落ち着いたピンク地に花唐草が描かれた色振袖【fui57】

【成人式】振袖レンタル時、着付けに必要な小物は何がある?選び方は?

はじめに

振袖を選ぶ際に、レンタルサービスを利用する方が増えています。レンタルを選ぶメリットは多く、特に初めての方にとっては、選択肢の幅が広がり、予算に合わせたプランニングが可能です。ですが、振袖だけでなく、それを引き立てる小物選びも重要なポイントとなります。この記事では、振袖レンタルと小物の基本について、そして成人式の和装小物について詳しく解説していきます。

振袖レンタルと小物の基本

振袖をレンタルする際は、どのようなスタイルや色、デザインを選ぶか考えます。店舗によっては、たくさんの種類や豊富なデザインが用意されており、自分の好みや成人式のテーマに合わせて選ぶことができます。また、振袖のレンタルプランには、必要な小物がセットになっていることが多いですが、店舗やプランによって異なるため、事前の確認が必要です。

振袖を着る際には、帯や帯締め、帯揚げ、草履、バッグなど、さまざまな小物が必要になります。これらの小物は、振袖とのコーディネートが重要で、色やデザインが振袖と調和することで、全体の装いが一層美しく引き立ちます。特に、帯は振袖の印象を大きく左右するため、慎重に選ぶことが大切です。また、足袋や半衿などの肌に触れる小物は、サイズや素材にも注意を払い、快適に過ごせるものを選びましょう。

成人式の和装小物について

成人式の和装小物は、ただ振袖を美しく見せるだけでなく、着物文化の伝統や格式も表現してくれます。例えば、帯締めや帯揚げは、色や絞りの細工によって、振袖の装いに華やかさや上品さを加えます。また、髪飾りやショール、バッグなどのアクセサリーは、振袖との色合わせやデザインの組み合わせによって、個性を表現することができます。

和装小物を選ぶ際には、成人式の式典や撮影、家族や友人との集まりなど、当日の流れを考えて選びましょう。例えば、長時間着用する場合は、草履のサイズや形状に注意し、足の疲れを軽くする工夫をしましょう。また、バッグは必要な物をすべて収められるサイズを選び、式典やパーティーでの使いやすさを考えることも重要です。

振袖と和装小物のレンタルを考える際には、事前に店舗で詳細な説明を受け、自分の希望に合ったプランを選ぶことが大切です。また、予約のタイミングや料金、サービス内容なども確認し、当日までの準備を万全にすることが、成人式を楽しむための鍵となります。

ここまで、振袖レンタルと小物の基本、そして成人式の和装小物についての基本的な知識をご紹介しました。

アンティークきものレンタル ゆめや は、大正時代から昭和初期にかけての着物をメインに取り扱うレンタルショップです。上質な絹糸100%の正絹に、職人が手掛けた絵付けや手刺繍が光る逸品ばかりを取り揃えて、成人式のお手伝いをさせていただきます。

まずはゆめやの成人式から、左「宝船・松竹梅に鶴が舞う黒振袖」は、松・竹・梅・宝船に鶴が舞う、おめでた尽くしの豪華な五つ紋付きアンティーク黒振袖です。大正時代から昭和初期にかけて作られました。黒地に赤い波が描かれ、その上におめでたい柄が大胆に手描き、手刺繍されています。

右「緋色に菊の花薫る振袖」は、2004年に京都で開催の「日本のおしゃれ展池田重子コレクション」で披露された、大正時代のアンティーク着物「菊の花薫る訪問着」の復刻版の振袖です。緋色地をベースに、縦のラインに添って白菊、乱菊、小菊があしらわれています。

次は、振袖に必要な小物一覧について詳しく解説していきます。

振袖レンタルで必要な小物一覧

成人式の振袖はその華やかな装いだけでなく、小物一つ一つが全体の印象を大きく左右します。この章では、成人式の振袖に必要な小物の一覧と、それぞれの小物が持つ役割について詳しくご紹介します。

