唐織の松に鶴、花々と御所車の色打掛一式【utk10】

【着物のプロが監修】花嫁が結婚式で着る和装の種類と選び方・注意点

はじめに

結婚式は人生の特別な日です。結婚式での和装は、日本の伝統や美を反映した上で、花嫁の姿をより引き立てる素晴らしい選択と言えます。この記事では、和装の魅力や、結婚式での和装の役割、意味について、初めての方でも理解しやすいように詳しく紹介していきます。

和装の魅力とは

和装という言葉を聞いて、皆さんはどんなイメージを持たれるでしょうか。日本の伝統的な衣装として、高い格式を持ちながらも、そのデザインや色合いにはさまざまなバリエーションがあります。挙式や披露宴、前撮りなど、さまざまな場面での花嫁の姿を、美しく華やかに彩るアイテムとして和装はたいへん魅力的です。

  • 伝統とモダンの融合: 古くからの伝統や意味を保ちつつも、現代のデザインや色を取り入れたモダンな和装も増えています。そのため、自分の好みや結婚式の雰囲気に合わせて選ぶことが可能です。
  • 多彩なデザイン: 白無垢、色打掛、振袖など、和装にはさまざまな種類や柄、色があります。特に色打掛は、赤や白、ピンクなど多くの色から選べるため、自分の好みやテーマに合わせてコーディネートする楽しみがあります。
  • 縁起物としての意味: 和装には、縁起を担ぐ意味が込められていることも多く、結婚式にふさわしい衣装として多くの方に選ばれています。

伝統的な美しさの中に潜むモダンな要素

和装の中には、伝統的な要素が数多く取り入れられています。ですが、それだけでなく、現代の結婚式に合わせたモダンな要素も増えてきました。

  • 伝統的な要素: 鶴や鳳凰、松竹梅など、伝統的な文様やモチーフが多く取り入れられています。これらのデザインは、縁起の良い意味を持ち、おめでたい結婚式や新しい門出にふさわしいということで、和装の絵柄に多く取り入れられています。
  • モダンな要素: 和装も時代と共に進化していて、現代のブライダルシーンに合わせたデザインや色が増えてきました。伝統的な白無垢や色打掛に、現代のファッションの要素が取り入れられたものもあります。

結婚式における和装の役割と意味

結婚式は一生に一度の大切な日。その大切な日に、和装はどんな役割を果たしているのでしょうか。

  • 身を清める意味: 白無垢は「白い無垢なもの」という意味を持ち、花嫁がこれまでの人生を清く、純粋に過ごしてきたことを示す衣装とされています。神前式では特に白無垢が選ばれることが多いです。
  • 華やかさを引き立てる: 色打掛振袖は、披露宴などの華やかな場面で選ばれることが多いです。多彩な色や柄が、結婚式の雰囲気を一層盛り上げてくれます。
  • 結婚式のテーマや雰囲気に合わせて: 和装を選ぶ際には、結婚式のテーマや雰囲気、会場なども考慮して選ぶことが大切です。たとえば、神社での挙式では伝統的な和装、モダンな結婚式場での挙式には現代風の和装を選ぶなど、シチュエーションに合わせて最適な和装を選ぶことがポイントです。

和装の魅力や結婚式での役割、意味について紹介しました。次の章では、和装の種類や選び方について詳しく解説していきますので、ぜひ参考になさってください。

花嫁のための和装の種類

結婚式は、一生に一度の大切な日。特に花嫁の衣装は、その日の主役として注目されるものです。和装を選ぶ際には、多くの選択肢があり、それぞれに異なる魅力や意味があります。ここから、主な和装の種類について詳しく紹介していきます。

白無垢とは

白無垢、この言葉は、日本の伝統的な結婚式を想像する方にはなじみ深いものです。その名のとおり「白く無垢なもの」という意味を持つ、結婚式の際に新婦が着る、伝統的な白い着物です。

  • 色と意味: 白は、純粋さや清楚さを象徴する色。結婚式という新たな門出に立つ新婦の心を表すものとして、白無垢は多くの方に選ばれています。
  • 特徴: 白無垢は、独特の装飾や柄が少なく、シンプルでありながらも格式のあるデザインが魅力。特に、紋や縁起の良い文様が施されているものもあり、結婚式にふさわしい装いとして人気です。
  • 結婚式での使用: 白無垢は、特に神前式で好まれる衣装として知られています。神社での厳かな雰囲気と相まって、一生の思い出としての価値が高まります。

