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【実績多数】家族のみで少人数の神前式を挙げたい!挙式費用と注意点

はじめに

神前式を家族のみで考えているあなたへ

結婚は人生の大きな節目とされ、そのスタートを飾る結婚式は、新郎新婦にとって忘れがたい記念となります。近年、結婚式の形式は多様化しており、洋風の教会式やリゾート婚、家族や親族だけで行う少人数の結婚式など、カップルの個性や希望に合わせたスタイルが選ばれています。その中でも、「神前式」は皆さんもご存知だと思います。

神前式とは、神社で行われる伝統的な日本の結婚式の形式です。厳かな雰囲気の中、神前にて新郎新婦が誓いを交わすこの形式は、格式高く、和の心を感じることができる結婚式として、多くの方々に選ばれています。特に、家族のみで執り行う神前式は、その家族の絆を深める大変意味深い儀式となります。

では、家族のみでの神前式を挙げる際の魅力はどのようなものがあるのでしょうか。また、結婚式場やホテルの豪華な披露宴とは異なる、家族だけの結婚式特有の費用や準備にはどのような点が含まれるのでしょう。

神前式を家族のみで行う場合、結婚式場選びでは、神社の雰囲気はもちろん、親族の移動の便や食事会の会場が近くにあるかなど、さまざまな点を考慮する必要があります。そして、伝統的な儀式に合わせた和装や神前式にふさわしい流れに沿った演出を考えることも大切です。

和装での結婚式には、白無垢や打掛などの衣装選びから、ヘアメイク、着付けにいたるまで、特別な準備が必要です。さらに、新郎新婦のみならず、親族の衣装や参列のマナーについても配慮することが求められます。

また、家族のみの結婚式では披露宴を伴わないことも多く、会食をどのように行うか、またそれにどれくらいの費用がかかるのかという点も、事前にしっかりと計画する必要があります。結婚式にかかる費用は、カップルにとって大きな関心事ですが、家族のみの神前式ならではの節約術や費用の内訳についても後ほど触れていきたいと思います。

本記事を通して、家族のみでの神前式を検討されている方々が、より良い形で、大切な一日を迎えられるような情報をお届けできればと思います。

神前式とは?

神前式は、日本の伝統と格式を象徴する結婚式の形式の一つです。神社の神殿で行われるこの儀式は、新郎新婦が神様に結婚の誓いを奉納する厳かなものであり、結婚を社会に認めてもらうと同時に、夫婦としての新たな人生を神様に報告し、祝福を受ける場となります。

結婚式の形式としての神前式の魅力

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神前式が持つ最大の魅力は、その荘厳な雰囲気と伝統に裏打ちされた格式です。結婚式という一生に一度の晴れ舞台を、日本古来の美しい儀式で飾ることは、多くの花嫁の憧れといえるでしょう。また、家族や親族が中心となる神前式では、結婚に至るまでの両家の歴史や新たな絆を深める意味合いも強く、参列者それぞれにとって心に残る時間を過ごせるのです。

伝統的な和装で行われる神前式は、白無垢や色打掛などの衣装が際立ちます。花嫁は白無垢で清純無垢な美しさを、色打掛で華やかな美を表現することができ、日本女性特有の優雅さを最大限に引き出すことができます。新郎もまた、羽織袴で凛々しい日本男児の風格を漂わせ、厳かな空間の中での挙式は、二人の新たな門出を荘厳に彩ります。

儀式の流れには、古くから伝わる日本の美意識が反映されており、三三九度の盃を交わす際などは夫婦の調和と絆の深まりを象徴する儀式として、参列した家族や親族にも感動を与えます。他にも雅楽の演奏や玉串奉納など、日本ならではの文化が結婚式という一大イベントをさらに特別なものにしてくれるのです。

神前式を選ぶカップルが増えている理由

神前式を選ぶカップルが増えている背景には、複数の理由があります。一つは、世界に誇れる日本の文化を尊重し、それを自分たちの大切な日に取り入れたいという思いです。また、少子化が進む現代において、親族や家族が一堂に会する機会は減少傾向にあります。そんな中、家族のみで行う神前式は、家族間の絆を深めるという意味でも重要な役割を果たしています。

結婚式というと大勢を招いての披露宴が一般的ですが、ゲスト一人ひとりと深く関わることが難しいと感じるカップルも少なくありません。そんな中、神前式は小規模ながらも深い人間関係を築ける場として注目されています。ゲストを厳選し、家族や親しい友人のみを招待することで、より心温まる時間を過ごすことができるのです。

