです。

また、結婚式という一生に一度のイベントにおいて、高価な色打掛を購入するのではなくレンタルすることで、コストを抑えつつも夢の和装を叶えることが可能です。店舗によっては、試着や着付けのサービスを提供しており、事前の予約で安心して当日を迎えることができます。さらに、専門のスタッフが花嫁の魅力を最大限に引き出す小物選びや着付けのアドバイスをしてくれるため、準備過程も含めて結婚式の楽しみが広がります。

レンタルで叶えるオーダーメイド感覚

レンタルサービスを利用する場合、柄の配置や微妙な位置調整、色の濃淡の調整などは一から仕立てるようには出来ません。しかし、最近のレンタルサービスの品揃えは驚くほど豊富です。それこそ、オーダーメイド感覚で膨大な選択肢の中から理想の一枚を選ぶことができます。

また、前撮りや挙式、披露宴で異なるシーンに合わせて、複数枚の色打掛を選ぶといったカスタマイズ性もレンタルならではの魅力です。そして、高品質な色打掛をリーズナブルな価格でレンタルできるため、予算内で理想の和装での結婚式を叶えることが可能です。

色打掛レンタルの基礎知識

和装ウェディングは、その格式高い美しさと日本の伝統を感じさせるスタイルで、多くの花嫁に選ばれています。ここでは、和装ウェディングにおける色打掛の重要性と、レンタルする色打掛の種類や特徴について解説します。

和装ウェディングの基本と色打掛の位置づけ

和装ウェディングにおける衣装として、白無垢や引き振袖と共に、色打掛は非常に重要な位置を占めています。白無垢は純白で清楚にして神聖なイメージを象徴し、引き振袖は花嫁の華やかでかつ軽やかで優雅な衣装です。これに対し、色打掛はというとどの衣装よりも重厚で豪華絢爛な着物です。

この違いを知るためには、色打掛の歴史を知ることが大切です。色打掛が生まれたのは安土桃山時代のことでした。それまで、室町幕府によって定められた婚礼の作法や衣装の中で、新婦は高貴な人々が儀礼の際に打ち掛けていた衣に倣った白打掛(後の白無垢)を着用していました。しかし、武家が豪華な衣装でその権威や威厳を示すようになったことで、白無垢も豪華な刺繍や複雑な柄を施すようになったのです。そうして生まれたのが色打掛です。

ちなみに、引き振袖は江戸時代の中頃に城中の女性たちの衣装を模して誕生したと言います。白無垢や色打掛はとても豪華な衣装であったため、庶民の結婚式に取り入れられるようになったのは高度経済成長期の頃だと言います。ほんの半世紀くらい前まで多くの人の高値の花だったのです。

ちなみに結婚式の挙式や披露宴において、色打掛を着るタイミングは、一般的には白無垢からの色直しが多く見られます。この色直しは、花嫁の新たな人生の始まりを象徴する重要な瞬間であり、多くのゲストにとっても印象深いものとなります。色打掛は、その豊かな色彩と繊細な文様で、結婚式の雰囲気を一層豊かにします。

レンタル色打掛の種類と特徴

色打掛のレンタル市場には、様々な種類の衣装が存在します。これらは、色や柄、使用される素材によって多岐にわたります。人気の高い文様には、鶴や桜、花車などがあり、これらは長寿や幸福、豊かな生活を象徴しています。また、色に関しても赤や黒、白といった伝統的な色から、最近では洋風のテイストを取り入れたパステルカラーのものも増えています。

レンタルする際の特徴としては、高品質な衣装を手頃な価格で借りることができる点が挙げられます。色打掛の素材は大きく合成繊維と正絹に分けられます。天然素材である正絹を用いた色打掛は、熟練の職人によって多彩な友禅染め絞り染め、引き箔や刺繍など伝統的な工程を経て作られるのに対し、合成繊維の多くは機械による大量生産によって作られるため、柄の多くもプリントであったりします。そのため、素材が高価で工程数の多い伝統的な色打掛は非常に高価になってしまいます。

