振袖イメージ

【2024年最新版】振袖レンタルで結婚式を彩る!選び方とおすすめ

はじめに

結婚式にお呼ばれで参列することになったら、その衣装に振袖を選ぶ女性は多いことと思います。振袖は、その美しさや華やかさで結婚式に彩りを添えることができるとともに、未婚女性の正装として、結婚式という場にふさわしい格式を備えた衣装でもあります。

振袖一式をそろえるには高額な費用がかかるため、最近ではレンタルを選択する方が増えています。レンタルならば、さまざまな種類の振袖から気に入った一着を選ぶことができ、サイズや色、柄まで自分に合ったものを見つけることが可能です。また、着付けや小物一式がセットになっていることが多く、準備が簡単で、誰でも手軽に利用できる良さがあります。

この記事では、結婚式で振袖をレンタルする際の流れや選び方、おすすめのコーディネート方法などを紹介します。着物に詳しくない方でも、結婚式での振袖選びに自信が持てるように、ぜひこの記事を参考にしてください。

結婚式で振袖をレンタルする理由

結婚式は、人生で経験する中でも最も華やかなイベントの一つです。女性にとっては、美しい衣装で身を包み、自分の魅力をアピールする絶好の機会でもあります。振袖は、そのような場にふさわしい、伝統と格式を兼ね備えた衣装です。ここでは、振袖の魅力とレンタルするメリットについて解説します。

結婚式における振袖の魅力

振袖は、未婚女性の正装として、結婚式や成人式、また卒業式などの特別な日に着用されることが多い衣装です。結婚式に振袖を着ることを選ぶ最大の理由は、その豊富な色彩と繊細な柄にあります。赤やピンク、水色、紫など、明るく華やかな色から落ち着いた色合いのものまで、幅広い候補から選ぶことができます。また、写真映えも抜群ということも見逃せません。

女性が振袖を着ることで、結婚式の雰囲気をよりいっそう華やかにし、素晴らしい時間を創り出すことができます。また振袖は、帯や草履、バッグなどの和装小物とのコーディネートも楽しみの一つで、それも記憶に残るすてきな体験となることでしょう。

振袖をレンタルするメリット

振袖をレンタルする最大のメリットは、コストパフォーマンスの高さにあります。購入すると、数十万円から数百万円という高額な出費が必要ですが、レンタルならばそれよりも格安な費用で済みます。またレンタル店では、サイズ調整や着付け、クリーニングなどのサービスを一貫して提供している場合が多いため、準備や後片付けの手間を大幅に削減できるというメリットもあります。

さらに、レンタルならではの魅力として、豊富な種類から自分に合った振袖を選べることが挙げられます。流行のデザインや色、古典的なものからモダンなスタイルまで、幅広い選択肢の中から選ぶことができます。結婚式のテーマや自分の好みに合わせて、最適な一着を見つけることが可能です。

アンティークきものレンタルゆめやでは、振袖・留袖・訪問着・付け下げなど多彩な着物をご用意しています。着物選びに迷った際は、熟練のスタッフがふさわしい装いやコーディネートをご提案いたします。まずは店舗にご来店いただき、お気軽にご相談ください。

振袖をレンタルする流れと準備

振袖をレンタルするには、いくつかのステップがあり、事前の準備が必要になります。ここでは、レンタルの流れと結婚式前に必要な準備について詳しく解説します。

レンタル予約のステップ

振袖のレンタルをスムーズに進めるためには、事前の予約が欠かせません。結婚式の日程が分かったら、早めにレンタル店を訪れることをおすすめします。レンタルの流れは以下の通りです。

  1. 店舗選び:結婚式に合った振袖を取り扱っている、信頼できる店舗を探します。店舗の評判や体験者の感想などを調べ、取り扱っている振袖の種類や価格帯を事前に調べておくと良いでしょう。
  2. 来店予約:人気の店舗では、結婚式シーズンには予約が集中します。事前に来店予約をしておくことで、スムーズに試着や相談ができます。
  3. 試着と選択:振袖、帯、小物などを実際に試着し、自分に合ったスタイルを選びます。この時、専門のスタッフからのアドバイスが非常に役立ちます。
  4. レンタル契約:気に入った振袖が見つかったら、レンタル契約を結びます。レンタル期間、料金、クリーニング費用など、契約内容をしっかりと確認しましょう。
  5. 最終フィッティング:結婚式の数週間前には、最終的なフィッティングを行います。この時に小物の最終選定も行い、全体のコーディネートを完成させます。

結婚式前の下見と試着の重要性

結婚式で振袖を美しく着こなすためには、事前に店舗の下見をし、試着してみることが非常に重要です。下見をすることで、振袖の色や柄、サイズ感を確認できるだけでなく、レンタル店の雰囲気やスタッフの対応もチェックできます。試着を重ねることで、自分に最も似合う振袖を見つけることができますし、着用時の快適さや動きやすさも確認できます。

