アップルグリーンに羽子板、花手鞠の三歳祝着【kod50】

【3歳の七五三】アンティーク着物でひと味違った演出!レンタル完全ガイド

はじめに

七五三は、子どもの成長を祝う日本の伝統的な行事であり、3歳の男の子と女の子、5歳の男の子、そして7歳の女の子が、大人への一歩をお祝いする対象となります。3歳の七五三は、お子さまにとっては初めて社会的なイベントに加わる日であり、ご家族にとっては祝い着を着せて一緒に神社に参詣する大事な日です。この記念すべき日の祝い着に、アンティーク着物を選ぶご家族が増えています。アンティークの祝い着には、伝統に裏打ちされた美しさと温もりがあり、小さなお子さまを主役として輝かせることのできるデザインのものがたくさんあります。この記事では、3歳の、特に女のお子さまのためのアンティーク着物被布の選び方色や柄が持つ意味、そして、レンタルの利用方法着付けのコツについて解説します。

アンティーク着物とは?3歳の七五三を祝福する伝統美

3歳の七五三という大切な儀式に、お子さまの祝い着としてアンティーク着物を選ぶことは、継承されてきた伝統美を身にまとうことで、豊かな歴史と伝統を持つ社会の一員としてのスタートを切るという、誠に七五三にふさわしい意義を感じさせます。アンティーク着物は、時を重ねて来たことによる独特の風合いが素晴らしい一品であり、3歳の女の子を晴れの日の主役として際立たせてくれます。

アンティークの定義と正絹の魅力

アンティーク着物とは、明治時代から昭和初期にかけて仕立てられた着物を呼ぶ言葉で、高品質な正絹(しょうけん)で作られたものが多く伝えられています。正絹とは、天然のシルク繊維で織られた生地のことで、その光沢や肌触り、耐久性が高く評価されています。正絹は、時間が経つほどに独特の深みと艶を増し、それがアンティーク着物特有の魅力となっています。

これらの着物は、世代を超えて大切に取り扱われ手入れされてきたため、いまなお品質と美しさが保たれています。アンティーク着物を、3歳の女の子の七五三の祝い着に選ぶということは、長い年月をかけて磨かれた職人の技術と、その時代特有の美意識を現代に伝えることにもつながります。それぞれの着物には、その時代の職人が細部にまで心を込めて作り上げた染めや刺繍が施されており、それを見るだけでその時代の文化や美意識を感じ取ることができます。

子どもの和服のサイズに関する基礎知識

3歳の女の子のアンティーク着物を選ぶ際に、サイズ選びは大変重要です。子どもの平均身長は年齢によって異なり、3歳の場合、平均身長は約95cm前後とされています。身長だけでなく、着物のサイズを決めるには他にも考慮すべきポイントがあります。

  • 身丈(みたけ):着物の肩から裾までの長さです。子どもの成長に合わせて少し長めを選ぶと、数年間は着用可能です。
  • 裄丈(ゆきたけ):背中心から袖先までの長さです。これが合っていないと、袖の長さが不自然に見えたり、動きにくさが出てしまいます。

アンティーク着物の多くは成人用のサイズが主流ですが、専門店では子ども用のアンティーク着物も取りそろえています。サイズ調整を行うことも可能です。また、着物と被布セット(着物・被布と小物一式がそろっている)を選ぶことで、3歳の七五三にふさわしい華やかで伝統的な装いが実現できます。

着物を選ぶ際には、お子さまが一日中快適に過ごせるように、動きやすく、肌触りの良い素材を選ぶことが大切です。また、着付けが初めての方は、専門の着付け師に相談するか、専門店でアドバイスを受けることをおすすめします。これらのポイントを押さえることで、お子さまにとっても親御さんにとっても快適で思い出深い七五三を迎えることができるでしょう。

被布とは?3歳の女の子にふさわしいアンティーク選び

3歳の女の子の七五三では、色鮮やかな着物と被布(ひふ)の組み合わせが、伝統的な祝い着スタイルとなっています。被布は、3歳の女の子や男の子が着用する祝い着であり、着物に合わせてアンティークのものを選ぶことで、その美しさと意義をさらに深めることができます。

被布の由来と意義

被布は、現在では、主に七五三の儀式で、3歳の女の子や男の子が着用する伝統的な祝い着となっています。着物の上から羽織って着る、袖のない短いコートのような形状をしています。

被布は、もともとは江戸時代に僧侶や医者、俳人や茶人、ご隠居さんなど、男性が防寒着として羽織って用いたものが原型でした。その後、文政時代頃から高貴な女性にも用いられるようになり、明治時代には一般の女性たちにも着られるようになりました。七五三で3歳のお子さまの祝い着になったのは、いつごろからかはっきりしませんが、かなり新しい風習のようです。

現代の被布は、伝統的な要素を取り入れつつも、より現代的なデザインや色彩が用いられています。しかし、お子さまの成長と健康を願う親の思いが込められているという本質は、今も昔も変わりません。

