お宮参りイメージ

【パパ必見】男性向けお宮参りの服装 | スーツの選び方解説父親編

はじめに

お子さまの成長の一歩をお祝いする「お宮参り」。赤ちゃんの健やかな成長を神社で祈祷してもらうこの大切な儀式に、どのような服装を選ぶべきか、悩むパパたちも多いのではないでしょうか。

お宮参りとは

「お宮参り」とは、新しく家族に加わった赤ちゃんの無事な成長や幸せを神様に祈願する行事です。多くの場合、生後30日前後の赤ちゃんを神社に連れて行き、神職の方に特別な祈祷をしてもらいます。

また「お食い初め」などを行う100日祝いも、お宮参りとは別に行われることがあります。

もともとは、生まれた赤ちゃん、お父さま、父方のお祖母さまが、お父さまがお生まれになった地域の神社へ参拝するものでしたが、時代や家族構成の変化もあり、現代ではお母さまを始め大勢で参拝なさることが多いようです。お母さまは産後間もない体ですので、体調を第一に考えて、無理のない日程を組まれてくださいね。

神社での祈祷は赤ちゃんの安全や健康を祈るだけでなく、家族全員の幸せや繁栄も祈願しましょう。

お宮参りの服装は、その神社のしきたりや、参拝する時期・季節によって異なる場合がありますが、基本的には和装やフォーマルな洋装が選ばれることが多いですね。特に、初めてのお宮参りとなる赤ちゃんの祝い着選びには気を使うママも多いのではないでしょうか。

本記事のポイント

この記事では、お宮参りの服装について、特に「男性」を中心に詳しく解説します。どのようなスーツが良いのか、ネクタイの色やデザインは? 季節ごとのポイントや、お宮参りでNGとされる服装についても触れていきます。

また、ママや祖父母さまとのコーディネートの参考になる情報も紹介します。お宮参りの日は家族みんなでの記念写真を撮ることが多いので、全員がおしゃれに、そしてふさわしい服装で臨めるように、この記事を参考に準備をしていただけたら嬉しいです。

また、着物に関する基本的な知識や、どのように選ぶと良いのか、マナーなども触れていきます。着物に馴染みのない方でも、この記事を読むことで、お宮参りに関する情報がしっかりとつかめるはずです。

お宮参り服装の基本

では、具体的にどんな服装が適しているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

お宮参りでのマナーとは

お宮参りは、赤ちゃんの初めての公の場。主役はもちろん赤ちゃんですが、ママやパパ、そしてご家族もその大切なシーンに参加します。適切な服装を選ぶことは、神社でのマナーの一つと言えます。

赤ちゃんには、伝統的な「産着」や「ベビードレス」が一般的です。これらは、お祝いの気持ちを込めて特別に選ぶもの。

ママは、訪問着や色無地のような正式な着物を選び、パパはフォーマルスーツやダークスーツが無難です。祖父母さまや他のご家族は、少しカジュアルでも構いませんが、清潔感を意識して、神社の雰囲気に合わせた服装を心がけましょう。

男性の正装の基本

男性の正装として一番無難なのは、ダークスーツです。黒や濃紺、グレーなどの落ち着いたカラーを選び、シャツとネクタイは無地やストライプ、シンプルなデザインが良いでしょう。シャツは白が基本ですが、淡いカラーやストライプもOKです。

ネクタイの色や柄は、スーツやシャツとのバランスを考えて選びましょう。靴下は黒や濃紺など、スーツの色に合わせて選ぶとバランスよくまとまります。

ただ、ブラックフォーマルは避けるようにしましょう。お宮参りは祝いの席ですので、あまり堅苦しくなりすぎると、雰囲気が硬くなってしまうかもしれません。ブラックスーツの場合は、ネクタイやポケットチーフを華やかな色にしましょう。

季節ごとの服装の違い

夏の場合は、赤ちゃんは暑さを感じやすいため、薄手の素材や涼しげなデザインの産着やベビードレスを選ぶのが良いでしょう。ママやパパも、汗をかきやすい季節ですので、素材や色を工夫して、涼しさを保ちつつも、正装を保てるようにしましょう。

