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【2024年最新】結婚式の持ち込み料相場とは?着物レンタル活用ガイド

はじめに

結婚式を控える多くのカップルにとって、挙式や披露宴の準備は人生で一度きりの大イベントです。一方で気になるのが、結婚式場への「持ち込み」に関してだと思います。結婚式への持ち込みとは、結婚式場やホテルが提供するサービス以外に、外部から花や装飾品、写真撮影など、カップルが選んだアイテムやサービスを持ち込むことや、式場サービスを利用せずに自前で準備して持ち込むことを指します。この方法を選ぶ理由は様々ですが、自分たちのこだわりを形にしたい、コストを抑えたい、特別なアイテムを使いたいなど、カップルのニーズに応じたものです。

結婚式の持ち込みに関する基礎知識

結婚式への持ち込みを検討する上で、まず知っておくべきは、持ち込みが可能なアイテムやサービス、持ち込みに関わる料金やルールがあるということです。多くの結婚式場では、持ち込みに関する明確なガイドラインが設けられており、対象のものやサービスを外部から持ち込む、または利用する場合は持ち込み料が発生することがあります。また、持ち込みが許可されるアイテムは式場によって異なり、事前の確認と交渉が必要になることが多いです。

持ち込みが可能なアイテムやサービスの種類

持ち込みが可能なアイテムに絞って考えた場合も、持ち込めるかどうかは各式場ごとに違います。アイテムには以下の3種類があります。

  • そもそも持ち込むこと自体がダメなアイテムやサービス
  • 持ち込み料を支払えば持ち込みが可能なアイテムやサービス
  • 無料で持ち込みが可能なアイテムやサービス

この記事では、それぞれの実態と平均的な相場などに関して解説していきます。

持ち込みが許可されている理由

結婚式場による持ち込みポリシーは、カップルが自身の結婚式をよりパーソナルで意味のあるものにできるようにするためのものです。以前までは、式場の多くは利益維持の面から、持ち込みの制限や持ち込みの制限を設けていました。しかし近年、カップルたちのニーズは個性的で自由度の高いものを求めるようになっていきました。つまり、カスタマイズ性のある式場にニーズが集まっているのです。

こういった背景には、結婚式業界の変遷の歴史が関係していると考えられます。戦後、庶民の生活が豊かとなった高度経済成長期以降、結婚式は大人数で豪華なものへと変わっていきました。その絶頂がバブル期でした。「派手婚」と呼ばれるように、百人単位の結婚式はもちろん、演出もゴンドラを使った大がかりなものが使われ、複数回のお色直しも当然のように行われました。

しかし、バブル期以降、結婚式の規模はどんどん縮小していきます。ゲストも友人やあるいは親族のみとなり、過剰な演出も行わない、代わりにゲストとの繋がりを大切にする「地味婚」へと転換していきました。そうなると、式場もそれまでの大規模な会場を必要としない場合も増えていき、おしゃれなレストランで行うようなカジュアルウエディングも見られるようになりました。

また、そもそも結婚式自体を挙げない「ナシ婚」という流れも生まれている現代において、式場が多様なニーズに答えるように変化したのは必然だったのです。

結婚式場による持ち込みポリシーの背景

結婚式場側は、多くが衣装やアイテム会社が提携した形で運営しています。式場側はカップルの要望に合わせて提携企業にサービスを依頼します。そのため、カップルへ請求される金額は、提携企業からの提示金額に式場側は仲介料金を上乗せした金額が請求されるのです。

旧来の結婚式においてもはほぼ持ち込みは想定されておらず、禁止の場合が多かったようですが、前述の通り、昨今のカップルの結婚式観の変化により、カップルが独自で持ち込む場合は「持ち込み料金」を請求することで、式場はその一部を利益に、もう一部を提携企業への利益として回されることになるのです。

