赤地に大きな梅と雲取紋様の五つ紋付色振袖【fui105】

【プロ監修】​十三詣りの和装選び! 女の子用着物のレンタル活用法

はじめに

着物は日本の伝統的な衣服で、特別な日や行事で着ることが一般的です。特に、十三参りでは数え年で13歳になるお子さまが家族と一緒に神社に参拝し、成長を祝います。この際に、着物をレンタルする方が増えています。

十三詣りとは? その意味と由来

十三詣りは、数え年で13歳になるお子さまが健やかに成長できたことに感謝し、3月〜5月の春頃に神社に参拝する伝統的な行事です。特に女の子が十三参りに行く際の正装は、本断ちした大人の和装です。大人向けの着物は13歳の女の子の体には大きめですので、肩上げをして着用します。最近は十三参り向けのサイズ、デザインの着物もありますので、そういったものをチョイスするのもおすすめです。

着物の種類は、どのようなものを着ても問題ありません。振袖や訪問着、小紋などから自由に選べます。ちょっぴり背伸びをしたい女の子はシンプルなデザインの大人っぽい着物、かわいらしく決めたい女の子は花柄や明るいカラーなどの着物を選ぶとよいでしょう。

着物レンタルのメリット

着物をレンタルすることは、十三詣りにおいて一般的な選択です。なぜなら、着物・帯・足袋・バッグ・草履など、全て揃えるのはコストがかかりますし、サイズもお子さまが成長するにつれて変わってしまうからです。レンタルなら、これらの心配が不要です。

また、着物の着付けも一苦労です。フルセットのレンタルプランの中には、プロの着付け師がきちんと着付けてくれるプランもあるため、美しい着姿になります。さらに、店舗では小学生向けのサイズや、女児におすすめの柄や色の着物も豊富に揃っているため、お子さまにぴったりの一着が見つかるでしょう。

着物レンタルのもう一つのメリットは、多様なオプションが利用できることです。ヘアセットや小物のアレンジなど、トータルでコーディネートしてくれます。これにより、十三参りの写真も一層、美しく残せますね。

アンティークきものレンタル ゆめや は、大正時代から昭和初期にかけての着物をメインに取り扱うレンタルショップです。アンティーク着物の良さと、和裁を知り尽くしているゆめやでは、もともと子ども用として仕立てられた着物はもちろん、現代の女性が着るにはちょっと小さい大人用のアンティーク着物に、洗いや補修を施して蘇らせ、十三詣りの着物としてご案内しています。

十三詣りにおすすめの着物スタイル

十三詣りは13歳の女の子の成長を祝う大切な行事です。そんな特別な日のために、お子さまにふさわしい着物を選ぶのは、親御さんにとっても楽しみの一つ。では、どんなスタイルがおすすめなのでしょうか。

伝統的な和装スタイル

  • 振袖: 振袖は、長い袖が特徴的な着物で、未婚女性の第一礼装です。十三詣りに、振袖を選ぶことで、女の子らしさを一層引き立てることができます。
  • 色: 明るいピンクや赤、柔らかい薄紫など、華やかな色が特に人気です。
  • 柄: 花柄や草履、帯の色とのコーディネートを楽しむことができます。
  • 小物: 草履や帯締め、帯揚げなどを選ぶ際にも、全体のバランスを考慮してください。

ゆめやの十三詣りから「赤地に大きな梅と雲取紋様の五つ紋付色振袖」をご紹介しましょう。きれいな赤色の地に、大きくかわいらしい梅と雲取紋様の五つ紋付アンティーク色振袖です。上前には雲・波・牡丹・菊・橘・梅・松など手間の掛かった手刺繍や金駒刺繍がたくさんほどこされています。裏地は紅絹と絞りの生地を使って、ゆめやで仕立て直しました。