「ゆめや」が提供する、3歳の女の子に七五三でお召しいただける祝い着です。爽やかなアップルグリーンの正絹に、花々と、羽子板、毬が描かれた、お宮参り用のアンティーク掛け着物です。御直しをして3歳の七五三でお召しいただけます。全体に雲取り紋様と、羽子板、毬、花紋様が手描きされ、職人の柔らかな気質を感じる柄行です。うっすらと真綿が入っていますので、温かくて柔らかです。寒い季節のお宮参りにお召しになってください。

アンティーク着物の色と柄、その深い意味

アンティーク着物の色や柄には、豊かな歴史や意味が込められており、3歳の七五三の祝い着に選ぶことで、お子さまの健やかな成長や幸福を願う親の愛情を表現することができます。ここでは、アンティーク着物に見られる代表的な色と柄の背景と意味を解説します。

色彩の持つ意味:赤、青、ピンクが象徴するもの

アンティーク着物でよく見られる色には、赤、青、ピンクがあります。これらの色は、見た目に美しいだけでなく、特定の意味を象徴しています。

  • : 赤色は神聖さと生命力を象徴しており、七五三や結婚式などの慶事に好まれます。赤い着物は、お子さまに対する健康と元気な成長を願う心から選ばれることが多いです。
  • : 青色は清潔感と冷静さを象徴し、深遠な美を感じさせます。特に淡い青は、お子さまの穏やかな人生を願う意味を込めて選ばれています。
  • ピンク: ピンクは、和語にすると桜色とか桃色に当たる色ですが、優しさや愛、喜びを象徴する色で、女の子の着物に用いられることが多いのが特徴です。

これらの色は、アンティーク着物の魅力を引き立てると同時に、着る人の個性や願いを表現する手段としても大事にされています。赤やピンクのような暖色系は、華やかな場にふさわしく、お子さまの生き生きとしたエネルギーを象徴します。一方、青のような寒色系は、落ち着きと品格を象徴し、お子さまの穏やかな人生を願う気持ちを込めることができます。
七五三の祝い着を選ぶ際の参考にしてください。

古典柄の持つ意味

アンティーク着物や被布に用いられる桜、梅、七宝といった日本の伝統的な柄は、吉祥文様と呼ばれ、それぞれに縁起の良い意味が込められています。

  • : 春の訪れを告げる桜は、満開の時の豪華な美しさとその散り際の潔い美しさで知られていますが、桜の柄は、稲の神様が宿る場所という古代伝承から、五穀豊穣や富貴繁栄の意味が込められています。
  • : 梅は、厳しい寒さに耐えて、冬の終わりごろに色鮮やかに咲くことから、心願成就や子孫繁栄を象徴しています。
  • 七宝: 七宝は連続する円模様で繁栄と無限の幸福を意味し、家族の絆や幸福を願うデザインとされています。

アンティーク着物によく用いられているこれらの古典柄には、七五三を迎えるお子さまのために、健康や幸せ、美しい成長を願う家族の思いが込められています。お子さまがアンティークの祝い着を着用することにより、日本の伝統や美意識を現代にも受け継いでゆくことができます。

着付けに必要な和装小物

3歳の女の子の七五三で、被布と着物のスタイルを完成させるために、和装小物が大切な役割を果たします。これらの小物は、見た目の美しさはもちろん、お子さまが快適に過ごせるようにという配慮から選ばれます。ここでは、3歳の女の子の七五三に必要な和装小物に焦点を当てて、その選び方について解説します。

小物の種類と選び方:簪(かんざし)から草履(ぞうり)まで

被布と着物を美しく着こなすためには、本体そのものだけでなく、さまざまな小物を用意する必要があります。ここでは、その小物にはどんなものがあるかを紹介します。

  • 肌着: 肌襦袢などの肌に直接まとう下着です。汗や汚れから着物を守る役割があります。
  • 長襦袢: 着物の下、肌着の上に着用します。衿が少し見えるように着付けます。
  • 半衿: 長襦袢の衿に付ける布で、着物を引き立てる色柄のものを選びます。
  • 腰ひも: タオルと併用して体型を補正したり、着丈を調整するのに使います。
  • 薄手のタオル: 身体の凹凸をなくすために使います。
  • 足袋: 和装の靴下です。
  • 草履(ぞうり): 色や素材を、着物や被布に合わせて選びます。
  • きんちゃく袋: 小物入れですが、装飾品として用います。
  • 髪飾り: 簪(かんざし)からリボンや花をモチーフにしたものまで、豊富な種類から選べます。着物や被布の色柄に合わせることで、いっそう華やかさを引き立てることができます。

草履と足袋は、サイズと素材で選ぶ

足元を彩る草履と足袋も、七五三の装いには欠かせません。特に3歳のお子さまには、歩きやすさと快適さを重視して選ぶことが大切です。草履は、お子さまの足にぴったり合うサイズを選び、足袋は柔らかく肌触りの良い素材を選ぶと良いでしょう。また、草履の鼻緒の部分が柔らかいものを選ぶことで、長時間履いていても足が痛くなりにくくなります。色やデザインは、着物や髪飾りと合わせて統一感のあるものを選ぶと、全体の印象がよりいっそう美しくなります。