和装小物の種類と役割

成人式の振袖には、さまざまな和装小物が必要です。これらの小物は、ただ振袖を美しく見せるだけでなく、着物を着る際の機能的な役割も果たします。ここでは、主な和装小物とその役割、注意すべき点を説明します。

帯締めと帯揚げ
帯締めと帯揚げは帯を固定するために使用され、装いに華やかさを加えるとともに、帯との調和を図ります。色やデザインの選び方がコーディネートのポイントになるため、帯締めと帯揚げは振袖の色や柄に合わせて選びましょう。色の組み合わせが振袖の印象を大きく変えます。

草履と足袋
草履は振袖のスタイルを完璧にするための重要なアイテムです。足袋は足元の清潔感を保ち、草履との相性も考える必要があります。また、草履はサイズが合っているか、足袋は快適に履けるかを確認しましょう。足元の不快感は一日の気分に影響します

ショール
成人式の寒い時期には特に重宝します。振袖に合わせた色や素材のショールを選ぶことで、エレガントな印象を与えます。また、季節に合わせた素材選びも重要です。

バッグ
持ち物を収納するだけでなく、振袖のアクセントとしても活躍します。振袖の色や柄に合わせたバッグを選ぶとよいでしょう。また、 必要なものがすべて入るサイズのバッグを選びましょう。

髪飾り
髪型を華やかに演出するために欠かせないアイテムです。振袖の色やデザインに合わせた飾りを選び、振袖とのバランスを考えましょう。色や大きさが振袖の印象を左右します

半衿
振袖の衿元を美しく見せるために使用します。振袖の衿元を引き立てるため、色や素材にこだわりましょう。白や薄い色の半衿が一般的ですが、振袖に合わせて色を選ぶこともできます。振袖の色に合わせて選ぶと、統一感のある装いになります。

これらの小物は、振袖レンタル時に一緒に選ぶことが多いですが、事前にどのような小物が必要かを知っておくことで、当日の準備がスムーズになります。また、小物選びは成人式の振袖をより一層引き立てるためにも重要なポイントです。成人式を最高の思い出にするために、小物選びにも細心の注意を払いましょう。

ゆめやのレンタルは、小物は全てゆめやのベテランスタッフがコーディネートしてお届けいたします。ご自分で小物を選んでいただくこともできますので、詳しくはスタッフにお尋ねください。かんざし/髪飾りだけは、ヘアスタイルやお好みにより、要不要の分かれるところですので、別オーダーとさせていただいております。ご着用後は専用の伝票で返送いただくだけでOKです。

ゆめやのコーディネートを見てみましょう。「花丸紋に七宝紋様と鳳凰の黒振袖」は、牡丹・鉄扇・撫子・笹・梅などの花が咲き誇り、吉祥柄で埋め尽くされた、昭和時代の五つ紋付アンティーク黒振袖です。唐草模様が描かれた白い七宝を背景に、花々が咲き誇った特色あるデザインです。桐と鳳凰の帯を結び、帯揚げ・帯締めは明るい紫色を合わせました。

バッグも「明るい紫に大きな宝石ビーズの布バッグ」で統一感を出し、バッグに取り付けられた大きな宝石ビーズと、「赤いちりめん細工と白い花のビラビラかんざし」で、若々しさを演出しました。「白地に黒い鼻緒、桜と紅葉の手刺繍がいっぱいの花嫁草履」は、細かい刺繍がたくさんあり、踵も高いですので、堂々とした印象になりましたね。

成人式の振袖コーディネート

成人式の振袖は、ただ美しい着物を選ぶだけでなく、小物やコーディネートにもこだわりたいものです。振袖と小物の組み合わせは、成人式の装いを一層引き立てます。ここでは、色とデザインの組み合わせ、伝統的な和装とモダンスタイルのコーディネートについて詳しくご紹介します。

