夏着物イメージ

【最新版】着物レンタルで探す!あなたにぴったりのおしゃれな和装

はじめに

着物は、その繊細な柄や上品なフォルムで多くの人々を魅了してきました。着物というと、特別な日に着るイメージが強いかもしれませんが、最近ではカジュアルな装いで日常に取り入れる人も増えています。これを手軽に楽しめる方法として、着物レンタルサービスが人気を集めています。

本記事では着物レンタルの流れやポイントから、シーン別の着物コーディネートまで、幅広くご紹介したいと思います。着物初心者から経験者まで役立つ情報をご提供できるよう努めますので、どうぞ最後までご覧ください。

おしゃれな着物レンタルの流れ

おしゃれな着物を気軽に楽しむための着物レンタルは、特別な日にも、普段のお出かけにも適した選択です。本記事ではまず、着物レンタルの基本的な流れと、始める前に知っておくべき重要な点をご紹介します。着物を選ぶ楽しみから、実際に着て出かけるまでの手順をスムーズに進めるためのポイントを抑え、美しい着姿で特別な一日を過ごしましょう。

着物レンタルの予約から試着までの簡単ステップ

着物レンタルを利用する際の流れは、以下の通りです。

  1. 予約方法事前にウェブサイト、または電話で予約を行います。この時、訪問日や着たい着物のタイプ、サイズ、帯や小物の有無を選択します。
  2. オンラインカタログ:多くの店舗がオンラインで着物のカタログを公開しており、事前に選ぶことが可能です。
  3. 店舗での試着:予約した店舗で実際に複数の着物を試着し、スタッフのアドバイスを受けながら、最適な一着を選びます。
  4. 着付けの予約着付けはプロの手によるものがおすすめです。予約しておくことで、当日の準備がスムーズになります。
  5. アドバイスとサポート:着付け師やスタッフからは、着こなしのアドバイスや小物の選び方など、プロの視点からのサポートを受けることができます。

以上のステップを踏むことで、着物レンタルの経験は格段に快適で楽しいものになるでしょう。

今選ぶならこれ!おしゃれな着物スタイル

おしゃれなコーディネートを希望するなら、レトロモダンな着物を選ぶことがおすすめです。その際のポイントは、以下の通りです。

選び方の基本

  • 体型と肌色に合った色選び:明るい肌色には鮮やかな赤や青が映え、落ち着いた肌色には深みのある紫や深緑がおすすめです。
  • シーンに合ったスタイルカジュアルな場ではモダンな柄が、フォーマルな場では伝統的なスタイルが適しています。
  • 小物の選び方:帯、帯締め、草履をはじめとするアクセサリー選びは、着物の色やデザインに合わせて行います。全体のバランスを意識することが大切です。

ここで一着、ゆめやイチ押しの着物をご紹介しましょう。正絹の黒い綸子地に、たたき模様や市松、水紋などが描きだされた、粋でおしゃれな訪問着です。糊を駆使した技法で、綸子の白地を残した部分と、黒く染められた部分がくっきりと分かれ、たいへん潔い柄に仕上がっています。帯の色でまったく違った印象になりますので、どうぞご相談ください。訪問着ですので、パーティーなどにもおすすめです

このように、適切な着物を選び、適切な小物でコーディネートすることで、レトロモダンなおしゃれコーディネートが完成します。ぜひ参考にしてくださいね。

着物レンタルの基本や、着物選びの基本をご理解いただけたところで、次章からは着用シーンに合わせた着物選びについて言及していきましょう。

成人式の振袖レンタル

成人式は、新たな大人としての門出を祝う重要な日です。その記念すべき日に着る振袖は、一生の思い出となる特別な衣装。ここでは、成人式で着用する振袖をどのように振袖を選ぶかについて、詳しくご紹介します。本章を通じて、成人式の日を彩る完璧な振袖を選ぶためのヒントを得ていただければ幸いです。