冬は逆に、赤ちゃんを暖かく保つことが必要です。あたたかみのある素材の産着や、重ね着を考慮したベビードレスがおすすめ。ママやパパも、コートや羽織物を利用して、暖かく、そして品のあるスタイルを心がけてください。

いずれの季節も、お宮参りは外での行事が多いため、天気や気温を確認し、適切な服装を心がけることが大切です。

おすすめのスーツ選び

さて、着物や袴など、和装が主役の行事は多いですが、洋装での参加も増えてきていますよね。特に、成人式や卒業式、またはビジネスの場などでスーツは必須アイテムとなります。スーツ選びには、さまざまなポイントが存在します。

ビジネススーツ vs フォーマルスーツ

ビジネススーツとフォーマルスーツ、この二つの違いをご存じですか?

ビジネススーツは、日常のビジネスシーンで着用されるスーツのこと。ダークスーツやグレーなど、比較的シンプルで無難なカラーが主流です。一方、フォーマルスーツは、結婚式や成人式など、特別な場面での着用を想定しているスーツのこと。華やかなデザインや色彩が特徴となっています。

また、ビジネススーツは、ジャケットやシャツ、ネクタイなどを合わせることで、キチンとした印象を持たせることがポイント。フォーマルスーツの場合は、主役を盛り立てるような華やかさが求められるので、アクセサリーや小物選びも重要になってきます。

カラーバランスのコツ

スーツの色選びは、迷いますよね。特に初めてのスーツ購入の場合は、どんな色がいいのか、どの色が多くの場面で使えるのかなど、悩んでしまいます。

基本的に、ダークブルーやグレー、ブラックなどの落ち着いたカラーはビジネスシーンに適しています。1着持っていると便利です。一方、ピンクや淡いブルーなどの明るい色や柄物は、カジュアルな場面や特定の行事向けとなります。

また、季節によってスーツの色を変えるのもおすすめです。夏にはさわやかなライトグレーや淡いブルー、冬には温かみのあるダークカラーを選ぶと、季節感を楽しむことができますよ。

ネクタイや小物の選び方

ネクタイの色とデザイン

お宮参りは、赤ちゃんの成長と健やかな未来を祈願する大切な行事です。そのため、家族の服装もその意味をしっかりと込めて、心をこめて選びたいものですね。特に、パパのスーツのアクセントとして映えるネクタイは、選び方に少し気を使いたいところ。赤ちゃんの着物の色や柄とも調和する色を選ぶことがポイントです。

基本的に、ダークスーツやフォーマルスーツを着用する際は、落ち着いたカラーのネクタイがおすすめです。濃紺、グレーなどの無地やストライプのものは、フォーマルな場面にふさわしいとされています。ですが、この日は赤ちゃんが主役。派手すぎる色やデザインは避け、淡い色やシンプルなデザインのものを選ぶのが良いでしょう。

また、季節によってネクタイの色や素材を変えるのも一つの方法。夏は涼しげなブルーやピンク、冬は暖かみのある色を選べば、季節感も出せるのでおすすめです。

お参りの際の小物の選び方

神社でのお宮参りの際は、着物やスーツだけでなく、小物選びも大切です。ママが着物を選ぶときや、パパがスーツを選ぶときにも、コーディネートの一部として小物を意識することで、全体のバランスがより良くなります。

シャツの袖口に留めるカフスボタンや、スーツの上から羽織るコートなど、小物もしっかりと選ぶことで、家族の服装がより一層引き締まります。特に、冬のお宮参りでは、コートの選び方やマフラーの色選びもポイントとなります。

また、赤ちゃんの帽子や、パパ・ママの靴や靴紐なども注意深く選びたいもの。特に、靴は滑りにくいものや、しっかりと足を支えるものを選ぶと、安心してお参りができます。

ワンポイントで差をつけるアイテム

お宮参りの服装や小物選びでは、ワンポイントで差をつけたいですよね。そんな時に特におすすめなのが、家族で統一感を出すアイテムです。例えば、家族みんなで同じ色の靴や、赤ちゃんのベビードレスや産着の色に合わせたママのアクセサリーなど、ちょっとしたアイテムで統一感を出すことができます。