しかし、本物が持つ手触りや緻密な美しさを求める女性は多いです。レンタルサービスを利用することで、コストを抑えつつも最高級の色打掛を身に纏うことができ、理想の和装ウェディングを実現することが可能になります。さらに、レンタル店舗によっては、色打掛だけでなく、必要な小物や着付けサービスをセットで提供している場合もあり、準備の手間を省くことができます。

ゆめやきものでも一級品を取り揃えています。

枝垂桜とオシドリ総刺繍の色打掛一式【utk06】
相良刺繍と、中国の蘇州刺繍で総刺繍された、アンティーク色打掛一式です。裾は赤い紅絹でふっくらと仕立てられ、高貴さが一層増しています。総手刺繍で描き出されたのは、枝垂桜とオシドリです。満開で枝垂れる桜と、桜が舞い落ちる波間で泳ぐ、かわいらしい表情のオシドリが描かれています。赤・オレンジ・ピンクの暖色の中に、緑や青の寒色が効いている、豪華な色打掛です。

色打掛選びのポイント

和装ウェディングを考えている花嫁にとって、色打掛の選択は非常に重要です。色打掛は、結婚式の雰囲気やテーマ、そして花嫁の個性を表現するためのキーアイテムとなります。適切な色打掛を選ぶことで、和装ウェディングの印象は大きく変わります。ここでは、季節や式場に合わせた色打掛の選び方と、体型や好みに合わせたスタイルの選定について詳しくご紹介します。

季節や式場に合わせた色打掛の選び方

色打掛を選ぶ際に最も重要なポイントの一つが、季節感を反映させることです。春には桜や花車のような、生命力あふれる華やかな文様が適しています。夏には鮮やかな緑や流水をイメージさせる涼しげなデザインが、秋には菊や実りの柄が、冬には雪の結晶や松竹梅のような、季節を感じさせる柄がそれぞれの季節感を演出します。

また、式場の雰囲気やテーマに合わせた色打掛の選択も重要です。伝統的な神社での挙式なら、古典的な文様や色味が豊かな色打掛がふさわしいでしょう。一方、モダンな式場やレストランでの披露宴では、洋風のテイストを取り入れたデザインや、明るく柔らかな色合いの色打掛も良いでしょう。式場の雰囲気に合わせて色打掛を選ぶことで、和装ウェディング全体の調和と美しさを引き立てることができます。

体型や好みに合わせたスタイルの選定

色打掛選びでは、花嫁の体型や好みに合わせたスタイルの選定も欠かせません。体型に合わせて色打掛を選ぶことで、花嫁の魅力を最大限に引き出すことが可能です。例えば、背が高い方には、大きな柄や縦のラインを強調したデザインが似合います。一方、小柄な方には、繊細な文様や横のラインを生かした色打掛がおすすめです。

好みに合わせた色打掛の選択も大切です。自分が本当に着たいと思う色や柄、デザインを選ぶことで、結婚式当日の幸せと自信がさらに増します。また、着物に詳しくない方でも、試着を重ねることで自分に似合う色や柄、スタイルを見つけることができます。レンタル店では、専門のスタッフが花嫁一人ひとりの体型や好みに合わせたアドバイスを提供してくれるため、安心して理想の色打掛を選ぶことができます。

色打掛レンタルのプランと価格相場

色打掛をレンタルする際、さまざまなプランや価格が存在します。ここでは、色打掛レンタルのプランの種類とそれに含まれる内容、さらには予算に応じた色打掛の選び方について詳しく解説します。和装ウェディングを計画している花嫁にとって、コストパフォーマンスの高い選択をすることは重要です。適切なレンタルプランを選ぶことで、予算内で理想の結婚式を実現することができます。

レンタルプランの種類と含まれるもの

色打掛レンタルのプランは、基本的な衣装レンタルから、小物一式、着付けサービス、前撮りや挙式当日のサポートまで含まれるフルパッケージまで幅広く用意されています。以下に、一般的なレンタルプランの種類と、それぞれに含まれる内容を示します。