経済的な観点からも、聖歌隊やオルガニストの費用が発生するチャペル式などに比べると神前式は結婚式の費用を抑えることができる場合が多いため、経済的な理由から選ばれることもあります。披露宴を伴わないケースも多く、その分費用を節約できる上、より質の高い会食を家族や親族と楽しむことが可能です。

さらに、神社という日本固有の場所で行うことにより、海外のゲストにとっても非常に新鮮で興味深い経験となります。国際結婚が増える中、神前式は日本文化の良さを世界に伝える窓口となっているのです。

神前式は、新しい生活のスタートを切るにあたって、厳かな誓いと共に、家族の温もりを感じることができる結婚式の形式です。伝統に根ざしながらも現代の経済情勢にも柔軟な対応が容易な神前式は、多くのカップルにとって魅力的な選択肢となっています。

神前式の流れを知ろう

格式高く厳かな神前式の進行方法と、挙式を行う前に知っておくべきマナーについて詳しく解説していきます。

神前式での挙式の進め方

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神前式での挙式は、一般的な結婚式と異なり、神社の本殿や特別な式場で行われることが多いです。挙式の進行は、伝統的な作法に則って進められます。神社ごとに流れは違いますが、ここではその中の一例を見ていきましょう。

入場(神殿への移動)
新郎新婦はそれぞれ和装を身にまとい、厳かな音楽とともに神殿へと進みます。親族やゲストは、すでに神殿内に席をとって待っているのが一般的です。

修祓(しゅばつ)
斎主によって、新郎新婦および参列者の身を清めるための祝詞が奏上されます。これにより、神前で結婚の誓いを立てる準備が整えられます。

誓詞奏上(せいしのそうじょう)
新郎新婦が神前にて誓いの言葉を述べます。このときの誓詞は、結婚の意味や夫婦としての誓いが込められています。

三三九度の儀
神前式で最も象徴的な儀式であり、三献の儀とも呼ばれます。新郎新婦がそれぞれ三回ずつ、計九回にわたってお酒を飲みます。これにより、夫婦の絆が固まります。

玉串奉奠(たまぐしほうてん)
新郎新婦が神前に玉串を奉納し、夫婦としての幸福や家族の繁栄を祈願します。

指輪の交換
日本の伝統的な儀式ではありませんが、現代の神前式では、西洋の結婚式で一般的な結婚指輪の交換を取り入れるケースも多く見られます。

撮影
儀式が終わると、本殿や神社の境内で記念撮影が行われます。この時点で親族だけでなく、友人などのゲストも一緒に撮影に参加することがあります。

退場
全ての儀式が終わり、雅楽の演奏と共に新郎新婦が神殿を後にします。ここで、正式な婚姻が成立したことを神様に感謝しながら、新たな門出を歩み始めるのです。

挙げる前に知っておきたい神前式のマナー

神前式においては、多くのマナーや作法が存在します。ここでは、特に重要なポイントを紹介します。

衣装
和装は神前式の美しさを際立たせる大切な要素です。花嫁は白無垢や打掛を、新郎は羽織袴を着用するのが一般的です。また、親族や女性ゲストは振袖や留袖、男性ゲストは礼服を着用することが求められます。

静粛さ
厳かな雰囲気を守るために、式中は携帯電話を消音にし、話し声は控えめにすることが基本です。

参列の順序
一般的に、親族が前列に、友人や知人が後列に座ることが多いです。式場によっては指定席が用意されることもあります。

初穂料
神前式においては、初穂料として神社に対する謝礼を納めるのが伝統です。これは挙式の際に斎主に渡す場合や事前に渡す場合など結婚式場や神社によって異なるため、事前に確認することが必要です。

撮影マナー
神前式では、儀式の最中の写真撮影は控えることが求められる場合が多いです。撮影可能なタイミングは、事前に神社や式場の担当者と確認しましょう。

これらのマナーを守ることで、神前式ならではの雰囲気を尊重し、より思い出深い結婚式にすることができます。

以上の流れとマナーを把握しておけば、神前式の挙式に臨む際にスムーズに進めることができるでしょう。次は、この神前式の具体的な費用や、和装に関する詳細などを見ていきたいと思います。