モダンなデザイン: レトロやハイカラさん風

近年、伝統的なデザインだけでなく、モダンなデザインの着物も人気です。

  • レトロ: 昭和の時代を感じさせるような、レトロなデザインは、独特の雰囲気があり、十三詣りにもぴったりです。
  • 色: オレンジや黄緑など、落ち着いた色合いが特徴的です。
  • 柄: 昔ながらの柄や、昭和のデザインを取り入れることで、レトロな雰囲気を演出できます。
  • ハイカラさん風: 明治や大正のハイカラなデザインも、個性的でおすすめです。特に、ヘアスタイルや小物とのコーディネートを楽しむことができます。

ゆめやの十三詣りから、レトロな1枚である「薄ピンク色に花々が描かれた正統派の色振袖」をご紹介しましょう。アイボリーがかった薄いピンク色の錦紗縮緬に、椿・菊・梅などの花々と青海波が、手描き・手刺繍で描かれたレトロな色振袖です。鳳凰と花々が手刺繍された引き抜きの丸帯を結び、帯揚げ・帯締めはブルーの濃淡でまとめました。古風で正統派の振袖コーディネートの仕上がりです。

着物の柄と色の選び方

着物の魅力は、柄や色で千差万別です。十三詣りの際に、どのようなデザインを選ぶかは、女の子の好みや、家族の伝統によっても異なります。

  • 花柄: 日本の四季を感じさせる花柄は、どの時代も変わらぬ人気です。一般的には十三詣りは3月〜5月の春頃に行われますので、その季節感を取り入れたものもおすすめです。
  • 紅白: 祝い事の色として、紅白は特におすすめです。明るく、華やかな印象を持たせることができます。

年齢別おすすめ着物スタイル

着物は、その年齢や体型に合わせてデザインやサイズが異なります。十三詣りや七五三のほかにもハーフ成人式などがあり、成長著しい子どもの年齢に応じて、着物の選び方も変わってきます。今回は、年齢別におすすめの着物スタイルを紹介していきます。

ハーフ成人式向け

10歳や11歳の女の子は、まだ子どもらしさが残る年齢です。そのため、華やかで元気な印象を持つ着物がおすすめです。

  • 色: 明るい色合いのもの、特にピンクや赤、オレンジが人気です。
  • 柄: 花柄を中心に、小物や袋帯とのコーディネートを楽しむのがポイントです。特に、2023年の流行を取り入れたデザインも注目されています。
  • 小物: 草履や足袋といった小物も、全体のコーディネートに合わせて選ぶことで、一層おしゃれな印象になります。

十三詣り向け

12歳や13歳になると、徐々に大人びた印象を持つようになります。そのため、ハーフ成人式よりも少し落ち着いたデザインや色合いの着物を選ぶのもおすすめです。

  • 色: 明るい色のものが好まれます。また、白地に繊細な柄が描かれたものも人気です。
  • 柄: 正絹や高級な素材を使用した、上品な柄が特に人気です。花柄や古典的なデザインを取り入れることで、格式を持たせることができます。
  • 小物: 袋帯や帯締めなど、小物の選び方も重要です。全体の色合いやデザインに合わせて、バランスを考えることが大切です。

ゆめやの十三詣りから、大人っぽく華やかな「あずき色のぼかしに花薬玉の色振袖」をご覧いただきましょう。花菱の地紋様が織り出された錦紗縮緬の正絹地に、あずき色からブルーグレーへのぼかしがほどこされ、薬玉紋様が手描き・手刺繍で描かれたアンティーク色振袖です。帯はおめでたい桜柄を結びました。

その他の年齢層のためのスタイル

十三詣りは数え年で13歳になるお子さまのための行事ですが、女の子はそれ以外の年齢でも、家族での参拝や写真撮影などのために、着物をレンタルすることがあります。

  • 色: 年齢に合わせて、元気な色合いから落ち着いた色合いまで、幅広く選ぶことができます。
  • 柄: 花柄はもちろん、四季を感じさせる柄や、古典的なデザインも人気です。振袖や袴、帯との組み合わせを楽しむことができます。
  • 小物: 草履や足袋、帯締めや帯揚げなど、小物も着物のスタイルを引き立てる大切な要素です。全体のコーディネートに合わせて選ぶことで、より一層の完成度を高めることができます。

