
ゆめやの婚礼:仏前式・いろはの「は」〜黒引き振袖は着られるの?
振袖には手描きの柄や手刺繍、金駒刺繍がふんだんに取り入れられています。この手作業の細かさや受け継がれてきた技術が、お寺の時代を経た木材や緻密な手作業で作られた装飾物と混じり合い、さらに荘厳な雰囲気を生みだすのですね。
近年は昭和レトロブームがやってきて黒引き振袖が見直され、黒引き振袖から、色引き振袖、引きずらずにおはしょりを取って着付けるなど、花嫁衣裳としての振袖が大注目を集めています。
大人気の黒振袖の中で、ゆめやでも1、2を争う豪華さのきものがこちらです。



手刺繍と手描き友禅、丸に桔梗の五つ紋付きアンティーク黒振袖です。鮮やかな吉祥柄が描かれた紅白幕が張り巡らされ、御所車と鳳凰が手描き、手刺繍されています。身丈が171cmありますので、かなり身長の高い方でも素敵に着こなしていただけます。
打掛と違う最大のポイントは帯が見えることです。打掛は帯の上から羽織りますので帯がまったく見えないのに対し、振袖は帯の豪華さや結び方でも花嫁を華やかに彩ることができます。
髪型も自由ですよ。日本髪を結ってもいいですし、どのような洋髪でも似合います。ふんわり盛り上げたり、サイドに垂らしたりしても可愛らしいです。ぜひご希望の髪型を美容師さんと相談なさってください。

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