振袖レンタルの流れと準備をしっかりと行い、快適に一日を過ごすための準備をしましょう。

結婚式用の振袖の選び方

結婚式に参列するために、どんな振袖を選ぶかは非常に重要な課題です。多くの候補となる振袖から自分に合った一着を見つけるのは、知識がないと難しいかもしれません。ここでは、サイズとスタイルを中心に、結婚式用の振袖の選び方を解説します。また、和装小物の選び方とコーディネートについても触れます。

サイズとスタイルで選ぶポイント

振袖を選ぶ際、最も重要なのはサイズとスタイルです。サイズが合わないと、どんなに美しい振袖でもその魅力を十分に発揮することはできません。また、スタイルによって振袖の印象は大きく変わります。ここでは、サイズ選びの基本と、スタイルに応じた振袖の選び方を解説します。

サイズ選びの基本:

  • 身長と体型を考慮:振袖選びでは、身長はもちろん、体型も重要な要素です。レンタルの場合、多くの店舗にはさまざまなサイズの振袖が用意されています。事前に自分のサイズを正確に測っておくと、試着時にスムーズに選ぶことができます。
  • 裾の長さ:振袖の裾は、足首が隠れる程度の長さが理想です。長すぎると歩きにくくなり、短すぎると振袖としての美しさが損なわれるので、理想のサイズを選ぶことが大事です。

スタイルに応じた選び方:

  • 色と柄の選択:結婚式の雰囲気や自分の好みに合わせて、色や柄を選びましょう。古典的な柄からモダンなデザインまで、振袖には幅広い選択肢があります。明るい色は華やかさを、深い色は落ち着いた印象を与えます。
  • 式の場所:結婚式の場所によっても、適した振袖のスタイルが異なります。例えば、格式高い神社での結婚式では、伝統的な柄の振袖が適しています。ホテルでの結婚式では、モダンなデザインの振袖が映える場合もあります。

菜の花色に花菱立涌、鳳凰孔雀の振袖」菱模様を背景に上前に鳳凰、後裾に鶴、右肩に孔雀を描いた五つ紋付きアンティーク色振袖です。花丸紋や松竹梅、菊といった吉祥柄が所狭しとあしらわれ、手刺繍や金彩で彩った豪華な一枚。格式高い場所での結婚式にも、自信を持ってお召しいただけます。

波打つ水面に扇・牡丹・菊・橘の五つ紋付色振袖」爽やかな水色の地に檜扇や波、花丸紋を描いた五つ紋付きアンティーク色振袖です。繊細な手刺繍や煌めく金駒刺繍がたっぷりと施され、光を受けると華やかな立体感が際立ちます。格式高い神前式から気軽なガーデンウエディングまで、式の形式を問わずお召しいただけます。

白地に大きなバラの総絞りの色振袖」大きなバラを総手絞りで表現した、現代物の色振袖です。白地に赤・紫・青のバラが咲き誇り、特別感のある振袖姿を叶えます。和洋折衷のデザインにより、洋テイストの結婚式にもマッチします。

和装小物の選び方とコーディネート

振袖をさらに引き立てるために、和装小物の選び方とコーディネートが重要です。和装小物には、帯、草履、帯締め、帯揚げ、扇子などがあり、これらを振袖と上手に組み合わせることで、よりいっそうの美しさを演出できます。

和装小物選びのポイント:

  • 帯の選び方:帯は振袖の印象を大きく左右するアイテムです。振袖のデザインがシンプルな場合は、華やかな帯を選ぶとバランスがとれます。逆に、振袖が華やかな場合は、シンプルな帯がおすすめです。
  • 草履とバッグのセット:草履とバッグはセットで選ぶと統一感が出ます。色や柄を振袖や帯に合わせて選ぶと、全体のコーディネートができます。

コーディネートのコツ:

  • 全体のバランスを考える:小物を選ぶ際は、振袖全体のバランスを見ながら決めましょう。色や柄が多すぎるとごちゃごちゃして見えるため、統一感を持たせることが大切です。
  • アクセントになる小物を一つ:コーディネートにアクセントとなる小物を一つ加えると、全体が引き締まります。例えば、色鮮やかな帯締めや、目を引くデザインの扇子などがおすすめです。

ゆめやの振袖トータルコーディネートをご紹介します。「たまご色に刺繍丸紋、鳳凰獅子の振袖」たまご色の地に唐草模様を描き鳳凰や孔雀、唐獅子や花を丸紋で表現したアンティーク色振袖です。全ての丸紋は総手刺繍で表され、絹糸ならではの滑らかな光沢とダイナミックな立体感をもたらしています。七宝柄を織り出した帯を締め、帯締めと帯揚げは鮮やかなピンク色でまとめて現代的な要素を加えました。古典美と手仕事の粋を堪能できる、極彩色のコーディネートです。