成人式におすすめの振袖選び

成人式には、華やかながらも伝統的な雰囲気を感じられる、レトロな振袖で一線を画してみませんか?以下に、成人式にぴったりな、レトロな振袖の選び方をご紹介しましょう。

レトロな振袖の選び方

  • 色と柄の選択:レトロな振袖は、伝統的な色合いや柄が特徴です。落ち着いた赤古典的な紺深緑など、昔ながらの色彩を選ぶことで、レトロな雰囲気を演出できます。また、花鳥風月や古典的な図案が描かれた振袖は、特にレトロな雰囲気にぴったりです。
  • 素材の質感:生地の選び方も大切です。シルクや綿などの自然素材を用いた振袖は、レトロな雰囲気を演出するのに役立ちます。これらの生地は手触りや見た目の質も良く、本物の古典美を感じさせる一着となるでしょう。
  • 帯とのコーディネート古典的な柄の名古屋帯や袋帯を選ぶことがおすすめです。特に金糸や銀糸を用いた豪華な帯は、レトロな振袖に華やかさを加えます。
  • 小物選び:草履やバッグは、レトロ感を出すためにも、アンティークや古風なデザインを選ぶことが重要です。また、髪型や髪飾りにも古典的なものを選び、全体の調和を意識してください。

レトロな振袖コーディネート

たとえば、深い紫の地に金糸で織り込まれた菊と桜の柄の振袖は、特に成人式におすすめの選択です。この組み合わせは古典的な美しさと格式を感じさせ、着る人の格を一層高めます。帯には金や白で織られた重厚なデザインを選ぶことで、全体の装いに豪華さを加えることができます。さらに、パールの髪飾りや簪(かんざし)をアクセサリーとして加えることで、より洗練されたレトロスタイルを完成させます。

これらのポイントに注意して、振袖を選ぶことで、レトロながらも時代を超えた美しさを表現することができるでしょう。

卒業式に着たい袴コーディネート

卒業式は、学生生活の終わりを飾る大切なイベントです。この特別な日にふさわしい装いとして、多くの女性がを選びます。袴は、その華やかさと格式の高さで、卒業生を一段と引き立てる衣装です。本章では、卒業式に最適な袴の選び方と、流行を取り入れたレトロモダンなスタイルをご紹介します。これから袴を選ぶ皆さんが、おしゃれで忘れがたい卒業式の日を迎えられるように、役立つ情報をお届けできれば幸いです。

卒業式にぴったり:おしゃれな袴の選び方

卒業式での袴選びは、以下のポイントを押さえることで、よりおしゃれで個性的なスタイルを完成させることができます。

色と柄の選択

  • 明るく華やかな色合いが一般的で、特にピンクや水色が人気です。
  • 最近では、パステルカラーや、抑え目のモノトーン柄がトレンドとなっています。

帯の選び方

  • 袴とのコントラストを考え、帯は明るい色または大胆な柄でアクセントを入れましょう。
  • 無地の袴には、華やかな帯を合わせるとバランスが良いですよ。

小物のコーディネート

  • 草履やバッグは袴の色に合わせて選び、統一感を持たせます
  • 髪飾りや花のアクセサリーで華やかさをプラスするのも良いでしょう。

これらの要素を考慮することで、自分に合った袴を選ぶことができ、卒業式の日をさらに特別なものにすることが可能です。

流行を取り入れた、レトロモダンな袴スタイル

レトロモダンな袴スタイルを選ぶ際は、以下のアイテムに注目してください。

古典柄の現代的アレンジ

  • 伝統的な花柄や動物柄とモダンなカラーリングを合わせたデザインなら、レトロ感とモダンな印象を上手に融合できます。
  • 抽象的なデザインや幾何学柄の採用で個性を表現するのも良いでしょう