  • 基本レンタルプラン:色打掛本体のレンタルのみを含む最もシンプルなプラン。自分で小物を用意するか、別途レンタルする必要があります。
  • スタンダードプラン:色打掛本体に加え、基本的な小物セット(筥迫、懐剣、草履など)が含まれます。挙式と披露宴に必要な最低限のアイテムが揃っています。
  • フルセットプラン:色打掛、小物一式に加え、着付けサービスや写真撮影用の小物レンタルも含まれるプラン。準備から当日のサポートまでトータルでカバーします。
  • プレミアムプラン:フルセットプランの内容に加え、特別な小物や高級色打掛、ロケーション撮影などの特典が含まれる豪華なプラン。特別な結婚式を希望する花嫁に適しています。

予算に合わせた色打掛レンタルの選び方

予算は結婚式を計画する上で最も重要な要素の一つです。色打掛のレンタルにおいても、予算に応じた適切なプランの選択が求められます。以下に、予算に合わせた色打掛選びのポイントを紹介します。

  • 予算の設定:結婚式全体の予算から、衣装に割り当てることができる金額を明確にします。色打掛レンタルには幅広い価格帯がありますので、事前に予算を決めておくことが重要です。
  • 価格比較と相談:複数のレンタル店舗やプランを比較検討し、価格とサービス内容を確認します。店舗によっては、予算に応じてカスタマイズ可能なプランを提案してくれる場合もありますので、積極的に相談しましょう。
  • 早期予約の検討:早期予約割引など、特定の条件下で割引サービスを提供している店舗もあります。計画的に準備を進めることで、コストを抑えることが可能になります。

ゆめやきものも様々なプランをご用意しています。

組み合わせ自由な婚礼・打掛・黒引き振袖プラン(新婦2着・新郎1着)【set02】
ご新婦様のお好きな打掛(1点、打掛の下に着る掛下きものが含まれます)、お好きな黒引き振袖(1点、筥迫、末広、抱え帯、草履などすべての小物が含まれます)とご新郎のお着物(1点、羽織・袴・草履など一式。家紋のご変更料金も含まれます)の計3点のお得なセットプランです。実際のお着物・小物はゆめや東京店でのご試着でお選びいただけます。まずは、ゆめや東京店でのご試着からお申し込みください。

色打掛を華やかにする小物選び

色打掛だけではなく、それをさらに引き立てる小物選びも和装ウェディングの大切なポイントです。適切な小物を選ぶことで、ブライダルスタイルはより一層華やかに、そして個性的に仕上がります。ここでは、和装小物がブライダルスタイルをどのように完成させるのか、そしてよく見落としがちな小物の重要性について詳しくご紹介します。

和装小物で完成させるブライダルスタイル

和装ウェディングにおいて、色打掛と共にスタイリングを決定する小物選びは非常に重要です。帯締め、帯揚げ、草履、筥迫、扇子、髪飾りなど、和装小物一つひとつが花嫁の装いを豊かにします。白無垢の場合は全て純白の帰来がありますが、色打掛の場合は色や柄、式の季節やテーマに合わせた小物を選ぶことで、統一感のある美しいブライダルスタイルが完成します。

例えば、春の結婚式には桜や花をモチーフにした髪飾りや扇子を選び、色打掛の色に合わせたピンクや淡い緑の帯締めや帯揚げを合わせることで、季節感を表現できます。また、秋の結婚式であれば、紅葉や実りの柄を取り入れた小物を選ぶことで、深みのある秋らしいスタイルを演出できます。

足袋やかつらなど、見落としがちな小物の重要性

和装ウェディングにおいて、足袋やかつらといった見落としがちな小物も、ブライダルスタイルを決定づける重要な要素です。足袋は、和装の足元を美しく見せるために不可欠なアイテムです。白い足袋は清潔感を演出し、装いを一層引き締めます。また、かつらやウィッグを使用することで、和装に合わせた伝統的な髪型を実現することができ、全体のスタイリングを一層豊かにします。