家族のみでの神前式のメリット

身内だけの神前式の心温まる魅力

家族のみで行う神前式は、二人の誓いがより心に響き、新郎新婦にとっても、親族にとっても特別な結びつきを深める機会です。

親族のみを招待するため結婚式場やホテルでの派手な披露宴とは一線を画し、新郎新婦とその家族が共に過ごす穏やかで暖かい時間となるでしょう。前述の魅力の他にも、日本ならではの四季を大切にするのも神前式の特徴です。

神社は自然に囲まれており、春は桜や梅、夏は新緑や花火、秋は紅葉や稲穂、冬は雪景色や梅の花など、季節によって美しい風景が楽しめます。二人の門出にふさわしい、風情ある景色を背景にすてきな写真を撮ることもでき、季節の移ろいがより一層、家族の絆を確かなものにします。

少人数だからこその家族の絆と格式

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結婚式という人生の大イベントを家族だけで過ごすことの重要さを考えると、神前式の存在はかけがえのないものです。婚礼を儀式として正式に行う場合、結納などもとても複雑なものです。しかし、古来伝わるその所作は、夫婦とひいては一族の安寧を思う気持ちであり、その祈りを込めて一族で神前に立つのです。

これは、大人数を招いて行う結婚式では味わえるものではありません。家族だけで過ごす時間の中で生まれる絆と、格式ある伝統は、新郎新婦とその家族にとって最も大切な宝物となるのです。

費用の相場とは?

神前式でかかる費用の基礎知識

挙式を執り行うにあたり、どれくらいの費用が必要なのかは、ご家族やカップルにとって重要な事前の検討事項となります。

神前式の費用には、大きく分けて挙式料、衣装代、美容代、写真撮影料などが含まれます。挙式の規模や、選ぶ神社、またその地域によっても相場は異なりますが、一般的には50万円から100万円程度が目安とされています。

挙式料には、本殿での儀式や境内での移動など、神前式に必要な基本的な手配が含まれます。斎主と巫女の人件費、神前に奉納する初穂料もこれに含まれることが多いです。衣装代では、和装一式のレンタル費用が必要となります。新郎の羽織袴、新婦の白無垢や打掛といった衣装は、厳かな雰囲気を演出するために欠かせません。

美容代は、ヘアメイクや着付けにかかる費用であり、これには新郎新婦のみならず、参列する家族の衣装調整も含まれる場合があります。また、写真撮影料として、挙式の記録を残すための費用が必要になります。これには、挙式前の前撮りや挙式後の記念撮影が含まれ、写真の枚数やアルバム制作の有無によって金額が変動します。

その他に、神社によっては玉串料として奉納する際のお金が必要です。また、音楽を演奏してくださる雅楽の演奏料や儀式に用いる神具のレンタル料などが別料金として加わることもあります。また、会食を伴う場合は、その費用も別途考慮する必要があります。

これらの費用の一部は、神社や式場によってパッケージで提供されることがあります。パッケージプランを利用すると、個別に用意するよりもトータルでの費用を抑えられる可能性があります。それぞれの項目を詳細に確認し、必要なものとそうでないものを選別することで、より効率的な結婚式の準備が可能となるでしょう。

家族のみの神前式費用の目安とその理由

家族のみで行う神前式は、親族を中心とした少人数での挙式です。そのため、招待するゲストの人数が少ない分、費用も大幅に節約できるケースが多いです。

神前式の場合、人数が多くなればなるほど、会場の準備や披露宴、会食にかかる費用が増大します。しかし、家族だけの神前式では、これらのコストを大きく削減できるため、全体としての費用相場は、30万円から70万円程度と、一般的な神前式よりも低めになります。

家族のみの神前式での費用の内訳を詳しく見ていきましょう。挙式料は上記で説明した通りですが、親族だけで行うため会場の装飾や座席の準備などの必要が減少し、コストを抑えられます。

写真撮影も、少人数ならではのアットホームな写真が中心となるため、大掛かりな撮影機材や多数のカメラマンを必要としないことが多いです。

会食の費用も、参加する人数が少なければその分低く抑えることができます。家族のみであれば、格式の高いホテルやレストランでの豪華な食事ではなく、より心温まる食事会にすることでメニューや会場の選択肢を柔軟に選べるため経済的なメリットがあります。