着物レンタル時の注意点

着物のレンタルはたいへん便利で、多くの方が利用しています。ですが、レンタル時にはいくつかの注意点があります。ここでは、着物レンタル時のポイントや注意点をまとめてみましょう。

フルセットとハーフセットの違い

着物をレンタルする際に選べるプランには「フルセット」「ハーフセット」という二つの選択肢があります。

フルセット
フルセットは、着物や帯から足袋や草履などの小物まで全てがセットになっているプランです。このプランを選ぶと、一式をまとめてレンタルすることができるので、初めての方にもおすすめです。

  • 内容: 着物・帯・足袋・草履・その他の小物類などが含まれています。
  • おすすめポイント: 必要なものが全て揃っているので、手間いらずです。

ハーフセット
ハーフセットは、基本的なもののみをレンタルするプランです。すでに一部のアイテムを持っている方や、特定のアイテムだけ借りたい方におすすめです。

  • 内容: 着物・帯・草履などの、希望する特定のアイテムだけをレンタルします。
  • おすすめポイント: 必要なアイテムだけを選んでレンタルすることができるので、経済的です。

ゆめやのレンタルは、着物を選んでいただくだけで、帯・帯揚げ・帯締め・草履・バッグなど、実際のご着用に必要な全ての小物が含まれます。かんざし/髪飾りだけは、ヘアスタイルやお好みによって要不要の分かれるところですので、別オーダーとさせていただいています。小物単品でのレンタルも承っています。バッグかんざしに分類していますので、ごゆっくりお選びください。

オプションや追加料金について

着物のレンタル時は、基本的な料金の他にオプションや追加料金が発生する場合があります。

  • 着付け: 一部のレンタル店舗では、着付けのオプションが用意されています。自分で着付けができない場合や、プロの技でしっかりと着付けてもらいたい場合に利用できます。
  • 高級な素材: 正絹や、特定の柄・デザインを選ぶ際は、追加料金が発生することがあります。
  • 小物: 草履や足袋などの小物類は、基本セットに含まれていない場合がありますので、必要に応じて選ぶことができます。
  • 撮影: スタジオでの撮影をお得にできるプランを用意しているレンタル店も増えています。プロが撮影した写真を思い出に残すことができます。

貸衣装のサイズや変更について

着物をレンタルする際のサイズ選びはたいへん重要です。

  • サイズの測定: 事前にサイズを正確に測定して、店舗に伝えることで、ぴったりのサイズの着物をレンタルすることができます。特に、13歳の女の子は成長が著しいので、最新のサイズを確認することが大切です。
  • 変更の際の手続き: レンタル後にサイズやデザインを変更したい場合は、一部の店舗では追加料金が発生する場合があります。変更の際は、事前に店舗と相談して、詳しい手続きや料金について確認してください。

着付けについて

着物を着る際は、帯の結び方や足袋の正しい履き方など、ちょっとしたコツや注意点があります。特に、13歳の女の子が十三詣りで着物を着る際には、きちんとした着付けを心がけることが大切です。

帯の結び方

帯の結び方は、その日の気分や着物のデザイン、さらにはシチュエーションに合わせて選ぶことができます。十三詣りの着物の種類には決まりが無いので、着物に合わせた帯結びをすると自然でしょう。

結び方にも決まりはないので、13歳らしい、可愛らしくて華やかな帯結びがおすすめです。例えば、「ふくら雀」や「立て矢」をアレンジした結び方が人気です。

13歳の女の子のための足袋や袋帯の使い方

十三詣りで13歳の女の子が着物を着る際には、足袋袋帯も正しく使用することが大切です。

足袋の使い方

  • サイズ選び: 足のサイズに合わせて選ぶことが大切です。特に、小学生の間に足が成長することが多いので、最新のサイズを確認することが重要です。
  • 色選び: 足袋の色は、基本的には白ですが、ワンポイントで指先に刺繍や友禅が施してあるものも人気です。