色とデザインの組み合わせ

色鮮やかな振袖は、その日の主役を華やかに演出します。振袖の色選びには、自分の肌の色や髪の色を考えることが大切です。例えば、明るい肌色の方にはピンクや水色などのパステルカラーが似合いますし、健康的な肌色の方には赤や紫などの濃い色が映えます。

デザインに関しては、伝統的な花柄や古典柄が人気ですが、最近ではモダンなデザインやシンプルな柄の振袖も増えています。振袖の柄には、季節の花吉祥文様が多く用いられ、それぞれに意味が込められています。例えば、梅は清楚で凛とした美しさを、桜は儚くも華やかな美を象徴しています。

伝統的な和装とモダンスタイル

伝統的な和装スタイルは、格式高い振袖に重ね衿(衿重ね)、帯締め、帯揚げなどの小物を合わせるスタイルです。特に帯は振袖の印象を大きく左右するため、振袖の色や柄に合わせて慎重に選びましょう。伝統的なスタイルでは、袋帯を使用することが一般的です。袋帯は豪華で格式のあるデザインが多く、成人式にふさわしい華やかさを演出します。

一方、モダンスタイルは、伝統的な和装に現代的な要素を取り入れたスタイルです。例えば、伝統的な振袖に洋風のアクセサリーやショールを合わせることで、個性的なコーディネートが楽しめます。また、髪飾りには派手な花飾りや洋風のヘアアクセサリーを取り入れることで、より現代的な雰囲気になります。

成人式の振袖コーディネートは、伝統とモダンのバランスを考えながら、自分らしさを表現することが大切です。振袖レンタルの際は、色やデザイン、小物の組み合わせにこだわり、一生の思い出に残る装いを楽しみましょう。

もう1着、ゆめやのコーディネートを見てみましょう。「落ち着いたピンク地に花唐草が描かれた色振袖」は、紗綾型が織り出されたピンクの地に、金泥と手描きで花唐草がデザインされたレトロな色振袖です。

着物に使われた寒色を活かして、深みのあるブルーグリーンに金糸の手刺繍がほどこされた帯を合わせました。帯揚げと帯締めは爽やかな水色、バッグは「春らんまん、手刺繍の桜が満開のビーズバッグ」、草履は「白黒赤に桜の手刺繍がほどこされた草履」、右側の髪飾りは「爽やかなブルー系の菊や桜のつまみ細工かんざし」です。

着付けに必要な小物とは

振袖を着る際は、見た目の美しさだけでなく、着心地の良さも重要です。そのためには、適切な小物の選び方が欠かせません。ここでは、着付けに必要な小物とその選び方について詳しくご紹介します。

帯締めや帯揚げの選び方

帯締めは、振袖の帯をしっかりと固定するための重要なアイテムです。選ぶ際のポイントは、帯の色やデザインに合わせることです。伝統的な振袖には、金や銀の糸が織り込まれた帯締めがよく合います。

帯揚げは、帯締めと同じく帯の上部に飾るアイテムです。こちらも帯や振袖の色に合わせて選びますが、帯締めよりも少し控えめな色を選ぶのがポイントです。帯揚げは、振袖の全体的な印象を柔らかく見せる効果があります。

草履や足袋のサイズと種類

草履は、振袖を着る際の足元を飾る重要なアイテムです。サイズ選びは特に重要で、小さすぎると足が痛くなり、大きすぎると歩きにくくなります。一般的には、足のサイズよりもやや大きめを選びましょう。デザインは、振袖や帯とのコーディネートを考え、華やかなものを選ぶのがおすすめです。

足袋は草履を履く際に必要なアイテムで、成人式では白色の足袋が一般的です。サイズは、足の実寸に合わせて選びます。足袋は、足の形に合わせて伸縮するので、長時間履いても快適です。

ゆめやの成人式なら、きっとお気に召す小物が見つかりますよ。まずは、ネットや電話で試着のお申し込みをいただき、店舗またはご自宅にて試着。お気に召したら正式にご予約を入れていただき、小物は全てゆめやのベテランスタッフがコーディネートしてお届けいたします。ご自分で小物を選んでいただくこともできますので、詳しくはスタッフにお尋ねください。ご試着無しでもご予約いただけますので、商品ページからお申し込みくださいね。