「ゆめや」がご用意した、赤い正絹地に、オレンジの雲取り紋様と、菊、牡丹、梅が手描きされた、お宮参り用のアンティーク掛け着物です。3歳の七五三までお召しいただけるサイズです。表は柔らかくて軽い錦紗縮緬(きんしゃちりめん)、裏は紅絹、裾回しは赤い縮緬、裾の比翼は綿入りで仕立てられています。

アンティーク着物のレンタルのすすめ

ここまでの解説で、アンティーク着物の持つ魅力は分かっていただけたと思います。では、七五三というお子さまの晴れの日に、どうすればアンティーク着物を調達できるのか? そこでおすすめなのが、アンティーク着物のレンタルサービスです。レンタルなら、コストを抑えつつ、大正ロマンや昭和初期のモダンなデザインなど、豊富な選択肢の中から理想の一着を選ぶことができます。ここでは、七五三の祝い着をレンタルする際のチェックポイントについて解説します。

レンタル時の要チェックポイント

アンティーク着物をレンタルする際には、いくつかのポイントを確認することが欠かせません。そのポイントを、以下に解説します。

  • 信頼性の高い店舗を選ぶ:店舗選びでは、信頼性の高さが大事です。実際に利用した人のレビューや評価をネットで探して、良い評価の多い店舗を選びましょう。また、品ぞろえの豊富さも、大事なポイントになります。
  • 体のサイズの測定: 着物を選ぶ際には、着る人の体のサイズを把握しておくことが必要です。着丈や裄丈を測っておきましょう。
  • 試着が重要: 選んだ着物の試着ができるかどうかを確認しておきましょう。実際に着てみることで、サイズ感や動きやすさ、見た目は予想どおりかなどが分かります。
  • 早めの予約: 七五三シーズンが近づくと、レンタル店には客が殺到し、人気のある着物から予約がうずまってしまいます。希望する着物を確実に手にするために、早めの予約を心掛けましょう。
  • キャンセルポリシーの確認: 急にお子さまが体調を崩したりして、予約をキャンセルすることもあり得ます。キャンセルする場合の料金なども、事前に把握しておくと安心です。

着物を選ぶ際には、気に入った色柄を探すことも大事ですが、着物の素材にも注目しましょう。正絹であれば、肌触りも着心地も最高であることが保証されるでしょう。七五三では、お子さまが一日中快適に過ごせるよう、着物の素材を選ぶことが大切です。

さらに、着物の縫製や装飾など、細部にわたってしっかり確認します。レンタル品であっても、しみや破れがないか、丁寧に保管されているかなど、念入りに確認することが大事です。

前撮りから当日まで、アンティーク着物で楽しむ家族の時間

アンティーク着物は、その重ねてきた歴史と独特の美しさで、記念写真でもその魅力を発揮します。ここでは、七五三の前撮りから当日の参拝に至るまで、アンティーク着物を着用して最良の瞬間を写真に残すための準備と当日の時間管理について解説します。

前撮りでのコツ

前撮りは、七五三当日の忙しさから解放され、お子さまと着物の美しさをじっくりと撮影できる絶好の機会です。大正ロマン時代のアンティーク着物を選んだ場合は、時代感をよりいっそう引き出すために、撮影場所や背景小物使いにも念を入れましょう。例えば、古い日本家屋や自然豊かな庭園を背景にすることで、より時代感を鮮明にすることができます。また、レトロな髪飾りや扇子をアクセサリーとして取り入れることで全体のコーディネートを整え、よりいっそう雰囲気を出すことができます。

七五三当日の準備と時間管理

七五三当日は、祝い着の着付けから参拝、お食事会とスケジュールがぎっしりと詰まっています。アンティーク着物を着用する場合、着付けには特に注意が必要です。着付けは時間がかかることを見越して、当日のスケジュールに余裕を持たせましょう。また、着物や帯の扱いに慣れていない場合は、プロの着付け師に依頼することをおすすめします。これにより、着崩れや小物の取り扱いに関するトラブルを未然に防ぎ、スムーズな一日を過ごすことができます。さらに、小さな子供がぐずらないように、小さなおもちゃやお気に入りのお菓子を持参するなどの工夫も大切です。

アンティーク着物で迎える七五三は、お子さまにとってもご家族にとっても忘れられない思い出となるはずです。前撮りから当日に至るまでの準備と時間管理を上手に行い、家族そろっての素晴らしい時を目いっぱい楽しんでください。

まとめ

七五三は、お子さまの成長を祝うご家族の大事な儀式です。祝い着にアンティーク着物を選ぶことで、その日をさらに特別なものにできます。この記事では、アンティーク着物の選び方和装小物の役割着物レンタルの要チェックポイント前撮りのコツに至るまで、詳しく解説しました。お子さまを主役にする魅力いっぱいのアンティーク着物を選ぶことで、お子さまとご家族の思い出に残る七五三を創り上げてください。

<参考記事>
https://crd.ndl.go.jp/reference/entry/index.php?page=ref_view&id=1000296075
https://akizakura.net/2022/01/19/garasyokubutsu/

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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