素材の選択

  • 質感にこだわり、シルクや綿など肌触りの良い素材を選びます。
  • 他方で、軽やかで動きやすい素材を選べば、長時間の着用でも快適に過ごせます。

アクセサリーで差をつける

  • シンプルながらもモダンなデザインの草履やバッグを選択しましょう。
  • 髪飾りや帯留めにも現代的なデザインを取り入れることもおすすめです

これらのポイントを意識することで、卒業式で目立つ個性的でスタイリッシュな袴スタイルを完成させることができるはずです。

特別な日のための訪問着レンタル

特別な日にふさわしい装いを整えるため、訪問着のレンタルは素晴らしい選択肢です。結婚式やお茶会、七五三の付き添いなど、フォーマルな場での装いとして訪問着は、その格式高い美しさで注目を集めます。ここでは、さまざまなシーンに適した訪問着を選ぶ際のポイントをご紹介します。

結婚式におすすめのおしゃれな訪問着

結婚式に出席する際には、以下のように訪問着を選ぶと良いでしょう。

  • カラー選択明るく華やかな色は結婚式に最適です。パステルカラーや温かみのある色合いを選び、お祝いの場にふさわしい雰囲気を演出します。
  • 柄選び洗練された花柄や、伝統的な幾何学模様を含む訪問着が適しています。全体のバランスを見ながら、小物との調和も考えましょう。
  • 素材シルクや繊細な刺繍が施された訪問着は、装いをより豪華にします。結婚式ですから、素材の質感で、エレガントな印象を深めましょう。
  • アクセサリー選びシンプルな金属の帯留めパールのネックレスが、訪問着を引き立てます。控えめで上品なアクセサリーが望ましいです。

お茶会にぴったりのレトロな訪問着

お茶会に着用する訪問着を選ぶ際は、以下の点を考慮するとよいでしょう。

  • 色と柄:落ち着いた色合いや伝統的な柄が、お茶会には最適です。深みのある色や、自然をモチーフにした柄を選びましょう。
  • 素材と質感:高品質な絹や手縫いの細部が、和の美しさを際立たせます。質感にこだわると、装いがより精緻に見えます。
  • アクセサリー:素朴な印象の帯留めや草履が、落ち着いたお茶会には適しています。シンプルながらも精緻なデザインを選びましょう
  • 着こなし: 訪問着の着こなしは、シンプルながらも洗練された帯結びや適切な髪型で、全体の調和を保つことが大切です。

七五三にぴったりのレトロな訪問着の選び方

七五三において、お母さまの訪問着は、お子さまの衣装との調和を考慮することが大切です。以下のポイントを参考に、家族全員で統一感のある装いを楽しみましょう。

  • 色の選択:お子さまの衣装が色鮮やかな場合は、お母さまの訪問着は落ち着いた色でバランスを取ると良いでしょう。たとえば、お子さまが鮮やかな赤や青の着物を着る場合、お母さまは深みのある紺やグレーを選ぶと、全体が引き締まります。
  • 柄の調和:お子さま着物に大胆な柄がある場合、お母さまはシンプルな柄または無地に近い訪問着を選ぶことで、洗練された印象になります。
  • 素材感レトロな訪問着選びでは、素材感も重要です。光沢のある正絹などの高級素材を選ぶことで、格式高い雰囲気を演出し、特別感を出すことができます。
  • アクセサリーとのコーディネート訪問着の全体の雰囲気に合わせて、帯や草履、バッグを選びます。落ち着いた色の訪問着には金や銀の装飾が施されたアクセサリーを合わせて華やかさをプラスするのも一つの方法です。

たとえばこちらは、ゆめやでレンタル可能な、古き良き貫録を感じさせるアンティーク訪問着です。NHK連続テレビ小説「花子とアン」でも着用された、正絹の白地に鳥と牡丹、藤が手描きされたうえで、牡丹、藤、菊、撫子が描かれた中に、オシドリのつがいが1組と、若いコバルトブルーの鳥が3羽遊んでいます。筆運びの繊細さと、構図の良さから、作家物であることがうかがえる作品です。落款も付いています。帯も、白い正絹に、小箱や筒状の入れ物が織りで施された袋帯を合わせました。七五三などのお子さまの記念の日や、お親しい方の結婚式に、ぜひお召しになってください

