宝船・松竹梅に鶴が舞う黒振袖【fuk04】

【初心者向け】着物の柄とルールを知ろう! 季節ごとの選び方を紹介

はじめに

着物とその柄の魅力

日本の伝統文化として、着物は私たちの心を魅了してきました。その美しい柄と色、そして季節ごとに変わるデザインは、日本の四季を感じることができる素晴らしいものです。実際に、着物の柄にはそれぞれの季節感や、その時期の自然や植物をモチーフとしたものが多くあります。

例えば春には桜や梅、夏には涼しげな流水や蓮の花、秋には紅葉や稲穂、冬には雪や松など、四季を代表するような柄が描かれています。これらの柄は、着る人の気分やその日のシーン、そして季節感をより一層引き立てる役割を果たしています。

また、これらの柄には伝統的な意味や縁起の良い意味が込められていることも。例えば松竹梅や鶴、雲や波など、古くから縁起の良いとされるモチーフが多く用いられています。これらの柄は、特別な日やフォーマルな場にふさわしいとされています。

初めて着物を着る際や特別なシーンでのコーディネートを考えるときに、これらの柄の意味や背景を知っていると、より深い楽しみ方ができるのではないでしょうか。その日の気分や季節に合わせて柄を選ぶことで、自分だけのオリジナルな着こなしを楽しむことができます。

この記事でお話しする内容

着物の魅力は無限大。ですが、柄や色の選び方、特に季節や場に合わせたマナーには少し戸惑うこともあるかもしれません。今回の記事では、初心者の方にも分かりやすく、着物の柄に関する基本的な知識を紹介します。季節ごとのおすすめの柄、特別な日やフォーマルな場での選び方、そして日常での着用におすすめの柄など、幅広い情報を提供します。

着物の柄の中でも特に人気のあるもの、歴史的な背景を持つもの、また日常での着用に適したものなど、さまざまなカテゴリーごとの柄を一覧として紹介します。これから着物を楽しみたい方、すでに着物を持っているけれどもっと深く知りたい方など、いずれの方でも、この記事を読むことで着物の柄の魅力を再発見することができるでしょう。

これから、着物の豊かな世界を一緒に見ていきましょう。四季折々の風情を楽しみながら、日本の伝統と深い文化を感じることができる情報を、記事の中で紹介していきます。

着物の柄とは? 基本的な知識を学ぶ

日本の文化や歴史の中で、着物は特別な位置を占めています。その魅力の中心にあるのが、着物の柄とその背景にある物語です。着物にはさまざまな柄があり、それぞれの柄が持つ背景や意味を知ることで着物の深い世界により深く触れることができます。

柄の定義とその種類

「柄」とは、着物の模様やデザインのことを指します。日本の四季を感じることができるものや、歴史や伝統、自然の美しさを象徴するものなど、多岐にわたる柄が存在します。

  • 季節の柄: 日本の四季は、着物の柄にも豊かに反映されています。
  • : 桜、椿、水仙など、春の花が主にデザインされます。
  • : 流水、雨、麻の葉など、夏の涼しさを感じることができる柄が多いです。
  • : 紅葉、菊、桔梗など、秋の訪れとともに楽しめる柄が描かれています。
  • : 雪、松、梅など、冬の寒さを暖かく感じさせるデザインが多く見られます。
  • 自然の柄: 自然界からインスパイアされた柄も多く、植物や動物、風景などをモチーフとしたものがあります。
  • 伝統的な柄: 平安時代や江戸時代から続く伝統的な柄もあり、その背景にはさまざまな物語や歴史が込められています。

このように多岐にわたる柄が存在し、それぞれの柄が持つ背景や意味を知ることで、着物の魅力をさらに深く感じることができます。

アンティークきものレンタル ゆめや は、大正時代から昭和初期にかけての着物をメインに取り使うレンタルショップです。90年ほど前の上質の正絹生地に、熟練の職人が手作業で絵柄を施した着物を、たくさん取り揃えています。

大正時代の花嫁衣裳だった黒振袖にも、基本の白無垢や色打掛にも、松竹梅の絵柄が多いのですよ。ゆめやの黒振袖から、「宝船・松竹梅に鶴が舞う黒振袖」をご紹介しましょう。松竹梅が咲き誇り、宝船に鶴が舞う、おめでた尽くしの豪華な五つ紋付きアンティーク黒振袖です。画像では赤い小物で花嫁衣裳のコーディネートにしていますが、小物の色を変えて、成人式でお召しいただくこともできます。