袋帯の使い方

  • 袋帯の選び方: 13歳の女の子には、華やかな袋帯がおすすめです。花柄や赤、オレンジなどの鮮やかな色が、十三詣りの華やかな雰囲気にぴったりです。
  • 正しい結び方: 袋帯は、正しい結び方を覚えることで、美しい仕上がりを演出することができます。また、結び方によっては、さらにおしゃれな印象を与えることも可能です。

帯のアレンジは自在で無限です。ゆめやでも、帯の柄や特徴に合わせた結び方をご提案させていただくことができますよ。かわいらしい結び方をお知りになりたい方は、どうぞお尋ねくださいね。

十三詣り以外の、イベントや式での着物の着こなし

着物は、日本の伝統的な装いとしてさまざまな場面で活躍します。特に、女の子が成長の節目を迎えるイベントや式では、着物を着る機会が増えることでしょう。では、それぞれのイベントや式において、どのような着物の着こなしが適しているのでしょうか。

ハーフ成人式や小学校の卒業式でのスタイル

ハーフ成人式や小学校の卒業式は、子どもたちにとって大切な節目となるイベントです。そのため、きちんとした装いが求められます。

ハーフ成人式のスタイル

  • 振袖: 華やかな振袖は、ハーフ成人式に最適です。伝統的な柄や色を選ぶことで、格式のある雰囲気を演出できます。
  • 袴: しっかりとした印象を与える袴は、ハーフ成人式にもふさわしいアイテムとなります。特に、赤やオレンジ、青などの鮮やかな色を選ぶことで、子どもらしい元気な印象を与えることができます。

小学校卒業式のスタイル

  • 袴: 子どもたちが成長を遂げ、新しいステージに進む卒業式。袴は、その節目をしっかりと装いで表現することができるアイテムです。

ゆめやのレンタルなら「卒業式参列 小学生用着物レンタル一覧」で、小学校の卒業式衣装もお選びいただけます。「ぼかしの縮緬に牡丹と揚羽蝶の小振袖」は、ぼかしの入った縮緬地に、揚羽蝶や牡丹が手描きされたアンティーク小振袖です。ひとつひとつ色や形の違う蝶が華やかです。「抹茶色の無地の袴 (S)」と組み合わせてみました。

お参りやお稽古での着こなしのポイント

お参りお稽古といった日常的な場面でも、着物を着る機会は多いです。その際の着こなしのポイントを紹介します。

お参りのスタイル

  • 色: お参りの際は、落ち着いた色を選ぶことが一般的です。淡いピンクやクリーム色などがおすすめです。
  • 柄: 落ち着いた柄や、花などの伝統的な柄を選ぶことで、格式のある雰囲気を演出できます。

お稽古のスタイル

  • 着心地: お稽古の際は、動きやすさが求められます。そのため、サイズ感をしっかりと確認することが大切です。
  • 素材: 正絹や高級なものよりも、お稽古用として使いやすい着物を選ぶことをおすすめします。

まとめ

着物は日本の伝統的な装いとして、さまざまな場面で魅力を放っています。十三詣りは、その大切な節目のひとつ。13歳の女の子が成人への第一歩を踏み出す大切な行事です。

この日には、特別な装いをすることが一般的です。一生に一度の大切な行事。着物を選ぶ際のコツや、レンタル時の注意点を心に留めながら、この特別な日をより華やかに、そして思い出深いものにしていただけることを願っています。

〈参考記事〉
https://www.studio-alice.co.jp/shortcut/13iwai/column/detail02.html
https://oiwai-kimono.com/13mairi/kimono-obi.html
https://www.precieux-studio.com/column/10thanniversary_clothes/

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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