家族だけの神前式は、結婚式をより身近で温かなものにするための選択といえます。経済的な理由もさることながら、親族との絆を深め、結婚という新たな門出を家族水入らずで祝うという意味合いも強いです。以上の点を踏まえ、家族のみで行う神前式の計画を立てる際には、どのようなスタイルを望むのか、どの項目に重きを置くのかを明確にして、それに見合った費用の計画を立てることが肝心となります。

費用を抑える工夫

予算内で神前式を挙げるための方法

神前式は比較的コストが抑えられるとはいえど、高額になりがちで、予算内で実現するためにはいくつかの工夫が必要です。

まず、神社選びにおいては人気の有名神社ではなく、地元の穴場や自然に囲まれた落ち着いた雰囲気の神社を選ぶことで、会場費を節約できます。有名どころの神社ではなく、厳かでありながら穏やかな雰囲気の神社も多く存在します。

また、挙式の日取りを工夫することも一つの方法です。例えば、土日や祝日は需要が高いため費用が上がりがちですが、平日に挙式を行うことで、会場費用を下げることが可能です。

次に、レストランではなく料亭や個室がある和食のお店を選ぶことで、和の雰囲気を保ちつつコストを抑えることができます。

食事会イメージ

挙式の準備に関しては、式場や業者に全て任せるのではなく、可能な範囲でDIYを取り入れることも費用削減につながります。例えば、招待状や席次表、メニューカードなどの紙ものは自分たちで作成することができますし、式の装飾も個性的でコストを抑えたものにすることが可能です。

最後に、儀式に必要な道具や装飾品は、結婚式場やレンタルショップから借りるのではなく、自分たちで用意することも一つの方法です。必要なものを事前にリストアップし、購入または友人や親族から借りることができれば、その分費用を抑えることができます。

持込みや服装でコストを下げるポイント

挙式での持込みというのは、会場や式場に外部から物品を持ち込むことを指します。多くの結婚式場では持込みに手数料がかかることがありますが、中には手数料が無料の場所もあります。事前にしっかりと確認し、持込み手数料が無料、または安価な会場を選ぶことで、装飾品や音響機器などを自由に持ち込み、コストを抑えることができます。

和装に関しては、新郎新婦の衣装をはじめ、親族の衣装も含めて、購入するのではなくレンタルを検討しましょう。特に、花嫁衣装の白無垢や色打掛は購入すると非常に高価ですが、レンタルであればその一部の価格で済みます。また、家族や親族が持っている和装を利用することも一つの方法です。古くから伝わる家族の衣装を着ることは、結婚式という一生の記念にもなり、さらに特別な意味を持たせることができます。

結婚式をより一層引き立てる、ゆめやのアンティーク着物の一例をご紹介しましょう。「菱形に四季の花丸紋様白鶴刺繍の打掛一式」は、菱紋・花丸紋の地模様と鶴や菊、梅など縁起の良い模様が散りばめられたアンティーク白無垢です。正絹ならではの軽くやわらかな着心地を実感いただけます。

クリーム色やピンク色にも輝く、鶴と花々の白打掛」は牡丹、菊、アヤメなどのたくさんの花々と優雅に舞う鶴が織り出された、かわいらしいアンティーク白無垢です。濃い生成りの正絹地が光によってほんのり色づいて見えます。

左「金色の輝きの中で孔雀・鳳凰・鶴が羽ばたく色打掛一式」は地模様に花菱、八つ藤の丸などの有職紋様が描かれ、鶴、鳳凰、孔雀と花丸紋が織り出された絢爛豪華な色打掛です。右「花井幸子作、緑の地に桜・紅葉・御所車の色打掛一式」は、グリーン地に桜や紅葉、牡丹、百合、撫子などたくさんの花々と御所車が描かれた華やかな一着。デザイナー・花井幸子さんが手がけた色打掛です。

さらに、着付けやヘアメイクについても、美容院に依頼するのではなく、美容学校の卒業生やフリーランスのヘアメイクアーティストを利用することで、費用を抑えることが可能です。また、家族や友人の中にヘアメイクや着付けが得意な人がいれば、その才能を借りるのもよいでしょう。

これらの工夫をすることで、神前式の挙式をより身近で、経済的にも心温まるものにすることができます。大切なのは、どのポイントを節約するかを明確にし、その上で最も価値を感じる部分に予算を割り当てることです。予算内で理想の式を挙げるために、これらの工夫を参考にしながら、計画を立ててみてください。