着物の柄と文様の関連

着物の柄と文様は、密接に関連しています。文様は、織りや染めによって表現されるデザインや模様のことを指します。文様は、着物の素材や色合いと組み合わせることで、さまざまな雰囲気やイメージを持つ柄として表現されます。

例えば結婚式や成人式などのフォーマルな場面でよく選ばれる「花」と「鳥」の組み合わせは、おめでたいシーンを象徴するものとして知られています。また浴衣には、夏の風物詩を感じさせる金魚や花火の柄が用いられることも多いですね。

ゆめやの成人式の中から、花と鳥の「菜の花色に花菱立涌、鳳凰孔雀の振袖」をご紹介しましょう。五つ紋付のアンティーク色振袖です。NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」では、同柄の黒振袖花菱立涌紋様に鳳凰孔雀の黒振袖」をご採用いただきました。成人式の振袖にも、花嫁衣裳としても、お召しいただけます。

柄の選び方には、以下のようなマナーやルールも存在します。

  • 季節感を大切に: 春には桜の柄、夏には涼しげな流水の柄、秋には紅葉や菊の柄、冬には雪や松竹梅の柄を選ぶなど、季節に合わせた柄を選ぶのが基本的なマナーです。
  • 場の雰囲気に合わせて: 結婚式や成人式などの特別な日には華やかな柄を選び、普段使いの着物や浴衣には落ち着いた柄を選ぶのがおすすめです。

着物の柄や文様を選ぶ際には、季節やシーン、自分の好みやイメージに合わせることで、より一層着物を楽しむことができます。着物を選ぶ楽しみは、まさに無限大。これからの季節やシーンに合わせて、新しい柄の着物を探してみてはいかがでしょうか。

以上、着物の柄の基本的な知識について紹介しました。着物の深い世界を感じるためにも、ぜひ柄や文様に注目して着物を楽しんでくださいね。

季節ごとの着物の柄の選び方

日本の四季の移り変わりは、その繊細な美しさが着物の柄に映し出されています。着物を選ぶ際は季節ごとの柄の選び方に気を付けることで、より季節感を楽しむことができます。

春にふさわしい柄:桜や花が咲く文様

春は新たな始まりの季節として多くの人に愛されています。この時期の代表的な風物詩といえば、やはり桜。日本中の公園や川沿いでピンクの花が咲き誇る光景は、多くの人々を魅了します。

  • : 春の着物に最も多く描かれる柄の一つが桜です。桜の花びらが舞い落ちる様子や、満開の桜の木など、さまざまな桜の文様が着物にはあります。桜は華やかなイメージを持ちながらも、一方で儚さや短い美しさも象徴しており、春の着物にぴったりの柄と言えるでしょう。
  • 椿: 春に咲く花として、椿も着物の柄として人気があります。椿の花は、一つ一つが大きく、色も鮮やかで、春の柔らかい日差しを感じさせる柄です。
  • 水仙: 初春を代表する花として、水仙も春の着物の柄として選ばれることが多いです。白や黄色の水仙は、春の訪れを感じさせてくれる柄となっています。

これらの花をモチーフとした春の柄は、帯との組み合わせや小物選びによって、さらに春らしい雰囲気を出すことができます。特に、明るい色の帯や、花柄の帯と合わせることで、春らしい爽やかさを感じるコーディネートが楽しめます。

ゆめやの振袖から、かっこかわいい桜の一枚をご紹介しましょう。黒振袖も人気が続いていますが、2024年の成人式で大人気になりそうなのは、ヌードカラー・アースカラー・シンプルな単色または2色の振袖です。

モノトーンの縮緬にエンジ色の桜が咲く色振袖」は、黒・白・グレーに染め分けられた正絹地に、エンジ色や金色で桜が描き出されています。数えられるほどの色数で、モノトーンの格好良さと、桜のかわいらしさが斬新なデザインですよ。さほど古い着物ではなく、ゆめやとしては現代物の部類に入るのですが、大きな絞りの帯揚げと、黒地の丸ぐけ帯締めで、アンティークなコーディネートにいたしました。

春の着物選びの際には、柄だけでなく色合いにも注意が必要です。春は淡いピンクや青、緑といった優しい色合いの着物を選ぶことで、季節感をより強く感じることができます。

通年で着用できる柄とそのコツ

季節ごとに着物を選ぶのも楽しいですが、通年で着用できる柄の着物も持っておくと便利です。通年柄は特定の季節に縛られずいつでも着ることができるため、突発的なお出かけやイベントにも対応できます。