振袖を着る際には、これらの小物が欠かせません。帯締めや帯揚げ、草履や足袋を選ぶ際は、振袖や帯とのバランスを考え、全体のコーディネートを楽しみましょう。また、レンタルする際には、料金やサービスの詳細を確認し、自分に合ったプランを選ぶことが重要です。これらの小物を適切に選び、特別な日を美しく、快適に過ごしましょう。

振袖レンタルのオプション小物

さまざまな小物は、振袖の魅力を引き立てるだけでなく、着物姿をより一層華やかに演出します。ここでは、特に重要なショールやバッグ、髪飾りや扇子などのオプション小物に焦点を当て、その選び方やコーディネートのポイントをご紹介します。

ショールやバッグの選び方

振袖に合わせるショールやバッグは、トータルコーディネートの上で重要です。ショールは、振袖の色やデザインに合わせて選びましょう。例えば、振袖が華やかな柄であれば、シンプルなショールを選ぶとバランスが取れます。逆に、振袖がシンプルな場合は、刺繍や絞りが施された豪華なショールを選ぶとよいでしょう。

ゆめやの振袖は、100年近い時を超えてきた、本物の貫禄に満ちています。この貫禄ある振袖には、リアルファーのショールがお似合いですよ。ゆめやのショールから、左「こげ茶色の長い毛足に白い毛が混じるショール」は、大人の色でありながら、ぽわんとしたフォルムがかわいらしいショールです。こげ茶色の毛に白い毛が混じっています。ふわふわとした柔らかい手触りと、美しい光沢が魅力的です。

右「軽やかなベージュにこげ茶色のまだらのショール」は、長い毛足と丸みを帯びたフォルムが若々しい印象のショールです。ベージュ色にこげ茶色のまだら模様が浮かんでいます。白いショールで集まる成人式でも、人とは違う風格を漂わせることができるでしょう。

バッグに関しては、サイズや形状を重視しましょう。振袖に合わせるバッグは、通常、小さめのものを選びます。草履とセットで用意されることも多いので、草履とバッグがセットになっているプランを選ぶと、統一感のあるコーディネートが可能です。また、バッグの色は振袖や帯の色と合わせると、全体の調和が取れます。

薄いピンク地にカラフルな蝶々と花々のビーズバッグ」は、薄いピンク色の輝く生地に、手刺繍とビーズでカラフルな蝶々と花々がデザインされた、ビーズのバッグです。持ち手は角ばった大き目の透明ビーズと、さらに大きくカラフルなトンボ玉で仕立てられています。バッグの口や留め具はシンプルで、全体的なバランスの良いバッグです。ピンク・紫・水色・緑・オレンジなど、たくさんの色が使ってありますので、どのような着物の色でも、しっくりと馴染むでしょう。

髪飾りや扇子のコーディネート

髪飾りは、振袖姿をより華やかに見せるアイテムです。振袖の色や柄に合わせて、色鮮やかな花飾りや、繊細なつまみ細工などを選ぶとよいでしょう。また、髪型にも合わせて選ぶことが大切です。アップスタイルには大きめの飾りが映えますし、ダウンスタイルには小さめの飾りや、いくつかの小物を組み合わせるとバランスが取れます。

左「宝船・松竹梅に鶴が舞う黒振袖」のモデルさんが着けているのは「白黒市松の梅と手毬のつまみ細工に白い造花のかんざし」+リーフの花飾り。右「緋色に菊の花薫る振袖」のモデルさんは「赤いちりめん細工と白い花のビラビラかんざし」を挿しています。

扇子は、振袖姿のエレガントさを引き立てるアイテムです。扇子の色やデザインは、振袖や帯、その他の小物との調和を考えて選びましょう。伝統的な柄や色合いのものを選ぶと、和装の美しさが際立ちます。また、記念撮影では、扇子を持つことでよりフォーマルな印象になります。