そうなると今度起こるのは、持ち込み料の価格競争です。式場の中には「持ち込み料無料」を売りにするところもあります。ただ、持ち込みを自由にして結婚式にオリジナリティを追及することが全てではありません。一方で、プランナーによる高品質でパッケージされた結婚式プランのニーズもあります。結婚式場はそれぞれ独自性をもってサービスを提供しています。こういった選択肢が充実している現在、自分たちの理想を叶える結婚式に適した式場、プラン選びをより広い視点で見ていく必要があります。

カスタマイズの自由度を高めるメリット

近年、結婚式の選択肢としてあるのが、ブライダルプロデュース会社を利用した結婚式です。式場の場合は、式場プランに則ったものしか出来ませんが、ブライダルプロデュース会社を利用することで、希望通りのオリジナリティ溢れる結婚式が可能となります。有名なホテルなどは利用が難しいですが、それ以外の演出や衣装、映像や写真など思いのままに行えます。そして、コスト面でも自由が利きます。たとえば、ブライダルプロデュース会社の担当者が、式場への持ち込み料の値下げ交渉などもしてくれることもあります。そうなると、その浮いたお金で衣装のグレードを上げることも可能になるでしょう。予算や明確な結婚式プランがある場合などは、とても良い選択肢でしょう。

持ち込み可能なアイテムとその制限

持ち込みが可能なアイテムは式場によって異なり、また一定の制限が設けられています。ここでは、装飾品からエンターテインメントまで、一般的に持ち込みが許可されているアイテムの範囲と、持ち込みに際しての一般的な制限事項について詳しく解説します。

装飾品からエンターテイメントまで

結婚式場に持ち込めるものには、どんなものがあるのでしょうか。一般的な結婚式場において持ち込めるものは以下となります。

  • 装飾:ウエルカムグッズと呼ばれるような、受付コーナーの装飾品は多くの式場では持ち込みが可能のようです。
  • 自作の映像:ホームビデオなどは基本的には持ち込み可能です。ただし、製作会社で加工したような場合は料金が発生する場合があるので、注意が必要です。
  • プチギフト:後述しますが、引き出物などとなると持ち込み料金がかかってしまいますが、小さなおかし程度だと許される場合があります。
  • ペーパーアイテム:招待状、席札、メニュー表などは多くの式場では持ち込めるようです。

これらのものも、事前に持ち込みが可能であるかを確認しておくと安心です。

持ち込みにおける一般的な制限事項

では、持ち込みできないもの、あるいは持ち込み料が発生するものは何でしょうか。主なものは以下となります。

  • 料理、飲み物:ゲストが口にするものは原則持ち込み禁止です。これは、式場側の衛生管理上の問題なので交渉の余地はないでしょう。
  • 会場装花:こちらも生花が使われるため、虫の発生などの衛生管理上、断られることが多いです。
  • カメラマン、司会者、ヘアメイク:式場によっては断られる場合がありますが、許可している会場もあります。また、持ち込み料を払うことで利用できる場合もあります。
  • 衣装、小物:持ち込み料を支払えば、多くの場合で利用ができます。式場レンタルで気に入った衣装がない場合に検討されると思います。式場で1枚レンタルすることで、他の衣装の持ち込み料が免除になる場合もあるので、交渉が重要になります。
  • 引き出物:多くの場合で1個単位で料金がかかってきます。

どれも準備に時間がかかるため、早めに式場に確認しておくと良いでしょう。

持ち込み料の実態と相場

結婚式を自分たちらしく、個性的に演出したいカップルにとって、持ち込み料の実態と相場を知ることは計画を進める上で非常に重要です。ここでは、持ち込み可能なアイテムにかかる一般的な料金について解説します。

持ち込み料の概算

持ち込み料は各結婚式場によって違うため、一概には答えられないのが現状です。ただし、大体の目安となる金額は以下となります。

  • ドレス:1着で5~10万円
  • タキシード:1着で2~7万円
  • 和装:5~10万円
  • ブーケ:1つ3~5千円
  • 引き出物:1つで300~500円
  • カメラマン:5~10万円
  • ヘアメイクスタッフ:5~10万円

