帯締めイメージ

【初心者必見!】着付けに必要なものは?おすすめアイテムと情報まとめ

はじめに

日本の伝統的な美しさを代表する「着物」。色や柄、シーンに合わせたコーディネートが楽しめることで、多くの女性たちにとって、特別な日の装いとして、また日常のおしゃれとしても愛されています。

ですが、初めて着物を着る際には、どんなアイテムが必要なのか、どのような結びや合わせ方をすれば良いのか、初心者の方には少しハードルが高く感じることもあるかと思います。

この記事では、そんな着物初心者の方に向けて、着付けに必要なアイテムから、おすすめの小物やコーディネートのポイントなど、基本的な情報を豊富に紹介していきます。また、普段から着物を楽しんでいる方も、新しい結び方や小物の選び方など、きっと新しい発見があるかと思います。

日本の伝統的な装い、着物とは

着物は、日本の伝統的な服装として知られていますが、実はその形や色、柄などにはさまざまな種類やバリエーションがあります。振袖、訪問着、留袖といった華やかなものから、カジュアルに楽しめる浴衣や小紋まで、シーンや気分に応じて選べるのが魅力です。

また、特定のイベントやシーンでの着用をイメージする方も多いでしょう。例えば、成人式での振袖や、結婚式での留袖、卒業式での袴、そして夏のお出かけには浴衣。それぞれのシーンにふさわしい着物があり、それを選ぶ楽しみは格別です。

もちろん、着物一つでその魅力を引き出すことは難しいです。帯や小物との組み合わせ、そして着付けの技術が大切になってきます。初めての方は、特に帯の結び方や、コーディネートの仕方など、少し不安に思うことも多いはず。そんな時は、着付け教室や専門店でのアドバイスを活用するのもおすすめです。

この記事でわかること

この記事を読めば、着物を着る際の基本的な知識や、おしゃれを楽しむポイントを押さえることができます。特に、初心者の方にとっては、どんなアイテムが必要なのか、またそれらのアイテムの役割や選び方、使用の際のポイントなど、実際に着物を着る上での疑問や不安を解消できる情報が豊富に盛り込まれています。

具体的には、帯や帯締め、帯揚げなどの基本的なアイテムの紹介から、足袋や草履、バッグといった小物の選び方、そして実際の着付けの際のコツやポイントなどを詳しく解説しています。また、着物の種類やシーンごとのコーディネートのおすすめなど、より深く着物を楽しむための情報も紹介しています。

この記事を参考にして、あなたも日本の伝統的な美しさ、着物の魅力を存分に楽しんでみてください。

着物のカテゴリーとその特徴

日本の文化に欠かせない「着物」。美しく、伝統的な日本の衣装ですが、その種類やシーンに応じた選び方には奥が深いです。ここからは、着物の主要なカテゴリーとその特徴、そしてどんな場面でどの着物を選ぶと良いのかを紹介します。

振袖: 成人式での主役の装い

振袖」は、長い袖が特徴的な着物です。成人式や結婚式など、人生の節目の日に着ることが多いですね。豊富な色や柄があり、華やかで美しいものが多いので、主役をきっと美しく彩ってくれます。

帯や小物、草履やバッグ、そして帯締めや帯揚げといったアイテムとのコーディネートも楽しみの一つ。特に、帯の結び方や小物の選び方にこだわると、さらにおしゃれな着こなしが楽しめます。初心者の方でも、良いお店や教室を利用すれば、きっと素敵に着こなせるはずです。

アンティークきものレンタル ゆめや は、大正時代から昭和初期にかけての着物を取り扱うレンタルショップです。逸品ぞろいのコレクションの中から、おすすめの振袖を紹介させてください。

近年は単色の振袖が人気とのこと。ゆめやにもご用意しています。「エンジ色の縮緬に菊と桜の織り柄の色振袖」は、エンジ色に菊や桜の織り柄が浮き出た縮緬の振袖です。裾回しが抹茶色なので、コントラストが効いていて、モダンにも、大正ロマン風にも着ることができますよ。ブーツも似合うでしょう。

訪問着: フォーマルな場の選択

訪問着は、振袖よりも少し控えめながら、フォーマルな場での着用に適しています。結婚式のゲストやお子さんの入学式、お茶席など、正式な場所での着用がおすすめです。訪問着は、柄や色が豊富で、自分の好みやシーンに合わせて選ぶことができます。

帯や草履、バッグといった小物との合わせ方も楽しみの一つ。袋帯という帯と合わせるのが一般的です。細やかな刺繍や織り柄が特徴的で、エレガントにコーディネートすることができます。