注意点としてのデメリット

家族のみの挙式における注意すべきデメリット

結婚は人生の中でも特別な節目です。家族のみで行われる神前式は、その厳かな雰囲気と共に、親しい人たちとの絆を深める絶好の機会となります。しかしながら、家族だけで挙式を行う際には、いくつかのデメリットがあることも忘れてはなりません。

まず、神前式は伝統に根ざした儀式であり、多くの場合、参列する家族にも一定の知識とマナーが求められます。和装に不慣れな親族がいる場合は、着付けに時間がかかる可能性があり、式の進行に影響を与えることも。また、儀式の流れや作法を理解していないと、式の進行に戸惑いを感じることがあるかもしれません。

次に、家族だけでの挙式はゲストが限られるため、親族間の関係によっては緊張感が生まれたり、くつろいだ雰囲気で式を進めにくかったりする場合があります。これは特に、普段から接点の少ない親族が集まる際に顕著です。

さらに、家族のみでの挙式には経済的なメリットがある一方で、結婚式場や撮影、衣装の選択においても、多くの選択肢から選べるとは限りません。結婚式場によっては、少人数専用のプランを用意していない場合もあり、希望する神殿や斎主の予約が取りにくくなることも。また、料金の面でいえば、参列者が少ないと1人当たりの負担が大きくなることがあり、特に高価な衣装や料理に関しては注意が必要です。

一方で、家族だけの挙式は、新郎新婦と家族がじっくりと語り合える時間を持つことができ、それぞれの絆を深めるための大切な機会となります。神前式で結ばれることの意義と、家族としての新たな始まりを共に祝うことができるのです。ただし、親族だけに絞った結婚式では、友人や知人とのつながりを祝う機会を逃すことになるため、後に追加でレセプションを開くなど、別の方法で友人との関係を大切にする工夫も必要です。

このように、家族のみで神前式を挙げる際には、複数のデメリットに留意しながらも、それを上回る温かみと親密さを享受することができるでしょう。結婚式とは、単に華やかな儀式を行うだけでなく、家族としての絆を深め、新たな生活をスタートさせるための重要な一歩です。そこには、見栄や形式にとらわれず、心からの祝福と感謝を込めて挙式を行うことの大切さがあるのです。

人数が少ない式の場合の参列者の服装と髪型の配慮

結婚式において、参列者の服装や髪型は、その場の雰囲気を大いに左右します。特に家族のみで行う少人数の式では、それぞれの出で立ちが目立ちやすく、新郎新婦や他の家族メンバーにとっても影響が大きいため、細心の注意が必要です。

着物や和装は、日本の結婚式において伝統的な選択肢ですが、最近では洋装を選ぶゲストも増えています。和装を選ぶ場合、花嫁は白無垢や色打掛などを着用し、その格式に見合った装いを選ぶことが求められます。一方で、親族の服装は、結婚式のスタイルや場所(神社やホテル等)に合わせて慎重に選ばなければなりません。

以下に、少人数の式での参列者の服装と髪型の配慮について、表を用いて詳細を紹介します。

参列者服装の選択肢髪型の配慮
新郎の母黒留袖、色留袖、アフタヌーンドレス、イブニングドレス丁寧なヘアセット
新婦の母黒留袖、色留袖、アフタヌーンドレス、イブニングドレス丁寧なヘアセット
新郎の父黒紋付羽織袴、モーニング、フロックコート髪型よりも髪の手入れに注意
新婦の父黒紋付羽織袴、モーニング、フロックコート髪型よりも髪の手入れに注意
兄弟姉妹色紋付羽織袴、ディレクターズスーツ、タキシード、振袖、黒留袖、色留袖、アフタヌーンドレス、イブニングドレス、セミアフタヌーンドレス、カクテルドレス優雅で洗練されたスタイル

この表に示されているように、家族のみの式であっても、格式をわきまえた服装と髪型を心がけることが大切です。参列者は、新郎新婦の大切な日を尊重し、かつ式の品格を保つためにも、適切な服装選びとヘアメイクに努めるべきでしょう。

ゆめやでは、ご家族様の着物もお得にレンタルできるプランをご用意しています。ご両親のセット、お母様の留袖とご姉妹様の振袖・訪問着セットでお好きな着物を選んでいただけますので、ぜひご利用ください。

