クリーム色やピンク色にも輝く、鶴と花々の白打掛【utk19】

結婚式で花嫁が白無垢はかわいそう? | 実績40年のプロが答えます

はじめに

白無垢とは? 和装の中の特別な衣装

結婚式。それは一生に一度の特別な日。そんな大切な日に花嫁が選ぶ衣裳として、和装と洋装がありますが、和装の中でも特に象徴的な存在が「白無垢」です。

白無垢とは、「真っ白な」結婚式のための着物を指します。白い色は純潔や清らかさを表現する色として、古くから結婚式での新婦の衣装として愛されてきました。

この白無垢は、神前式での挙式を行う際の主流の衣裳で、神社での結婚式にふさわしいものとされています。絹の繊細な光沢と、伝統的な柄や刺繍が美しく、花嫁姿を一層引き立ててくれます。また、「綿帽子」や「角隠し」を合わせることで、さらに格式のある花嫁スタイルを完成させることができるのです。

白無垢を選ぶ理由としては、やはり日本の伝統的な美を感じることができる点が挙げられます。洋髪のウエディングドレスも素敵だけれど、昔からの日本の風情や、祖先が大切にしてきた文化を身にまといたいと思う方も多いことでしょう。

また白無垢なら、その後の「色直し」の選択肢も広がります。お色直しは、披露宴の途中で衣裳を変えることを言います。打掛や引き振袖などの別の和装や、洋装にチェンジすることで、ゲストにさらなる驚きや楽しみを提供することができます。

さて、実際に白無垢を選ぶときは、何に気を付ければいいのでしょうか。選ぶ際のポイントや、素敵に着こなすコツなど、この記事で詳しくお伝えしていきます。

この記事でわかること

今回の記事では、白無垢の魅力やその選び方、その美しさを最大限に引き出す方法について深く掘り下げてご紹介します。また、最近のトレンドや実際の花嫁さんたちの声も取り入れて、和装での結婚式の魅力をお伝えしていきたいと思います。

和装の中でも特に注目される白無垢。その深い歴史や文化背景、そしてどのように選び、着こなすか。これから結婚を控えている方、または和装に興味を持っている方に向けて、心を込めてお伝えしていきたいと思います。

和装の魅力とは?

和装、特に白無垢の魅力について考える時に、まず浮かぶのは伝統的な美しさや格式、そして結婚式の瞬間の特別さではないでしょうか。日本の長い歴史と文化が詰まったこの衣装は、花嫁姿を最も美しく見せてくれます。このセクションでは、和装の魅力について深く探るとともに、最近の和婚トレンドや白無垢のバリエーション、打掛との組み合わせなどについても詳しくお伝えします。

和婚のトレンド:白無垢の人気が高まっているワケ

最近の結婚式のトレンドを見てみると、白無垢を選ぶ方が増えているのは確かです。人気が高い理由はその純白の美しさと、日本の伝統を感じることができるからでしょう。白無垢を着ると、神前式などでの結婚式の雰囲気が一層引き立ち、格式のある挙式を行うことができます。

「豪華な色柄ものを着られないなんて、かわいそう」などという勘違いをする方もいらっしゃるようですが、とんでもないことです。白無垢は地色が肝心ですので、最高ランクの絹糸を使って織られています。生地自体に吉祥柄を織り出すこともありますし、白・金・銀などの糸で豪華な手刺繍を施したものもあります。人気の引き振袖よりもずいぶん高価な着物で、色打掛とは同程度の価格のことが多いです。ゆめやの婚礼衣装からピックアップしてみましょう。

オフホワイトに鶴や松のビーズやスパンコールが輝く白打掛」は、オフホワイト色の正絹地に鶴・松・牡丹・藤の花が織り出され、銀糸の手刺繍とビーズやスパンコールで加飾した、アンティークの白打掛です。打掛の色がオフホワイトなので、白い小物がしっかりと目立って、メリハリのあるコーディネートになりました。

また、和装には洋髪のウエディングドレスとは異なる、独特の華やかさと落ち着きがあります。このバランスが、新しい人生の始まりを迎える新婚夫婦にとってはとても魅力的に映るのです。さらに、伝統的な和装を身に着けることで、親御さんや祖父母さまとの絆を深めることもできるでしょう。昔の結婚式のイメージを持つ祖父母さまも、お孫さんの花嫁姿を見ることで、喜びや感動を感じることでしょう。

色や柄の選び方:白無垢の豊富なバリエーション

白無垢と言えども、実はその中にもさまざまなバリエーションがあります。色や柄、織りなど、選択肢はたいへん多いです。ゆめやのサイトhttps://www.yumeyakimono.jp/)を参考にすると、たくさんの種類が紹介されていて、自分の好みや挙式のテーマに合わせて選ぶことができます。