アンティークきものレンタル ゆめや は、大正時代から昭和初期にかけての着物をメインに取り扱うレンタルショップです。婚礼衣装は得意分野ですので、張り切ってご紹介させていただきますね。

まずは、ゆめやの婚礼衣装から「菱形に四季の花丸紋様白鶴刺繍の打掛一式」をご覧いただきましょう。過度な装飾が無く、織りだけで吉祥紋様が描き出された、アンティーク白無垢です。地紋様に菱紋・菱菊・花丸紋・亀甲、その上に、鶴・梅・菊などのおめでたい絵柄が織り出されています。上質の正絹100%の白無垢ですので、ふんわりと身体に添い、軽くて柔らかいのですよ。古式ゆかしい神社にふさわしい白無垢です。

色打掛の魅力

打掛は、色とりどりの華やかなデザインが特徴の、結婚式での主役とも言える和装の一つです。

  • 色と特徴: 赤や緑、ピンクなど、さまざまな色が存在する色打掛。その中でも、赤は縁起が良いとされ、結婚式に選ばれることが多い色として知られています。また、打掛の柄には、鶴や松竹梅、鳳凰など、縁起の良いモチーフが多く用いられています。
  • 結婚式での使用: 披露宴やお色直しの際に多く選ばれる色打掛。その華やかさから、会場の中で注目を集めること間違いなしです。
  • 色打掛の魅力: 一つ一つのデザインや色合いが異なる色打掛は、花嫁のこだわりや個性を最大限に引き立ててくれます。また、縁起の良いモチーフが施されていることから、新しい門出に最適な衣装として選ばれています。

ゆめやの色打掛から「色とりどりのぼかしに花尽くし鶴尽くしの色打掛一式」をご紹介しましょう。アンティークではありませんが、品質には絶対の自信を持ってご用意した色打掛です。地色が赤・緑・青・紫・黄などにぼかしで染め分けられ、その上に金色の亀甲や縦縞、桜・牡丹・松・菊・撫子・紅葉・梅が金やグレーや白で描かれています。その上に、無数の鶴です。若々しく、縁起の良い絵柄ですね。

振袖とウエディング

振袖は、成人の女性が正式な場で着ることを想定した、伝統的な和装の一つです。ですが、近年では結婚式での使用も増えてきました。

  • 振袖の意味: 振袖の名前の由来は、長く垂れ下がった袖からきています。これは、未婚の女性を象徴するものとされています。
  • 色とデザイン: 赤やピンク、黒など、さまざまな色の振袖があります。また、花や鳳凰、鶴など、華やかなモチーフが多く用いられています。
  • 結婚式での使用: 振袖を結婚式で使用する際は、色打掛と合わせて二次会や色直しの衣装として選ばれることが多いです。その鮮やかな色とデザインが、披露宴の雰囲気を一層盛り上げてくれます。

ゆめやの「花菱立涌紋様に鳳凰孔雀の黒引き振袖」は、婚礼に大人気の引き振袖です。NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でも使用された、自慢の逸品ですよ。花菱立湧紋様に菊や梅などの古典的な花と、上前には鳳凰、後裾には鶴、右肩には孔雀が大胆に手描き、手刺繍された、華やかなアンティーク黒振袖です。ほぼ全面に広がる絵付けと手刺繍、金泥・銀泥。圧巻の振袖です。

おはしょりを取って着付けると「花菱立涌紋様に鳳凰孔雀の黒振袖」になります。

同じ絵柄で、色振袖「菜の花色に花菱立涌、鳳凰孔雀の振袖」もございます。大正時代に、一人のお嬢さまのために色違いの振袖を仕立てた親御さんは、お嬢さまのことを大切に大切に育てられたのでしょうね。ぜひ婚礼衣装にお選びください。

結婚式の場面に合わせた和装の選び方

結婚式の一日には、さまざまな場面があります。挙式、披露宴、前撮り、ロケーション撮影…。それぞれの場面に合わせて、最適な和装を選ぶことで、一層思い出深い一日を演出することができます。ここからは、結婚式のさまざまな場面での和装の選び方について紹介します。