また、家族のみで挙式を行う場合は、事前に新郎新婦と服装について十分に話し合うことが重要です。和装を選ぶ場合には、着付けの予約を含めて、必要な準備を式場や和装店と共に行うことで、当日の進行をスムーズにし、新郎新婦も安心して式を迎えることができます。

最後に、参列者の服装や髪型は、結婚式という特別な日のために用意されるものですが、過度な装飾や派手なデザインは避け、式の本質である二人の誓いと家族の祝福に重点を置いた選択を心がけることが求められます。儀式の進行にふさわしく、写真撮影に残るその姿は家族としての思い出にもなるため、丁寧に考え選びましょう。

神前式を行う会場選び

神前式を家族のみで行う際の会場選びのポイント

神社イメージ

家族だけの小さな結婚式、いわゆる家族婚は、会場選びがその雰囲気を大いに左右します。以下に、家族のみでの神前式を行う際の会場選びの重要なポイントをいくつか挙げます。

まず、神社選びは非常に大切です。前述のように家族だけで行う挙式の場合、予算も考慮して広すぎず落ち着いた雰囲気の神社を選ぶことが望まれます。さまざまな神社がありますが、その歴史や神様、境内の美しさ、そして神殿の荘厳さを考慮に入れて選びましょう。さらに、親族が参列しやすい立地かどうかも考慮する必要があります。家族が集まりやすいアクセスの良い場所かどうか、また移動が必要な場合はその手段や時間も確認しましょう。

次に、結婚式場の設備を確認することです。たとえ家族だけの式でも、披露宴や会食のためのスペースが必要かもしれません。神社内やその近くに適した設備があるか、またはそれを提供するレストランやホテルがあるかどうかを調べましょう。料理のメニューや食事の流れ、特別な食事制限を持つ方への対応も事前に確認が必要です。

最後に、和装に合わせた準備を忘れてはなりません。神前式では新郎新婦だけでなく、参列する家族も和装をすることが多いです。衣装の選定から着付け、ヘアメイクまでの準備には時間がかかります。式場や近くの美容室で着付けやヘアメイクを行うことができるか、またその予約は可能かを事前に確認しておくとスムーズです。

家族のみで神前式を挙げる際には、これらのポイントを念頭に置きながら、細部にわたり検討することが大切です。家族だけの小さな結婚式でも、その日はカップルにとって一生の思い出となる日です。だからこそ、会場選びには特に心を込めて取り組むことが重要です。

和装に合う結婚式場の見学と選び方

神前式では、花嫁は白無垢や色打掛を、花婿は羽織袴を着用することが多く、これらの和装が映える結婚式場を選ぶことが大切です。和装にふさわしい結婚式場を選ぶ際は、以下の点を特に注意してください。

まず、伝統的な雰囲気が感じられるかどうかを見ます。本殿や神殿が美しく、格式を感じさせる神社は和装の美しさを一層引き立てます。また、挙式後の祝詞や雅楽の演奏など、儀式の一環として行われる伝統的な演出が可能かどうかも確認しましょう。

次に、結婚式場内外の風景も重要な選択基準です。美しい庭園や池があると、写真撮影にも最適であり、結婚式の思い出をより美しく残すことができます。四季折々の風景が楽しめる場所なら、その時々で違った雰囲気の写真を撮影できるでしょう。

衣装の準備がスムーズに行えるかも見るべき点です。着付け室が十分に用意されているか、衣装を安全に保管できるスペースがあるか、またその日のために衣装を事前に用意してもらえるかなど、和装に必要な準備が整っているかを確認することが重要です。

料金プランも忘れてはなりません。結婚式場や神社によっては、和装に特化したプランを用意していることがあります。このようなプランには、衣装のレンタル料、着付け、ヘアメイクが含まれていることが多く、費用の節約にもつながります。

これらの点を基準に、和装に合う結婚式場を見学し、選ぶ際は以下のチェックリストを活用してみてください。

  • 伝統と格式を感じることができる神社・式場であるか
  • 美しい自然や庭園があるか
  • 衣装の準備と着付けがスムーズに行える設備が整っているか
  • 和装に特化した料金プランが用意されているか
  • 親族やゲストのアクセスのしやすさ

以上のように、和装に合う結婚式場選びでは、伝統的な雰囲気、美しい風景、衣装に関するサポート体制、そしてコストの観点を総合的に検討することが大切です。結婚式は一生に一度のイベントですから、細部にわたってこだわり、最良の選択をするよう心がけましょう。

よくある疑問とその回答

神前式の料金に関するよくある疑問と回答

神前式の費用については、実際どの程度かかるのか、不安に思われる方も少なくありません。ここでは、そうした疑問に答える形で、神前式の料金に関して詳しくご紹介します。

Q1: 神前式の料金の相場はどの程度ですか?