また、家族写真では統一感のある服装や小物が映えるので、写真撮影においてもおすすめです。近年ではお宮参りはしないけれど写真撮影だけは行う、というご家庭も。いずれにしても写真撮影では赤ちゃんが主役なので、あまり主張し過ぎないように気をつけつつ、全体のバランスを考えることが大切です。

スーツやネクタイを画像でご紹介したいところですが、ゆめやは着物が専門のため、しっくりと来る画像を持ち合わせておりません。そこで、「和装ならこんな感じ」というご紹介の仕方をさせてください。

昔々は、お父さまは黒紋付羽織袴で参拝なさったようですが、現代では、主役である赤ちゃんが正装。お父さまは主役を支える服装、となっています。黒紋付ではなく、着物のアンサンブルに袴を穿くスタイルか、着流しに羽織のイメージです。

明るい紺色に亀甲の大島紬アンサンブル・袴付き」をご覧ください。ある程度きっちりとしたコーディネートですね。洋装ですと、派手ではないスーツに、少し華やかなネクタイという感じです。あまりにラフな格好では、神社さまに失礼になってしまいますので、適度にカッチリとした服装でお出かけくださいね。

着流しですと、「鼠色の正絹紬のきものとひげ紬の羽織のアンサンブル」のようになります。袴よりも、もう一段カジュアルな和装です。ただ、袴を穿かないのは普段着ですので、厳密に申しますと、神事としてはマナー違反です。古い格式のある神社や、ご年配の方といっしょに参拝なさる場合は、和装についてあらかじめご相談なさることをおすすめいたします。

のんびり参拝なら、着流しの男性もチラホラいらっしゃいますよ。洋装でいうと、襟付きのカジュアルシャツにノーネクタイで、ジャケットとパンツでしょうか。和装としてはラフな着こなしです。

ゆめやのお宮参りの中の、「お父さま向け」に、黒紋付羽織袴から、アンサンブルに袴、着流しに羽織まで、各段階を取り揃えています。お宮参りの雰囲気や参拝先に合わせてお選びください。

もちろんお父さまの着物に限らず、主役である赤ちゃんのお宮参り用のレンタル産着も各種取り揃えております。記事とともにぜひご覧になってくださいね。

NGな服装とは

お宮参りは赤ちゃんの健やかな成長を願う行事であり、その主役はもちろん赤ちゃんです。だからこそ、ママやパパ、家族全員がふさわしい服装でその瞬間を迎えたいものです。ですが、中にはお宮参りでNGとされる服装もあるのです。今回はそのポイントをお伝えしましょう。

避けるべき色やデザイン

まず、最も避けたい色として「全体的に黒」を基調とした服装が挙げられます。一般的に、黒は弔事に関連する色とされているため、全身真っ黒にするのは、お祝いの場では適していないとされています。黒いスーツの場合は、ネクタイやポケットチーフを華やかな色にしましょう。

かと言って、派手すぎるのもNGです。派手な柄やデザインのスーツは着ないようにしましょう。赤ちゃんが主役であることを忘れず、落ち着いた色合いやシンプルなデザインがおすすめです。

タイミングによっては暑い夏や寒い冬のお宮参りもありますが、過度にカジュアルな服装や露出が多い服は避けた方がよいでしょう。Tシャツやカジュアルなシャツは、神社での儀式としては少しカジュアルすぎる印象を与えかねません。一方、冬の寒さ対策としてダークカラーのコートを選ぶ際は、その下の服装を落ち着いたものにしましょう。

また、靴選びもポイントです。過度にカジュアルなスニーカーや鮮やかな色のヒールは避け、落ち着いた色の靴がおすすめです。

お宮参りのマナー違反とは

お宮参りは赤ちゃんのためのお祝いです。そのため、派手な服装や、場の雰囲気に合わないカジュアルな服装は避けるべきです。また、神社の敷地内では、シンプルで落ち着いた服装が求められます。