ゆめやの訪問着は、シーンやお立場に合わせてしっかりと分類しています。かんざし/髪飾りを除く小物がフルセットでレンタルできますので、安心してお選びください。

袴: 卒業式や入学式の華やかな一日に

は、成人式や結婚式、卒業式などの特別な日に着る着物です。振袖や訪問着の上から袴を穿く、卒業式などでよく見かけるスタイルですね。

特に、着物と袴の合わせがポイントです。袴の色や柄、そして草履やブーツ、さらには帯締めや帯揚げなどの小物とのコーディネートを楽しむことができます。まとめてレンタルすることもできるので、初めての方でも安心です。

ゆめやの袴ファッションは、ゆめやの卒業式で特集しています。着物と袴を別々にレンタルしていただくシステムなので、お気に入りの色・柄・サイズをお選びください。

その他のカテゴリー: 浴衣や小物など

夏のイベントには「浴衣」が欠かせませんね。カジュアルで気軽に着れるのが特徴。夏祭りや花火大会での着用が一般的です。柄や色は多岐にわたり、シンプルからポップなものまで様々です。

半衿は、長襦袢の衿に付ける小物。素材や色、デザインが豊富で、コーディネートのアクセントとしても楽しめます。また、帯や帯締め、帯揚げといった小物も、着物のコーディネートに欠かせないアイテムです。

以上、着物のカテゴリーとその特徴について紹介しました。着物は、シーンや好み、そしてコーディネートによって、様々な魅力を持っています。自分らしい着物を選び、日本の美しい文化を楽しんでください。

着付けに必要なアイテム一覧

基本のアイテム: きもの、帯、足袋など

着物は日本の伝統的な衣服で、私たち女性にとって特別な日のための格別な服装の一つです。そんな着物を美しく着るためには、基本のアイテムが必要です。まず、最も基本的なのは「着物」自体。種類は豊富で、普段着としての小紋からお祝い事などフォーマルの席で着る振袖、訪問着、留袖などがあります。

次に、「」。帯はきものの印象を大きく変える要素です。種類も豊富で、名古屋帯や袋帯などがあり、柄や色、結び方で様々なコーディネートが楽しめます。また、美しく帯を結ぶための「帯締め」や「帯揚げ」も忘れずに。

そして、足元を飾る「足袋」と「草履」。足袋は白のものが一般的ですが、カジュアル向きに刺繍や柄のあるもの、色付きのものなどもあります。草履はシーンによって変わります。例えば、成人式や結婚式といったフォーマルな場では、金系や銀系などの華やかなデザインのものを選ぶと良いでしょう。

左から、礼装用、振袖用、花嫁用となります。花嫁さんの草履成人式振袖の草履訪問着の草履卒業式の草履などジャンルごとにおすすめの草履をご紹介していますので、お召しになる着物から、草履のカテゴリーをご覧ください。

便利な小物たち: 補正用の道具や飾りのアイテム

着物を着る際には、美しく見せるための補正や固定を助ける小物たちも必要です。これらのアイテムは、きちんとした着付けをする上で欠かせません。

腰紐」は、きものの腰の位置を固定するためのもの。通常、着物の着付けには2本を使用します。長襦袢や補正にも使いますので、5本程度準備しておくと良いでしょう。そして、「帯枕」や「帯板」は、帯を美しく結ぶためのサポートアイテム。帯の形を綺麗に保つために用います。また、「コーリンベルト」は衿の崩れを防ぎます。

伊達紐」は、おはしょりをきれいに整えるためのアイテム。また、「肌襦袢」と「長襦袢」は、着物の下に着る下着。特に夏の汗対策や冬の防寒対策として役立ちます。また、着物の柄や色を綺麗に見せる役割も。

そして、忘れてはならないのが「帯揚げ」と「帯締め」。これらは帯を彩るアイテムで、着物の印象をガラリと変えることができます。特に、帯締めは「帯留め」という、陶器やビーズ、ガラスなど、さまざまな材質のもので作られた飾りを通して、よりカジュアルに、自分らしく楽しむこともできます。

以上、着付けに必要なアイテムの一覧とおすすめのアイテムを紹介しました。きものを着る際は、これらのアイテムをしっかりと準備して、美しく着こなしてくださいね。

着物レンタルのメリットとおすすめ店舗

レンタルの魅力とは? 初心者や特別な日の強い味方

みなさん、着物を着たいけれど、どんな種類を選ぶべきか、どのようにコーディネートすればいいのか、振袖や訪問着、留袖といった違いは何なのか…と、頭を悩ませたことはありませんか? そんな時、レンタルはとても便利です。

レンタルの一番の魅力はやはり「必要な時に必要なものを選び取ることができる」点です。例えば、成人式や結婚式、卒業式など、特別な日に特定の着物を着る機会があると思います。ですが、これらのイベントは一生のうち数回しかないため、着物を購入するのは少しもったいないと感じる方も多いでしょう。