ですので、この金額をベースに外部サービスと比較すると良いでしょう。

業界標準となっている相場の理解

参考までに、通常の式場プランだと衣装代の30~50%カメラマン代やヘアメイク代20~30%仲介手数料だと言います。2022年のゼクシィの調査によると、白無垢、色打掛とそれに付随する小物の合計金額は約56万円程だったとあります。1着当たり約28万円ということですね。仮にこの衣装代の50%が仲介手数料だとすると、実際のレンタル料は1着約14万円相当の衣装だということです。

ここで、ゆめやきもののレンタルプランを見ていただきます。

ご新婦様のお好きな白無垢(1点、綿帽子と打掛の下に着る掛下きものが含まれます)、お好きな黒引き振袖 (1点、筥迫、末広、抱え帯、草履などすべての小物が含まれます)とご新郎のお着物(1点、羽織・袴・草履など一式。家紋のご変更料金も含まれます)の計3点のお得なセットプランです。実際のお着物・小物はゆめや東京店でのご試着でお選びいただけます。 まずは、ゆめや東京店でのご試着からお申し込みください。

また、以下のようなプランもご提案しております。

ご新婦様のお好きな黒引き振袖 (1点、筥迫、末広、抱え帯、草履などすべての小物が含まれます)、お好きな色振袖 (1点、すべての小物が含まれます)とご新郎のお着物(1点、羽織・袴・草履など一式。家紋のご変更料金も含まれます)の計3点のお得なセットプランです。実際のお着物・小物はゆめや東京店でのご試着でお選びいただけます。 まずは、ゆめや東京店でのご試着からお申し込みください。

着物専門店が誇る最高品質の着物を3着もレンタルして、35.2万円です。仮に、持ち込み料が1着10万円だったとすると、衣装代は総額65.2万円ですが、1着当たりだと約21.7万円とコストパフォーマンスの面でも持ち込みは優れていると言えます。

会場選びのポイント

オリジナリティのある結婚式を求めて個性的なアイテムやサービスを持ち込みたい場合でも、会場の持ち込みポリシーを理解することが重要です。ここでは、持ち込みに寛容な結婚式場を見分けるポイントと、事前の確認事項質問リストについて解説します。

持ち込みに寛容な結婚式場の見分け方

持ち込みに寛容な結婚式場を見分ける最も確実な方法は、直接式場に問い合わせることです。しかし、事前に式場のウェブサイトやパンフレット、ブライダルフェアでの情報提供をチェックすることで、その傾向をある程度把握することができます。持ち込みに寛容な式場は、カスタマイズの自由度を重視するカップルをターゲットにしていることが多く、その姿勢がウェブサイトや資料に反映されています。また、過去に実施された結婚式の例やレビューを参考にすることも有効です。

もう一つは、ブライダルプロデュース会社を通してプランニングをすることです。抱えているデータ量も多いですし、交渉事も代行してくれるためスムーズに準備が進みます。

事前の確認事項と質問リスト

直接会場に確認をする場合、持ち込みに関する以下の点を確認しておくことが重要です。

  • 持ち込み可能なアイテムの範囲:どのようなアイテム、サービスが持ち込み可能か、具体的なリストを式場に尋ねてみましょう。
  • 持ち込み料金:持ち込みにかかる追加料金がある場合、その詳細と計算方法を確認してください。会場によっては聞かないと教えてくれない場合があります。
  • セットアップと撤去:持ち込んだアイテムのセットアップや撤去は誰が行うのか、またその費用は含まれているのかを確認しましょう。
  • 持ち込みに関する制限事項:音響を持ち込む場合は音量やサイズ、ブランドなど、その他にも、持ち込みにあたっての制限があるかも確認が必要です。
  • 事故や破損時の責任:持ち込んだアイテムが破損した場合の責任所在や保険の有無についても確認してください。