A1: 神前式の費用は、会場や神社、提供されるサービスによって異なりますが、一般的な相場としては、約5万円からスタートすることが多いです。この料金には、神社への初穂料、装飾や音楽などの基本的な式典費用が含まれています。ただし、和装衣装のレンタルやヘアメイク、写真撮影などは別途必要になる場合がほとんどです。

Q2: 料金に含まれるものと含まれないものは何ですか?

A2: 多くの神社で基本的な料金プランに含まれるのは、以下のようなものです。

  • 初穂料:神様、神社への奉納金(会場使用料が含まれる場合もある)
  • 玉串料:神前式に必要な小物類の使用料(初穂料に含まれる場合がある)
  • 新郎新婦の和装衣装レンタル
  • 着付け・ヘアメイク料金
  • 写真撮影・アルバム作成費用

一方で、以下は基本料金に含まれないことが多いので、注意が必要です。

  • 披露宴や会食の費用
  • 招待状や席次表などのペーパーアイテム
  • 参列者への引出物や記念品

Q3: 披露宴は神社で行うことができますか?費用はどのくらいかかりますか?

A3: 神社の境内や関連施設で披露宴を行うことができる場合もありますが、場所によっては披露宴会場を別途予約する必要があります。披露宴の費用は、会場や料理、飲物、装飾、エンターテインメントなどの内容により大きく変わりますが、一般的には人数に応じて数十万円から数百万円が目安です。

Q4: 少人数の家族のみで行う場合、料金はどのように異なりますか?

A4: 少人数での挙式は、規模が小さい分、全体的な費用も抑えられる傾向にあります。家族のみで行う場合、多くの神社では少人数専用のプランが提供されており、必要なサービスを選択してコストを節約することが可能です。ただし、基本的な儀式にかかる費用は変わらないため、装飾や衣装、食事などのオプションで調整することになります。

以上のように、神前式の費用は結婚式の形式や、選択されるオプションによって大きく異なります。結婚式場選びに際しては、複数の神社や会場に問い合わせを行い、詳細な料金内訳を確認することをお勧めします。また、披露宴や会食の計画も合わせて検討し、最終的な予算内ですてきな一日を実現させましょう。

家族のみでの式を挙げる際のよくある質問と答え

撮影イメージ

家族のみで結婚式を挙げることを考えるカップルが増えています。こぢんまりとした挙式は、家族間の絆を深める素晴らしい機会となりますが、準備や流れについて不明点が多いものです。以下に、そのような疑問に対する回答をご紹介します。

Q1: 家族のみでの結婚式を行うメリットは何ですか?

A1: 家族のみでの結婚式には、以下のようなメリットがあります。

  • 家族との時間を大切にできる。
  • 親密な雰囲気の中、厳かな誓いを交わすことができる。
  • 費用を抑えられることが多く、経済的な負担が少ない。
  • ゲスト一人ひとりと深く関わることができる。
  • 自分たちのペースで式を進行できる柔軟性がある。

Q2: 費用はどれくらい抑えられますか?

A2: 家族のみの結婚式では、招待するゲストの数が少ないため、披露宴や会食の費用が大幅に削減されます。装花やペーパーアイテムの数も減るため、総額で考えると、大規模な式に比べて数十万円単位での節約が可能です。具体的な費用は式を行う神社や会場によって異なりますので、事前に詳細な見積もりを取ることが重要です。

Q3: 家族だけの式でも格式を重んじた神前式は可能ですか?

A3: もちろん可能です。家族だけという少人数であっても、神前式特有の格式や作法を重んじた儀式を行うことはできます。斎主による祝詞奏上、三献の儀、誓詞奏上など、伝統的な儀式の要素は変わりません。また、家族のみでの挙式であれば、それぞれの参列者に役割を持たせることも可能で、より思い出深い式にすることができます。特に、神社で行う本格的な神前式の場合は会場自体に人数制限があることも多いため、家族のみに向いているといえます。

Q4: 家族のみの結婚式で気をつけるべきポイントはありますか?