白無垢の基本の色は「白」ですが、純白やアイボリー、少しピンクがかった白など、微妙な色の違いがあります。また、柄にも意味が込められていて、鶴や松などの吉祥柄は縁起が良いとされています。

ゆめやの婚礼衣装から「クリーム色やピンク色にも輝く、鶴と花々の白打掛」をご紹介します。織りと手刺繍で描き出されたのは、縁起の良い鶴です。もとの糸が輝きに満ちていて、式場の照明や、太陽光などで、いろいろな表情を見せてくれそうです。

どれも素敵な白無垢ですが、試着をする際には、自分の肌の色や身長、体型を考慮して選ぶのがおすすめです。また、挙式の雰囲気や結婚式場のテーマ、ドレスとのコーディネートなども考慮に入れると、さらに素敵な選択ができるでしょう。

伝統とモダンのバランス:打掛と白無垢

結婚式の披露宴でよく見るのが、白無垢から色打掛へのお色直しです。打掛には伝統的なものからモダンなものまで、さまざまな色や柄があり、花嫁の好みに合わせて選ぶことができます。華やかな着物なので、結婚式の華やかな雰囲気をさらに盛り上げてくれます。

ゆめやの婚礼衣装から「唐織の松に鶴、花々と御所車の色打掛一式」をご覧いただきましょう。オレンジ・赤・黄金色など暖色系のアンティーク色打掛一式です。唐織に、波・松・鶴・御所車と、梅・菊・牡丹などの花々が咲き誇っています。喜びにあふれ、安定感のある色打掛です。

ウェディングドレスの選び方

多くの花嫁がその特別な日のために、ドレス選びにこだわりを持ちます。和装の白無垢とは異なり、ウェディングドレスは西洋風のデザインが特徴的で、花嫁の幸せな姿を際立たせます。このセクションでは、ウェディングドレスの選び方や、和装とどちらがいいのか、などについて紹介します。

ウェディングドレスと和装、どちら派?

結婚式を挙げるにあたり、衣装選びはとても大切なポイントです。和装の白無垢や引き振袖、色打掛といった選択肢の中で、私たちはどれを選ぶのがいいのか、悩むことが多いでしょう。ゆめやhttps://www.yumeyakimono.jp/)の記事を見ると、最近は白無垢の人気が高まっていますが、もちろん華やかな色打掛などの魅力も捨てがたいですよね。

ウェディングドレスは、自分の好みや結婚式の雰囲気に合わせて選べるのが魅力です。明るい会場やナチュラルなテーマには、シンプルなデザインのドレスが似合うかもしれません。また、格式あるホテルの披露宴なら、豪華なデザインのドレスが良いでしょう。

結婚式場でのドレス選びのポイント

結婚式場でのドレス選びはまず、式場の雰囲気やテーマに合わせてドレスを選ぶこと。エレガントさを引き立てるドレスや、自然な雰囲気に合わせたナチュラルなドレスなど、選択肢は無限大です。

また、試着は何度も行うことをおすすめします。ドレスを実際に身にまとい、その時の気分や姿を確認することで、自分にとって最も美しいドレスを見つけることができます。

結婚式の日は、自分を最も美しく見せるドレスを選び、最高の1日を迎えてほしいと思います。ドレス選びは、自分の好みや式場の雰囲気に合わせて、じっくりと時間をかけて行うのが良いでしょう。

結婚式のイベントにあわせた衣装選び

結婚式の流れや内容に合わせて衣装を選ぶのがおすすめです。例えば、神前式で挙げる場合は、和装の白無垢が良いでしょう。白無垢の真っ白な姿は、神社の格式ある雰囲気にぴったりと合います。また、白い綿帽子や角隠しを合わせることで、さらに格式のある結婚式になることでしょう。

一方、ホテルやレストランでの披露宴では、ウエディングドレスが多いようです。エレガントなドレスは、華やかな雰囲気の中で花嫁の美しさを引き立てます。お色直しの際には、打掛や引き振袖など、和装も取り入れることができますね。

両方を楽しむためのコーディネート術

せっかくの結婚式、白無垢とウェディングドレス、どちらも着たいと思うのは当然です。そんな時は、結婚式の流れやイベントに合わせて、両方を取り入れるのがおすすめです。

例えば、挙式では白無垢を着て、披露宴ではウェディングドレスにチェンジする。また、前撮りの時にはウェディングドレスを選び、当日は白無垢で挙げるという選択も。その逆も良いですね。挙式の場所や内容、ゲストの人数や雰囲気など、さまざまな要素を考慮しながら、自分の気に入った衣装を選んでください。