挙式での注目ポイント

挙式とは、結婚を公に宣言するための厳かな儀式です。特に、神前式や仏式での和装は、格式のあるものを選ぶのが一般的です。

  • 白無垢の選び方: 神前式では、白無垢が最も一般的に選ばれる和装です。白無垢の純白は、純粋さや新たな始まりを象徴しています。また、柔らかな白の色合いは、神社の荘厳な雰囲気とも合い、厳かな挙式を盛り上げます。
  • 打掛の選び方: 披露宴や色直しの際に、色とりどりの打掛を選ぶことが多いです。特に、縁起の良い赤や金の文様が施された打掛は、華やかな場の雰囲気にマッチします。
  • アクセサリーや小物のコーディネート: 和装の際には、帯や綿帽子、角隠しといった小物も大切。これらの小物を選ぶ際も、挙式の場所や和装のデザインに合わせて、統一感を持たせることがポイントです。

前撮りやロケーション撮影での着物

前撮りやロケーション撮影は、結婚式の前や後に、好きな場所での写真撮影を楽しむことができる時間です。このような自由な場面では、少し個性的な和装を選んでも良いでしょう。

  • 場所に合わせた選び方: 例えば、自然豊かな場所での撮影ならば、明るい色の振袖や、四季を感じさせる柄の着物がおすすめ。一方、都会的なスポットでの撮影なら、モダンなデザインの和装や、洗練された色合いのものを選ぶと、写真が引き立ちます。
  • 季節を意識した和装の選び方: 春には桜や梅の柄、夏には鮮やかな緑や金魚、秋には紅葉や月、冬には雪や松竹梅など、季節感を感じさせるデザインの和装を選ぶことで、その時期の風情を一層楽しむことができます。
  • フォトジェニックな和装: 写真映えする和装を選ぶポイントとしては、色の鮮やかさや、独特の文様、大胆なデザインなど、目を引く要素が含まれているものを選ぶと良いでしょう。また、和装だけでなく、アイテムや小物のコーディネートも忘れずに。

ゆめやでも、ロケーション撮影プランをご用意しています。東京都内での撮影のみとなりますが、平日・土日祝のいずれでも、一定料金でロケーション撮影を承ります。ぜひ詳細をチェックなさってくださいね。

ここまで、結婚式のさまざまな場面に合わせた和装の選び方についてご紹介しました。次の章では、和装に合わせる髪型やメイクのポイントについても詳しく解説していきます。

結婚式の和装の色と柄の意味

結婚式の和装選びにおいて、色や柄の意味を理解することは、特別な日のドレスアップに深い意味を持たせる重要な要素です。和装の色や柄には、歴史的背景や縁起を担ぐ思いが込められています。それでは、和装の色や柄の意味を深掘りしてみましょう。

色の背景と意味

和装のには、それぞれ独特の意味や背景があります。特に結婚式では、縁起を担ぐ意味で特定の色が好まれることが多いです。

  • : 純粋さや清潔感、新しい始まりを象徴する色です。白無垢は、これらの意味を持つ白を基調とした和装で、結婚式での新しい門出を祝福する象徴として着用されます。
  • : 健康や繁栄、幸福を意味する色として、特に和婚において好まれます。打掛や振袖の中にも、この赤を基調としたものが多いです。
  • : 若々しさや新しい命、再生を象徴する色。春の結婚式には、新しい生活のスタートを意識して、緑色のアクセントを取り入れると良いでしょう。
  • : 黒は格式や堅実さを象徴する色として、新郎の紋付や羽織に使われることが多いです。
  • ピンク: 愛や優しさを象徴する色として、特に女性の和装に取り入れられることが多いです。ロマンチックな雰囲気を出したい場面での選択としておすすめです。

柄や文様の選び方

和装には、さまざまな文様や柄があり、それぞれに特定の意味や象徴が込められています。以下に、結婚式でよく選ばれる主な柄や文様を紹介します。

  • : 長寿や幸福を象徴する動物として、結婚式には縁起の良い柄として人気です。
  • 松竹梅: これら三つの植物は、縁起が良いとされ、長寿や繁栄を願う象徴として和装に取り入れられます。
  • 鳳凰: 美しく、神聖な存在とされる鳳凰は、和装の中でも高級感を持たせる柄として好まれます。
  • : 季節感を出すために、桜や梅、菊といった花の文様が和装に取り入れられます。特に桜は、新しい始まりを象徴する花として結婚式にふさわしい柄とされています。

