七五三・親子プラン お子さま1人とお母様のセット(計2点)【set19】

【2024年最新】七五三で輝く母親のための着物レンタルガイド!

はじめに

七五三は、子どもの成長を祝う日本の伝統行事です。この晴れの日には、母親も子どもと一緒に、日本の伝統的な装いである着物を身にまとい、神社参拝に出かけるのが一般的です。しかし、着物を所有していなかったり、あるいは七五三の日にふさわしい着物を着たいと考えるお母さまもいることでしょう。そんな時に注目されているのが、着物のレンタルサービスです。

着物のレンタルサービスは、七五三だけでなく、宮参りや結婚式など、さまざまなシーンで活用できる便利なサービスです。特に七五三では、母親が子どもと一緒に着物を着ることで、家族の絆を深めるとともに、日本の伝統文化を次世代に伝える大切な役割を果たします。この記事では、七五三における着物の選び方、着付けのポイント、そして母親としての準備について、詳しく解説します。

七五三で着物をレンタルするための基礎知識

七五三というお子さまの健やかな成長を祝う大切な日に、お子さまと一緒に着物で神社参拝をしたいというお母さまもいることと思います。ただ、着物を購入するとなると高額な費用がかかるため、簡単に決断できないという事情があります。そのため人気が高まっているのが、着物のレンタルサービスです。レンタルなら、晴れの日の着物を格安で借りることができ、しかも幅広い選択肢の中から、自分にぴったりの一着を選ぶことができます。

七五三とは?母親の役割と服装の意味

七五三は、3歳と5歳の男の子、そして3歳と7歳になった女の子の成長を祝う行事です。この日、子どもたちは伝統的な着物を身に着け、家族そろって神社に参拝し、神さまにここまで無事に育ったことを報告して、みんなで食事をしたりして祝うのが一般的です。この日は母親も、子供と一緒に訪問着などの着物を着て参拝することが多いです。

お母さまが着物を選ぶ際は、この日の主役であるお子さまの着物よりも格式が高い着物は避けて、一段格式を下げた着物を選ぶことが重要になります。その上で、季節や儀式の性質を考慮した色や柄を選ぶのが適切です。例えば、黒留袖や色留袖では格式が高くなってしまうので、訪問着や付け下げ、色無地や江戸小紋を選ぶのが正解になります。

レンタルのメリットと選び方のポイント

着物をレンタルする最大のメリットは、高品質な着物を手軽に、そして経済的に利用できる点にあります。母親向けの七五三の着物をレンタルする場合は、素材として最高の正絹(しょうけん)で仕立てられた、伝統的な柄からモダンデザインまで幅広く取りそろえられた着物の中から、一日限りの特別な装いを楽しむことができます。

選び方のポイントとしては、七五三にふさわしい格式の着物で、行事の場所や季節に合った色や柄を選ぶことが大切です。また、着物のサイズ選びも重要なポイントで、身長や体型に合わせて適切なサイズを選ぶことにより、美しい着姿が実現できるとともに快適に着こなすことができます。レンタルサービスを活用して適切な着物を選ぶことで、お母さまにとってもお子さまにとっても、すてきな七五三の日を迎えることができるでしょう。

七五三の母親向け着物の選び方

お子さまの七五三という大切な日を、お母さまも一緒にすてきな着物姿で迎えるために、ここでは、七五三におけるお母さま向けの着物の特徴と選び方を解説します。

訪問着と付け下げ、色無地、江戸小紋の違いとは?

七五三にお母さまが着用するのにふさわしい着物には、訪問着や付け下げ、色無地や江戸小紋などがあります。ここでは、それぞれの着物の特長について解説します。選ぶ際の参考になればと思います。
訪問着は、準礼装、略礼装という格式の着物になります。七五三や結婚式、同窓会やパーティーなど、幅広いフォーマルな場にふさわしい着物です。訪問着の特長としては、縫い目で途切れることのない大きな絵羽模様が挙げられます。着物全体に柄が入っていて華やかさがあり、七五三でお母さまが着用するのに適しています。

付け下げは訪問着よりもややカジュアルで、少しフォーマルな場に適しています。訪問着のような華やかさはない代わりに、帯の色柄を変えることで、フォーマルからカジュアルまで、幅広いシーンで着ることができます。柄は裾や袖に集中していることが多く、上品な印象を与えます。七五三でお母さまが着るのにふさわしい着物です。

色無地は、柄の無い、生地が黒以外の一色のものを言います。地紋が入らないものはカジュアル扱いで、地紋入りのものはフォーマルになります。さらに、紋の数によって格式が変わり、五つ紋の入った色無地は、留袖に次ぐ高い格式になります。一つ紋入りの色無地は、訪問着や付け下げと同格として扱われるので、お母さまが七五三に着るのに適しています。

江戸小紋は、小紋と呼ばれる小さな柄を全体にあしらった着物で、柄や紋によっては、訪問着や色無地と同等の準礼装と見なされます。七五三でお母さまが着るのにふさわしい江戸小紋は、紋は一つ紋、柄は小紋三役とか小紋五役と呼ばれるものの中から選べばいいです。