また、ネットなどで自分のイメージに合った衣装を探すのも楽しい時間となるでしょう。

どちらの衣裳も、それぞれの魅力を引き出すコーディネートを考えることで、素敵な花嫁の姿を手に入れることができるでしょう。結婚式の準備は大変ですが、自分の思い描く理想の姿を追求することで、最高の一日を迎えることができます。

実際の花嫁たちの意見

知りたい! 白無垢かウェディングドレスか、花嫁のベストアンサー一覧

結婚式の衣装選び、悩むところですよね。特に、伝統的な白無垢と、洋風のウェディングドレス、どちらを選ぶかは多くの花嫁たちの頭を悩ませる問題となっています。そこで、過去の花嫁たちがどのように選択をしてきたのかの声を一覧にしてみました。

  • 和の雰囲気を重視
    「神社での挙式だったので、白無垢での結婚式を選びました。家族にも伝統的な和装の姿を見てもらいたかったのです。」
  • 写真映えを考慮
    「白無垢の素敵な姿と、ウェディングドレスの華やかさ、どちらも捨てがたかったので、前撮りの際には白無垢を、当日はドレスを選びました。」
  • 家族の意向を尊重
    「両親が昔ながらの結婚式を望んでいたので、白無垢を選択。披露宴では色直しでウェディングドレスにして、二つのスタイルを楽しみました。」
  • 予算との兼ね合い
    「式場の衣裳パックが魅力的で、それに合わせてウェディングドレスを選びました。でも、打ち掛けでの前撮りもして、和の雰囲気も楽しんでみました。」

このように、花嫁それぞれの思いや事情に合わせて、衣装を選んでいる様子が伺えます。

ソーシャルメディアでの意見:pinterestとtwitterのコメントピックアップ

最近では、SNSを利用して意見交換をする花嫁たちが増えています。特にpinterestやtwitterでは、リアルな声や写真が共有されているので、参考になること間違いなしです。

pinterestのコメントから

「ウェディングドレスの中でも、純白とオフホワイト、どちらがいいのか迷っています。友人たちにも相談中です。」

twitterのコメントから

「昔の写真を見て、母が着ていた白無垢がとても美しかった。私も同じようなスタイルで挙式を挙げたいと思っています。」
「ドレス選びは楽しみの一つ。でも、実際に試着してみると意外と似合わないものも。何度も試着して、自分に似合うものを見つけたい。」

ソーシャルメディアを利用することで、他の花嫁たちの生の声や、実際に着た際の写真などを確認でき、とても参考になります。結婚式の準備は大変ですが、たくさんの情報や意見を取り入れて、最高の一日を迎えてくださいね。

まとめ

和装の魅力は高く、長い歴史を持つ日本の文化を色濃く反映しています。特に結婚式において、その美しさが女性たちの心を捉えて放さないものとなっています。そして、私たち女性が結婚式で最も輝く瞬間は、選んだ衣装を身にまとったとき。今回の記事を通して、その選び方や魅力、そして和装の魅力を少しでも感じていただけたら嬉しいです。

白無垢とウェディングドレス、運命の衣装は?

結婚式という特別な日、花嫁は主役となる存在です。そのため、衣装選びはたいへん重要。白無垢は、その名のとおり真っ白な着物で、純粋さや清らかさを象徴します。その姿は神前式などでの挙式時には特にふさわしく、多くの女性が憧れるスタイルです。

一方、ウエディングドレスは洋装としての華やかさや、現代のトレンドを取り入れやすいという特徴があります。和装と洋装どちらも、自分自身の気に入ったスタイル、そして自分に似合うと感じるものを選ぶことが大切。ゆめやhttps://www.yumeyakimono.jp/)のサイトにも、実際の選び方や最新の情報を掲載していますので、お役立てください。

今後のトレンドや選び方のポイント再確認

結婚式の衣装選びは、流行やトレンドも大切ですが、何よりも自分らしさを最優先したいもの。最近は、打掛や引き振袖といった色鮮やかな和装も多くの女性に選ばれるようになってきました。

どんな衣装を選ぶにしても、その中で自分らしさを最大限に引き出し、幸せな結婚式を迎えてほしいと思います。また、選び方のポイントや、最新のトレンドなどもしっかりとチェックし、最良の選択をしてくださいね。

以上、結婚式の和装の魅力や選び方についてご紹介しました。和装には、日本の伝統や文化、そして女性の美しさを引き立てる力があります。どの衣装を選ぶにしても、その日の自分を最も美しく、そして幸せに感じるものを選んでください。

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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