これらの確認事項をもとに、式場に質問するリストを作成し、見学や打ち合わせの際にすべての疑問をクリアにしておくことが大切です。カップルの希望を叶えつつ、スムーズな準備を進めるためには、このような事前の確認作業が不可欠です。

持ち込みにおける注意点

結婚式の持ち込みは、カスタマイズとコスト削減の観点から大きなメリットをもたらしますが、同時に準備と調整の手間や負担も伴います。ここでは、持ち込みの注意点に関して言及します。

コストの再確認

端的にやりがちなのが、安さで判断してしまう場合です。式場プランと持ち込み料金と持ち込む金額を比較して、後者が安いとなっても気を抜かず、冷静になり再度検討する余裕を持ちましょう。

たとえば、衣装の場合、格安でレンタルができると思ったら小物がなかったり、クリーニングをして返却をする必要があったりなどの計画の抜けがあることがあります。小さなことが積み重なることで、結果的に式場のプランと同額かそれ以上の金額になってしまうことも起こりえます。

もちろん、オリジナリティのある結婚式を求めて、意図した金額なのであればいいですが、注意が必要です。

準備と調整の手間と負担

持ち込みには準備と調整に関する手間と負担が大きくなるという、大きなデメリットがあります。持ち込むアイテムごとに、式場との調整、運搬の手配、セットアップや撤去の計画が必要になります。これらの作業は、結婚式の準備プロセスにおいて、追加の時間と労力を要求されることになります。また、外部のベンダーとのコミュニケーションや調整もカップルの責任となり、スケジュール管理や品質管理に細心の注意が必要です。持ち込みアイテムが原因で発生した問題やトラブルに対処する必要がある場合もあります。

結婚式での持ち込みは、メリットとデメリットを慎重に検討し、自分たちのニーズと状況に最適な選択をすることが重要です。事前の計画と準備、式場やベンダーとの密接なコミュニケーションを通じて、理想的な結婚式を実現させましょう。

まとめ

オリジナリティのある結婚式実現に、アイテムやサービスの持ち込みは必要になることがあるでしょう。本記事では、持ち込みの準備から実施に至るまでの様々な側面を掘り下げてきました。個性的なアイテムの選定から、式場との円滑な交渉術まで、成功への道のりは緻密な計画にかかっています。

結婚式への持ち込みの要点

結婚式への持ち込みでは、自分たちだけの特別なアイテムを取り入れることができることと、何よりコスト削減の可能性があります。しかし、持ち込みには多くの場合、式場による制約がありますので、十分なリサーチと計画が必要です。持ち込み可能な範囲、追加の費用、式場の方針など、事前の確認と準備といったトータル管理が成功の鍵となります。

これから結婚式を挙げるカップルへのアドバイス

  • 詳細の確認:式場の持ち込みに関する方針を事前に詳しく確認し、どのようなアイテム、サービスが持ち込み可能で、どのような追加費用がかかるのかを明確にしましょう。
  • バランスを重視:持ち込みによる個性の追求と、それに伴う準備や調整の手間をしっかりと天秤にかけ、バランスの取れたプランニングを心掛けましょう。
  • コミュニケーションの徹底:式場とのコミュニケーションを密にし、持ち込みに関する全ての詳細を書面で確認することが不可欠です。
  • 緊急時の対策:当日に起こり得るトラブルに備え、持ち込みアイテムの管理方法や緊急対応計画を事前に準備しておきましょう。

オリジナリティのある結婚式を成功させるには、細かな準備と慎重な計画が必要です。本記事が、持ち込みを利用したいと考えているすべてのカップルにとって有益な情報源となり、二人の特別な日をさらに特別なものにする手助けとなることを願っています。結婚式の準備は、二人の新しい章の始まりです。その過程を楽しむことで、さらに思い出深いものになるでしょう。

参考記事
https://zexy.net/article/app000000096/

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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