松竹梅に舞鶴遊亀紋様刺繍の打掛一式」は、鶴・松竹梅・亀が描かれた、縁起の良い色打掛です。ドレス中心の披露宴のお色直しで、一度だけ和装を取り入れる場合にもおすすめですよ。地色が白ですので白無垢の雰囲気も楽しめますし、色打掛なので華やかさも演出できます。

ここまで、結婚式の和装の色と柄の意味についてご紹介しました。結婚式の和装選びは、単に見た目の美しさだけでなく、背景や意味を理解することで、より一層特別なものとなります。

和装に合わせる小物やセットの選び方

結婚式の和装を完璧に魅せるためには、小物やセットの選び方も欠かせません。着物の色や柄に合わせて小物を選ぶことで、着物を一層引き立てることができるのです。それでは、詳しく解説していきましょう。

帯や小物の役割

着物や振袖だけでなく、帯や小物も和装の大切な要素です。それぞれの役割と特徴について見ていきましょう。

  • : 和装のアクセントとしての役割を持ちます。挙式の格式や雰囲気に合わせて、帯の色やデザインを選ぶことが大切です。白無垢や色打掛に合わせる帯は、見える部分はほんの少しですが、縁起を担ぐ絵柄を選びたいものです。
  • 綿帽子: 神前式では、花嫁の頭を覆い、厳かな雰囲気を演出します。白無垢と組み合わせます
  • 角隠し: 新婦の角を隠すという意味から、厄を避けるための小物として取り入れられます。
  • 扇子: 神前式や披露宴の中で使用されるアイテム。華やかさや格式を持たせるために、色や柄にこだわって選びたいものです。
  • 懐剣: 帯に挿すアイテムとして、格式や伝統を感じさせるものです。

ゆめやの婚礼小物は、時代と手作りにこだわって集めたものばかりです。ご試着の際に確認していただけますので、どうぞお楽しみに。

これらの小物を選ぶ際は、和装の色やデザインとの組み合わせを考え、全体のバランスをとることがポイントとなります。また、小物の素材や手触り、品質にも注目して、心地よく、美しく着こなすことが求められます。

レンタルや貸衣装の選び方

結婚式での和装をレンタルや貸衣装で選ぶ際のポイントを紹介します。

  • 品質を確認: 高いレンタル料金が必要な場合もありますが、品質が良いものを選ぶことで、美しく、気持ち良く一日を過ごせます。
  • 試着の重要性: 自分の体型や好みに合わせて、事前に試着をして選ぶことが大切です。店舗での試着時に、小物や帯の組み合わせも確認しましょう。
  • プランを選ぶ際のポイント: レンタルや貸衣装のプランには、小物や帯、その他のセットが含まれていることも。必要なアイテムが全て含まれているかどうかを、確認することが大切です。
  • 予算を意識: 和装のレンタルや貸衣装には、さまざまな価格帯があります。予算に合わせて、適切なものを選びましょう。
  • スタッフの対応: 和装の着付けや小物のセットには、専門的な知識や技術が必要です。店舗のスタッフの対応や技術力を確認して、安心して任せられる場所を選びましょう。

結婚式の和装選びは、一生の思い出となる大切なもの。細部までこだわり、自分らしい和装を選んで、最高の一日を迎えてください。

和装の着こなしや立ち居振る舞いのポイント

和装は、日本の伝統的な衣装として、結婚式や特別な日に選ばれることが多いです。ですが、普段着ることの少ない和装は、着こなしや立ち居振る舞いに独特のポイントがあります。ここからは、そんな和装の着方や振る舞いについて詳しく見ていきましょう。