このように、訪問着選びはポイントをしっかりと押さえることで、結婚式やお茶会、七五三にふさわしい一着を選ぶことができます。レンタルサービスを活用すれば、さまざまなデザインの中から理想の一着を見つけることが可能ですので、ぜひご利用を検討してみましょう

着物の着付けガイド

着物をきちんと着るためには、正しい着付け方法を知ることが重要です。そこで、最後に自分でできる基本的な着付けステップと、プロの着付けサービスを利用するメリットをご紹介します。

自分でできる着付けステップ

着物を自分で着ることは、日本の伝統文化をより深く理解する素晴らしい方法です。以下は、基本的な着付けの手順です。

  1. 肌着を着る:着物を着る前に適切な肌着を身につけます。これにより、着物が直接肌に触れるのを防ぎ、快適に過ごすことができます
  2. 襦袢を着る:襦袢は着物の下に着ることで、着物が汗で汚れるのを防いでくれます。
  3. 着物を着る:着物を広げ、背中と首のラインが正しい位置にくるように調整し、身にまといます。
  4. おはしょりを作る:着物の余分な部分をたたんで腰に合わせ、帯を巻く準備をします。
  5. 帯を締める:帯を腰に固定し、美しい帯結びをします。帯の結び方にはさまざまなバリエーションがあり、シーンに合わせて選べます
  6. 最終調整をする:全体のバランスを見ながら、着物の衿元や袖の長さを整えます。

これらのステップを踏むことで、美しく正しく着物を着ることができます。初めは時間がかかるかもしれませんが、慣れれば自分で素早く着られるようになります。不安な方はプロへの依頼をおすすめしますが、着付けの流れを知っておくことで、当日に万が一着崩れをした場合なども、安心して対応することができるでしょう。

プロへ着付けを依頼するメリット

特別なイベントでは、プロの着付け師に依頼することで、以下のようなメリットがあります。

  • 時間の節約:プロに任せることで、着付けにかかる時間を大幅に短縮できます。
  • 完璧な仕上がり:プロの技術による着付けは、着物が着崩れしにくいことから、一日中美しい着姿を保ちやすくなります
  • 快適さ:着心地が良いように着付けを行いますので、長時間着ていてもストレスが少なく済みます。
  • アドバイス:着物や帯の組み合わせ、アクセサリー選びのアドバイスを受けることができ、全体のコーディネートを格上げすることが可能です。

以上のメリットから、結婚式や重要な会合など、特別な日にはプロの着付けサービスを利用することをおすすめします。プロの手による着付けは、着物をより一層引き立て、その場の記憶に残る装いを実現するでしょう。

まとめ

着物のレンタルサービスを利用することで、卒業式から結婚式、お茶会まで、どんな特別な日にもふさわしいスタイルを選ぶことができます。本記事が、おしゃれな着物を楽しむための一助となることを願っています。着物は日本の美の象徴です。レンタルを活用し、それぞれの節目で格別な一日を彩りましょう。

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

最新記事

フランボワーズと薄藍に檜扇の振袖【fui08】

振袖の特徴は?他の着物との違いは?成人式へ向けた選び方のコツを紹介

はじめに 成人式を迎える女性にとって、振袖選びは特別なイベントの一つです。しかし、振袖と他の着物との違いや、レンタルと購入のどちらを選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。本記事では、振袖選びに関する基本的な […]

ひとつ前の記事

ブルーラベンダーの束ね熨斗と菊花が踊る色振袖【fui51】

【2025年最新版】薄紫の振袖レンタル!おすすめ着物スタイルガイド

はじめに 成人式は、若者たちの門出を祝う重要な行事です。この特別な日に、女性は華やかな振袖を身にまといます。中でも薄紫の振袖は、その優美な色合いで昨今注目を集めています。本記事では、薄紫の振袖について、選び方からスタイリ […]
試着予約フォームへ|絹100%のアンティーク着物を特別な日に、無料試着、簡単4項目の入力で完結!