レンタルの場合は、豊富な種類から自分の好みやシーンに合わせて、最適な着物を選ぶことができます。さらに、帯や小物、草履やバッグといったアイテムもセットでレンタルすることができるので、初心者の方でも気軽に着物を楽しむことができます。

アンティークきものレンタル ゆめや の着物も、かんざし/髪飾り以外の小物を全てセットした価格を設定しています。コーディネートはゆめやの熟練スタッフにおまかせいただくほか、山梨店・東京店での試着の際にお選びいただくこともできます。

また、着付けは一般的に難しく感じるかもしれません。特に帯の結び方や衿の整え方、半衿や帯締め、帯揚げなどの小物の使用方法にはコツが要ります。レンタルの場合は、プロの方が着付けをしてくれる店舗もあるため、美しく着こなすことが可能です。帯の結び方や小物の使い方を学ぶ良い機会とも言えますね。

ただし、自分のサイズに合った着物を選ぶことや、事前に予約をすることが大切です。また、あくまでレンタルですので、汗や汚れに注意しながら楽しんでくださいね。

着物にまつわる豆知識とこだわり

着物の選び方と帯のおしゃれな結び方

着物を選ぶ際には、まずはシーンを考えることが大切です。成人式や結婚式ならば、振袖や留袖、訪問着といった華やかなものを選ぶことがおすすめ。一方、カジュアルな場所や普段使いならば、小紋や紬といったシンプルなデザインのものが良いでしょう。

また、帯の選び方もポイント。帯は着物のアクセントとして大切な役割を果たしています。名古屋帯や袋帯、幅広の変わり帯など、多くの種類があります。シーンや着物の柄と合わせて、自分の好みの帯を選ぶのが楽しみの一つですね。

さて、着物を着る上で欠かせないのが「着付け」。特に、帯の結び方はその日のコーディネートを左右します。一般的な結び方から、少し変わったおしゃれな結び方まで、さまざまな方法があります。自分のスタイルに合わせて、気軽に楽しんでみてくださいね。

成人式や結婚式での失敗を防ぐポイント

大切な日の成人式や結婚式。その日のために選んだ着物を美しく着こなすためには、いくつかのポイントを覚えておくと安心です。

まず、事前の準備が大切。着物や帯だけでなく、小物も忘れずに用意しましょう。草履やバッグ、帯締めや帯揚げ、紐や足袋など、細かいアイテムが豊富に存在します。これらを合わせることで、一層おしゃれなコーディネートが完成します。

次に、着崩れを防ぐためのアイテムもおすすめ。特に、腰紐や伊達締め、帯板などは、着物をしっかりと固定し、長時間美しく着ているための強い味方となります。

また、当日は緊張しがち。ですが、落ち着いて、自分のペースで準備を進めることが大切です。事前に着付けの練習をしておくと、当日もスムーズに進められるでしょう。

最後に、気になる汚れやシワは事前にしっかりとケアをしておきましょう。汚れによっては、お手入れの納期が1カ月以上かかることもありますので注意しましょう。美しい着物をさらに引き立てるための工夫と心構えで、大切な日を迎える準備はばっちりですね。

以上、着物の基本的な知識や選び方、失敗を防ぐポイントをご紹介しました。

まとめ

着物や着付けの魅力を再確認

着物は、その歴史的背景とともに、日本の美意識や文化が織り込まれているアイテムです。一般的には結婚式や成人式など、特別なシーンでしか着る機会がないと思われがち。ですが、実はカジュアルなシーンで楽しむこともできるんですよ。

近年、ファッションとしての着物も注目を集めています。小物や帯、草履やバッグの選び方一つで、その日の気分やシーンに合わせてコーディネートを楽しむことができます。

そして、着付け。最初は難しそうと感じるかもしれませんが、練習を重ねることで、自分の体型や好みに合わせた着付けができるようになります。帯の結び方や、帯締めや帯揚げの色と柄の組み合わせなど、細かいポイントにこだわりを持ちながら、自分らしいスタイルを見つけるのも着付けの楽しみの一つです。

季節やシーンに合わせて最適な選択を

季節やシーンに合わせて、最適な着物や小物を選ぶのはとても楽しいですね。例えば、夏には涼しげな浴衣や薄手の着物、秋には少し温かみのある色や柄のものを選び、冬には防寒対策として裏地のしっかりとした着物を選ぶなど、季節の変わり目ごとに新しいコーディネートを楽しむことができます。

また、シーンによっても選び方は変わってきます。カジュアルなデートの際には、気軽に着こなせる小紋や紬を選び、友人の結婚式や特別なイベントでは、華やかな振袖や訪問着を選ぶといいでしょう。

そして、どんなシーンであっても、帯や小物、バッグや草履との組み合わせを工夫することで、一層おしゃれな着こなしを楽しむことができます。

それでは、これからの日々、着物や着付けを楽しんで、自分らしいスタイルを見つけてくださいね。

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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