結婚式での振袖選びでは、サイズやスタイルをしっかり考え、和装小物でさらに美しさを引き立てるようにして、忘れられない一日を演出しましょう。

振袖のレンタル料金とサービス内容

結婚式に参列するために振袖一式をそろえるには、それなりの費用がかかります。振袖のレンタルは、コストを抑えつつも、その日にふさわしい装いをかなえる手段として注目されています。ここでは、振袖のレンタル料金の相場と、予算を抑えるための方法について詳しく解説します。

レンタル料金の相場とサービス内容

振袖のレンタル料金は、セット内容やレンタル期間、振袖の品質やデザインによって大きく異なります。結婚式用の振袖のレンタル料金の相場は、一般的に、フルセットで5万円から50万円程度です。フルセットには、振袖本体のほかに、帯、草履、バッグ、帯締め、帯揚げ、重ね衿、そして着付け小物一式が含まれています。また、着付けサービスや当日のヘアセット、メイクアップサービスがセットになっている場合もあります。通常、料金にはクリーニング代も含まれているため、返却時に追加料金が発生することはありません。

コストを抑えるためのアドバイス

結婚式で振袖をレンタルして着用する際に、コストを抑えるためにできることがいくつかあります。まず、早めの予約を心がけましょう。早期予約割引を提供しているレンタル店も多く、人気の振袖を手頃な価格で借りられる可能性が高まります。また、結婚式のオフシーズンに振袖をレンタルすると、料金が割安になることもあります。さらに、必要最低限のアイテムのみをレンタルし、自宅にある和装小物を活用することも一つの方法です。例えば、家族から受け継いだ帯や草履を使用することで、レンタル料金を抑えることができます。また、複数のレンタル店を比較検討することも重要です。料金だけでなく、提供されるサービスやセット内容、キャンセルポリシーなどをしっかりと確認し、最もコストパフォーマンスの高い選択をしましょう。

ゆめやの「振袖レンタルプラン」は、2月~12月限定の特別プランです。お選びいただいた振袖に合わせて帯・帯締め・帯揚げ・重ね衿・草履・バッグなどの衣装小物を、着物に精通したゆめやのスタッフがトータルコーディネートいたします。ご指定の住所への配送料と、レンタル一式の返送料込みの安心価格です。「遠方だけどゆめやのアンティーク振袖を着たい」「アンティーク振袖で地元の結婚式に出席したい」など、気軽にアンティーク振袖を楽しみたい方におすすめのプランです。

結婚式での振袖着用の特徴とエチケット

華やかな結婚式というイベントで、振袖を美しく着こなすためには、立ち居振る舞いやマナーを守ることが重要です。振袖を着用したら、その日の主役である花嫁をはじめ、参列者にも敬意を払い、適切な挨拶や所作を心掛けましょう。

正しい振袖の着用方法

振袖を、正しく美しく着付けるためには、専門の知識が必要です。自分で着るのが難しい場合は、プロの着付け師に依頼するのが一般的です。着付けでは、体型の補正の仕方や衿の合わせ方、帯の結び方や小物の使い方が振袖の印象を大きく左右します。特に、帯結びは振袖の華やかさを引き立てる重要なポイントです。

振袖を着る際には、和装小物のコーディネートも忘れずに。草履やバッグ、帯締めや帯揚げなど、振袖に合わせた小物を選ぶことで、よりいっそうの華やかさを演出できます。また、髪型やメイクも和装に合わせて、トータルでコーディネートすることが大切です。

結婚式における和装のマナー

結婚式で振袖を着用する際には、和装特有のマナーも知っておく必要があります。振袖は正式な場にふさわしい格式の高い装いであるため、礼儀や所作も正しく振る舞うことが求められます。例えば、振袖の袖は長いため、動作によっては他人や物に触れてしまうことがあるので、静かに落ち着いて行動することが大事です。

また、結婚式の場では、振袖を着た姿での正しい座り方もマナーの一つです。畳の上では正座が基本ですが、長時間の正座は体に負担がかかるため、時には足を少し伸ばして楽な姿勢を取ることも許されます。ただし、その際には振袖の裾を傷めないように注意しましょう。

結婚式での食事においても、和装のマナーを守ることが大切です。食事中は振袖の袖が食器に触れないように気をつける、箸の使い方に注意するなど、細かな心遣いが求められます。

結婚式で振袖を着用することは、日本の美しい文化と伝統を体現する行為です。正しい着用方法とマナーを守ることで、結婚式の一日をよりすてきなものにすることができます。

まとめ

結婚式に参列するために振袖をレンタルすることは、華やかなイベントを彩るのにふさわしい素晴らしい選択です。この記事が、結婚式で振袖をレンタルしようと考えている方にとって、有益な情報源となり、素敵な一日を迎えるためのお手伝いができれば幸いです。ぜひ、じっくりと時間をかけて、自分にとって最適な振袖を見つけてください。そして、結婚式の一日を心から楽しんでいただけることを願っています。

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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