和装の着方と注意点

和装の魅力を最大限に引き出すためには、正しい着方が必要です。以下は、和装の着方に関する基本的なポイントと注意点です。

  • 帯の巻き方: 帯は和装のアクセントとしての役割を持ちます。帯の結び方や巻き方は、和装の種類やシチュエーションに応じて変わります。特に、結婚式での白無垢や振袖に合わせる帯は、しっかりとした結び方が求められます。
  • 裾の長さ: 和装の裾は、足元を隠すように設定されています。歩く際につまずかないよう、正しい長さに調整することが大切です。
  • 袴の着用: 袴は、特に神前式や披露宴などの格式ある場において、新郎が選ぶアイテムです。袴の長さや色、柄にも注意が必要です。
  • 小物のセット: 和装には、綿帽子や扇子、懐剣などの小物がセットになっています。これらの小物も、和装の全体のバランスやシチュエーションに合わせて選びましょう。
  • 草履や足袋の選び方: 足元も和装の一部です。特に、結婚式の場では、多くのゲストの目が集まることが予想されるため、足袋や草履の選び方にも気をつけたいものです。

これらのポイントを押さえながら、自分らしい和装を楽しんでください。また、和装の着付けは専門的な技術が必要とされるため、初めての方は専門家に依頼することをおすすめします。

和装での立ち居振る舞い

和装を着ているときの立ち居振る舞いにも、注意が必要です。以下は、そのポイントをいくつか紹介します。

  • 歩き方: 和装は、普段の服とは異なり、動きに制限が生じることがあります。そのため、小さなステップで、ゆったりとした歩き方を心掛けることがポイントです。
  • 座り方: 和装の場合は正座が基本となります。特に、神社での神前式では、正座の時間が長くなることも。事前に正座の練習をして、慣れておくと良いでしょう。
  • 身振り手振り: 和装を着ると、身振り手振りもやや控えめになることが一般的です。大げさな動きは避け、品のある動きを心掛けましょう。
  • 小物の持ち歩き: 和装にはポケットがないため、小物は持ち歩けません。新婦が手に持つものとしては、扇子があります。

和装を着ることは、日本の伝統や文化を身近に感じられる素晴らしい経験となります。正しい知識とマナーを持ちながら、和装を楽しみましょう。

まとめ

私たちがこれまで探求してきた和装の魅力やその背景、そして花嫁のための和装選びのポイントについて、再度確認してみましょう。

和装での結婚式の魅力の再確認

和装での結婚式は、日本の伝統と格式を感じさせる特別なシーンです。その魅力をいくつか挙げてみましょう。

  • 伝統の重み: 着物や白無垢、打掛といった和装は、日本の歴史や文化を感じることができるアイテムです。特に、神前式での結婚式は、日本の伝統を深く感じることができるでしょう。
  • 美しさと格式: 和装は、女性の姿を美しく見せ、新郎の風格を際立たせることができます。その美しさと格式高さは、披露宴や前撮りの写真でも引き立てられます。
  • 色と柄の多様性: 和装の中にはさまざまな色や柄があり、それぞれが異なる意味や歴史を持っています。これにより、新婦や新郎が自分らしい和装を選ぶ楽しさが増します。

和装の美しさとその背景にある意味

和装の美しさは、ただ目を楽しませるだけでなく、その背景には深い意味や歴史が隠されています。

  • 白無垢の純粋さ: 白無垢は、純粋さや清らかさを象徴しています。これは、新しい人生を始める花嫁の心を表しています。
  • 色打掛の華やかさ: 色打掛は、結婚式の後の披露宴で華やかな雰囲気を持つことから、喜びや祝福の気持ちを色とりどりのデザインで表現しています。
  • 柄や文様の意味: 和装の中には、鶴や松竹梅、鳳凰などさまざまな文様が織り込まれています。これらの文様は、縁起の良さや幸福を祈願する意味を持っています。

花嫁のための和装選びのポイント再確認

最後に、花嫁のための和装選びのポイントを再確認してみましょう。

  • 体型や顔立ちに合わせた選び方: 花嫁一人一人が異なる体型や顔立ちを持っていますので、自分に合った和装を選ぶことが大切です。
  • 式の場所や雰囲気との調和: 神社での神前式やモダンなホテルでの結婚式場など、結婚式の場所や雰囲気に合わせた和装を選ぶことも重要です。
  • 自分の好みやこだわりを大切に: 結婚式は一生に一度の特別な日です。自分の好みやこだわりを大切にして、心から納得のいく和装を選ぶことをおすすめします。

和装での結婚式は、花嫁や新郎の一生の思い出となるでしょう。この記事を参考に、最高の一日を迎えてください。

ゆめやの婚礼では、新婦2着、新郎1着のセットプランが人気です。おどろきの価格となっていますので、どうぞ単品価格と比べてみてくださいね。

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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