  • 松竹梅: 日本の伝統的な柄としてたいへん人気のある松竹梅。一般的には冬や正月のイメージですが、縁起の良いモチーフとして季節を問わず着ることができます。
  • 小紋: 小さな模様が全体に描かれている小紋は、シンプルでありながらも上品さがあります。季節を問わずどんな場面でも着ることができるため、通年での着用におすすめです。
  • 幾何学模様: 四季を問わず、幾何学模様の着物も人気が高いです。シンプルなデザインながらも、帯や小物でのアクセントとの組み合わせが楽しめます。

通年で着用できる柄のコツとして、やはり帯との組み合わせが重要になります。季節ごとの帯の色やデザインを変えることで、同じ着物でも異なる季節感や雰囲気を楽しむことができます。

着物自体の色も中間色やベーシックな色を選ぶことで、通年での着用がしやすくなります。明るすぎず暗すぎない色合いを基本に、季節ごとの小物や帯で季節感を出す方法もあります。

着物の柄や色に関するマナーやルールはある程度存在しますが、それらを知っておくことで、より自分らしい着こなしを楽しむことができます。記事を参考に、自分の好みやシーンに合わせて美しい着物を楽しんでくださいね。

イベント別の柄の選び方

日本の文化にはさまざまなイベントや行事が存在し、それぞれのシーンに応じて着るべき着物の柄やルールがあります。ここでは特に結婚式や慶事、訪問やカジュアルな場所での着物の選び方を紹介します。

結婚式や慶事での振袖や留袖の柄のルール

おめでたい結婚式や慶事の場では、華やかな振袖や留袖が中心となります。そこではどんな柄や色が適しているのでしょうか。

振袖

振袖は、成人式や結婚式など特別な日に若い女性が着るものとして人気があります。

  • : 色鮮やかで華やかなものがおすすめです。特に、赤やピンク、紫などの女性らしい色が人気です。
  • : 伝統的な桜や梅、松などの植物の文様や、鶴や亀といった縁起の良い動物のモチーフがよく描かれます。
  • : 色や柄が豊富な袋帯を合わせることで、一層華やかな印象になります。

  

留袖

留袖は、結婚式や正月、慶事などのフォーマルな場でよく着られる着物です。

  • : 落ち着いた色が基本ですが、黒留袖の場合は、黒を基調とし、金や銀の糸で豪華な文様が描かれることが多いです。
  • : 桜や松竹梅、亀や鶴など、縁起の良いモチーフが主に描かれます。
  • : 細かな模様が施された名古屋帯や豪華な袋帯が合わせられることが多いです。

  

これらの着物の選び方に関しては、以下の一覧を参考にしてください。

シーン着物おすすめの色おすすめの柄
成人式振袖赤、ピンク、紫桜、梅、松袋帯
結婚式留袖落ち着いた色、黒松竹梅、鶴、亀名古屋帯、袋帯

訪問着やカジュアルな場所での着物の選び方

カジュアルなシーンや少しフォーマルな訪問の際には、どのような着物を選べば良いのでしょうか。

訪問着

訪問着は、ちょっとしたお出かけや友人宅への訪問などに適しています。

  • : 春や夏には明るめの色、秋や冬には少し落ち着いた色がおすすめです。
  • : 季節の花や流水、雨、雪などの自然をモチーフとした文様が良いでしょう。
  • : 柄や色が控えめな帯が合わせやすいです。

  

カジュアルな場所での着物

カジュアルな場所では、浴衣や小紋などの日常的な着物が着られます。

  • : 明るい色や柄が楽しめる場所ですので、自分の好みに合わせて選んでください。
  • : 季節感を出す花や植物の文様、シンプルな縞や格子などが良いでしょう。
  • : 一般的な名古屋帯や半幅帯など、シンプルで合わせやすい帯を選ぶと良いでしょう。

 

カジュアルな場所での着物の選び方の一覧は、以下を参照してください。

シーン着物おすすめの色おすすめの柄
訪問訪問着季節の色季節の花、自然のモチーフ控えめな帯
カジュアル浴衣、小紋自分の好み季節感、シンプルな柄名古屋帯、半幅帯

イベントごとの着物の選び方をご紹介しました。各シーンに応じて適切な柄や色を選ぶことで、日本の伝統的な美しさを楽しむことができます。着物を着る際のルールやマナーも知っておくと、より自信を持って着物を楽しむことができるでしょう。