振袖レンタルの際には、これらのオプション小物もしっかりと確認し、自分の振袖姿を最大限に美しく見せるためのアイテムを選びましょう。小物一つ一つが、特別な日を彩るために大切です。予約時や店頭での詳細確認を忘れずに行い、当日を迎える準備を整えてください。

小物レンタルの料金と相場

振袖レンタルを考える際に、最も気になるのが料金と相場です。特に初めてのレンタルでは、どの程度の予算を見積もるべきか迷うものです。ここでは、小物レンタルの料金体系と相場について、詳しく解説します。

小物レンタルの費用

小物のレンタル料金は、セットでのレンタルか、単品でのレンタルかによって異なります。

一般的に、小物のセットレンタルの料金は、約5,000円から15,000円程度が相場です。この価格には、基本的な小物が全て含まれています。一方、単品でのレンタルの場合は、アイテムによって価格は異なりますが、例えば帯締めだけを借りる場合は1,000円から3,000円程度、草履やバッグはそれぞれ2,000円から5,000円程度が一般的です。

フルセットレンタルと単品レンタルの比較

振袖レンタルを選ぶ際には、フルセットレンタルと単品レンタルのどちらを選ぶかが重要なポイントです。フルセットレンタルは、振袖本体に加えて、必要な小物が全て含まれているため、コーディネートに悩む必要がありません。また、プロによって全体のバランスが考えられているため、安心して当日を迎えることができます。

フルセットレンタルの料金は、店舗やプランによって異なりますが、一般的には約30,000円から100,000円程度が相場です。これに対して、単品レンタルは、自分で振袖や小物を選びたい方にぴったりです。ただし、全てのアイテムを別々に選ぶ必要があるため、コーディネートに自信がない方には少々難しいかもしれません。

フルセットレンタルのメリットは、何よりも手間がかからないことです。一方で、単品レンタルのメリットは、自分の好みに合わせてアイテムを選べる自由度の高さにあります。どちらのオプションもそれぞれのメリットがありますので、予算や好み、または着付けの経験に応じて、どちらのレンタル形式を選ぶか決めましょう。

成人式当日の注意点

振袖レンタルを利用する際は、当日になって慌てないよう、小物の確認と準備がたいへん重要です。ここでは、成人式当日に忘れずに行うべき小物の確認と振袖と小物の最終チェックについて詳しく解説します。

小物の確認と準備

振袖を着用する際は、多くの小物が必要となります。これらの小物は、振袖とのコーディネートはもちろん、着付けにも欠かせないアイテムです。以下に、主に必要な小物とその確認ポイントをまとめました。

帯締めと帯揚げ
帯締めと帯揚げは、振袖の色やデザインに合わせて選びます。帯締めはしっかりと結べるか、帯揚げはしわになっていないか確認しましょう。

草履と足袋
草履はサイズが合っているか、足袋は清潔でピッタリとフィットするかをチェックしましょう。足のサイズに合わない草履では、成人式当日が不快になってしまいます。

バッグ
振袖に合わせたバッグを用意します。必要な物(ハンカチ、お化粧品、携帯電話など)が入るサイズかを確認しましょう。

ショールや飾り
季節に合わせたショールや、振袖を華やかに見せる飾りを選びましょう。ショールは汚れや傷がないか、飾りはしっかりと固定できるかチェックしてください。

髪飾り
髪型に合わせた髪飾りを選びましょう。振袖の色やデザインに合ったものを選ぶことで、コーディネートが引き立ちます。

半衿と伊達締め
半衿は清潔で、振袖に合った色を選びます。伊達締めは着付けをしっかりと保つために必要なアイテムです。

これらの小物は、成人式当日の朝に確認するだけでなく、前日に準備しておくことをおすすめします。当日は忙しく、思わぬトラブルが発生することもありますので、余裕を持って準備しておきましょう。