A4: 以下の点に注意して準備を進めましょう。

  • 会食や披露宴の場を選ぶ際には、少人数に適した落ち着いた空間を選ぶこと。
  • 家族それぞれの意向を確認し、参加する全員が納得のいく計画を立てること。
  • 親族間での役割分担や衣装選びなども、事前の打ち合わせをしっかりと行うこと。
  • 少人数であっても、プロの手を借りて着付けやヘアメイクを行うなど、準備を怠らないこと。
  • 心に残る式となるよう、写真撮影やビデオ撮影も忘れずに手配すること。

このように家族のみでの結婚式は、準備や実施にあたっても大規模なものとは異なる配慮が必要ですが、家族の絆を深める貴重な時間となるでしょう。自分たちらしい、暖かみのある式を目指しましょう。

まとめ

家族のみの神前式を成功させるためのポイント

家族が中心となる結婚式は、大人数の挙式にはない温かみと厳かな雰囲気を兼ね備えています。特に神社で行う神前式は、日本古来の伝統と格式を今に伝える儀式であり、結婚の誓いを神様に捧げる、とても意味深い行事です。しかし、家族のみの挙式では、親族との絆を深めつつも、事前の細やかな準備と注意点が求められます。以下、成功へと導くためのいくつかのポイントを紹介します。

会場選びと予約

家族のみの神前式を行う際の会場選びは、挙式の雰囲気を左右する大切な要素です。神社選びには、以下の点を考慮しましょう。

  • 歴史と伝統: 神社それぞれに異なる歴史と伝統があります。そのストーリーに共感や魅力を感じるかどうかも重要な選定基準です。
  • 立地とアクセス: 当日の移動の利便性も考慮し、参列する家族全員が容易に訪れられる場所を選ぶことが望ましいです。
  • 境内の環境: 神前式の後の家族写真撮影等を考えると、美しい自然や建築が背景となる神社は、記念に残るロケーションとなります。
  • 神職の対応: 式を執り行う神職の人となりや、挙式に対する姿勢も重視すべきです。事前に相談を行い、信頼感を持てるかを確認しましょう。

予約に関しては、特に春や秋の結婚シーズンは競争が激しいため、この時期を希望する場合はできるだけ早めに行うことが重要です。ただし、金額を抑えるのであれば、閑散期である夏と冬を選択するという考え方もあります。とはいえ料金は神社によって異なりますが、通常の挙式よりも少人数のため、比較的費用を抑えることが可能です。

親族の意向を確認

家族のみで行う式では、新郎新婦はもちろんのこと、参列する全員の意向を尊重することが大切です。特に両家の親や兄弟姉妹の意見は、和装や流れ、食事会の内容など、さまざまな面で影響を与えます。事前の家族会議を通じて、以下の事項を共有し合うことが推奨されます。

  • 和装や衣装の選定: 花嫁は白無垢や打掛を、花婿は羽織袴を着用するのが一般的ですが、家族もそれに合わせた装いを選びましょう。
  • 挙式の流れと役割分担: 儀式の各段階での役割を家族間で事前に決めておくことで、当日の混乱を避けられます。
  • 会食の計画: 挙式後の食事会は、ゲスト全員が親密に交流できる重要な時間です。メニューや場所、演出なども親族との協議で決定するとよいでしょう。

プロフェッショナルの手を借りる

家族のみの結婚式であっても、プロの力は非常に大きなものです。以下の専門家の力を借りることをお勧めします。

  • 儀式の進行: 神前式には特有の作法があります。神職や式場のスタッフに相談しながら、スムーズな式の進行を計画しましょう。
  • 着付けとヘアメイク: 神前式にふさわしい和装には、専門の技術が必要です。美しい着付けとヘアメイクはプロに依頼することが望ましいです。
  • 写真撮影: 家族の絆を形に残す写真は、後々の宝物となります。経験豊かなカメラマンに依頼し、すてきな一瞬を切り取ってもらいましょう。

以上、神前式を家族のみで行う場合の重要なポイントを紹介しました。これらのポイントを踏まえつつ、家族の絆を深める、一生の思い出となる結婚式を実現してください。結婚は二人だけでなく、家族全体の新たな始まりです。家族のみの神前式は、その新しいスタートにふさわしい、温かく、心に残る挙式となるでしょう。

〈参考記事〉
https://wakon-style.jp/iroha/6025/

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ゆめや通信編集部

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この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
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監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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