着物の色と柄のコーディネートのポイント

着物の魅力を引き立てるためには、色と柄のコーディネートが大切。ここでは、着物の色と柄の組み合わせの基本ルールや、帯との組み合わせでのおしゃれなポイントを紹介します。

基本の色と柄の組み合わせルール

日本の四季はそれぞれ魅力的で、各季節に合わせた色や柄が存在します。これは日本人が自然を愛し、四季の移り変わりを大切にしてきた歴史が背景にあるからです。

  • : 春の代表といえば、桜ですね。桜をモチーフにした柄や、桜の花の咲く明るいピンクや白などの色が特徴的です。
  • : 夏は清涼感のある色が求められます。涼しげな青や白、そして夏の花である梅や水仙を描いた柄が人気です。
  • : 落ち葉の紅葉や、食物の実りを象徴する柄が特徴。秋の色合いは、落ち着いた茶色やオレンジが基調となります。
  • : 冬の雪をイメージした白や、松や竹、梅といったモチーフが取り入れられることが多いです。

着る時期やシーンによって選ぶ柄や色は異なりますが、季節感を大切にするのが基本のルールです。

季節色のイメージ代表的な柄
ピンク、白桜、椿
青、白梅、水仙
茶色、オレンジ紅葉、稲穂
白、紺松、雪

また、フォーマルな場所では華やかな柄や色を、カジュアルな場所では少し控えめな色や柄を選ぶのがおすすめです。

帯との組み合わせでのおしゃれなポイント

帯は着物のコーディネートに欠かせない要素です。帯の色や柄の選び方一つで、同じ着物でも全く違った雰囲気を出すことができます。ただ、帯との組み合わせは初めての方には少し難しく感じるかもしれません。

基本的には、着物の柄が華やかな場合は帯の柄をシンプルに。逆に着物の柄がシンプルな場合は、帯を華やかなものにするとバランスが取りやすいです。ゆめやのレンタルでしたら、着物やシーンにふさわしい帯を提案させていただきますので、ご安心いただけますよ。

季節感も帯の選び方に影響します。春や夏には涼しげな素材や色の帯、秋や冬には暖かみのある素材や色の帯を選ぶと、季節感を出すことができます。

帯の種類も多く、広帯や細帯、袋帯などさまざまな種類があります。その中から自分の体型や好み、着るシーンに合わせて選ぶことが大切です。

帯の種類おすすめのシーン特徴
広帯フォーマルな場所華やかで格式が高い
細帯カジュアルな場所シンプルで合わせやすい
袋帯どちらでも柄や色が豊富で選びやすい

帯の結び方や帯締め、帯揚げの選び方もコーディネートのポイントになります。これらの小物一つ一つが、着物のコーディネートをさらに引き立てる要素となります。

このように、着物の色と柄のコーディネートは深い知識やセンスが求められる分野ですが、基本的なルールを知っておくことで、より美しい着こなしを楽しむことができます。

ゆめやのレンタルでしたら、着物を選んでいただくだけで、帯・バッグ・草履など、全てスタッフがコーディネートさせていただきます。着物初心者の方も、ご安心ください。

タブーとされる柄や組み合わせ

日本の着物は美しい柄や色合いが魅力的ですが、知らず知らずのうちにタブーとされる組み合わせやシーンでの着こなしをしてしまうことがあります。ここでは、そんなタブーとされる柄や組み合わせについて紹介します。

着る場所や場面によるタブーとルール

着物を着る場面やシーンには、適切なものとそうでないものがあります。特に結婚式や成人式などのフォーマルな場でのマナーは注意が必要です。

  • 結婚式: 華やかで明るい色の着物がおすすめ。白や黒一色の着物は避けるのが基本です。「白は新婦の色」は洋装でのマナーなので和装でルール違反とはなりませんが、とはいえやはり避けるのが無難。黒も親族の礼装である黒留袖と被る色として避けられています。
  • 成人式: 若々しさを前面に出した振袖が一般的。色や柄は自由ですが、深みのある色やシックな色合いは避けると良いでしょう。
  • 正月: 赤や緑など、祝いの色を基調としたものが適しています。特に、松や梅、鶴などの縁起の良いモチーフが描かれたものはおめでたい印象を与えます。
  • 夏のお出かけ: 浴衣が一般的。爽やかな色や自然を象徴する涼しげな柄が好まれます。
  • : 暖かみのある色や、雪や松などの冬を感じさせる柄がおすすめ。重厚感のある色合いや金銀の糸を用いたものも人気です。