レンタルでお母さま用の着物を選ぶ際は、七五三で参拝する神社の雰囲気に合わせたり、お子さまの着物と色合いが被らないようにするといいでしょう。また、どれだけフォーマルな装いを望むかによって、訪問着か付け下げかなど、着物の種類を選ぶのが適切です。自分の好みや肌色、年齢に合わせて選ぶことも大切です。

モダンから古典まで、スタイル別の着物紹介

七五三の母親向けの着物をレンタルする際は、モダンスタイルから古典スタイルまで、幅広い選択肢があります。モダンスタイルの着物は、現代的な色使いやデザインが特徴で、若いお母さまやファッションを楽しみたい方におすすめです。一方、古典スタイルの着物は、伝統的な柄や色合いが魅力で、格式高い場にふさわしい装いを求める方に適しています。

レンタルサービスを利用する際は、事前にインターネットでデザインや色、サイズのバリエーションを確認することができます。また、店舗によっては、専門のスタッフが一人一人の体型や好みに合わせて、最適な着物を提案してくれる場合もあります。モダンスタイルでは、淡いピンクや水色、グレーなどの優しい色合いが人気です。古典スタイルでは、赤や紺といった落ち着いた色合いに、金彩や古典柄が施された着物が選ばれることが多いです。

どちらのスタイルも、七五三の記念撮影やお参りに合うので、お母さまとしても美しく装うことができます。自身がどのようなスタイルを望むか、どのような印象にしたいかを考えて着物を選びましょう。

白地にオシドリと青い鳥の訪問着【hou01】
NHK連続テレビ小説「花子とアン」でも着用された、正絹の白地に鳥と牡丹、藤が手描きされたアンティーク訪問着です。「ゆめや」が提供させていただきました。牡丹、藤、菊、撫子が描かれた中に、オシドリのつがいが1組と、若いコバルトブルーの鳥が3羽遊んでいます。筆運びの繊細さと、構図の良さから、作家物であることがうかがえる作品です。落款も付いています。帯も、白い正絹に、小箱や筒状の入れ物が織りで施された袋帯を合わせました。

レンタルにおけるフルセットの内容とは

七五三や宮参りなど、特別な日に着物を着用する際、フルセットをレンタルすることは大変便利です。ここでは、レンタルにおいて着物のフルセットとはどのような内容なのか、それぞれのアイテムの役割について詳しく解説します。

フルセットに含まれるアイテム一覧

レンタルにおいて着物のフルセットは、着物を着付けるのに必要なアイテムが一式そろっていて便利なため、よく選ばれています。一般的には、以下のアイテムが含まれます。

  • 着物:七五三や宮参りなど、シーンに合わせた色や柄の着物。
  • :着物に合わせた帯。色や柄が着物と調和したものが選ばれています。
  • 長襦袢(ながじゅばん):着物の下に着る襦袢。衿を少し見せることで、着物の色合いを引き立てます。
  • 草履(ぞうり):色柄を着物に合わせて選べば、足元からコーディネートができます。
  • バッグ:草履とセットで、着物のスタイルを完成させます。
  • 帯締め・帯揚げ:帯の装飾として、また着物の色彩を引き立てる小物です。
  • 髪飾り:髪に差し、着姿を引き立てます。
  • 着付け小物一式:腰紐や衿芯など、着物を美しく着るための補助アイテム。

これらのアイテムが一式そろっていることで、準備に追われることなく、大切な日を迎えることができます。特に、着物や和装に詳しくない方にとって、フルセットのレンタルは心強いサポートとなるでしょう。

着付け小物の役割

着物を美しく着こなすためには、着付け小物が非常に重要です。ここでは、主な着付け小物とその役割について説明します。

  • 腰紐(こしひも):着物や長襦袢の着丈を調節したり、美しいシルエットを保つために使用します。複数本使用するのが一般的です。
  • 衿芯(えりしん):衿元をきれいに見せるために使用します。素材や厚みによって、異なる印象を与えることができます。
  • 帯枕(おびまくら):帯を結ぶ際に、美しい形を作るためのサポートアイテムです。帯の種類や結び方によって選びます。
  • 帯板(おびいた):帯を平らに見せ、着崩れを防ぐために使用します。帯の下に挟み込むことで、帯が美しく映えます。

これらの小物を適切に選び、使用することで、着物姿はよりいっそう引き立ちます。レンタルの際は、これらの小物がセットに含まれているか、また、自分の体型や着る着物に合ったものが選ばれているかを確認することが大切です。特に、初めて着物を着る場合は、店舗のスタッフに相談しながら、最適なアイテムを選ぶようにしましょう。

七五三での母親向け着物のレンタルプラン

七五三での母親としての装いを選ぶ際、どんな装いがふさわしいか、どれをレンタルすべきかと迷うかもしれません。ここでは、年代別のおすすめレンタルプランと、サイズ選びの重要性について解説します。