もちろん、自分らしさを大切にするのは素敵なこと。ただ、この日は赤ちゃんの大切な日。家族みんなで赤ちゃんを祝う気持ちを忘れず、その場の雰囲気やマナーを意識しながら、ふさわしい服装を選びましょう。

アレンジとしてはNGなもの

お宮参りの際に、特に女性は髪型やアクセサリーでアレンジを楽しみたい気持ちもわかります。ですが、やりすぎると場の雰囲気に合わなくなってしまうことも。特に、大きなピアスや派手なネックレスは控えるようにしましょう。また、髪につけるアクセサリーも、派手なものよりもシンプルなものを選んで、全体のバランスを取るよう心がけるといいでしょう。

髪型に関しても、あまりにも凝ったスタイルや、派手なカラーリングは避けた方が安心です。シンプルなアップヘアや、ナチュラルなダウンスタイルが、この日の雰囲気には合っています。

最後に、香水や化粧の香りについても注意が必要です。神社の中は静かで厳かな空間。強すぎる香りは、他の参拝者や神職に不快な思いをさせてしまう可能性があるため、控えめにしておくとよいでしょう。

パパだけでなく家族の服装も重視

祖父母や兄弟姉妹のコーディネート

家族の中でも特に重要な役割を果たす祖父母さまの服装。和装やフォーマルスーツがおすすめです。お祖母さまは訪問着や付け下げ、淡い色合いの着物を選ぶと、優雅な印象を与えます。お祖父さまは、ダークスーツや羽織るものを選ぶと、落ち着いた印象を持たせることができます。

兄弟姉妹さまの服装は、カジュアル過ぎず、あまり目立たないデザインが適しています。ワンピースやシャツ、ジャケットの組み合わせは、シンプルでありながらもおしゃれな印象を与えることができます。色は淡いカラーや落ち着いた色合いを選ぶと、全体のバランスもよくなります。

家族みんなでのお参りの際の注意点

お宮参りの際に、家族全員の服装のバランスを取ることはとても大切です。全員が和装、全員が洋装、という統一感を持たせるのも一つの方法です。また、色合いを揃えることで、一体感を出すこともできます。

特に、記念撮影を行う場合は、家族の服装のバランスがとても重要です。洋装と和装の組み合わせや、色の取り合わせに気を付け、写真に残る大切な瞬間を、美しく、そして印象的にすることを心がけましょう。

お宮参りの時期や神社のマナーを確認することも忘れずに。例えば、夏場は涼しい素材の着物や洋服を選び、冬場は暖かい衣装を選ぶこと。

また、神社によっては、特定の色や柄を避けるようなマナーがあるかもしれません。事前にしっかりと確認して、家族みんなで心地よくお参りをすることができるようにしましょう。

まとめ

お祝いの行事は、家族の絆を深める大切な時間。お宮参りもその一つとして、赤ちゃんの成長と健やかな未来を祈る大切なイベントとなっています。お宮参りの準備で迷ったときや心配事がある時には、先輩ママや専門店に頼ってみてくださいね。主役の赤ちゃんを祝う気持ちを忘れず、パパやママ、家族全員が楽しめる特別な一日になるよう、準備をすすめていきましょう。

〈参考記事〉
https://www.y-aoyama.jp/aoyama_journal/formal-suit/
https://kimono-rentalier.jp/column/shrine-visit-for-birth/omiyamairi-fukusou-kazoku/

著者情報

ゆめや通信編集部

執筆者

この記事はゆめや通信編集部が執筆しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程を担当・チェックしています。
田村芳子プロフィール画像

監修者 田村芳子

「アンティークきものレンタルゆめや」店主 着物コーディネート・着付け・和裁歴50年余。1985年に「アンティークきものレンタルゆめや」を創業。多くの人にアンティーク着物を着て頂くため、日々接客やコーディネート、着物の手入れを行っています。

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