何のために着るのか、どのような場所で着るのかを考慮しながら、適切な着物を選ぶことが大切です。季節感やシーンごとのマナーをしっかりと把握したうえで適切な柄や色を選ぶことで、より美しい着こなしが楽しめるでしょう。

柄や色の選びでの注意点と間違えやすいポイント

日本の四季を代表する柄や色は、着物の大きな魅力。ですが、その選び方にはちょっとしたポイントがあります。

  1. 季節の柄: 春には桜や梅、夏には菊や紅葉、秋には紅葉や雪、冬には松や梅といった具体的な季節の柄を選ぶのが基本的なルールとされています。
  2. 帯との組み合わせ: 着物の柄や色と帯の柄や色を合わせる際は、コントラストを意識することがポイント。同じ色調のものを合わせると、全体がなじみすぎてしまうことがあるので注意。
  3. 色の濃淡: どんな柄や色でも、全体のバランスを取ることが大切。例えば濃い色の着物には淡い色の帯を合わせるというように、濃淡を利用してコーディネートを楽しむことがおすすめです。
  4. 年齢との関連: 一般的には、華やかで色鮮やかなものは若い方向け、シックで落ち着いた色合いのものは大人の方向けとされています。

これから着物を選ぶ際は、上記のポイントを参考にしながら、自分の好みやシーンに合わせた選び方をしていくと、より楽しい着物生活が待っていることでしょう。

まとめ

美しい日本の文化を代表する着物。その魅力は、多くの柄や色合い、そして季節ごとの変化に隠されています。記事を通して、着物の柄の選び方やその背景にある意味、さらには日本の四季を感じさせる要素などを深く紹介してきました。今の時期に合わせた着物の選び方や、さまざまなシーンでの着こなしのポイントについても触れてきましたので、これから着物を楽しむ際の参考としていただければ幸いです。

着物の柄を選ぶ際のコツと情報の共有

日本の四季は、各季節ごとに特有の風物詩があります。春は桜や梅が咲き、夏には涼しげな浴衣が街を彩ります。秋には紅葉や菊、冬には雪景色や松が人々の目を彩ってくれます。そのため、着物の柄も季節に合わせて変わるのが一般的です。

以下に、季節ごとの着物の柄の選び方のコツを一覧としてまとめました。

  • 桜、梅、椿など春の花が咲く柄
  • 柔らかく明るい色合い
  • 新しい生命を感じさせるデザイン

  • 浴衣や薄物の着物
  • 流水や魚などの夏を象徴する柄
  • 爽やかな青や緑を基調とした色

  • 紅葉、菊、稲穂などの秋の収穫を感じさせる柄
  • 深みのある赤や茶色
  • 高い空や長い夜を感じさせる柄

  • 雪や松竹梅など冬の静寂や繁栄を感じさせる柄
  • 暖かみのある色合い
  • 金や銀の糸を用いた豪華なデザイン

日本の四季を存分に感じることができるのが、着物の柄の選び方の魅力の一つとも言えるでしょう。

今後の着物の柄選びに役立つポイント

着物を選ぶ際に、ただ柄や色が美しいと感じるだけでなく、その柄や色がどのような意味や背景を持っているのかを知ることで、より一層着物を楽しむことができるでしょう。

  • 季節感を大切に: 日本の四季を感じる柄や色を選ぶことで、その時期ならではの着こなしを楽しむことができます。
  • シーンに合わせて選ぶ: 結婚式や成人式などのフォーマルな場面では、華やかで明るい色の着物がおすすめです。一方、日常のお出かけやカジュアルな場面では、少し落ち着いた色や柄の着物を選ぶと良いでしょう。
  • 自分の好みとマナーをバランスよく: 着物の選び方にはマナーやルールがあるものの、最終的には自分が気に入ったものを選ぶことが大切です。ただし、その際には、シーンや季節に合わせたマナーを守ることも心がけましょう。
  • 帯とのコーディネートを楽しむ: 着物だけでなく、帯との組み合わせも楽しみの一部。同じ着物でも帯の色や柄を変えることで、全く違う雰囲気を楽しむことができます。

これからの着物選びにも今回の記事で紹介した内容をぜひ参考にして、日本の四季や文化を感じながら、すてきな着物生活をお楽しみください。

〈参考記事〉
https://kaitorimania.jp/kimono/kisetsubets/
https://www.kimono-gara.com/season/whole-year/syouchikubai/
https://kimonodo.jp/kimono/kimono-wedding/

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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