年代別おすすめレンタルプラン

七五三では、お母さまの着物もお子さまと同様に注目されます。年代に応じたスタイルで、おしゃれを楽しみましょう。

  • 20代の母親向け:若々しさを生かした明るい色合いの着物がおすすめです。水色やピンクなどの淡い色合いに、花柄や古典柄を取り入れたモダンなデザインが良いでしょう。フルセットでレンタルすることで、初めての方でも安心して着用できます。
  • 30代の母親向け:少し落ち着いた色合いの着物を選ぶ方が多いです。グレーや淡い紫など、上品で落ち着いた色合いの中にも、華やかさを感じさせる柄が特徴的です。訪問着や色無地の着物が適しており、七五三の神社参拝にふさわしい装いとなります。
  • 40代の母親向け:落ち着きのある色合いで、格式高い装いを心がけたい年代です。深みのある紺や赤、正絹の訪問着を選ぶと良いでしょう。古典的な柄や、季節を感じさせる模様を選ぶことで、年齢に合った品格を演出できます。

サイズ選びとフィッティングの重要性

着物の美しさを最大限に引き出すには、サイズ選びが非常に重要です。特に着物をレンタルする場合、事前にサイズを正確に測定し、フィッティングの機会を設けることが大切です。着物は西洋服と異なり、身丈、裄丈、前幅、後幅など細かい部分のサイズが合っていないと、着崩れの原因となります。

レンタル店舗では、プロのスタッフがサイズを測定し、最適な着物を提案してくれます。また、着付けの際には、体型に合わせた調整が可能ですので、事前に相談しておくと安心です。着物を美しく着こなすためには、レンタルする際のサイズ選びとフィッティングが重要です。

七五三では、お母さまは年代に応じたスタイルの着物を選び、サイズ選びにも注意を払うことで、家族全員がすてきな一日を過ごすことができるでしょう。

七五三・親子プランお子さま1人とお母様のセット(計2点)【set19】
「ゆめや」がご用意した、七五三のお子さま1人とお母さま、合計2着のセットプランです。七五三のどの年齢でも、男の子でも女の子でもお選びいただけます。ゆめやのアンティーク着物はたいへん軽くてやわらかく、仕立てにも工夫を凝らしていますので、お子さまが疲れることはありません。お母さまは訪問着フルセットの1着となります。着物はご自由にお選びいただけますし、草履・バッグ等の小物もセットになっていますので、安心してご依頼ください。ぜひ母子そろって和装で七五三のお参りにお出かけください。

着物をレンタルする際の注意点

七五三のお祝いには、着物のレンタルは便利ですが、契約前にいくつか確認しておくべき重要なポイントがあります。さらに、レンタルに関してよくある質問について、以下に解説します。

レンタル契約前に確認すべきこと

着物のレンタルを検討する際、最初に確認すべきはレンタルセットの内容です。多くの場合、着物、帯、草履は基本的に含まれていますが、帯締めや帯揚げ、重ね衿などの小物が別料金の場合もあります。また、着付けやヘアセットがセットに含まれているかどうかも重要なチェックポイントです。これらのサービスが含まれていない場合、別途手配が必要になります。

サイズの選択肢も豊富にあるか確認しましょう。特に身長や体型に合わせた着物選びは、着姿の美しさを左右します。店舗によっては、事前に試着が可能な場合もありますので、試着できるかどうかも確認してください。

レンタル期間と返却方法も事前に確認が必要です。七五三の時期はレンタル需要が高まるため、早めに予約し、レンタル期間がどのくらいか、返却はどのように行うのかを確認しておくことが大切です。

よくある質問とその回答

Q1::着物レンタルの予約はどれくらい前にすればいいですか?
A1:七五三のシーズンは特に予約が集中しますので、可能であれば2~3カ月前には予約をおすすめします。特に人気のデザインは早くに予約がうずまることがあります。

Q2:レンタル着物を汚してしまった場合、どうすればいいですか?
A2:小さな汚れや傷ならば、多くのレンタルショップでは通常の使用範囲内として特に追加料金は発生しません。しかし、大きなダメージや汚れがある場合は修理費用が発生することがありますので、レンタル契約時にその点を確認しておくと安心です。

Q3:着付けは自分で行う必要がありますか?
A3:着付けサービスがセットに含まれている場合が多いですが、含まれていない場合は自分で着付けをするか、別途着付け師を手配する必要があります。着付けがセットの場合でも、事前に予約が必要な場合が多いので、確認しておきましょう。

着物のレンタルサービスを利用する場合は、事前の準備と確認が重要です。上記のポイントを押さえ、余裕を持って七五三を迎える準備をしましょう。

まとめ

七五三のお祝いは、お子さまの成長を祝う大切な行事です。特にお母さまにとっては、家族の記念として残る一日を美しく彩るために、自身が着る着物もすてきな一着を選びたいものです。この記事では、七五三における着物の選び方からレンタルの利用方法について解説してきました。着物のレンタルは、普段着物を着用しない方や、和装に詳しくない方にとっても、手軽に多様な着物スタイルを楽しむことができる、素晴らしい方法です。ぜひ、七五三には、お母さまもお子さまと一緒に、すてきな着物で神社参拝することを検討してみてください。

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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