さらに、結婚式の写真撮影では、小物一つ一つが大きな役割を果たします。和傘や近年はつまみ細工などの和装ブーケなど、写真を通じて最高の花嫁の姿をより美しく彩ります。小物選びには時間をかけ、全体のバランスを考えながら、自分の個性や結婚式のテーマに合ったアイテムを選ぶことが大切です。

前撮り・挙式・披露宴での色打掛活用法

色打掛は、前撮り、挙式、そして披露宴という結婚式の各シーンで大きく異なる魅力を放ちます。それぞれの場面での色打掛の活用法を知ることで、和装ウェディングをより一層豊かなものにすることができます。ここでは、前撮りでの色打掛の魅力と挙式・披露宴での着こなし方について掘り下げていきます。

前撮りにおける色打掛の魅力

前撮りは、結婚式当日の忙しさから解放され、ゆっくりとした時間の中で撮影を楽しむことができる貴重な機会です。この時、色打掛を着用することで、和装の美しさを存分に引き出すことが可能になります。特に、自然光の下での撮影では、色打掛の色彩がより鮮やかに映え、柄の細部まで美しく捉えることができます。

前撮りでは、ロケーションを選んで撮影を行うことも一般的です。歴史ある神社や自然豊かな庭園など、和装に合った場所での撮影は、色打掛の魅力をより際立たせます。また、前撮りはカップルだけのプライベートな時間を楽しむことができるため、リラックスした表情で自然体の写真を残すことができるでしょう。

挙式と披露宴での色打掛の着こなし方

挙式と披露宴では、色打掛を着こなすことで、花嫁の存在感を一層際立たせることができます。白無垢は挙式のみでしか着られませんが、色打掛は挙式も披露宴でも着られます。ですので、挙式では格式高い神社や会場にふさわしい伝統的な色打掛を選び、披露宴では少し華やかさやモダンなデザインを取り入れた色打掛を選ぶことで、異なる雰囲気を楽しむことができます。

このように、挙式と披露宴での色直しでは色打掛の変更を行うことで、ゲストに新たな印象を与えることができます。また、披露宴の演出として色打掛から色打掛のお色直しというのも素敵です。その場合は、小物やヘアスタイルの変更も含めて考えると良いでしょう。

まとめ

和装ウェディングは、その美しさと格式で多くのカップルに愛されています。中でも、色打掛はその中心となる衣装であり、理想の和装での結婚式を実現できます。しかし、購入するには色打掛あまりに高価です。この記事は、そんな最高級の色打掛を手軽に利用できる着物レンタルサービスについて解説してきました。最後に、色打掛のレンタルを通じて夢の結婚式を実現するためのポイントをまとめます。

色打掛レンタルで叶える理想の和婚

色打掛のレンタルは、豊富な選択肢とコストパフォーマンスの高さが魅力です。結婚式のテーマや季節、場所に合わせた色打掛を選ぶことで、一生の思い出となる華やかな和婚を実現できます。レンタルする際は、早めの予約と丁寧な試着を心がけ、自分にとって最適な一着を見つけましょう。

最後に:色打掛レンタルで実現する夢の結婚式

色打掛レンタルを成功させるためには、事前の準備と計画が重要です。レンタルプランの内容をよく理解し、予算に合った選択をすること。また、小物選びや着付けの詳細も忘れずに確認しましょう。色打掛を華やかにする小物選びや、前撮り・挙式・披露宴での着こなし方を工夫することで、和装ウェディングはさらに特別なものになります。

和装ウェディングは、伝統と格式を大事にした素晴らしい式です。色打掛レンタルを上手に活用し、自分たちの理想とする結婚式を実現しましょう。準備から当日までの全てのプロセスを楽しみ、忘れられない一日を作り上げてください。

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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