振袖と小物の最終チェック

成人式当日は、振袖と小物の最終チェックを忘れずに行いましょう。以下の、チェックリストを参考にしてください。

振袖のチェック
振袖に汚れや傷、しわがないかを確認します。

小物のチェック
帯、帯締め、帯揚げなどの小物が全て揃っていることを確認します。特に、帯締めや帯揚げは振袖の印象を大きく左右するため、念入りにチェックしましょう。

着付けの準備
着付けに必要な小物(腰紐、肌着、長襦袢など)が揃っていることを確認します。着付けは時間がかかるため、余裕を持って準備を始めましょう。

予備の小物を用意
万が一のために、予備の足袋や安全ピンなどを用意しておくと安心です。小さなトラブルにも対応できるようにしておきましょう。

成人式に向けて、振袖と小物の最終チェックを行うことで、安心して式に臨むことができます。準備は万全に、そして心から成人式を楽しんでください。

まとめ

振袖はもちろん、小物一つ一つが全体の印象を大きく左右するため、振袖レンタルと小物選びは重要です。最後に、成人式の振袖レンタルと小物選びのポイント、振袖レンタルでの忘れがちな小物について詳しく見ていきましょう。

成人式の振袖レンタルと小物選びのポイント

まず、振袖のレンタルを考える際は、デザインや色はもちろん、帯や草履、バッグなどの小物とのコーディネートを想像しながら選びましょう。振袖と小物が一体となって初めて、完璧な和装となります。また、着付けに必要な帯締めや半衿、伊達締めなどの小物も忘れずに確認しましょう。

次に、小物選びの際は、振袖の色やデザインに合わせて、統一感のあるスタイルを目指しましょう。例えば、振袖が華やかな場合は、シンプルな小物を選ぶとバランスが取れます。逆に、振袖がシンプルな場合は、華やかな小物でアクセントを加えるとよいでしょう。

また、成人式当日は長時間着物を着用するため、草履や足袋のサイズ選びも重要です。足のサイズに合った草履を選ぶことで、一日中快適に過ごせます。足袋も同様に、サイズが合っているかどうかを確認しましょう。

レンタル店を選ぶ際は、料金やサービスの内容をしっかりと確認することが大切です。予約の流れや当日の着付け方法、返却の手順など、事前に詳細を把握しておくと安心です。また、レンタルプランによっては、小物がセットになっている場合もありますので、店舗による違いも確認しましょう。

振袖レンタルでの忘れがちな小物

振袖レンタルをする際に、意外と忘れがちなのが細かい小物です。特に、帯揚げや帯締めは、振袖の印象を大きく変えるアイテムです。色や柄、素材を振袖に合わせて選ぶことで、より洗練されたスタイルになります。

また、半衿も重要な小物の一つです。白や薄い色の半衿は、振袖の衿元を清楚に見せてくれます。振袖の色や柄に合わせて、半衿を選ぶことで、全体の印象がぐっと引き締まります。

その他にも、髪飾りやショール、扇子などは、振袖姿を華やかにするアイテムです。髪飾りは、髪型に合わせて選ぶことがポイントです。ショールは、季節や振袖の色に合わせて選びましょう。扇子は、振袖と同じ色や柄のものを選ぶと、統一感が出てすてきです。

最後に、振袖レンタルの際は、小物の汚れや破損に注意しましょう。特に、草履やバッグは汚れやすいので、使用後は丁寧に扱うことが大切です。レンタルした小物は、大切に使い、美しい状態で返却するよう心がけましょう。

ここまで紹介してきたように、振袖レンタルと小物選びには、多くのポイントがあります。皆さんが、振袖姿で、すてきな一日を過ごせるよう、小物選びにもぜひ注意を払ってください。そして、特別な日を心から楽しんでくださいね。

〈参考記事〉
https://www.wafukan-ichi.jp/ichi-furisode/furisode_column-top/furisode-necessities/

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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